神霊による人生相談

ょっ言。

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-2020年11月29日-

今月に入っての忙しさが月末まで続いていて、仕事の時間を調節していかないと「ちょっと一言」を書く時間も取れなくなってきて、今回もギリギリの更新になってしまいました。 

今回は、「HSP」という非常に繊細な気質を持たれている人について、お話したいと思います。 
「HSP」という名称は、(ハイリー・センシティブ・パーソン)といって、「感受性が高く敏感で、非常に繊細な気質を持つ人」を指します。  子供の場合は、「HSC」(ハイリー・センシティブ・チャイルド)と呼ばれています。 呼び名が違うだけで、特徴的なのは同じです。  人口割合では、約2割程の人間が「HSP」と言われています。

最近になって芸能人の中でも、自分は「HSP」だと公表されてる方が出てきたりして、少しずつ世の中に知られる様になってきましたね。  この特徴を持つ人は、他人の言動や感情への共感性が高く、感情移入しやすく、他人の影響を受けやすいです。 暴力的なシーンがあるテレビや映画なども苦手だったりします。  五感から入る情報にも敏感に反応する事から、大きな音や、強めの光や、味や匂い、体を触られる事が苦手、気候や気圧の変化など、環境からの刺激にも敏感に反応して、ストレスを受けやすい等 の特徴があります。  なので、集団生活が苦手であったり、他の人に比べて自分だけ生きづらさを感じていたりもします。 

子供の場合は、学校の中でも、人のちょっとした仕草や、窓から入る明るい光や、音楽の授業で演奏する時の大きな音など、それらを敏感に感じ取ってしまうので、 色々な面が重なり合って集中出来なくなって、その場に居られなくなる場合もあります。 部活や友達との関係性や、それらに上手く合わせられない自分を駄目だと感じてしまう事もあります。  それで、本人も分からないけど、色なん事がストレスになっていて、学校に行きたいけど行けないという事にまで発展してしまいます。  子供の頃から、そうした事で生きづらさを感じている子も多いです。  また、こういう特徴から、大人になっても仕事が長続きしない、根性が無いと言われてしまう場合もあります。


子供の場合は、親が早めに「HSC」の特徴を感じ取ってあげて、その子に無理強いをしない諭し方に変えて対応してあげると、子供自身でも理解出来ない心の不安から解放されて行くので、 ストレスは随分と軽減します。 「HSC」の気質を持つ子は、色々と自分を抑えがちであったり、親の言いつけをよく聞こうと無理をして過ごしてる子が多いので、出来れば親の方が、自分の子が そういった傾向にある事に気付いてあげる事が大事です。 そして、その子の繊細な部分を理解し、認めてあげることでも、その子の心は随分と軽くなります。  自分の得意な面を伸ばす方向で進んで行く事も良いですし、それにより自信がつけば、そこから成長と共に、柔軟な心の対応も出来て来て、色んな影響にも対応していけるようになります。


あと「HSP」の人は、空気を必要以上に読み過ぎてしまい気疲れする事も多いです。 人込みも気疲れするので苦手ですね。  なので、色んな面で気付かない内にストレスが掛かっていて、夕方位になると精神的な疲れが出やすくなったりする人もいます。

また「HSP」の人は、必要以上に気疲れする事から落ち込みが激しくなり、引きこもって鬱になりやすいという面もあります。  でも、鬱と「HSP」は基本的に違うので、ちょっと、その面だけ書いておきますね。 
鬱は、人間関係や環境の変化などで対応が上手く適応出来なくなって、その結果、心がしんどくなって、心を閉ざしてしまって鬱になっていきますが、それらが起きてる原因が解決すると、鬱の症状は 軽くなって改善していきます。 なので、鬱は環境の変化などのストレスから発症する心の病気ということで、後天的なものですね。  これに対して「HSP」は、生まれつき持ってる気質で、先天的なものである事から、鬱との違いがあるんですね。 似てるようで、根本が違うんですね。

「HSP」の人は、その気質を才能として上手く生かしていく事が出来れば、普通の人より優れた才能を発揮する事が出来ます。 
例えば、想像力、イメージ力が高いので、画家や音楽関係、作家など、芸術性の高い仕事に向いています。 繊細な部分は、特別な能力と考えて、それをポジィティブに捉えてみると良いですよ。  後、勘が良いですね。 人を助けたいという気持ちも持っているので、癒しや共感力を求められる仕事等も良いですね。 カウンセリングの仕事なんかも人の気持ちが分かるので良いですね。  動物の気持ちにも寄り添えるので、動物に寄り添った仕事なども良いですね。 マイペースな面は、チームワークでの仕事より、静かな場所でコツコツと仕事を積み上げていける職種が良いですね。  プログラミングとか、IT関係とかね。 

