神霊による人生相談

ょっ言。

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-2016年8月29日-
今月もあと少しで終わりですね。   お盆も終わって、やれやれという感じです。   大きな震災で命を落とされた方々の魂も、以前に比べて大分減りましたが、また今年もやって来ました。  動物の霊もやって来ました。   特に人間に飼われて、一緒に暮らしていた犬や猫の魂が多かったです。   あと、鳥も居ましたし、色んな小動物も来てました。  魚や昆虫の集団もありました。  それら全て震災関係で亡くなった魂という繋がりで、一つの意識世界が創られてしまい、その無念の 意識を持った者達が集まる世界から、未だに抜けられない魂が数多くあって、こういうお盆の時期や、お彼岸の時期、年末年始など、あと災害が起きた日とかに、あの世から出てきます。   今年は、お盆前に、こちらから呼びかけて未成仏の魂を導きながら、沢山上げていたので、お盆の時期に入って、一気に沢山押し寄せて来て大変だ―!っていう事にはなら なかったので、例年より比較的に楽に過ごせました。   不動明王様に引き上げて貰って、観音様に優しく包んでもらって心が楽になったら、阿弥陀如来様の発せられる黄金色の光の中に吸い込まれる様に救い上げてもらいました。   救い上げて貰った魂達は、黄金の光の中で薬師如来様に病気や怪我を治して貰ったり、心の教えをお釈迦如来様に教えて貰ったりしながら、せっかく上がった世界から落ちない様に修行されます。   でも、色んな魂をまとめて上げている時に、また以前と同じような気が幾つかあったので、「あれ? また出て来たの? また落ちちゃったの? 今度は落ちない様に頑張りや―!」っていう 事も、ちょくちょくあります。  心に執着が残ったり、取り切れていなかったりすると、また同じ執着の想いが心の中に膨らんできて、その想いで心の中が一杯になると、また執着に取り囲まれて しまいます。  そうなると、心が楽な人の世界の人達と心の波長が合わなくなってしまい、合うのは執着で苦悩してる世界という事になり、苦悩の波長に同通する世界へ、 自分の責任において落ちてきて、落ちた世界で落ち着きます。  そうして、救いを求めてまたやって来るという事を繰り返す魂もいます。   私の所に来る魂は、そういった魂もありますが、回を重ねて行く内に段々と改善されて行って、数が減ってきています。   自分の心の調整が出来てない為に落ちるのは、誰の責任でもなく、自分の責任で落ちてその場に居るんですが、それが苦しいから誰かのせいにしたり、神様を憎んだりし、苦しいからと他人を同じ 目に遭わせようと、この世に出て来て悪さしたりする事が次第に多くなっていきます。   それで、他人が落ちていく姿を見て一時的に気が晴れたり、喜んだりするという「うさ晴らし」の様な事が、地獄で味わう事の出来る、一時の安楽や喜びという事です。   この世でも、家庭環境の悪化で、学校のクラスメイトに「いじめ」をしたり、会社等で同僚や部下などを「いじめ」たり、騙したり、足を引っ張るような問題から、殺人までに及ぶケースが増えて きています。   これは、人間世界の凝り固まった一部の部分が地獄化してきている証拠で、あの世での出来事が、この世にも色んなケースを伴って起きているんです。   でも、地獄に居る魂は、実際は自分の苦しみも取れてないので、また別の悪さを考えて行動しないと自分が苦しいだけなんですね。   それで、誰かが苦しむ姿を想像して、それを励みに頑張ろうとするような世界に居るので、自分自身を改善して良い方向へ転換していこうとする気持ちになる事が難しい心の状態なんですね。   この世には、色んな人間がいるので、生きてさえいれば良い事も体験出来ますし、愛を与えて貰う事も出来ます。   それが、あの世の地獄には貰える事が一切無いので、この世に貰いに来てるんです。   そうした悪さ目的で地獄から出て来た霊や、ただ苦しいから出て来た霊や、人の愛が欲しくて出て来た霊などを、色んな例え等を使って言い聞かせていき、少しずつ気持ちを切り替えるように 導いてあげながら、その魂達の良い面も思い出せる様に、前世の記憶も導き出しながら働きかけていきます。   そうしたら、暗かった魂からホワーッとした光が出てきます。   それまで暗かった魂(心)に希望の光が灯るので、少しずつ前向きな考え方も出来ようになってきます。  それで再度上げてあげると、もう落ちて来なくなります。   結局、何度上げても落ちて来る魂というのは、自分で改心して上がってないので、やはり心の弱い部分、暗い部分が出てしまい、落ちるという事に繋がってるだけです。   他力の力で上がると、他力を頼る意識が抜けないので、困難があれば、また頼ろうとしてしまい、何度もやって来て助けて貰おうとする魂に成り下がってしまいます。   でも、数年掛けて段々と話していくと、その内、魂の奥に眠っていた自力の精神が芽生え始め、「他力は、自力の精神で呼び込むものなんだ」と気付き始めます。   そうした時、「頑張れば頑張るほどに、他力の力が助けに入る」という事も経験していきます。   これで「自己の発展や幸せは、自助努力がもたらす」という事を、他力ばかりを頼る魂達は、経験として学び取ってくれるようになります。   そこに「他人への愛の精神」が加わって行くと、更に天国に近い世界観が開けてくるんですけどね。   自分を磨いて幸せになったら、今度は他人にも分けてあげよう、助けてあげようとする気持ちですね。   お盆も過ぎた今は、こちらにやって来る魂は殆ど居なくなりました。   次は、9月のお彼岸ですかね。  それを過ぎたら、今度は年末に向けての総供養が待ってると思うので、まだまだ忙しいでしょうね(^^ゞ

