神霊による人生相談

ょっ言。

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-2020年10月29日-

10月も、もう終わりですね。 最近は、朝晩が寒く感じるようになってきました。  秋も終わりに近づいてきているのに、まだまだコロナ禍の影響を受けて、各方面で不安な状態が続いてますね。  コロナ禍が長引く程、いつ終焉を迎えるのか、それらが見えない程、各人の精神的不安も増しています。 

そういう事で、最近は「香合仏」に念入れしてお渡しする事が増えています。  香合仏は、懐中仏とも言って、江戸時代に、旅の無事を祈願し、懐に入る位の大きさの自分の守り本尊を携帯して旅をした事が流行り、それが今にまで至ります。  懐に入れて持ち運べる仏様という事で、旅の無事の祈願以外にも、悩み事や、厄除けや、身体の健康や、様々な所願を香合仏の仏様に念入れして、身に着けていた事と思います。  香合仏は、色んな家庭事情により、神棚を設置出来ない家庭でも、自分専用に持ち運べる仏様として、また神棚の様に心の拠り所として持たれています。  香合仏は、自分の干支の守り本尊以外にも、信仰している仏様のお姿を彫られているものが有れば、それを選んで念入れして、お渡ししています。 

今、コロナ禍の影響により、更に複雑になった社会の中で、本来の自分を出せず、ストレスを抱えて悩んでる人や、精神的に追い詰められてる人、マイナス思考から抜け出せない人、 自力では、どうしても心の中の不安意識を改善出来ないと思ってる人などは、心の中に前向きな思考を持たせてあげる必要があります。  心労により気持ちが凹んでる時は、そういった前向きな意識や思考を持つこと自体が、自分独りの頑張りでは、とても しんどく感じるので、気持ちの切り替えや、それを続けて行く気力が続きません。  そういった意識を生む原因ともなる「固定観念」は潜在意識の中にあって、その部分がネガティブ思考の方向へ偏っていると、他人の意見や、様々な状況の変化などに上手く対応出来なくなります。

固定観念は、「思い込み」という感じでも言えます。  昔の経験から、何かをした時、それが良い結果を生んだ時、褒められた時など、それが自分の中で、その事が得意であるという意識になります。  例えば、仕事を依頼された時に、その経過の中で褒められた事や、上手くいって皆から感謝された事などが心の中(潜在意識の中)に入るので、それ以後、その仕事は好きだとか、得意であるとか、 そういう思考になるという事です。 そして、その仕事は自分にとって嫌な仕事では無い、問題のない仕事という認識になります。 

また、それとは反対に、仕事を依頼されて、やってみたけど上手く出来なくて怒られたとか、そういう事も、心の中(潜在意識の中)に入っていくので、その仕事=嫌な仕事という認識になります。
  自分の得意や不得意を決める重要な部分は、潜在的な意識の中に取り込まれています。  そして、状況により、それらが頭の中の考えの部分に上がってくるので、それが苦手な事や、ストレスの原因になったり、人によっては、反対に気にならなかったりするんです。 

殆どの人は、パターン化した頭の中の考え(上層部)ばかりを改善しようとする事が多いです。  自分の中で、そうだと信じ込んでいる事、そうに違いないと思い込んでる事は、動かすのが大変です。  それは、先に書いたように経験から出た認識や判断=思考の結果(自分の中でパターン化した結論)を、どうにかして取り繕うとしているのと同じです。  多くは、そうした認識が生まれた部分、自分の心の中にある潜在意識に目を向けたり、調節したりする事が無かったりするので、なかなか気持ちの切り替えが上手く出来ない、 という事になってしまいがちです。  上手く出来ないという事であれば、そういう浅い部分でのやり方で改善をしようとするところにあると思います。 

潜在意識の中の取り込まれた、過去、誰かに言われた言葉や、自分なりの過去の経験が、奥底で固まってしまっている為に、頭では分かっているのに、気持ちや心が、そうしたがらないんですね。   それは、心が拒絶してくるからなんですね。  それで、自分の心(潜在意識)を見直してみようとすると、何か頑固な自分の部分に気付いたりします。  それが、執着になってたりするので、頑固で言う事聞かないネガティブな自分を見付けたりします。  それを見付けられたら、もう半分は治りかけています。 動こうとしない根源ですからね。 あと半分は、動こうとしない自分の心を諭して行く言葉を、どれだけ掛けてあげられるかです。 

