神霊による人生相談

ょっ言。

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-2018年2月27日-
まだまだ寒い日が続いてますが、少しずつ気温も上がってきてるので、暖かさを感じる頃まで、あともう少しの辛抱ですね。  辛抱と言えば、六波羅蜜の修業の中に「忍辱」という徳目の修業がありますが、これは耐え忍ぶという事です。  今、冬の寒い時期を、嫌にならずに辛抱し、頑張って過ごしていくという事も、耐え忍ぶという事に当てはまります。  また社会の中にあっても、色んな面で辛い環境の中に身を置いた時に、耐えて忍ぶという事を続けて行く中で、助けも入ったりして、ようやく活路を見出して行けたりしますね。  結果を出し、報われるまで努力し続けるという辛抱が、自分の想いを成し遂げる、達成させていくという面において、とても重要で肝心な心の持ち様なんですね。
  考えてみれば、日々の生活自体、何かと辛い事があっても、試行錯誤をしながら頑張って過ごして行く事も、似た様な修行をしてる様なものです。  修行には色んな修行がありますが、先に書いた「忍辱」という徳目の入った「六波羅蜜」の菩薩修行もあります。  今回は、六波羅蜜に絡めた、「菩薩行」について少し書いておきますね。

先ず、六波羅蜜の「波羅蜜」とは、「彼岸に至る」ということから「悟りに至る」という様な意味になってます。  簡単に言うと、この世という迷いや苦しみの中の世界から、彼岸という悟りの世界に至るという意味になりますね。  心の中の迷いや悩みから脱し、仏様の様な心情を自分の心に宿して、判断し行動して行くというものです。  なので、「六波羅蜜行」とは、仏様の様に多くの人の幸せを祈れるような心を持つ人になって行くために、六つの徳目を菩薩行として定めたものです。  これは、大乗仏教の思想(自分独りの悟りの為ではなく、多くの人を悟りの世界へ運べる様な、大きな乗り物とする思想)の中で高めた能力を、多くの人の幸せを願って使える人に成長し、 その悟りに至るまでの修行になります。 これは、真理を学んで生きていく中で、仏様のような心を理想として生きて行きたいと思える様な段階になると、 自然と利他の精神に傾倒していき、六波羅蜜の行いも実践していきたいと想うようになりますよ。
 
この「ちょっと一言」を読みながら心の修業をされてる方々や、信者さんの中でも、更に悟りの世界へ至るためには何をして行けば良いかとなってくると、この六つの心の修業の完成を目指して 行くという事になります。  その修行徳目として、布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧という六つの修行(詳しくは、また改めて書いていきます)があり、これを六波羅蜜行と言います。 
これは「八正道」という真理の学びに沿って、日頃の想いや行いを正し、瞑想による潜在意識を通して、仏の世界に通じる心(仏の世界が開き始める)が身について来た段階。  また、人としていながら、仏の心としての想いも感じれる様になった段階として八正道の完成があります。  そうして次に来る心情として、人に役立つような自分で在りたいと、それが生きる意味として思える様な心境(菩薩)になって頑張っていると、その想いを定着させるためにも、次の段階の教えを 受けたいという想いが出て来ます。 そこで、生活の中での心の取り組みである「八正道」からの基本的な気付き(悟り)に加えて、それを踏まえた上での「六波羅蜜行」を実践していく事で、 心の中は更に明るい光に満ちて行き、その光に引き寄せられる様に更なる高みに上がって行くんです。  そうして生きている内に、菩薩の様な心境を持って、その心を実践に活かしていく中で、心に菩薩の心が定着していき、その心を悟りに繋げていくように精進して行く事で、六波羅蜜行は完成に 近付いて行きます。 真の自覚を得るという心境、そういう心を持って、更に上を目指して努力し、他人の為に尽くしている人を、この世の菩薩と呼んでいます。

菩薩行は、楽を与えていこうとする人である「菩薩」の心境から、最終的には悟りを開いて真の仏になって行くという修行にまで進んで行きます。  菩薩の心境は、行を進めると共に次第に自他との境が薄くなっていき、次第に他人の幸福は自分の幸福にも感じられ、他人の不幸は自分の不幸の様な心境になり、自分の幸福を他人にも別けてあげよう とか、自分の能力を皆の為に役立てよう、その為に自分の努力や頑張りがあると思える、そいう心の状態になって行くという感じです。  身内や友人等からでも良いから、苦を減らして行こう、そして楽を増やして行こう等の想いが湧いてくる心になってきます。  その為には、どうするかを考える人になって行きます。  まあ、理屈無しに人助けが出来る人ですね。 ただ、その時に必要な判断として、真理の基準に照らし合わせて実践していく必要はありますけどね。

