ちょっと一言。
-2007年7月14日-
今日は、前回のお約束通り「不動明王様」のお言葉をお伝えします。
不動明王様には、今回お話しして下さる事を前もってお願いしてありますので、早速始めましょう。
「それでは、不動明王様、宜しくお願い致します」そう心の中でお願いしてから、不動明王様に意識を集中させると、
意識の中に、直径数メートル程の範囲(今回は対話なのでこの範囲ですが、除霊や大きな仕事の場合などは、数十メートルに
なったり、富士山くらいになったりと自由自在です)で、赤・オレンジ・黄色(色の多い順)の入り混じった炎が見え、
その中から、のっしのっしと、ゆっくり歩いて来られる方が見えます。 仏像に有る様な、火炎を背負ったお姿の
不動明王様です。 私の前まで来られると、目の前にドカッと座られました。 ゆっくり対話する時は、何時もこうです。
「先生! 今日はワシの話を皆に聞かす日だったな」という言葉で、お話しが始まりました。
まあ、色んな人が先生の所に相談に来るが、まあ霊障を受けている人が多いもんじゃ。 今の世の中は、皆、気苦労が多くて、
それぞれの考え方も、世の中と同様に複雑になっておる。 それで、心の弱い者はというと、その辺にウヨウヨしている弱くて
イジイジした霊に憑かれておったりして、余計に内面の弱さを増幅させられておる。 気の強い者は、修羅の霊に憑かれて、
余計に心の中の不満や苛立ちを、誰かに突きつけて解消しておる。 憑いてる霊も、それで気を紛らわせておる。
しかし、どちらの霊に憑かれるにせよ、それらを受け入れてしまっている心(憑かれる側の心)も弱いという事、
そして必ず心に迷いがあり、偏った考えや自己中心的な考えが人間の心の中に渦巻いているという事じゃ。
地獄の霊で、子分を沢山従え、強くて威張っておる霊も、結局は生きている時に勇気を出して生き切れておらんのじゃ。
自分の欲(我欲)に傾いたまま、欲の欲するままに生きてしまった結果が地獄行きとなっておるんじゃ。
先生の言う様に、愛と勇気が不足しておったんじゃ。 善なる心があっても、勇気が無いから、簡単な悪の方へ行ってしまう。
心が出来てないまま善を続けて実行するのは、難しいぞ。 善を続けようとする心よりも、素直になるよう心掛ければ、
そこに善なる心が生まれてくるから、自然と善なる想いが出てくる、愛の心も出て来るというもんじゃ。
それを、自分の出来る範囲で実行して行けばそれで良いのじゃ。 悪は、続けて行くと心が麻痺するから、その内、悪いとも
思わん様になってくる。 悪に染まる方が、簡単なんじゃ。 勇気を無くして、愛の灯も消してしまえば、もうそれで
立派な地獄霊の候補生じゃな。 ワシら不動は、地獄の下まで降りて行って、先生の様に地獄霊を諭したりしておるぞ。
色んな地獄があるが、我らの威光によって改心する者もおるし、そうでない者も居るのが現状じゃな。 ワシら不動も、
その他の神仏も、皆、人の心を救っておるんじゃよ。 じゃから、世の中の人の心が良くなれば、地獄も自然と無くなって
行くんじゃが、まあそれも難しい話じゃの。 ワシの顔は怖い顔をしておるが、この顔に睨まれて、怖いと思うという事は、
心の悪の部分をも睨まれている様な気がして、何か怒られてる気がするんじゃ。 心が澄んでおる者は、真っ直ぐにワシの顔を
見られるから、怖いと感じずに親しみを持って見れる様になるぞ。 そういう人間の心の作用があって、人の顔をまともに
見れないという人が多くなっておる様に思うがな。 世の中、複雑になっておるから、もっと精神的にも強くならんとな。
身体を鍛えて、気もしっかりさせる事。 ワシらも日々、汗まみれになって修行しておるからな。
まあ、不動側の言い様と、仏の世界の真理を言わせて貰ったわ。 こんなもんで、良かろうか? 先生よ。
今回は、皆さんによく判って頂けるように、真理面の話を多く話して貰った様な感じでしたね。
炎で焼いて浄化してとか、剣で切って如何こうと言う話は無く、そういう事は望まずに、しっかりと心の大事さを理解して
下されば幸いです。
-2007年7月5日-
今日は、霊障や心の病に悩む人に向けて、観音様と不動明王様からのメッセージをお届けします。
