神霊による人生相談

ょっ言。

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-2018年10月29日-
今月も あと2日で終わりですね。  今月に入ったとたん、身辺に大変な事が色々と続いて、その対処に追われる様な月でした。  10月は神無月でもあるためか、毎年いろいろと厄介な事が続く月ですが、今年はこれまでになく大変でした。  今まで気付かなかった事、気にしてなかった所、そういう心の隙間に、厄介事となるような事を繋げて来ていたりする事にも気付きました。  気付けば対処していけるようになるので、これから事前に対処していく事も出来ます。 そうすれば、今回の様な大変な事という認識は軽減されるでしょうね。 

今までに無い様な事が自身や身辺に起きたりする事や、今までやってきた事の上を行くような事を体験させられる時などは、これまで積み重ねた学びの力を活かして、一つ上の段階から判断し、 実行して行く時期に入ってきた時に、よく起きたりする現象です。  なので、段階が一つ上がろうとする時や、上がった直後の上がり切っていない時(上の世界に頭や上半身だけが出た時で、全身が上の世界へ上がり切ってない時)に起きてきます。  今の段階から完全に上がる時に受ける最終試験みたいなもんです。  本人にとっては、そういう時期に来たことや、段階が上がった事は、感覚として後から段々と判って来る事なので、暫くは 今まで通りの生活スタイルを続けて行く事が多いので、今までと同じ様な感覚で過ごしていると、更に上の困難がやって来たように感じると思います。
 
段階が上がる時は、自分の得意分野での感覚から引いてきた認識や思考が、もう少し広い視野で捉えられる様になって、自分メインの小さな世界ではなく、大きな道理の中の自分というものを 意識して、諸事全般を判断出来る様になってきた時です。  そうなると、今まで狭い視野でしか見えなかったものが、広く高い視野で視れる様になってくるので、そこからの気付きも得る事が出来、それらを基に、更に上の考えが出来るようになります。  そうすると、これまでに無いような考えの幅が広がり、それらを基に更に上の判断を選んでいけるようになります。  自身の中での気付きは、まだ小さく狭い視野ですが、そこから大きな広い視野に繋げて視て行きます。  そしたら大きな気付きに到達して、あ〜なるほどって身辺の全てが繋がって、それが、その段階での悟りです。  小さなことで悩んでた自分が小さく見えます。 狭い所から広い所へ出た感じがしますよ。 

諸事、気付きから悟りに発展させていないから、対処しないといけない事があっても、それの本質を知らない、分からないから、解決方法が見付けられないですね。  また気付きも得られてないので、悩んでも一つの方法しか思い付かないから、とりあえずやってみようという感じですので、大変狭い領域で頑張っていたという事になります。  でも先に述べた様に、気付きから悟って、それらが分かってくると、この問題の場合は、この解決方法で行くか、こっちの解決方法は、この利点があるなとか、こっちを実践してから、 段階を見て更にこの方法を足そうかとか、どういった解決方法が先を見て選ぶ事が出来ますね。  その場限りの解決方法ではなく、その方法を実行していくと、将来的に発展が見込める様な建設的な思考と判断、相手の発展も含めた指導的な判断を大局的な見地から選ぶ事が多くなります。  なので、少し時間の掛かる事も多くなりますが、大きな発展には時間は掛かるものと認識出来るので、焦らずに進める事も苦にならなくなってきます。  大物は焦らないというのが、教えられなくても身に付いてきます。 仏教真理で言えば「不動心」にも繋がりますね。  その歩みの間、様々な信頼を得て進めて行く事が出来れば、将来的に何倍ものプラスとなって返ってくるようになります。  色んな分野の指導者や、会社の社長さん等は、そういう判断をして人材を育てたり、事業拡大に繋げていかれていると思います。  上の段階に上がるにつれ、そういう色んな判断項目(何を目的として選ぶかで、その時の判断が異なります)を余裕を持った心で使う事が出来るんです。  そういう点で、指導者も社長さんも、更なる自他の成長を目指して邁進されていけば、大きな飛躍を遂げる事が出来るでしょうね。 