あと少し、短くて簡単な真理を書いておきますね。

*暗く苦しい心が地獄と共感し、明るく楽な心が天国と共感します。
*狭く小さく閉じた心も地獄と共感し、広く大きく開いた心も天国と共感します。
*人を卑屈に見る習慣を持っていると地獄に共感していき、人を素直に良い目を見れる習慣を持つ事で天国に共感していきます。
*悪い言葉は地獄と共感し、良い言葉は天国と共感します。
*人を憎む心は地獄と共感し、人を愛する心は天国と共感します。
*クヨクヨする心や、後ろ向きな心は地獄から離れられず、拘りの無いサッパリした心や、前向きな心は天国に繋がります。
*悪い事を悪いと思えない心は地獄から寄ってきて、悪い事を悪いと思える心は天国の指導を得られます。
*楽な世界へ共感して過ごして行きたいなら、自分の心の部分部分を少しずつでも見直していくと良いですよ。

難しい真理が苦手なら、こういう事から理解していけば良いと思いますよ(^_-)-☆

ps, この一行ずつの真理が、本当の「ちょっと一言」なんじゃないかと思いました(^^ゞ

何か、がんばろ(^^;)


-2016年8月9日-
毎日、暑い日が続いてますね〜(@_@;)   昨日は、久しぶりに外でのお仕事でした。   お仕事の内容は、誰も住まなくなった空き家を解体する際に、その家の裏庭にある大木を切る事になり、その事で災いが起きない様に対処しに来て欲しいという内容でした。   その依頼があってから、実際の現場に行くまでに、まだ日数が有ったので、予め、その木をイメージし、木の精を呼び出してみると、お爺ちゃん精霊が出て来られました。   お顔は穏やかで微笑んでおられましたので、木を切るという事に対して怒っている訳では無い様に感じました。   もう、そういう話(家を壊した時に木も切るという話)が出ているのを知っているようでした。   お爺ちゃんの精霊と少し話すと、木を切られる事に対しては仕方なしという感じでしたし、切られても悪さは何もしないよという感じでした。   実際の木が無くなれば、木の霊が宿る木も無くなるので、お塩とお酒を撒いて浄化してから光を降ろして、木の霊を木の精霊界へ上げてあげるという事を話しました。   うんうんと頷いて聞いておられて、では実際に行った時に、またお話をして、当日に色々やる事があればやりますよという事にしておきました。   では、それまで待ってるという返事を残して、爺ちゃん精霊は木の中へ消えて行きました。  ちょっと、それだけでは無い様な、まだ他にもやる事あるよ〜という感じを残されたのが、 少々気になりましたが、もう帰られたので、聞くのは止めておく事にしました。   そして依頼の当日になり、実際に空き家の中へ入って行くと、随分と昔の家屋の造りで、薄暗くて冷〜っとしていて、湿気とカビの臭いが混ざった感じがしました。   その家は、間口が狭く奥行きが長い家で、両隣の家に挟まれて建っているので窓は無く、玄関と裏庭だけが外の光を取り入れる事が出来るという感じの造りなので、家の中央は暗いです。   玄関から真っ直ぐに伸びた土間の通路を歩いて、横の薄暗い部屋を見ても、霊は居なくて、反対側の流し台がある所も霊は居なくて、特に霊的な感じは無いな〜って思いながら、家の中を 見渡してました。   二階へ上げる階段の上や、二階の部屋が気になりましたが、まずは木の状態を見るのが先なので、木の生えている突き当たりの裏庭まで歩いて出ました。   外の光が入る筈の裏庭も、大きな木から出た枝葉が茂っているせいと、高い塀に囲まれて薄暗い感じでした。   四畳半程の裏庭に、3階建て以上の高さになった木が生えているので、大きな根が周りの壁を押し潰しそうになってるようでした。   家の中の裏庭の土は、木の根が張っているせいか、木の周りの土が盛り上がっていて、周囲には色んな草が茂っていて、その裏庭を囲む便所や部屋の軒先は古く、壊れかけて落ちそうで、至る所に クモの巣が張っているという廃墟感満載という感じの家の裏庭でした。   霊(動物霊や妖怪系)にとっては、なかなかの環境だな〜っと感心しながらも、いまだに静かな感じも変に思いつつ、まあ多分どこかの時点で何か(霊ですよ)出て来るやろ〜って思いながら、 一緒に同行した建築会社の方に用意して貰っていたお酒を、木の周囲に撒いてもらう様に頼んで、私は持参した「念入りお塩」を木の周囲の土地にも撒いておきました。   そして、残りの塩を一階の部屋と二階の部屋にも撒いて貰う様に頼んだので、裏庭には私一人になりました。   それまで、会社の方と喋っていたのに私一人になると、急にし〜んと静まり返って気配が変わる感じがしました。   