ちょっと一言。
-2010年11月17日-
今日は、「初めて結婚生活をしていく中で、夫婦のあり方について、真理面からのお話をして下さい」
というリクエストがありましたので、それについてお応えします。
結婚は、男女の魂が出会い、お互いを愛し合うようになって、共に生涯を過ごす縁を結ぶという魂の契りです。
結婚して夫婦になれば、これまで同様、お互いを愛し合い認め合う中の他に、共存協力して一つの家庭を護り、そして繁栄させて
いくという、一つの家庭を持つ夫婦ならではの約束事があります。 あと、両家のご両親や親戚とのお付き合いも始まります。
お付き合いと言えば、両家の先祖とのお付き合い(成仏していても、してなくても、先祖の魂も行き来します)も始まります。
それと、法事や、お墓参りとかね。 自分達(夫婦)以外、これらが意外と、もめる原因になったりするで大変なんです。
結婚は、お互い好き同士が一緒に住むだけという認識以外に、生活環境や信仰や考え方の違い等、案外多くの事柄も一緒に
ついてくるという事を自覚しておく事です。 これが結婚に対する自覚みたいものです。
次に家庭生活ですが、夫は外に出て頑張って働いてお金を稼ぎ、主としての自覚を持ち、家に居る奥さんと家庭を様々な局面で
先頭に立ち、強い精神と努力の精進で護ります。
女性である奥さんは、生活環境を清潔に保ち、夫や家族の栄養を考えた食事を作り、仕事で疲れた夫の心を癒して
あげれる家庭を保つようにしていくのが、家庭にいる奥さんとして重要なお仕事です。
男女がお互いを愛して家庭を持てば、お互いが、それぞれの立場で家庭を護り繁栄させて行かなければなりません。
それには、お互い二人でいる時に、男性と女性という違った感性や考え方でも、その中に お互いを認め合い理解し合えるように、
気持ちのすり寄せをしていく事です。 この、お互いの気持ちや、考え方の違いを理解しながらも、合う部分、合わせられそうな
部分を見つけて、互いの想いを同通させていく努力を面倒がったり、怠っていくと、次第に相手が何を考えてるのか判らなくなって
きます。
また、意見の相違点を放っておくと、段々と合わない部分が広がってきて、互いの我がままが出たり、相手が自分の思う様に
動いて欲しいとか、自分は何もしないで相手を自分に合わせようとしがちになります。 そうする事は、自分に都合の良い家庭
バランスの取り方に過ぎず、相手を自分の都合の良いように使ってるだけです。 そこが、よく「自分の都合の良い
ように私を使うんです」とか、「都合が悪くなると、話も聞いてくれない」とか、よく夫婦間の問題で相談されたりする原因の部分
ですね。
そうなると、お互いの気持ちも離れがちになって、相手を理解しようとか、合わせようとする気持ちも無くなってきます。
そうなると、今まで安らげるはずだったの家の中が、互いの心の隙間が大きくなるに連れ、何だか寒く居づらくなって、
会話も少なくなり、どちらかが留守をしがちになったりします。
夫婦は、お互いの仕事や、お互いの気持ちを理解しようとする心が必要です。 男性には、家庭を護る夫として、社会へ出て
働く中に悩みや苦労があり、女性には、妻として家庭を支えるという中に悩みや苦労があるという事を、再認識する事です。
護る夫と、支える妻が、何かの社会的事情の狂いから、護る妻と、支える夫となる場合もあります。
奥さんが病気になって家事が出来ない時、夫が家事をする事がありますが、その時になって、奥さんの「家事」という仕事の大変さを
身をもって知るという事があります。 今までは、それで当たり前だと思ってた事が、大変な努力で維持されてきたという事も
、自分が家事全般をする事で知るという事もあります。 それで、ようやく奥さんの有り難味が分かったという方もいます。
そういう事で、相手の苦労を知るというのも遅いんですけど、実際にはよくある事です。
奥さんは、結婚したら家で自分のペースで家事をすれば良いんですが、それが夫が帰って来るまで掛かっていたり、最低今日しないと
いけない家事(仕事)を明日に持ち越す等が度々あれば、それは家事(仕事)が出来ていないと夫に言われても仕方ないです。
出来ない部分は夫に頼んだりして、ある程度は手伝ってくれても、それ以上を要求したり、夫のお手伝いを当然とする意識は、
奥さんとしては持たない事です。 大抵の家事は、時間の使い方次第で夕方までに出来る筈です。 出来ないのは、良く聞いてみ
ると、日中に自分の時間を取り過ぎてる事が多いです。
まあ、これは専業主婦の場合で、共働きの場合は家事分担を分けて、どちらの仕事量も負担の掛からない様に工夫する事です。
男性の魂は本来、外に出て、苦労しながらでも立ち向かい、何かを成し遂げる性質を持っています。
これは、集団の中、多くの競争相手の中で仕事をし、その中で出世したり、仲間をつくったり増やしたり、弱い者を護ったりする
という、本来から魂的に持ち合わせている性質です。 古くは、多くの外敵と立ち向かい、仲間を護ったりする性質を持っている
事から、それぞれの時代で、国の発展や、自分の護るべきものを護る為に、戦いをするのも男性でありました。
その中で、女性の魂は本来の気質を活かし、癒しを担当していました。 その職業の代表みたいなものが、看護婦(今は看護師です)
というもので、昔は女性が主に担当するお仕事でした。 人の傷付いた身体や心を癒して、愛の心から出る勇気と希望を与えていた