まず今回は、観音様からのメッセージです。 皆さま、初めまして。 今日は、何やら悩める人達に、わたくし 観音の
お話を聞かせてあげて欲しいという事で、先生よりお呼びが掛かりまして、この度、観音の国より参りました。
それでは、少しの間、わたくしとお付き合いの程を、宜しくお願いします。 現代の人々の悩みというものは、昔の時代に比べ
て、たいそう複雑になってきております。 悩みの種類が増えてくると、それまでになかった地獄世界も出現したりして、
わたくし達 観音も、導き救うという事に関しまして、たいそう難しくなってきているのが現状であります。
そういう点におきましては、わたくし達 観音も皆様も、悩みのレベルや種類が増えてきている、またそれを克服していかな
ければならないという事に対しては、非常に似ていると思います。 わたくしの所属する世界も、他の菩薩達の世界も、
気楽で優雅なだけではありません。 皆、どうしたら、この世の複雑な悩み、複雑な世の中であっても、真理に沿った道へと
導いていけば良いのか、集会所へ集まっては議論し、その中で決まった教えを、より多くの人々へ「指導」という形で世の中へ
降ろしていったり、霊界におきましても、様々な世界へ駆け回りながら導きをしております。 その導きという「指導」を
する中でも、わたくしの方(仏の方向)に心が向いていない方は、いくら話しかけても、心を閉ざしておられるので、
なかなか聞き入れてくれませんし、中には、仏の姿をした魔物が来て上手い話で自分達を騙して、より深い地獄の世界へと連れて
行かれると勘違いされたりします。 今よりおかしな事になるなら、いっそこのままの状態で過ごした方が良いとも考えて
いるようです。 今の自分を不幸と思う心はあるのに、不幸から出る勇気が無いんです。 悩みの中の今の現状を、不幸と思う心は
あるのですから、心を開き、前向きに考える心で歩み出してくれれば、真理のお話しも、悪い誘惑の話の様に感じないですむの
です。 悩みの中にある人は、必ず心の中に暗い部分を大事に持っています。
暗い闇の部分を大事に持ち過ぎて、更に大きくしているのです。 たとえ、この世で、先生が一生懸命に除霊して悪い影響を
取り除いても、その人に心を良くして行こうとする気持ちや努力が続かなければ、また悪い霊に影響されて、悩みが再発してくる
んです。 綺麗なものを、素直に心から
綺麗と思えないようになってきます。 わたくしの光り輝く身体でさえ、地獄にいる者達は、何か怖い者でも来たかのように
逃げ惑ったりします。 皆様の住む現実世界でも、わたくし達の住む霊界でも、悩める人の共通点は同じなんです。
皆、真理や正しいものに対して、真っ直ぐに見て、それに向かって行くだけの勇気が無いのです。 判断力が無いのです。
心冷静になって、自分を見つめ直しましょう。 自分の歩みの中で、この点から間違ってきたかなと思う所を、
見つけてみましょう。 そして、自分の歩むべき道を指し示して欲しければ、わたくしや、先生の様な方の真理のお話しを
聞きましょう。 自分で自分の心を閉ざしてしまい、仏の光をも遮断する事は、もう止めましょうね。
あなた方は、決して独りではありませんよ。 わたくし達から、逃げないで下さい。 わたくし達(観音やその他
の神仏)の存在を信じて下さい。 心をわたくし達に向けてください。 必ず、救いにいきます。 そして、
今の悩みを打ち破る勇気の光を与えましょう。 希望の光を与えましょう。 その勇気の光は、その希望の光は、信仰という
名の勇気と希望の光です。 そして、しっかりと神仏に向き合い、信仰心という絆で、常にわたくし達と心を繋げておれば、
わたくし達は愛という光で、あなた方を包んであげる事が出来るのです。 あなた方の世界も、霊界も、必ず、救う者と
救われる者がいるのです。 良いですか。 どちらの世界においても、今は心が暗くとも、いつか必ず救われる者がいる
という事です。 そして、愛の心で悩める者を救う者が此処にいるという事です。 今回、私が観音の
世界より、直接皆様にお話をさせて頂いたという事の意味を、その重要性を良く考えてくださいます様、切にお願い致します。
次回は、不動明王様からお話しをして頂く予定です。