ちょっと一言。
-2007年11月19日-
今日は、前回の守護霊の話から、指導霊についてのお話しをしていこうと思います。
指導霊は、守護霊の様に誰にでも必ず付いていてくれるという霊体ではありません。
何故なら、指導霊とは神格を持つ特別な霊体であり、心正しく、自己の能力を自我我欲のみ使わず、それぞれの分野の中で
努力発展を遂げながら、能力を社会に還元して行こうとする人にしか付かないからです。 また、神仏を信じ、正しく信心して
いる人にも、指導霊(信心している神仏)は、良き理解者としてや、応援者としての指導や護りで力になって下さっています。
指導霊は、そういう人達の応援者、
指導者として、指導霊の世界である「神界」から、様々な援助方法を駆使して、その人に合った指導を送ってくれています。
世の中で発展している分野、そのトップで力を注いでいる様な人には、守護霊の他にも必ず指導霊が付いて指導しています。
守護霊は一人の人間に付き、一人と決まっていますが、指導霊は一人の人間に幾人もの指導霊が付く事があります。
色んな分野で活躍している人は、指導霊も数人付いています。 もっと多くの人達を救わなければいけないような人には、
指導霊は宗教宗派に関係なく、様々な霊界(神界以上)から、その人のもとに多数の指導霊が集結し、護りながら指導しています。
そういう高い意思を持って生きている人は、この世の光となる存在です。 そういう人達、自己の光で世の中を
明るく照らし出していこうと努力する人には、指導霊達の方から積極的にやって来てくれます。 また、そういう約束事を、
生まれる前からしている事もあります。 それには、その人の魂の出所は、神界以上であるという事が言えると思います。
そういう高貴な魂なので、初め(この世に生まれる前)から仲間である指導霊に頼んでくるという事があります。
自分では、どう説明していいか判らないが、「何か、これをやらなければならない」といった「念」というか、「意思」のような
ものが湧いてきたり、嫌でもやらないと気がすまないみたいな感じがあるなら、そしてそれが困難であっても、正しい道として
認識出来るものであるならば、それは守護霊や、その上の指導霊からの指導である事が多いのです。
指導霊は、そういった魂の位の高い人達の所だけにいるものではなく、また限られた人にだけ指導している訳ではありません。
一般的な人であっても、神社やお寺等に行ってお参りされたりする事があると思いますが、そういう場所で指導霊は祀られても
いますので、そこに人間の方から足を運んで、お参りを重ねる内に、その人の心の清らかさや、真剣さに心を打たれて、
神様や仏様と言われる神仏(指導霊の事です)も、応援や指導をして下さるようになります。
私が、除霊や浄霊をする際にも、指導霊の方々のお力を借りている訳ですし、お寺などに行かれて、本尊様の前で私の名を心の中で
お伝えし、「私(西岡)の紹介で来ました。宜しくご指導をお願いします」とお願いすれば、憑いているものも取って下さる時も
ありますし、その後の精進次第で、周りの環境も身体の状態も改善の方向へ進んで行きます。 指導霊に応援を願いたいのであれば、
まず人間の方から心を開いて歩み寄るという事から始めます。 信じてなかったり、疑いながらお参りしても効果はありません。
指導霊は、神格を持つ神仏なので、人間に対して「どうぞあなたの憑き物を取らせて下さい」とか、「あなたを指導させて下さい」
等と、指導霊から懇願してくる事は無いのです。
指導霊の指導や応援を受けた人は、本当に見違えるほどの健康や発展を手に入れます。
でも、心が自惚れたり、自我欲に邁進してしてしまったり、他人を苦しめたりするような事が続いたりして、それでも反省をして
心が改善して元の状態に戻ったりしていけば良いですが、そうでない場合は、指導霊はいつの間にか離れて行ってしまいます。
そうなると、今まで栄えていた家や事業が、ある時から急に下降線を描き始め、家族の心がバラバラになったり、会社が倒産して
しまう事もあります。 それは、心のチェックを怠り、自分達本位の考えで事業を進めたり、隠れて悪さをしていたりする
事があるからです。 そういう悪しき心には指導霊は応援を送りません。 そういう時に応援してくるのは、悪霊が神様の様な
真似をして指導してくるので、余計に悪い方向へ歯止めが利かなくなってしまいます。