そうして普段の生活の中での視点や思考が、この世的な物質主義的、実益主義的な考えから、穏やかな心の世界(仏の世界)の考えを基本としたものに変わってきます。  その想いは、人間が皆持っている「仏性」から湧いてくる心に積極的に繋がっていきます。  仏性は、人間なら皆持っている魂の基を成しているものです。 例えば、何か特技があっても何もしなければ、特に役立つ事もせず、ただ皆より少し上手というだけで終わってしまいがちですが、 その特技を磨き始め、最高に伸ばして行けたら、持っている力や技がどんどん光って来て、それが大きな仕事に結びついたり、多くの人を感動させたり、希望を持たせたりと、 誰かの為、社会の為になっていきます。 仏性も、皆の心の中で光っていますが、その光を外に向けて強くする努力をすれば、菩薩の世界にも如来の世界にも上がって行く事は可能です。  難しいのは、一時、その世界に上がっても、それを長くキープしていく事が大変なので、今の状態を落とさない様に、日々の見直しと自覚から、発見から発展へ昇華させるイメージを持って、 今の状態から上げて行こうとする努力が大事になってきます。

人として正しく成長していくには、正しい心の成長が基本になります。  でも、人間の心というのは、本当に不安定で、良いも悪いも色んな世界へ繋がってしまう性質があり、それが苦楽の芽生えを生み出します。  そういった不安定な心を正しい方向に定着させ、正しく発展させていくという事で、修行という心の訓練が必要になってくるんですね。  その入口として、仏教には色んな修行形態があると言ってもいいですね。
 
一般的な在家修行としては、八正道や六波羅蜜などの教えを実践する中で、その教えの本質に近づこうとする意志の力を強めていくと良いでしょうね。  その意識が、戒律を守って努力していくという想いに繋がります。  そういう意志の力が、意識の向上に繋がって、しんどい時があっても、怒ったり恨んだりせず、気持ちを切り替えながら心の訓練を持続させていこうとする原動力になって行きます。  物事をやり通し、結果を引き寄せるには何でも忍耐が必要になります。 忍耐が無いと、何に対しても続ける事が嫌になったり、人から何か言われると怒ったり、自分には無理!と、 投げやりな気持ちが湧きやすいので、六波羅蜜行の中でも「忍辱」という徳目は、修行を始めていく上で、結構大変な心の作業となると思います。

それでも、真理の教えを心の支えとして頑張る気持ちを続けていると、苦しい中でも、何かの気付きや、他人の助けが入り、急に道が開ける時があります。  そんな時は、仏と共に歩んでる気持ちも湧いてきたりしますし、身近に感じたり、感謝の気持ちも湧いてきたりします。  心や身体が よれよれになっても、努力し頑張る人に、仏は寄り添って、見守ってくれているんですよ。  この世に産まれ出た時から、死ぬまでの期間が修行の期間ですので、その成績の結果は、霊界に帰った時の居場所になって表れます。  あの世に戻られる時には、明るい世界へ帰れるようにしたいですね(^_-)-☆


-2018年2月10日-
前回、風邪をひいた事に関する記事を書いた後、多くの信者さんから、驚きのメールや、お見舞いのメールを沢山頂き、有難うございましたm(__)m  風邪をひく前日までは、めっちゃ元気だったんですけどね(^^;)
まだ、こっそりと魔が忍び寄ってきて、急に体調が悪くなりますが、意識の切り替えで何とかなるので、今週からボチボチと仕事を始めていますよ。

一昨日、家から車で20分ほどの距離にある「成田不動尊」に、車のご祈祷をして貰いに行ってきました。
1月に入って一週間して、急に風邪をひいてしまったので、新年のお参りも、車の御祈祷も、2月に入ってからです(^^;)
お参りに行く時の事前作業として、当日に厄介な霊的影響を受けない様に、必ず前日にお寺の境内や、お堂内を霊視しておきます。  その際にお堂内に年始参り関連の霊が沢山集まってる様子があったので、集まってる霊に教えを施したりして、ある程度の浄化・浄霊をしておきました。  あとは当日に、また新たに集まるだろうと予想される霊も含めて、お堂の中で仕上げをすれば良いところまで進めておきました。

出掛けようと支度をしていた頃には晴れてましたが、出掛ける頃には曇り空になってました。  車に乗る頃にチラチラと雪が降り出し、走り出そうとした時に、急に吹雪の様になってきて、運転席から見える車のボンネットが雪で白くなってきました(@_@;)  これから山沿いの道に入って行くのに大丈夫かな、行かない方が良いのかな?とは思いましたが、まあいいやと運転している内に段々止んできて、不動様のお寺に着いた時には晴れ間が出てました♪  やれやれ、良かった(*^^*)