その人の心の奥底の部分に居る、もう一人の過去の自分意識に諭して行くという事が、一般的には難しい事なので、そのお手伝いを、私は仕事としてやっています。  しんどい人の心の奥を視た時に、大変しんどい状態に居たとしても、潜在意識は変化する事、動こうとする事を恐れるので、しんどくても今の状態で良いという事を伝えてきます。  もう、あんなしんどい事はしたくないと訴えてきます。 頑張った結果、上手く出来なかったという後悔と無念の苦しみが、その人の心の奥にある、もう一人の自分が苦しめているんです。 

先ずは、もう一人の人格である縮んだ心を、よく頑張ったと褒めてあげて、癒してあげます。 そして光を入れて行きます。  出来なかった事は、これからやり直せば良いと諭します。 潜在意識である、もう一人の人格は、やり直すと決意した時点で、希望の光へと還元され、改善された意識として、その人と新たな気持ちで やり直して行きます。 その為には、今の心から出て広く大きな世界へ上がる事ですよと伝えます。 意識の生まれ変わりみたいなもんです。 

しんどい事も、それが自分の為に成長になる事であれば、飛躍のチャンスとして捉える様にするとか、過去の経験として自分の経験に厚みを持たせて、失敗した分、改善方法が積み重なるので、 力が増して行くと捉えると良いですね。 

先に書いた香合仏は、目で見る癒しと、実際に手に取って仏様を拝見出来るので、これを持ったら大丈夫という自信を潜在意識に取り入れるという事になり、とても有効です。  目で見て、直に触って、真理を聞いて、光を受けてと、視覚と感触と理論と、直に光を取り入れるなど、総合的に取り入れたものは、より深く潜在意識に入りますからね。  潜在意識には、良い結果に結びつくものを入れ込んで行くと、良い思考パターンが築けますよ。  香合仏には、神仏の光を入れ込んで持って貰うので、更に潜在意識に深く作用して、心の奥から癒していく事が出来る様になります。 

また、固定観念を崩す勇気と決断力を持たせていけるようにという念も入れ込むので、そういう想念も潜在意識に入って行きます。  色んな固定概念に捉われず、自由でのびのびとした気持ちで対処していけば、その時々で起きる変化や状況に対応出来ます。 
そういう意識を潜在意識に入れ込んであげると、結構、楽な気持ちになられます。 今までの、狭い考え方をしていた自分とは違った、楽な考えが出来る自分になった様な気がすると言われます。  そういう導きの方法として、最近では特に「香合仏」を使っています。 鬱っぽい人は、自分で改善していくには難しいので、香合仏が有効になってます。 

そこまで、しんどくない人なら、ネガティブな自分に、心理学の応用や、真理の言葉で諭して行くようにすると、固くなった信念みたいなのが取れて、気持ちが軽く楽になった 自分に気付くでしょう。 
この作業は、何回も根気よく進めて行く必要があります。 
潜在意識に取り込んでいくには、何回も言い続ける事が大事です。 
それと、新たな真理の言葉も理解して行きながら、色んな方向で諭しを与えながら進めて行きましょう。  普段から、その努力を惜しまずに、自分改革を進めてくださいね。  一回り大きくなった自分に喜びを感じると思いますよ。


