神霊による人生相談

ょっ言。

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-2019年7月29日-
今日は、「長い間、タンスやクローゼット等に仕舞いこんであった衣類等を整理し、捨てる際に、しんどくなった(気分の落ち込み、身体が重怠くなった)のですが何故ですか?」というご質問が ありましたので、その原因と、関連する事などを真理の話を含めて、お答えして行こうと思います。 

長い間、タンスや押し入れ、クローゼット等に仕舞い込んである衣服や雑貨などを出して整理したり、捨てようと作業していると、段々と身体が重く怠くなってくる事があります。  悩みや苦しかった事が長く続いていた時期に、よく身に着けていた雑貨や衣服などには、自身の悩みや苦しみ、しんどさ等の重い気を、念として染み込んでいます。 

(ご質問者の方も、しんどい時期に着ていた服を捨てようと整理しているところ、後になって、以前に似た様な感じの、しんどさが出たそうです。  その後、何日かしてようやく気分も回復されたそうです)
重く、しんどい念が染み込んだ衣服は、洗濯しても落ちません。 
それらを長らく使わずに仕舞いこんでしまって、思い付いて処分しょうとする際に触っていると、その重い気が身体に纏わりついてしまう為に、気分の落ち込みや、身体が重怠くなってくるんです。  気や念に敏感でない人が、色んな影響を受けたとしても「疲れたな〜、でもそれは、片付けを頑張ったからだろうな〜」と、思い込みだけで終わらせてる可能性があります。  そう思っていても、自分では気付いてないだけで、影響は多少なりとも受けていて、なかなか疲れが取れない、気分が優れない等の症状が出たりします。  ちょっと疲れた位なら、好きな事や気分を上げる様な事をして、自身の波動を上げていけば、プラスの気のエネルギーが活発になり、受けてしまったマイナスのエネルギーを打ち消してくれるので、 自然と回復していきます。 

また、誰かが着ていた衣服の中古品や、持ち物などにも、使っていた人の気(想いや念のエネルギー)が染み込んでます。  住んでいた場所の気も染み込んでます。 良くない想い、良くない所にあった物ほど、染み込む念は強いです。  なので、綺麗に洗浄された他人の中古品であっても、想いというエネルギーは洗浄出来ませんので、霊的に敏感な人は、その中古品(厄介な念の入ったもの)を購入したりすると、間接的に影響を 受けてしまうんですね。 
特に、高級な宝飾品や、高級ブランドの衣服などを身に付ける人は、妬み(ねたみ)の念の影響を受けやすいです。  それは、「妬み」という、相手を羨ましく想う分だけ、憎らしいと思う感情を生み、その感情が念となって飛んで行き、飛ばされた側の人の体調が悪くなることがあります。  人間的にも「嫌み」や「影口」などを言われたりしますね。 それらも妬みの心情から来るものです。  また、その宝飾品や衣服自体にも念は入っているので、それらを借りたり、譲受けたりして身に着けた場合でも、何となく身体が重い感じがしたり、エネルギーを吸われてるかの様に、気分の低下など を引き起こす場合があります。 

人間から発した重くて強い気(マイナスの気)は、暗い念として物に纏わりつきますので、その物自体がどんなに綺麗な物でも、暗い気で覆われています。  逆に良い気(プラスの気)を発する人の持ち物は、良い気を纏っているので、そういう気を出してる人に貰った品は、良い運気を引き寄せる効果があります。  気は、その気がどちらの方向(プラス方向 or マイナス方向)に出てるか、またその強さで、その方向の運気を引き寄せる効果の違いが別れます。 

今回のご質問者さんのように、その衣服などを持っていた頃に辛かった事等があって、その辛かったという念が衣服に染み込んであります。  そういった持ち主の気を宿した衣服や品物等になって仕舞われていたという事です。  今は、その時の辛い気持ちを乗り越えて忘れていても、整理しようと衣服等を手に取った時に、その時の苦しいエネルギーが勝手に流れ込んで、何となく気が重くなったりするんですね。  苦しいエネルギーは、狭いタンスや押し入れ、クローゼット内では念の行き場が無く溜まっていますので、扉を開けて仕分け等の作業をしたり、手に取って選んだりと、触れた人間の気を通して 流れ込みやすいんです。 品物と人間(触れる)、空間に溜まった気と人間(気を吸い込む)、この様に触れたり、吸ったりと、何か接点があれば同通して電流が流れるような感じで、数秒もあれば 身体に流れ込みます。 そして気付いたら、ご質問者さんの様に、以前の様な苦しい気持ちや感情が湧いて来て、しんどくなってしまったという状態になったと思います。