んですね。 そういった心の癒しやフォロー、また男性には無い勇気も与える事が出来る、こういうものを女性本来は魂的に得意と
するものです。
男性が大きな仕事をして、柔軟で細かいフォローを女性が受け持つ事で、一つの仕事が立派に完成します。
男性は細かいフォローが苦手なんですね。 女性は感性が豊かで、繊細ですから、男性の気付かない事まで敏感に感じ取る事が
出来ます。 敏感である面、男性の粗い考えや行動が、どうも気に入らないという事も出て来ますし、男性は女性の細かい部分が
気に入らないという両面も魂の気質の違いですので、それらを踏まえ、そういう事があるという認識の下、お互いが理解し合って、
一つの事柄を進め完成させていくという事が、夫婦としての共同作業を進めていく上で大事であると思います。
この点を生活の中で活かす事が、家庭を円滑円満に進めていくポイントとなりますし、互いの尊敬出来る点を見つけておくというのも
大事です。
最後に、夫は色んな面で、嫁に来てくれた奥さんの味方になってあげる事です。 夫を愛して、独りで嫁に来てくれた奥さんの
意見をちゃんと聞いてあげる事です。 そして一緒に苦労してあげる寛容さを持つという事。 これも夫である男性の、
大きな力の愛で包んであげる事で、奥さんの心の不安や不満も癒されますからね。 お互いを思いやる気持ちは「夫婦の愛」に
繋がります。 奥さんは、可愛い奥さんでいれるように
女性という意識を失わない様に心掛けましょう。 男性は、立派な奥さんより、可愛い奥さんを好む傾向にありますからね。
若い内のお嫁さんは、初めから立派な奥さんや、お母さんにならないでも良いと思います。
一緒に夫婦生活をして子供を成長させていく中で、一人前の親というものに、自然と子供が親を成長させてくれますからね。
今回は、男女の魂の気質の部分から、初めての結婚生活から夫婦生活のあり方を お話しました。
-2010年11月5日-
今日は、悪念を送られてくる事による霊的悪影響についてお話します。
霊的悪影響は、直接的に霊に憑かれる事で起きる影響と、どこからか念を送られてくる事によって起きる霊的悪影響があります。
直接、霊に憑かれる事によって引き起こされる不調の場合は、除霊やお祓いをして、直に取り除く事で改善されますが、
どこかの地域や、霊域や、誰かの念、または、過去からの因縁等によって、この世まで送られてくる場合、それらを特定して、
除霊やお祓いをする事が難しくなってきます。
特に、前世以降の魂の因縁等によって封じ込められていた様々な念が、その対象となる人が、この世に転生して出た場合、
過去とこの世とが、良し悪しの縁を通じて繋がり、過去からの念が飛んでくる場合があります。
それは、因縁が強く深いものほど、この世まで飛んで来る事があるので、今世で生きる人には直接関係無いものでも、過去の
繋がりの関係から影響を受けてしまう事があります。
また、誰かに憑いている霊から念を送られて、苦しむという場合もよくあります。
例えば、他人から良いも悪いも、頻繁に強く想いを寄せられる事で念となり、生霊になって相手に付きまとう事がありますが、
まあ霊のストーカーですね、この生霊の念を道として、他人の憑いてる霊がやって来たり、念を送ってくる事もあるので厄介です。
地域や土地等に潜んでいる霊からも、その土地で何かしたとか、一時的に住んでいたとか、霊に気に入られたり、逆に怒らせたり
したとか、何かしらの縁が出来たりすれば、その縁伝いに念を送る霊もいます。
土地的な所から念を送る場合は、結構力のある霊ですが、縁伝いにやって来る霊は、念を送るほど念力は強くないので、自分から
やって来ます。
あと、ちょっと怪しい宗教や、そういう所に入っている人は、そこの宗教霊がやって来たりしますし、宗教施設から結構強い念を送り
つけてくるので、相当しんどい思いをする事があります。
霊的悪影響には、そういった様々な事柄が絡んで起きるものなので、自分だけ正しく修行していても、相手側から念を送られて、
しんどくさせられる事があるので厄介ですが、それも自分作りと、魂磨きには必要な修行要素として気持ちを切り替え、
自分磨きに精を出して欲しいと思います。
それと、専門的になりますが、念を送られる事で起きる影響は、必ず念の繋がりが有るので、その念の繋がりを断ち切る事と、
送られてくる念伝いに、神仏の大いなる光の浄化の念を送り、念を発するもの自体を祓い切る事で随分楽になります。
それと、過去から送られてくる悪念は、自分の前世の魂も影響を受けてる事があるので、それを神仏の光で救う事と、念の発する
根本がいるであろう過去以降に、根本のモノ自体を、神仏によって創られる光の渦の中に入れ込んでしまうという事で、
過去からの悪縁を断ち切り、その悪念自体を消す事が出来ます。
これは、持ち前の霊力があり、修行を積んだ人でないと無理なので、私の所で修行されてる方のみのお話になりますね。
霊的悪影響には、こういった様々な影響が背後にあって、それらにプラスされる(霊にも憑かれる)事で、余計に複雑になって
しまう事があります。
また、念を送られる側にも、念を受けても耐えられる心の強さを持つ事、念を避ける術を身につける事、また、影響を受けやすい
心や、そういう状態になっていないかを見つめ直す事も必要です。
特に、気持ちが弱ってる時、思考が偏ったりしてると悪念を引き寄せてしまうので、よくよく注意して過ごすことも、自分自身を
護るという面で大事ですね。 今回は、悪念による霊的悪影響のお話でした。