「HSP」の人は、周囲から「ネガティブ」だとか「根性が無い」等と否定されがちで、自分は変なのかと思いがちですが、それも「HSP」という、人一倍、敏感で繊細な気質からくる ものだと理解しましょう。  少し神経質な面は、他人に対する心遣いが得意と考えたり、傷つきやすい面は、感受性が豊かなだけ〜って捉えたり、何でも他人に合わせてしまう様な面は、その時々に合った 対応が出来るんだとかね。  そうして、自分なりに自信をつけていくと良いと思いますよ。 自分自身では短所と考えている事も、長所に変換して考えるとかすると心が楽に感じます。 

今までの時代は、頑張ってマイナスな面を伸ばしていく事が大事な時代でしたが、これからは、個性を伸ばして、その面を大きく成長して行きながら、足らない所をカバーしていける人が時代に 合ってきます。 これまで、「HSP」の人の割合は人口的には2割という事でしたが、これからは「HSP」気質の人が多く産まれてくると思います。  そうして、これまで余り重要視されなかった精神的な面の見直しも兼ねながら、個人の能力を生かした新しい職業が広がり始め、新しい時代へ移行していくと思います。 

そういう変化の波は、コロナが世界的に広がった、もう一つの意味でもあります。 これも、強制的に時代の変化を起こす出来事です。 時代は変化していきます。  これまで当たり前と思ってた事が、当たり前でなくなる事もあり、そういう変化に対応していく事が生き残りの手段として、半強制的に変化を受け止めさせられていきます。 

「HSP」で生きづらさを感じている人も、その能力を良い方向に示せば、大きな変化の中で自分らしさを出して過ごせますよ。  そうした人が多く出て来ると、そういう人達を理解して、共に尊重し合って成長して行けば、それらの働きで、世の中は癒され、調和が取れて安定してきます。  そういった働きも、自らの喜びとし、生き甲斐として感じられるのも「HSP」の人の持ち味であり、本当は心が広くて、他人の事を思いやれる、温かい心の人であるという事なんですね。 

この記事を読まれて、当てはまってる部分が多ければ、そういった傾向を持たれているかも知れません。  生きづらさを感じているなら、知らず知らずに自分で自分を縛ってる想いから開放してあげる事が出来れば、心が軽くなって、力を抜いて生きていけるかも知れませんよ(*^^*)


-2020年11月17日-

今月に入ってから、相談や祓いの仕事が増えてきて、毎日バタバタしています。  先月は、ハロウィン関係の魔が、世間に多く出回って、コロナの霊的影響と合わせて、人間に悪い影響を与えていたので、それらの浄化で忙しかったです。  今月は、ハロウィン関連の影響も何とか治まって、世間の気も安定してきたので、その点では一安心でした。

でも、まだコロナの影響(実際のウイルスの影響に加わった霊的影響)が残るので、多くの人々の心の奥にある不安な部分に影響を与えています。  その影響は、各人が持つ様々な固有の不安が増幅されて、その部分でしんどくなり、その人の性質に絡んで表に出て来ます。  それが、気が荒く、短気な性質の人は、荒い言動や暴力に出たり、それが集団化すると暴動が起きる様な事に広がってしまいます。  また、引き籠りや、内側に溜める性質の方向へ出ると自殺が増えたり、好き勝手に考える人は、マスクをしないで騒いだり、大人数で会食したりして、コロナ感染のリスクを高めていたりします。

外食すると、気楽に入れる様な大型スーパーのイートインコーナーや、食堂などでは、結構、普段通りの狭い間隔で座られていたり、ワイワイガヤガヤと騒がしい所で飲食しているのが目立ちます。  椅子には間隔を開けて座る様に指示されてますが、お客さんの人数が増えてくると、もう関係なく隣同で座られてます。 

コロナも長く続いているので、人々の気持ちの中で、変な慣れの気持ちが出てきてしまい、コロナで死ぬ事は無いとう意識が多くの人の間で出て来ているように感じます。  集団心理で、皆同じだから大丈夫的な感覚に陥ります。 

ドーナッツを買おうと並んでいると、私の後ろに、約50cm位の間隔で人が並んできます。 これも、コロナが流行る前の並び方です。  他の人を見ていると、間隔を開けて並んでる人の前後にも詰めて来ています。 並ぶ列が長くなる程、ちょっと手を動かすだけで並んでる人に触れてしまう位です。  並んでるお客さんが減ってくると、コロナに事を思い出すかのように、人と人との間の感覚は、1.5m位は保てる様になってます。 これも、人間の心理が動いてる証拠です。 