それと、使わない古い物をどんどん溜めておくと、お部屋全体の気が落ちるので、時々は整理して要らない物は処分してスペースを空けると良いですよ。  お部屋や、タンスやクローゼットなど、まだまだ入るという余裕のスペースがあるという事は、心の余裕(スペース)にも繋がります。  タンスやクローゼットが品物で一杯になったら、使わなくなった何かを処分するとかして、その入れ物自体の容量を超えないように調整するという事をしておけば、 それは自分の心の容量を調節をしているのと同じなんですね。 
入れ物自体が満タンで、外に品物が溢れかえると、品物に追いやられてきて部屋も狭く感じ ますし、気持ちの余裕も無くなってきます。 ゆったりと寛げませんね。 お部屋も散らかってると、気持ちもスッキリしませんので、掃除してスッキリ綺麗にしましょうね。  そういう事から、お部屋のお掃除は、心の浄化に繋がりますよ。 心の調節や浄化は、そういうところからでも出来るという事ですね。 

しんどい事、辛い事は、それ自体が執着の元になるので、努力して気持ちを切り替えて、執着となった元の原因を意識から外して、自分を楽にしていくという事をします。  お部屋の掃除や整理、要らない物を捨てるなどは、同時に心の整理をもしてるんですよ。 心に整理がつかないと、頭では要らないと分かっていても、なかなか捨てられませんからね。  心に整理がつけば、捨てようという気持ちになるんですからね。  お部屋の整理がついてスッキリ綺麗になると気分も良くなりますね。 同様に、心の整理をつけて、心の部屋が綺麗になれば自分が楽になります。  その行いを始め出した時は、しんどくなる事もあると思いますが、長く仕舞われてある、しんどい気を溜めてある物を処分すると、部屋からしんどい気を追い出すとう事にも繋がるので、 お部屋も身体も良い浄化になりますよ。 

皆さんも知っておられると思いますが、「断捨離」というものが流行りましたね。  調べてみると、断捨離の「断」は、入ってくるいらない物を断つ。「捨」は、家にずっとあるいらない物を捨てる。 「離」は、物への執着から離れる。 と書かれてました。 

これも真理ですね。 スッキリ軽い心で過ごす為の心の調整ですね。 これを、お家の中で、不必要な要らない物を断って、 今ある余分なものを捨てて、執着を持たないような生活、過ごし方をして行くという事になると思います。 まあ、その為には、しんどい事も、しんどい思いもしないといけないと思いますが、 適度にしてもらえばと思います。 

私的には、余分な楽しみも、人生にはあるという事も解れば尚良いかと思います。 要らないものを、要らないものとして考えるか、有益なものに変えるのか、 必要性を見出して、有っても良いと思える心の余裕をつくるか、大きな世界観(神の心と人間、善と悪)で観た時に、そういう観念もあるという事を知っておいても良いかも知れませんね。


-2019年7月13日-
今年は梅雨入りが遅かったので、7月も半ばに来てるのに、まだ梅雨が明けないですね。
梅雨が明けたら夏の暑さも本番になるので、汗かきの私は、お参りに行くのも億劫になります(-_-;)

それと、今月も、先月に引き続き、お祓い事が多いのでバタバタしてます。  霊的な影響は、影響を受けてる本人の心の不安や不満、心配事や焦燥感などから、つけ入る隙を見付けて侵入し、その部分に憑依するので、その侵入ポイントを探って気付けば、 霊的な波動が入り難くなります。  侵入ポイントは、その人の身体(病気、欠陥など)や、気持ちや心の弱点等です。  身体が病気である場合、その弱った部分は霊的に視ると黒く霞んでるので、その黒い部分に憑いたりして影響を与えてきます。  また、病気を苦にして悩まれている事も多いので、その心の苦しい部分もまた黒く霞んでますので、そこにも憑いたりして思考を暗く投げやりにしていきます。  そうして身体と心と両方に影響を与え、それにより心身共に苦しまれている方が多いです。 

お祓い事は霊能者にして貰いますが、祓いを受ければ受け身的な面で改善しますが、自分で対処していないので、またいつか影響を受けてしまう可能性があります。  なので、私の所では、祓いを受けても、何故そうなったのか、霊的な影響を受けてしまう様な、心の中にある潜在的な要素を探ってお伝えしています。  それにより、完全な受け身ではなく、今後の考え方の方向性や、心の持ち様などを改善して行けるように、真理を踏まえてお話しています。 

そうして、自分の中でも意識の改善や認識力を高めていく事で気付きも得られ、それが自分の身体や魂浄化を促しますので、ちょっとした祓いと同じ効果をもたらします。  また、霊的影響を受けている方と、真理に照らし合わせた話をする中で、その人なりに見合った気付きのポイントをお伝えし、理解が進むにつれて心の波動も少しずつ改善されていくので、 それに比例して受けている影響も減っていきます。  そうすれば、影響を受け続けてる波動が切れたり、薄くなったりするので、しんどさが半減したり、感じなくなったりします。 