そうして、久しぶりにお不動様のお堂を目の前に見た時、お堂内に色んな霊の気配がありましたが、お堂に入って霊達に意識を向けてからは、楽にさせて貰えると分かっているので、お堂の天井辺り に小さな集団となって行儀良く待機されいていました。  それらを確認しておいて、先ずは久しぶりのお不動様と対面し、持参したお酒とミカンを御供えしました。  お不動様は、「先生!久しぶりじゃのー! 正月は大変であったなー!」と、私の身に起きた事を知っておられるようでした。  祭壇の前で手を合わせてお祈りすると、「まあ、殆ど風邪は治ってるようじゃが、色んな奴が近寄って来て、その者達の持つ苦しみの影響を受けるのでな、調子が悪くなっとるんじゃよ」と 言われました。  今の症状が、霊的な影響の割合の方が多いという事で、やっぱりなという感じでした。  そうして、不動様と少しお話してから、この後ちょっとお堂内の浄化をしますとお伝えして、集まった霊に意識を移しました。

前日に話をしておいても、まだ気持ちの切り替えが上手くいかない霊や、新たに集まった霊などが、それぞれの苦しみを伝えてきましたが、そういう諸々の苦は、生きていた時の仕事や人間関係や 病気など、生活をしていく上、生きていく上での悩みや苦しみであり、死んでしまって霊界に居る魂(意識体)となっては、もう過去の話として心から外して行くようにしましょう。  いつまでも生きていた時の事に執着しているより、早く生まれ変わって、生前に出来なかった想いを叶えられる様に気持ちを未来に向けて進む方が良いですよ。  その為にも、過去に負った苦い経験は、同じ過ちを繰り返さない様な教訓とし、未来へ向けて進む力ともなる様に、考えを前向きに切り替えていきましょうと伝え、皆の気が軽く明るくなったのを 確認して、ミニ講義は終わりです。 (真理の話は供養の代わりにもなります。) あとは、お呼びした諸如来様の成仏の光に包まれて光の中に上がって貰い、堂内の浄化を行いました。
そうして浄化を終え綺麗になったお堂内は、スッキリと明るくなり、重く感じていたお堂内の気も軽くなりました。  これで良しやな〜(*^^*)ヤレヤレ〜♪ その後「不動尊祈経」と「般若心経」と御真言を唱えながら、家族や信者さん等の不調改善の祈願をして、皆を調和の光に包んで終わりとしました。

成田不動尊のお寺は、お不動様が御本尊ですが、色んな霊を引き上げる際には、「阿弥陀如来様」や「薬師如来様」や「お釈迦如来様」なども、お揃いになられた方が話しが早いので、 よくお呼びしています。  大抵は、それら如来様に加えて観音様やお地蔵様などもお呼びしますし、また違った場面で「不動明王様」をお呼びする時は、五大明王様として5人の明王様をお呼びする事も多いです。  五大明王とは、中央に不動明王として、その四方に配置される4体の明王様を合わせて五大明王と呼びます。  お名前だけ書いておくと、中央に「不動明王」、東方に「降三世明王」、南方に「軍荼利明王」、西方に「大威徳明王」、北方に「金剛夜叉明王」となり、それぞれの御力で魔を降伏させます。
 
そうしている内に、御住職の準備が整ったようで、お堂に入って来られました。  いつも時間配分している様に、やる事をやり終えれば、上手い具合に御住職の準備も整われるという感じです。  そうして、大きな太鼓をドンドンと打ち鳴らし、それに負けない様な御住職の迫力のある声で交通安全の御祈祷が始まりました。  私は、大太鼓の迫力のある大きな音と、心が高まる様なリズムで打ち鳴らされる太鼓の音が大好きなので、聴いていると自分も鳴らしてみたいなという気持ちになります。  以前、ご住職からは、お堂内の物は自由に使って良い、信者さんを迎えて、お堂内で講義してくれても良いよと言ってくださいましたが、勿体なくて未だに出来ずにいます(^^;)  なので、太鼓も鳴らして良いとの事なのですが、なかなかね〜(^^ゞ 

御祈祷中の不動様は、私の車体や車内、エンジンも炎で浄化したり、炎の光で包んだりしながら綺麗にしてくださいました。  「もう大丈夫じゃぞー! そんなに厄介なのは無かったわ! ワハハハー!」と笑いながら不動様♪  これでまた安心して乗れます♪ 不動様、有難うございますm(__)m  家には、あとまだ2台の車がありますが、一台ずつお堂の前まで乗って来て、しっかりと不動様に視て貰わないといけません。  また次の車のご祈祷をお願いしに行こうと思います。  不動様、またお世話になりますので、宜しくお願いしますm(__)m
 
この記事は、皆さんも読んでくれていますが、私と交信している神仏様も読まれているので、ご報告も同時に出来てるんですよ(^o^)丿  霊界、特に神仏界は、そういう事も普通に出来るんです。
皆さんが「ちょっと一言」を読まれる時、または真理の本などを読まれる時、霊界に居られる皆さんと御縁のある魂や、御先祖様も一緒に読む事が出来、上の世界の教えを知る事が叶うという事ですね (^_-)-☆