そういう事が、人間の一生にはあるので、常日頃から心のチェックをし、あまり大きく道を踏み外さない様に心掛けていれば、
指導霊は何時までも指導を続けて下さいます。 今回は、指導霊について簡単にお話ししました。
-2007年11月9日-
今日は、守護霊についてお話しします。 守護霊については、私のHPにも記載してありますが、相談に来られる
方は、皆さん必ずと言っていいほど、自分の守護霊について質問されます。 その時は、相談事に対する回答も一通り
終わっていて、後は相談事以外で何か気になる事とか、知りたい事を質問して下さいね。って事になりますと、
決まって「私には、守護霊は付いているんでしょうか?」という質問になるんですね。
そこで、私は「守護霊は、誰にでも必ず付いてくれているんですよ」と答えます。
すると「守護霊って、ご先祖さまの霊じゃないんですか?」とか、「守護霊って、神様の事じゃないの?」とか、
「先生、私に守護霊を付ける事はできますか?」等、色々な質問や要求をしてこられます。
今、霊界に関する事等は、テレビの番組や、霊に関する本等で、守護霊の事や霊界の事などを紹介したり、説明したりしていると
思いますが、まだまだ国民的には浸透していないので、霊に付いて知らない人が沢山いても仕方無いですね。
守護霊は、自分の魂の兄弟(1人の本体霊+5人の霊で構成)ですから、先祖の霊とは違うんですね。
魂の兄弟とは、自分の魂の霊格と、ほぼ同じ位の霊格を持つ5人グループに、もう一段霊格の高い「本体霊」を合わせて
魂の兄弟と言います。 (まあ、簡単に言うと、分身みたいなものですかね) 自分の一生を終えて霊界へ戻ると、
待っている他の魂と地上で経験したり学んだりした事を、それぞれの魂が一つの光の塊になって分かち合います。
地上に出る時は、ある程度の魂レベルに達しているので、そこそこのプラスの点数は持って出ます。
この時に、一生を通じて、地上での経験を魂に刻んできたものが、プラス面よりマイナス面の方が多かったりすると、
自分の持って出た点数を使い切ってしまい、魂の総点数もマイナス傾向になってしまいます。 その為、魂の兄弟達が一つになって、
地上での経験した事を分かち合った時に、全員の霊的レベルも若干下がってしまう事になります。 これは、霊界で待っている
他の魂にとって、本当に申し訳ない気持ちになります。 逆に、地上に降りる時(生まれる時)に持って出た魂の点数より多く
なる場合(一生を通して、地上での良い想いや行いが、プラスの点数を魂に刻む)魂の兄弟で一つになった時、全体の魂の総レベルも
上昇しますので、他の魂の兄弟達から、「地上で、よく頑張ってきたんだね!」とか「立派になったね!」とか、賞賛を浴びたり
します。 そうして、地上に出ていない魂達も、地上での経験や学びを疑似体験する様な感じで、それぞれに取り入れていく事が
出来るんですね。 そして「次は、私が地上に生まれてこよう」という事になると、「じゃあ、あなたの守護霊役は、私が
務めましょう」という約束事が魂の兄弟達の中で取り交わされます。 そうして、魂の兄弟達は、順繰りにあの世とこの世を
輪廻転生していくんです。 (なので、前世は魂の兄弟の誰かになりますが、霊界で分かち合った時に、魂の兄弟の生きた時代の
記憶や経験は、自分の魂にも受け継がれますので、自分が経験した様に感じます。これが、前世の記憶となっている場合が
多いのです) 霊能者さんでも、魂の兄弟を知らない人は、人間は同じ魂が何度も転生していて、守護霊はあなたの祖父とか
祖母等とか、動物(キツネや蛇等)とかが付いてると言う人もいますけどね。 まあ、これまでご説明してきたように、こういう
霊界の取り決めがありますので、同じ時代や一つ前の時代に生きた人達で、先に亡くなられた方々(おじいちゃんや、あばあちゃん、
ご両親、親戚の方々等)や、全然係わりの無い魂が守護霊になる事は無いのです。 また、そういった霊的レベルを分か
ち合う事で、全体の魂レベルも同等になりますので、一般の魂レベルの人であるならば、急に神様の守護霊が付くような事はあり
ません。 また、私が勝手に霊界の規則を破って、この世の誰かに守護霊を付ける事も出来ないのです。
また、これまでの守護霊の説明の中で、誰にでも守護霊は付いてくれているという事実も、ある程度は理解して頂けると思います。
それでは、次回は守護霊の上の存在である、「指導霊」のお話しをしていこうと思います。