ちょっと一言。
-2009年8月26日-
前回は、五次元世界(明霊界)の様相でしたが、今回は、次の段階である六次元世界(天部界)のお話しです。
六次元の世界に上がるには、五次元世界を卒業しないといけません。 でも、卒業したら即、次の世界へと上がる訳では
ありません。 次元と次元の間には、中間世界というのがあり、それは例えると、左右にある円と円とが、少し交わった部分で
あると思って下さい。 その交わった部分は、どっちにも所属していて、完全にどちらかの世界であるとは言えない部分ですね。
左側の円が五次元で、右側の円が六次元だとすると、交わった中間部分は、左側の円である五次元を卒業したのだけれども、まだ完全に
右側の円である六次元の世界へは入っていないという部分の世界です。 でも、交わっている世界なので、次の円(次の段階)に
完全に入る為に、学ぶべき事を予習させてもらえる世界。 言わば、次の世界へ入る為の予備校的な役割を果たしている世界です。
これが、各次元の中間に配置されていて、皆ここで、次の世界に入るべく学びを深めていくのです。 それが、六次元の天部界に
上がる前の、天界という世界に当たります。 ここは、魂的にも善良であり、神仏を信じ敬う心は当たり前として認識されていて、
皆の為に、自分の才能を、それぞれの世界観の中で、正しく引き伸ばしていく事を念頭に置いている人達の世界です。
そういう修行を積み重ねている人達がいます。 ( 名称としては、ようやくここの世界から、天界というように「天」の称号が
呼び名に付いてきます ) そうして、ようやく次の段階である六次元世界(天部界)へ上がっていく事が出来ます。
天部界は、一番多くの世界に分かれています。 色々馴染みの神様も居られますし、大黒天という神様や、四天王様で、多聞天
(毘沙門天)、広目天、増長天、持国天という四人の神様で、方位四方を護り、教えを広める者、観音様や如来様等を護る役目をします。
そういう神様や、山岳世界には、諸天狗様も居られますし、湖や海の世界には竜神も飛んでますし、色んな世界に枝分かれしています。
そういった神々様は、六次元天部界の中でも、上位の霊界である、守護天界という次元に集まっておられます。
守護天界の次元には、もっと上の次元、菩薩界や如来界より、本来の光の光量を落として降りて来られて、守護天界で広く力を発揮され
ている神々様も多いです。 なので、六次元と言えども、本来は7次元や8次元におられるような神々様もいるのです。
あっ、そうそう。 七福神の神様も居られますよ。 七福神様と言っても、いつも七人一緒と言う訳ではなく、それぞれの役目や、
気の落ち着く所で暮らしていたりします。 たまに遊びに行っても、大抵は七人揃ってないですしね。
大黒様は〜?とか、弁天様は〜?とか尋ねても、「あぁ〜。今は何処何処に行っておるよ〜。」 とか、「さぁ〜。今日は何も無いはず
じゃったけどな〜」っていう感じで、結構、自由な感じです。 というか、「先生は、いつも急に現れるからの〜。 用意も出来ん
わ〜」って言われますよ。 我が家に祀っている大黒天様は、頭を下げると、ニコニコしながら打ち出の小槌を振ってくれますよ。
小槌から、キラキラ〜☆って小さな光が沢山降ってきます。
時々、その小槌で、悪いものなんかを叩き落してくれたりします。 不動明王様も居られます。 不動明王様は、力的には菩薩や
如来の霊力はありますが、そういう所には落ち着いておらず、守護天界に降りて来て、仏法を広める修行僧を悪霊から護ったり、
諸菩薩や、諸如来を護ったりする役目を率先してお受けになっています。 六次元は、階層も多く、修行体系も多くて、色んな神様が
居られる世界です。
-2009年8月15日-
今日は、前回の続きで五次元世界へ上がってみます。
精霊界では、生き物には全て精霊が宿り、全ての魂は神様の大きな世界の中で生かされ、神様は存在するという基本的な
認識をさせてもらう世界でありました。 でも、人間の魂だけではなく、様々な精霊や竜神等の世界とも繋がっているので、