全ては、自分に降りかかった困難に向き合ってるかどうかで決まります。  よく中心(本質)を視ていけば、その周りに派生した厄介事も、全ては中心からの影響です。  考え方の癖は、なかなか気付き難いものですが、そこを自分で気付くか、他人から教えてもらうか、親しい人と一緒に考えて貰っても良いので、今までの思考パターンを外して見直しをかける事で、 随分と楽な考えに落ち着いたりしますよ。 
大体の困難は、考え方の癖から抜け出せず、同じパターンに陥り、自分で自分を苦しめ、動けなくしている事が多いので、そこを改善するという事を進めて行くと、色んな事への想いが 軽く楽に考えられ、しんどい時期から抜け出せますよ。 また同じ、しんどくなるパターンに来たなと思うなら、それは改善されていない考え方の癖の部分で、しんどくなってる事が多いですよ。  困難や問題事等は、弱い部分に派生していく性質を持つので、それは自分自身の考え方にある弱い部分や、会社の弱い部分、社会の弱い部分等に広がって行きます。  自分は出来ていても、他人は出来ていない事もあるので、その人の性質や性格、考え方の偏りなどに気付いて対処出来れば、改善していく事も出来ます。  それも全て、自分を上げる事に繋がります。 皆を良くしていこうとする事は、結構しんどい事なので、自分を上げながら成長させていく事に繋がります。  そういう想いを持って進んでる人は、必要とされる人であり、困難を乗り越える度に大きくなれる人です。  また、他人の想いを汲んで、大きな見地で成長発展させる「大きな魂の器」の人でもあるので、そういう人が社会の上に立つと、調和のとれた発展が叶って行くでしょう。 

身に起こる困難は、気付きや考え方次第で、自分の未来を明るくしてくれる材料になります。  厄介な事、大変な事等の困難事を、ただ、最悪ー!って思っているだけでは、その通りにしかなりません。 何時もの思考パターンでグルグル回るだけですからね。 
そういう時こそ、自分の見直しの時期として、思考パターンや、考えの悪い癖を直しつつ広い視野で視れる様になると、気付きも得て、自分で自分を楽にしてあげる事が出来ますよ。  もちろん、信頼のおける人に助けて持っても構いませんよ。 そこから自分で発展させて行けば良いんですからね。  視野が広がり、建設的な思考に移行していくと、何だか成長した違う自分になった様な気がすると思います。  そしたら、物事を前向きに捉えられる様になってたりします。 心の余裕も出ます。 自信が出て来るので自分の意見が言える様になってきます。 人の好き嫌いが減ってきます。  皆の事を考えて言動をする人と認識されてきます。  自分の道が見えてきます。  いつの間にか楽になってて、ふと、以前に比べて一段上がってる自分に気付いたりしますよ。 


-2018年10月13日-
今日は、「生まれ変わりのサイクル」についてのリクエストがありましたので、そのお話をしようと思います。  このお話は、以前の「ちょっと一言」2011年8月20日の記事でも書いたと思いますので、そちらも合わせて読んで頂ければと思います。 

