神霊による人生相談

ょっ言。

前ページへ戻る


-2009年5月22日-
今日は、西国33観音霊場の13番札所である「石山寺」に、御本尊の「如意輪観世音菩薩」の特別御開帳を拝観しに行った時のお話しです。   御本尊の「如意輪観世音菩薩」は、片膝ついた方の足の太ももの上に、もう片方の足を乗せた格好で座ってるお姿で、座高294cm の 大きな観音様です。  普段は、扉の閉まった御厨子の中に居られるので、通例33年に一度の御開帳や、何かの記念行事の際の御開帳 以外は、お姿を拝見する事は出来ません。   今回、西国観音霊場の巡礼を広めた花山法皇の千年遠忌を記念して、特別に御開帳された事により、前回より7年ぶりにお姿を拝見する 事が出来ました。   久しぶりの御本尊とご対面する前に、普段通り、本堂前のお堂(西国観音霊場の御本尊を模した三十三体の観音様が飾ってある)に入って、 観音様達にご挨拶します。  手を合わせて「般若心経」を唱えていると、目の前の観音様達が金色に輝いて「先生、いつもご苦労様です 。 本堂の観音が、久しぶりに先生に会えると、心待ちにしていますよ。 どうぞ、ごゆっくりお参りされてください」とお伝えくださいま した。  私は、観音様にお礼を述べてから、隣の毘沙門堂の毘沙門様(四天王様の一人。北方を護る多聞天様を単体で祀ると毘沙門様) ともお喋りして、身体の不調を取り除いてもらい、お礼を述べて本堂へ向かいました。  そうしている中でも、後ろの本堂の 御本尊様からの気が私を包み込み、そして境内全てを覆っているのが判るほどでした。   本堂の内陣に入ると、普段閉まってる御厨子の扉が開いていて、直ぐにもお顔を拝みたい気持ちになりますが、周りの仏様達をゆっくり 見て回って、それぞれでお言葉を頂いて、ようやく御本尊様の前に立ちました。  直ぐに観音様の目が私を捉え、お互い目と目で、 じぃ〜っと見つめ合い、お互いの空間を共有(お互いの次元の空間を一つにします)して楽しんでおりました。   暫くして私は「お久しぶりです」と伝えると、観音様は「よく来られました。先生、また光の量が増えましたね」と 仰いました。  (仏様の仏像は、気に掛ける人が来ると、目線を向けてくれます。 皆様の中でも、お参りの際に、仏様と目と目が 合った様な気がする時があると 思いますが、本当に目を合わせてくれてるんですよ♪)  石山寺の如意輪観音様は、いつも何かと手助けをして下さるので、時々、 相談に来られる方をお連れする時があります。  今回も、そうです。  この方は、本来、とても高い霊的な力を持っている方で、 その為に今、苦しみの過渡期にある方です。  霊能力は高いほど、それを発揮出来るまでに、魂の次元相応の苦しみがやって来ます。   楽に霊能力は開眼、発揮・開発出来ません。  観音様にも、それが見て取れておられるので、「ご一緒の方は今の時期、大変ですね。  私の光の中に、その方の魔や苦を 取り込んであげますので、先生が、その方の中からお出ししてあげて下さい」という事でした。  早速、その事を相手に伝えて、 出し方のコツを教えてあげて、身体に憑いている色んな霊体を光の玉に包み込んで、観音様に引き渡しました。   そうして、その方は楽になった身体で、もう一度、私と一緒に観音様にお礼を述べて、今度は二人で「観音の光」を、身体と魂に頂きま した。  観音様の胸の辺りから、淡く金色に光る暖かな光が、魂と身体全体を包み込む様に身体の中に入って来て、とても 穏やかで満ち足りた気分になりました。  そして、腹の底から元気が湧き出て、希望の光が身体を覆いました。   石山寺の如意輪観音様の御開帳は、今月31日まで、あと秋季にも9月1日〜12月16日まで御開帳されますので、また機会があれば、 皆様の内で誰かと、ご一緒出来るかもしれませんね(^−^)v


