ちょっと一言。
-2010年6月24日-
今日は、「しんどい時の気持ちの持ち方について」リクエストがありましたので、それらについてお話していきます。
Q1:普段の生活の中での悩みや、その時の気持ちの持ち方を教えてください。
A1:普段の生活の中で起きてくる様々な悩み事は、その時々の気持ちの負の部分、苦手な部分につけ込んで起きてきます。
何かを任された時や、気の合わない人と仕事をしないといけないとか、あまり得意ではない事をやらされた時など、様々です。
そういう時々の悩みの種に直面した時に、先に自分の中で不安要素が出てしまい、そこから気持ちが負けてしまって悩みが始まります。
そういう不安要素が、今の自分の改善しなければいけない点なのです。 また、それを認識する事が、客観的に自分を見直す事に
も繋がりますし、何よりも自分自身の成長に繋がります。
ですから、気持ちの持ち方としては、自分を改善・成長させるという意味でも開き直る事です。 ありのままの自分を
受け入れ、今の時点で出来る部分から自分なりに対処していこうという気持ちを持って、日々過ごしてもらえばいいと思います。
そうすれば、悩みに直面している時はしんどいかもしれませんが、段々気持ちも楽になって、時々止まって(休憩して)振り返って
みると、成長した自分を見つけられると思いますよ(^−^)v
肝心なのは、まず気持ちを置き換えることです。 それは、悩みの種の時点で放っておかない事。 そして、悩みを抱えこんで
しまわずに、悩みを自分成長の材料にする気持ちで対処すると、負の気持ち(ストレスや、マイナス思考)にも負けずに、
乗り越える事が出来るようになりますよ。
2つ目の質問もありましたので、次回更新します。
-2010年6月10日-
今日は、日々の修行に頑張っている方から「心身のバランスの大事さについて」というリクエストがありましたので、
それについてのお話しをします。
この世に生きる全ての人間は「心」と「身体」で成り立っています。
いろんな悩みとかで心が疲れてしまうと、気力も萎えてしまい、身体まで疲れやすくなったとか、身体が何となく重く感じて、
何をするにもだるい、しんどい等という事があると思います。
また、食べる事に関しても、今までの様に、食べ物を美味しく食べれないとか、食欲の減退など、心労から身体機能のバランスも崩
れやすくなります。
でも、悩み事が解消されてしまうと、重く沈んでた心も軽く明るくなり、やる気、根気等の気力も湧いてきて、それまで重く疲れ
やすかった身体も自然と軽くなり、食べ物も美味しく食べれるようになり、身体に力が行き渡っていきます。
そうすると、普段の生活にも、仕事や遊びにも、すごく前向きに自分を出せる様になり、それぞれの中でイキイキと過ごせるように
なります。
この様に、心が不安定になり、バランスが崩れてくると、気持ちだけでなく身体にも影響が出てきますが、心が安定すると、
身体とのバランスもとれてきて、身体の機能も安定してきます。
これらは、心から来る身体の影響でしたが、次は、身体からくる心への影響です。
体力が落ちて十分な力が出せない場合、身体のパワー不足を気力で補おうと頑張る事があると思いますが、
どうしても、気力だけでは身体のパワー不足を補い切れないものです。
気持ちは前向きを保ちながら気力を振り絞っても、身体の調子が崩れると、元気の基まで閉鎖されてしまうかの様に、身体の底から
湧いてくる元気は細く萎んでゆきます。
でも、体力が十分であれば、体力に応じた力が湧き出てくるので、気力も安定し、それに連れてやる気も出てきます。
身体は、一人の人間の身体を構成する肉体の肉片一つにも、要所ごとに割り当てられたエネルギーが詰まっています。
筋肉にも、臓器にも、それぞれ意識体があり、各部位ごとに必要なエネルギーを出し合いながら、一人の人間の身体を正常に保って
います。 身体は、肉体としての役割を発揮しながら、必要な力を出したり、調和をとってくれたり、成長させてくれたりします。
それら(肉体意識)は、気付く事は難しいですが、心の機能と繋がっており、自分の身体に感謝してあげると、何だか身体が喜んでく
れてるように感じたりするんですよ。 その気持ちがあれば、身体に悪い無茶な暴飲暴食や、必要以上の酷使や、行き過ぎた
ダイエットでの身体を追い詰めるような食事制限など、身体が悲しむような事を控える気持ちが出てくると思います。
でないと、普段の生活の中や、頑張り続けないといけない時、いざという時に、身体がついてこれずに頑張れなくなって、
困る事がありますし、身体を壊す原因にもなります。 その負担が増大すると、気持ちまでしんどくなって、元気が湧いて来
ず、病気(精神疾患を含む)に発展する事もあります。
こうして、心と身体のどちらも、相互関係が成り立っており、バランス良く調和が取れていると、日々気持ちよく過ごす事が出来ます。
しかし、どちらかのバランスが崩れると、互いに影響し合ってしまうので、本来持ってる能力を十分に能力を発揮出来なくなって
しまいます。 身体に受けるエネルギーや、身体から発せられるエネルギーは、ある程度の体力を付けていないと、十分に発揮出来
ませんからね。 (お祓いの時でも、体力不足だと湧き上がる様な十分な気合を出せませんし、数時間にも及ぶ祓いの時に、
へばってしまっては駄目ですからね。 大きな霊力を必要とする祓いの力も、高い精神と余裕のある肉体的力が合さって達成されます
からね)
心も身体も健全で、お互い(心と体)の役割を認め合って過ごして行けば、心と身体の力が合わさって、今よりパワーが上がりますよ。
身体ばかりを鍛えても、心を磨かねば、それは偏った力になります。
逆に、心を磨いても、身体の事を軽視していれば、十分な精神には発展しません。
心と身体のバランスや相互関係を、深く探求していけば、そこに霊的宇宙への繋がりや、空の理論のヒントを見つけられると思います。
仏教の教えに「色心不二」というものがありますが、色(肉体)と心(霊的な意識)は、この世という物質世界では、「不二一体」
であり、心と身体は「離れずお互いを生かす」という事も言えると思います。
心と身体をバランスよく管理して、これからも自分を成長させていきましょうね。