-2020年10月18日-

今日は、ハロウィンについて少しだけお話します。
ハロウィンの歴史は、2000年以上も昔のヨーロッパ発祥のお祭りで、秋の収穫のお祝いと、先祖の霊をお迎えする際に、一緒に来てしまう悪霊を追い払うという事も兼ねたお祭りです。
起源的に言われているのは、古代ケルト民族の一年の終わりでもある10月31日に開催されるという事、それは、古代ケルトでは11月1日が新年とされている為に、日本でいう大晦日の 10月31日の夜に、先祖の霊が家族に会いにやって来ると信じられてきたからのようです。 でも、先祖の霊がやって来る時に、悪霊も一緒に出て来てしまい、作物に悪い影響を与えたり、子供を さらったりと、色々と悪い影響を与えるので、怖い衣装や仮面を被ったりして仮装をし、魔除けの焚火などをして悪霊を驚かせて追い払う様な民間的な行事となっていったという事です。 
まあ日本でいう、先祖が戻って来る「お盆」の様な感じですね。 日本でも、先祖が戻ってくる時には、悪い霊も同じ様に出て来てしまうので、お祓い事が増えます。 それと似た様な感じです。  そうした祭も、次第にキリスト教圏の文化に吸収されていき、多くの国に伝わって行きました。  それが現在では、そういった宗教的な意味合いが薄れて、人々が仮装をして楽しむというお祭りになってきたという事です。  今のハロウィンの仮装やイベント的な様式は、アメリカから伝わったものです。 

現在では、キリスト教が起源ではない事から、宗教上の行事としてではなく、イベント的な祭りという位置づけになってるようです。  でも、ハロウィン祭をしている国ごとの各家庭では、収穫のお祝いや、死者の霊を迎える行事なども行われているので、宗教的な行事と共にハロウィン祭を楽しまれていると思います。  お祝いの日を、先祖の霊と楽しく過ごそうとする気持ちは、やってくる霊達にとっても良い事なのですが、大昔の人々が困られてるのと同様に、悪霊も沢山やって来るというのが困りものですね。

そういう事から、今月に入って、私の仕事にもハロウィンの霊的影響が出て来ています。 
いつもは、日本特有の霊達を相手にしていますが、今月に入ってからは、魔女や吸血鬼やゾンビなど、魔界の霊が多く出回って来ています。  西洋の魔界も、日本の地獄界も、意識的世界は同じなので、これまで同様に浄化していきますが、やって来る量が増えるので厄介ですね。 
霊的に敏感な人は、そういった影響を受けて、既に体調が悪くなってます。 日本霊界にも、外国の霊界からの者が多く流れ込んで来てるので、色々と交ざってしまってます。  沢山の人間の意識が、ハロウィンでしようとしているホラーのペイントやコスチュームなどは、悪霊を払い除けるという意識でやってない為、逆に悪霊を引き寄せる形となってしまってます。
 
悪霊からすると、人間の方が自分達(悪霊達)と同じ様な格好をして、招いてくれているという感じなんですね。  なので、人間に取り憑いて、大騒ぎを起こしたりして楽しんでいるんです。 犯罪も増えますしね。 悪霊は、自分達がやりたい事を人間に憑いて、好き放題やりますので、その時に憑かれた人は 理性を失って行動してしまってるという感じになってます。  悪霊も、普段は霊体なので、人間に取り憑く事で、一時的に生きてる人間の肉体の感覚を伴って大騒ぎしたり、悪さしたりするという事が大変楽しいんです。  それで、その楽しさを失うのが嫌で、人間に取り憑いて離れない霊も居るので、そうなると、人が変わった様になります。 人相も言動も変になりますしね。  でも大半は、ハロウィンが終わると、悪霊もまた自分達の世界へ順々に戻って行きます。 憑かれた人も、次第に我に返っていくので、悪さした人でも普段の状態に戻ってきて大人しくなります。

悪い事しているのは分かっていても、何だか楽しくて、止められないという気持ちになってる時は、霊的に危ない状態なので、そうなりかけた時に深呼吸して、思いっきり息を吐くとか、柏手を パンパン!と叩くとかでも、理性は戻ります。 そして、その場所を離れる事で霊的影響から遠ざかる事も出来ます。  一人で悪さは出来ないけど、集団では怖さが薄れて出来るので、普段出来ない事、やってはいけない事をその場の雰囲気でやってしまうという事は、心の不満を晴らしている様なものです。  その欲求意識を理性で抑えているところを、外しにかかるのが悪霊の仕事です。  大勢の集団的意識で動く時ほど、個人的な防御は難しく危険になるので、これからハロウィンを楽しもうとされている方は、そういう点に用心して貰いたいと思います。  道理が解れば、自分なりに防御心も出るので、ハロウィンのお祭りの目的は、お祝いと感謝のお祭りという意識を持って、楽しく過ごして欲しいと思います。