そうして、苦しみの原因や理由が解り、次にどうして行けば良いかという事が心の中で定まり始めると、心の中の迷いや不安が消えて行くので、受けていた影響が退いて行くという具合です。  頃合いを見て、「今どんな感じですか?」と訊ねると、「そう言えば、さっきまで痛かったところが、今は痛くないです」「気持ちも軽くなって、不安感が無くなりました」という感じに なってたりします。  そこから、ようやく前向きな心に切り替えられて、希望を持って歩んで行けるようになります。 
この様に進めて行く事で、後々何か影響を受けてるかもと感じた時、色んな出来事で心が辛かったりする時など、自身で早期の対処が出来る様になったり、これまで何もしなかった時より、 しんどさも軽い状態で改善を進めて行ける様になります。 

毎日の生活の中では、色々と苦しい事があったりしますが、心の切り替えや改善を進めて行くと、何とか困難を乗り越えて行ける様な強さと、周りの援助が見込めます。  また、知識を取り入れて認識力を高めていく事で、周りが見えてくる事もあります。 これは、アドバイスを受けても知識が増えるので効果的です。  知識は経験を伴って智慧となるので、心が明るくなります。  明るさは、真理で言うところの豊富な智慧であって、「楽」であります。 またそれは、真理に沿った能力であり、物事に対しての視野の広がり(見通しや、見やすさ)等を内在しています。

そうして、色んな方面から努力し受け入れ、頑張る人には、その姿勢に引き寄せられる様に援助者が現れてきます。 自分自身を強くするのは心を正しく鍛える事です。  心が正しく強ければ、今ある道を広げる事も、新たな道を切り開く事も可能です。 心を正しく強くした先に、優しさが溢れます。 それが「愛」ですね。 

一言に「愛」と言っても、その時々、自分の置かれた段階での「愛」を高めていく事でも、「愛」は進化し発展していきます。  自分の得意な分野があれば、その分野を愛の精神を持って能力を伸ばし、多くの人や社会の為に成長発展させていこうと努力すれば、それは専門的な分野で「愛」を広めていく人であるんです。  自分の周りや社会に「愛」を広めるには、真理や宗教等に関する組織や団体に帰属するだけではなく、心に愛を持って従事すれば、「愛」は、色んな職業を通して広められるという事です。  あとは、自分自身の想いを高めていく事により、更に上の次元の愛、育成の愛、神仏の愛へと昇華していきます。 そうして「愛」は無限に広がって行くものです。
 
日々の暮らしの中で、優しさ「愛」を実践していくには、色んな困難に負けない心の強さが必要です。 心に強さがあるから、色んな人にも優しくなれるのです。 それが基本です。  愛は優しいだけではなく、強さや、厳しさ、調和、認識力、それに、人が好きである事です。 親が子を育てる中に、子の事を想い、愛を持って叱るという事もあります。  怒るは、感情のままに、心の不満を相手にぶつけるだけなので、マイナスエネルギーを与えているだけで指導にはなりません。  「叱る」は、親の想いを込めた指導の想い、子の欠点や弱点等を指摘して理解させるという指導の愛を含みます。  だから、厳しい指導が終われば、また基本の愛が出ますので優しくなれるんです。 人生経験の浅い子供や、わからない人に指導するには、色んな面から対応していかなければならないので、 色んな指導方法を試していく必要がありますね。 それも、他人を想う気持ちから湧き出るものです。 それも「愛」なんですね。 人間は皆「仏の子」なので、皆の心には必ず「仏」に通じる心を 持っているからなんですね。 

色んな面という意味では、十一面観音様も、頭部に色んな表情の顔が乗っていますよ。  頭頂部に1つの「仏頂面」として悟った表情。
頭部の正面に3つの「菩薩面」として、穏やかな表情で善良な衆生に楽を施す慈悲の表情ですね。
左の頭部に3つの「瞋怒面」(しんぬ面)として、眉を吊り上げ口をへの字に結んで憤怒の表情をし、邪悪な衆生を戒めて、仏への道へ導きます。 
右の頭部に3つの「狗牙上出面」(くげじょうしゅつ面)として、結んだ口から牙を出して、行いの良い衆生に仏道を進めてくれます。 
後頭部に1つの「暴悪大笑面」(ぼうばくだいしょう面)として、悪にまみれた衆生の悪行をも見通して、ばかばかしいわ!と大口を開けて笑い飛ばす事で、衆生の悪行を減らす。  これで11面の顔を持つ観音様という事で、十一面観音菩薩と言われています。 

こういった観音様が持たれている性質の面というのは、まだまだ分からない人や、努力する人を指導し、正しく成長させていくという立場の方や、子育ての方法としても当てはまると思います。  なかなか難しいですけど、似た様な事をして、社会や家庭で、他人や、子供を育てたりしてると思いますよ(*^^*)

最後は、観音様の話になりましたが、最初は苦しみから脱出するための修行から次第に心が楽になり、そして本当の心の修行へと、進路を上へ上へと切り替えながら 真理の道を歩まれている方も多いです。
 
私も、この先まだまだ修行を積んで、更に上の次元を目指して行かないといけません。  共に精進して行きましょうね(^_-)-☆