人間の魂が長く住まわる世界ではなく、霊界の次元構造が縦軸であるのに対して、横方向に広がる世界のようです。
次の五次元世界では、魂的には成仏されている魂達の世界です。 でも、五次元下段階の世界では、まだまだ神仏を信じて敬うという
段階まではいかない部分もあります。 魂的には良い人の部類でありますが、まだ執着も残っていて、悩みも苦しみもあります。
でも、この世界の苦しみは、心の中に過去の苦しみが、一つ一つの経験として残っている程度なので、それらが自分自身を毎日苦し
めているという訳ではありません。 この世界では、皆が穏やかに暮らしています。 生前、特に信仰をしていなくても、
大して悪い事もせず、感謝の心を持って、考え方も道を外していなければ、この世界にまでは還る事が出来ます。
なので、この世界の人達は、普通に見かける一般人が多く、家族仲良く暮らし、一生懸命に自分の仕事を頑張ってきた人達が
多いのです。 ただ、霊界なので、昔の人も現代の人も、心の状態が同じならば、同じ様な世界で思い思いに暮らしているという
点が珍しく感じるでしょうね。 高層ビル群や、現代住宅の並んだ道の向こうには、昔の農村があって、江戸時代の格好をした人が
畑作業をしていたり、その横を、お侍さんが歩いていたりします。 あっ、そうそう。 現代の車も走ってますよ。 車好きの人は、
自分の好きな車も乗る事が出来ます。 (念いの練習次第、心の修行の頑張り次第では、スーパーカーも出せますよ)
その車で、江戸時代の農村に行って、野菜等を貰ったりしています。 女性の方は、綺麗な服を出して着ています。
お店に行って、流行の綺麗な服を着てる、お洒落さんも居ますよ。 すご〜く欲しい服を我慢して、いつか着たいな〜って思って、
ようやくお店に入って、試着した時の喜びと嬉しい気持ちが、お店の人の心を動かします。 そして、よく似合うよ、着て帰りなさい
と言われた時の喜びと感謝の気持ちが、その服の値打ちも上げますし、店主は、自分の店の品物を、こんなに喜んでもらえたという気持
ちで一杯になり、それで品物のやり取りが成立します。
買うという認識は、もっと下の世界ではありますが、この世界では、あまりありません。 感謝の念の大小が、代価の代わりになって
ます。 他人に喜んで使ってもらう為に、良い物を作ろうとする人、それを素直に感謝して、ありがたく使わせて頂く人、そういう
関係に金銭のやり取りは無く、感謝や喜びの気持ちが大きいほど、品物の値打ちも上がり、相手(作り手)の満足度も上がるという感じ
です。 それが、この世での売買になると思って下さい。 まあ、三途の川を渡る時に、お金類は心の執着から外して来てますからね。
食べ物等は、まあ、特に食べなくても大丈夫
なんですが、それはもっと上の段階で常識化しますが、この段階の世界では、まだ食べてないと気持ちが落ち着かないので、食べるとい
う習慣も残っています。 そういう点で、まだ生きていた頃の生活感や習慣が、多く残っている世界という事になりますね。
お家も、建ってます。 思い思いのお家に住んでます。 先祖と一緒に住んでたり、時代を経て、後先に亡くなった家族が集まった
りします。 また、学校も有ったりします。 学校では、子供が学ぶのは当たり前ですが、大人も違う教室で学びます。
こういう、学びを専門とした地域がある場所が、五次元の上段階の世界です。 もう直ぐ、更に上の世界へ上って行く為の基本真理を
学んでます。 ある程度、この世界にも慣れて、念の作用にも慣れて、人の為に働くという事が大事だと気付いた人が、上段階の地域へ
移り住み、真理の学びを受ける毎に、神仏への想いが高まってきます。 そして、詳しくは分からないまでも、神仏の存在があるという
認識が当たり前になって、日々、神仏への感謝の祈りが当たり前になってきます。 そして、真理に則った生活を基本として過ごして
いきます。 これが、五次元上段階の世界の様相です。 今回は、五次元下段階から上段階までの様相を書いてみました。