生まれ変わりを広い視野で視ると、計6人の魂グループ(この世に出て来ている魂も含める)が1人ずつ順番に、あの世から この世に生まれ出て(転生)、またあの世へ帰って行くという サイクル(輪廻)を、永遠の時間の中で繰り返しているという事になっています。 一般的に「輪廻転生」と言われているものですね。 
前回、手のひらで例えたと思いますが、親指が今この世に出ている魂とすると、親指の隣の人差し指が、守護霊の役目をしています。 この基本セットで人間は皆、毎日を過ごしています。  この世の出た親指の位置の人間が亡くなれば、親指から一番遠い小指に移動します。 そして、また親指の位置に戻るまで、霊界に居て修行を積んで行きます。  このスライド移動を、魂のグループ内で一つずつ進め、グルグルと回転しながら輪廻転生を果たして行きます。 
そうして、小指から人差し指まで修行を重ねて来た魂は、一つ前に居る親指の指導を任されて、守護霊の役目をします。  人差し指の位置にいた魂は、この世にいる親指の位置の人間を守護霊の役目として見ていたので、時代的に馴染みやすく、次の生まれ変わりの順番に当たります。  指導をしながら、自分のやり方、進め方などの工夫や研究もします。 (中には、サボって何も指導しない守護霊もいますけどね。) そうしてまた、生まれ変わりの順番がやって来るという感じです。 

大体、一つの修行を終えて一つ進むのに平均40年〜50年位は掛かります。  これは、人生の過程で大きな影響を与えるような善悪は無く、一般的な人生を送った人の魂を基本としています。  なので、一回り生まれ変わりの順番が回って来るまで200年以上は掛かる計算ですね。 今、生きている人を日本の時代でいうなら、江戸時代の年代位に出ていた人が多いですかね。  その前は、室町時代→平安時代という具合ですかね。 (今、日本人でも、日本ばかりに転生して来てはいませんので、時代的な参考です。)  これには、かなりの個人差(生前に行った善悪の度合い、霊格の高低差など)があるので、全ての魂が50年単位で一つずつスライドしていくとは言えませんけどね。 

あの世での修業期間を終え、順番に転生して行く魂5人に対し、その順番に当てはまらない「本体の魂」が1人、グループの中心に居ます。  (前回2011年の記事で、本体1人と魂の兄弟5人で、合計6人の魂達で形成されている魂グループの説明があります。)  本体の魂は、他の5人の魂より霊格が高いので、グループ長の役割をしています。 また、霊格が高い魂程、生まれ変わるまでの期間が長くなります。 転生するなら、他の魂の倍以上の期間です。  その為、霊格の高い本体の魂は、他の魂より霊界に留まっている期間が長いです。 その間、他の魂の指導や、他の魂のグループ長との交流も交えながら、より自らの霊格の向上を果たして行きます。  それが、魂グループ全体の向上にも繋がります。 

また、仲間の魂の一人が、霊界より人間界に転生して、また仲間の居る霊界へ戻って来た時に、人間界で得た経験や知識などの情報を「魂の記憶」として持ち帰ってきます。  その時に、グループ全体で、その仲間の魂の記憶(人生の記憶)を人生の記録映像として観ながら、仲間の想いも同時に経験しますので、 実体験は無いものの、その時代を経験したような記憶が魂に取り込まれます。  良くない波動を身(魂)につけて戻ってきた時、それが皆の魂にも広まって伝わり、一時的に悪い波動がグループ全体を包み込んでしまうので、全員の波動が下がってしまう事もあります。  逆に、とても良い波動(困難を克服して大きな貢献を果たした事で得た良い波動の光)を身(魂)につけて戻ってきた時、皆に祝福されて迎え入れられ、皆に分かち合った波動は エネルギーに満ちた明るく心地よい波動であり、皆の魂が明るい光の波動に包まれます。  大きな光を得た場合、霊格が一つ上がる事もあります。 全体霊格も、平均して少し上がります。  そうすると、その魂は、グループ長の次の位に納まる事もあります。  そうして、グループ全員の総霊格の位(全員の霊格の平均値)が、輪廻転生の度に上がったり下がったりを繰り返しています。  そうして良い時も悪い時も、それぞれ頑張って向上して行こうと、各自の魂の弱い部分や誤った部分を訂正する為に、またこの世に転生して弱い部分を改善しながら頑張って生きていくんです。