-2009年5月2日-
今日は、我が家にある「五月人形」の話をします。   我が家の五月人形は、鎧兜姿の人形を納めてある箱を台座の代わりとして、その上にどっしり座っています。   そうやって、私の小さい頃からずっと、家と家族を見守ってきてくれました。   でも、兜の中は、もうお爺ちゃんになっていました。  西岡学校の子供を膝の上に座らせて、あやしてくれたりして、 子供達に「じ〜じ〜!」と言われながら、お髭を引っ張られたりしても、穏やかに微笑んでくれてる「じぃじ」です。   でも、数日間の間中、ずっと前を向いて、肩をいからせ、胸を張って家中を睨んで護っているので、結構お疲れの様子でした。   それである時、お買い物に出かけて帰ってくると、じぃじの鎧が、頭から前のめりになって倒れていました\(◎o◎)/!おぉー!   「じーじが倒れてるー!」って言いながら、元通りに起こしてあげて、「何で倒れたんや?」って聞くと、「わし、座ってるのも、 しんどいわ〜(^^ゞ」って照れながら言われました。  「それとな、わしを出すのも、5月に入ってからで良いわ」だって。   鎧人形は、5月の子供の日の二週間位前から出すので、長く同じ体勢で居ると、しんどいそうです(^_^;)  人間のお年寄りと 同じなんだね。  う〜ん(-_-;) ちょっと良い手を考えないとな〜(^_^;)  という事で! 鎧兜の中のじぃじの魂には隠居して 頂き、神様の世界からゆっくり余裕を持って我が家を見て頂く事にして、代わりに若くてたくましい武人の魂に来て頂く事にしました。   おぉー! ナイスアイディアやん♪ っという事で、 早速、じぃじにその訳を話してみると、「そんなら、わしは隠居させてもらって、代わりは若いのに譲るかの〜 先生のとこには、 色んな方が来られて、中にはキツイのを憑けてる人も居るじゃろうから、若くて元気な者に来てもらいなさい」という事に なりました。  そうして了解を得て、武人の神様の世界に連絡を取って、我が家の鎧人形に入って護ってくれる役目を して頂ける方を募ってみると、「よし!その役、ワシが務めようぞ!」と沢山の武人達の中から大きな声がしたと思うと、その中から 一際大きな姿の方が名乗り出て来られました。  その方は、人間に例えると、プロレスラーの様な筋肉モリモリの体格で、背丈は軽く 2メートルを越えている様です。  多分、家の天井を突き抜ける位の背丈の感じです。  この方なら、立派に我が家を護ってくれ るに違いないと思って、我が家に来て頂く事に決定させて頂きました。   そうして、5月の神様の日に、じぃじの魂を鎧兜から抜いて、我が家の神様の世界に繋がっている西岡学校の 世界にお連れして、これまでのじぃじの頑張りに感謝念を送り、神様の世界で、ゆっくり隠居生活を楽しんで頂く事にしました。   そして空になった鎧兜の中に、新しい武人の方の魂を入れ込みし、封印させて頂くと、今まで前屈みになってた鎧兜姿がシャキーン! と、胸を張った様になって、鎧の中から力がモリモリと湧き上がって来るように感じました。  その力は鎧全部を覆いつくし、 全身にみなぎって黄金色に輝いているようです。  素晴らしい\(^o^)/  これから宜しくお願いします!  と言う訳で、 我が家の5月人形は、魂の若返りを果たし、更にパワーアップして護って頂ける様になりました♪   じぃじは、西岡学校の近くに住んで、白菊じぃじの神様と一緒に、時々釣りに出かけてます。  西岡学校の子供達とも交流して くれて、楽しい隠居生活みたいです。  5月人形の姿を描いた掛け軸も出すので、そこに入っているみたいですね。   なるほど! 掛け軸に入れば、倒れなくてすみますな〜(^^ゞ  その前には、立派な鎧が胸を張って頑張ってるから、後ろから ゆっくり見てくれてるんですね。  考えたな〜じぃじ(*^。^*)  それと、5月人形と掛け軸には、毎日「般若心経」を唱えてます。   とても喜ばれますよ。  しっかり魂入れをしてるので、神棚の神様と同じですから。  また一年間を無事に過ごさせてくれる役目を して下さるんですからね。  感謝の気持ちを込めて、お唱えしています。  今日は、我が家の5月人形のお話でした。