私は、いつも身体の周囲に張っているシールドを、家に入った時より強化しておく事にしました。  何かあるとか、来るとかいう感じがした時には、身を護るシールドを強化しておきます。   何となく、家の中の離れた所から見つめられてる感じは、裏庭に立った時から薄っすらと感じてましたが、その見られてる感じが近くなった様に感じました。   これは、木の爺ちゃん精霊だけに話しをつけて終わらないな〜って感じましたので、持参した錫杖を振って不動経と龍神祝詞と般若心経を唱える事にしました。   唱えてる最中に、何か出て来るだろうと思ってたら、やっぱり唱え出して直ぐに、「私らも、ここから上げてくれ〜」って、私の直ぐ後ろから声がしてきました。   痛くしたり、身体に乗っかってくるという感じは無かったので、大人しい霊ですね。  私達が入って来たので、二階に隠れていたんでしょうね。   何時の間に後ろに来たのか、「はいはい! やっぱり出て来たね〜!」って言って、「後ろに居ないで、はい!ここの前に並んでー!」と、錫杖で私の前の辺りを指しました。   霊達は素直に前に並んで、私が唱えるお経を聴いていました。  小さくて、木の枝の様に痩せた妖怪みたいなのが庭を走っています。   もうここは取り壊されるから、あなた達(集まって来た霊達です)も、お爺ちゃん精霊さんも、明るい世界へ上がりましょうと言って、天の光を裏庭に降ろして、不動明王様や薬師如来様、 お釈迦様や観音様等にお願いして、霊達を明るい世界へ連れて行って貰う事にしました。  あと、骨と皮だけの人間の姿をした枯れ木の様な霊も居ましたね。   私の立っている地面のしたから、にゅ〜っと蛇の霊が出て来たり、この家に住んでいた家主に関わり合いのある者も出てきました。   大体、大きな光が降りて来て、その場所に行けば、どうやら引き上げて貰えるらしいという事が、見ていて分かると、何の縁のない者もやって来ます。   そういう者も含めて全部対処してたら、お経も一通り終わってしまいましたが、それでも周囲の浄化を続けてやっていると、ようやく周囲の気が軽くなり、裏庭に光が射してきたような明るさが 戻ってきました。  木の、爺ちゃん精霊は、全部の霊が光と共に上がって行くのを見届けてから出てきました。   そして、私にゆっくりと話しかけてきました。  「ワシは長い事、この地を護ってきたが、もうこの家に住む者は誰も居なくなった。 このまま、この地に居ても、周りが朽ちていくのを、ただ 見ているだけじゃ。  だから、先生にここを浄化してもらって、綺麗になったところで、ワシもそろそろ、ここを引き払って帰るとするわ。 このまま長く居座っていても周りの邪魔になるしのぅ〜」 と言われました。  人間の寿命の何倍もの年月を木は生きるので、家の土地に植えられた時の役目を護って生きていても、人間が死んで居なくなると、木は役割を終えるか周囲の護りに移るかです。   後は、持ち主不在で切られる事も多いですね。   爺ちゃん精霊は、役目を終えて、やれやれという感じと、ちょっと寂しさが混ざってた感じがしました。   爺ちゃん精霊は、天から降りた光の中をスーッと上がって、光の中に消えていかれました。   何だか、木の精霊である爺ちゃんは、家主が亡くなり空き家になって朽ちていく時に、周囲の状況から引退を決めていた様な気がして、長い事、私や、私の様に家や土地を浄化してくれる人を待 っていたような気がしました。   その時、天から、「ご苦労であった!」と太い声が聞こえました。   その声の波動で、家が一瞬「ズン! ブルブル!」と震えた様な気がしました。  木の精霊界に帰った爺ちゃんは、微笑みながら、そこの長と並んで立っていました。   裏庭の木からは、何も感じなくなりました。   一階の部屋と、二階の部屋にお塩を撒いてくれていた建築会社の人が二階から降りて来て、裏庭まで戻って来られました。   急に人の気が増えたので、一人で居る寂しさは消えましたが、長い間この家を護ってきた、爺ちゃん精霊が居なくなった寂しさだけが残りました。   建築会社の人に、「入って来た時より、ちょっと明るくなったでしょ♪」と言うと、その人は周りを見渡して、「そうですね、そんな感じがしますね」と言われてました。   「ちょっと霊が居ましたよ」と伝えると、「ええー! そうなん!?」「もう居ないですか!?」ってビックリしてましたけどね(^^ゞ   「もう居ないんで大丈夫ですよ」と言うとホッとされてました。   裏庭から玄関に向かって歩く時、入って来た時に感じた湿気た感じも、カビ臭さも消えていました。   久々の外でのお仕事でした。