こういう面からも、この世はしんどい事(自分的に)が起きたりするんですよ。 しんどい事というのは、自分の弱点(気が付かない面、人間関係の不得意、持続力が無い、喜怒哀楽が激しい等)を 切っ掛けに、会社や学校、家族内など、身の周りの環境から湧き出るように発生してきます。 それは、弱い部分を克服しようとしているので、難しく感じたり、しんどくなったりするんです。  霊界の修業の過程では、生きていた時に克服出来なかった事や、正しく考えられなかった事、問題解決に至らなくて発展に繋げられなかった事などを、魂修業の時に整理してまとめて、 次に生まれ出る時の自己の課題として、魂に入れて出て来ます。 そして、もう一度、人生のどこかのタイミングで取り出して、乗り越えようとします。 その時が試練となりやすいです。  でも、自分の力量より遥かに高い試練では無いので、柔軟な考えを持って対処したり、誰かの力を借りて解決に向けて進めたり、そうする事でより高い発展に繋がれば、問題は高い次元で解決を したという事になります。 「独りよがり」の傾向の強い人は、誰かと協力して柔軟に物事を進めるのが課題となったりします。  この世で努力し、頑張って生き抜いた魂が霊界のグループに帰った時、皆に褒められて、自分の持って来た良い波動を皆に分け与える事が出来るんですね。  そのお蔭で、皆は努力と発展の光を受けて、更に良い経験智が各魂に取り入れられ、魂グループ全体の波動も上がり、全ての魂の発展に活かされるんです。  これにより、次に生まれ出る魂は、その経験智の部分も持って出る事が出来ます。  そうして、皆に頑張って来てねー!って送り出されるという感じで、次の順番に当たる魂が生まれ変わって来るんです。 

これら一連の工程を経験していく事により、今生きてる人間は、霊界で同じグループの魂の生前の経験を疑似体験として分かち合い、自分の魂に取り込んだ事を、自分の前世での出来事と 思い込んでいる場合が多いと思います。  自分だけが短い期間に繰り返し生まれ変わってる様に感じてると思います。  今は平成の時代ですが、前世は昭和の時代に出ていたと言われた場合、それは自分の魂ではなく、同じグループの魂が生きていた時代の経験を分かち合った時の記憶です。  基本的に、そんなに早く生まれ変わりませんからね。 同じ魂が、順番通りに修行を終えて、この世に出て来るまで一般の魂で約200年位(一般の魂の場合)掛かりますしね。

霊格が上がれば、生まれ変わりのサイクルは500年、700年、1000年、2000年、3000年、、、と 長くなっていきます。 その間には、他の魂が出て細かな改善をしていきます。  まあこれは、菩薩や如来の霊格を持つ魂の転生のサイクルですけどね。 その位の霊格になれば、自分で転生する時代を選べます。 余分ですが、魂グループの人数は飛躍的に多くなります。  そういう霊格を持つ方が、世の中を良くする役割や使命を持って、神仏の立てた計画的により、この世に出るというか、出て頂けるという感じです。 

以上の事から、今この世で生きている人の魂が、あの世に帰り、次に生まれ変わるまでの間の数百年間が修業期間という事になり、その間は亡くなったばかりの魂は修行を終えないと出られない (生まれ変われない)ので、次に順番が回ってきた魂が、この世のどこかの国に生まれ出てきているという仕組み(生まれ変わりの法則)になっているんです。 
大きな魂、高い霊格の魂は、人間界で大きな仕事を成しえて霊界へ帰った時、垢落とし(反省的な修業)も直ぐに終えられて、早く元の霊域へ戻って指導の続きをされます。  皆、どんな魂でも、あの世という霊界から、この世の現世に降りて来て、各自の課題や目標を達成する為に、それぞれのレベルに合った努力をしながら人生を全うしていくんですね。
これが、個人の魂レベルだけで視る生まれ変わりではなく、少しだけ広く高い視野で視た場合の「輪廻転生」という生まれ変わりの基本形態であり、基本サイクルとなっています。 

以上、リクエストによる「生まれ変わりのサイクル」のお話をさせて頂きました(*^^)v