それと、密な状態でも、マスクをしていれば大丈夫的な感覚がある事から、ついつい、やってしまう事もあります。  先のドーナッツを買う時に並んでる時の事ですが、静かに並んでれば大丈夫と思いますが、周りが騒がしいので、結構大きな声で喋ったりしながら選んだりしています。  喋るとマスクがズレるので、マスクの外側を触って位置を調節したりして、その手でまたドーナッツを選んでます。 

静かな所では、声も静かに出来ますが、周りが騒がしいと、話し声が相手に聞こえないので、近くに居ても大きな声で話してしまうという心理からくるものです。  マスクがズレた事は気になるけど、マスクの外側を触って調節する事は気にならない人が多くなった様に思います。  各自は、そういう事(マスクの外側はウイルスが付着するので触らないようにする)は、ちゃんと理解されてるはずですが、やってしまう時は、全部、無意識にやっている事が多く、そういった行動は、 周囲の環境が、そうさせてしまう事もあります。  私も、ついマスクを触ってズレを直す時がありますので、他人の事言えませんけどね(^^;)

あと、これから冬になって温かいものを食べる機会が増えるので、そうした時に、熱いものを食べて口の中の熱く湿った息が出やすい時に、ワイワイと騒いで喋ると、どんどん湿った息が 周囲に広がります。  そうした、様々な場所で、気を抜いた時の気付かない心理から、本人の気付かない内に感染リスクを高めてしまう事で、コロナ感染は起きやすいように思います。 

現在のコロナウイルスは、ある程度出回ると変異していくので、多くの人間に出回らせない事(感染しない事)が大事なんです。  変異とは、生物やウイルスの遺伝子情報の変化の事で、人体の中で変異が起こると、ウイルス感染のリスクが高まったり、効いていた治療薬が効かなくなったり、ワクチンの効果も無くなったり と、ウイルスが持つ性質に変化が起こるという事です。  変異したタイプのウイルスが広がって行くと、今ある薬の効きも悪くなります。 

今はコロナウイルスの変異型が主流になっていますが、今は何とかなっていても、どう変異して行くか分からないので、コロナ不安に慣れるより、予防手段を取り入れ、感染リスクの少ない生活様式に 慣れるという方へ、人間の考え方も変化していく必要があると思います。  コロナの感染者数も増え出しているのと、冬場からインフルエンザの季節とも重なってくるので、各人の予防が感染の広がりを抑える事が出来ます。  マスク装着に加えて、手洗いや消毒をする習慣がついてきてるので、インフルエンザの予防にも効果がありますね。  私の信者さんの働く病院でも、インフルエンザの患者数は例年より減ってると言われてました。 多くの人が努力して用心する中で、そうした効果も出てますしね。

日本人は、そういった事を真面目に取り組める国民性があるので、諸外国よりは予防策が浸透しています。  でも、真面目なので無理するという性質も国民性にはあるので、その辺を注意しておく必要があります。 何故なら、それが集団的心理に影響して、国民全体が不安になり、しんどくなって、 今の環境に耐えられなくなる人が出て来ると、それがテレビの報道などを通して広がって行き、まだ心に余裕がある人でも、精神的に追い込まれるという負の連鎖が起きやすいからです。 

テレビを目で見て、そこから入る情報は脳に入って判断され、それが心に不安材料となって落とされて行きます。 テレビでコロナの話題を見るだけで気分が悪くなる人が増えています。  心が不安で一杯になり、気持ちが追い付いて行かなくなってます。 それで、出来るだけコロナの話題を避ける様に生活されてる方も居ます。 

テレビの番組で、気持ちの切り替えを上手くするやり方や、コロナで頑張ってる人の考えや、良い習慣づけの方法や、何か良い面も伝えてもらって、精神面での不安要素を軽減する様な ものもあれば良いなと思います。 

何事にも、行動を起こすのは人間ですから、人間の心の状態が悪ければ、その行動も悪い方向へ進んでしまいますが、心の状態が良ければ、考えや行動も良い方向へ進みますからね。 

独りで考え込むと、余計に出口が見えなくなる恐れがあるので、相談出来る人に話を聞いてもらうとかして、考えをシンプルにし直して進めて行きましょうね。  心が行き止まってる人は、信頼出来る人を頼りましょう。 人を頼る事で、動けない自分の心と体を動かせて貰えますよ。 そうして、先ず、出来る事からやってみましょうね。 

あまり極端な予防は、生活や生き方を狭くするので、予防に対しては、自分の性質に合わせて、不安が増長する前に程度な息抜きをしたり、気持ちを切り替えたりしながら 淡々と行っていきましょう。

最近、日毎に感染者数が増えてきているので、各自の用心も改めて見直して貰えると良いかなと思いました。