神霊による人生相談

ょっ言。

前ページへ戻る


-2022年10月30日-

今月も仕事が詰まっていましたが、何とか「ちょっと一言」の記事を書き進めています(^^;) 
毎年、年末に近づくにつれ、やり残した事や、気になっていた事を片付けたいという気持ちからか、相談事や、お祓い事が多くなる傾向にあります。 

そういった気持ちは、今年一年を振り返ってみて、気になってはいたが、これといった対処をしてこなかった、少しの対処で済ませて中途半端になっていた、対処するのが怖かった、 思った様に満足に出来なかった等、そういった不足の想いや、心の奥にある不安がある場合、年末が近づくにつれ、区切りを付けたい、終わらせたい、安心を得たいという気持ちとなって 湧いてくるようになります。

これらの想いは、一部の霊界の想いと共通する点が多いために、この世と霊界とを次元を通して相互影響し合う様な感じとなっています。 

あの世の魂の内、人間界の意識に連動する霊的階層では、多くの人間が出す共通の想い(お彼岸や、お盆、年末年始、大災害後の慰霊祭など)の波動が流れてくる事で、もう その時期が来たんだなと気付き、一つの節目とするように、それらに合わせて出てくるという感じです。  そうして一つ一つの節目を繰り返し、皆の想いに感謝し、そこから素直に気持ちを整理していく事で、心が軽く楽になって、また一つ上の世界へ上がって行かれます。

そうした時期に合わせて行う供養の最中は、色んな気付きの話をしながら諭していき、神仏の光と加護の力により、安心感を与え、そして真理の話を通して気付きを与え、相互の安心感によって 心の縛りが解けた魂から、上の世界へ上がってもらいます。 

しんどい世界に長く居るという事自体、自分の考えや行動を省みれていない、心に残った拘りや、過去の悔やみ事などから抜け出していない結果です。  そこから抜け出すには、心に長く残る拘りを捨てて、今より未来へ進んで行けるように、心の重り減らしながら心を軽くしていくという事なんです。  それに気付かない事、そういった気付きを得られていない事が、しんどい世界に居続けてしまう理由なんです。 

しんどい世界は、心の病気を患った魂が入院している病院みたいなもので、早く心の病気を治して退院すれば、明るくて自由な健常者の世界へ戻れるという事です。  しんどい世界は、本当に一時的な期間という事を認識して、早く元の世界へ戻れるように、心に残ってる執着を切り離して、楽な心で新しい世界で元気に過ごすように切り替えて行く事です。  そうすれば、また生まれ変わりのサイクルに乗って、肉体を持って、この世に生まれ出ますからね。  成仏してない魂は、この生まれ変わりの法則を知らない事が、ビックリするくらい多いので、必ず話して諭すようにしています。

これらの事も、この世の人間の意識から出る年末意識(先に書いた区切りや安心を得たい)と連動して、同じ様に今年中に何とかして欲しいという意識が、霊界の魂達に湧いてくるからです。  なので、年末に行う全体供養は、残りの日が少なくなる程、普段より強い念を出して魂が沢山集まって来て、重い波動を受けてしまうので、結構しんどかったりします。 

こういった動きは、人間界に執着(未練や心残り)があり、まだまだ生前の気持ちや考え、悩み等が多く残っている、気付きの浅い霊界での動きです。  もっと高次の霊界では、人間界の意識や周期や時期に関係ないところで動いてます。
 
また、この世の人間の方も、色々やってきた事の総ざらい的な事をしたくなったり、やり足らない部分に手を加えて、安心感を持てる位に引き上げたい等という意識が出やすい時期になります。
なので、11月や12月に入る頃になると、普段のお祓いや浄化、供養の依頼の規模などが自然と上がってきます。 

例えば、お仏壇の見直しをしたり、神棚を見直したり、初めて神仏を祀られたり、今の神棚に新たな御札や仏像をお迎えされたりという事もするには、良い時期だと思います。 

気付きの方も、各個人の今年の課題的な部分を問われる時期でもあります。  それは、色んな困難事や、病気などを通して問われる事もあり、自分自身の想いや、自己の傾向性などに気付かされる事もあります。  その傾向性は、しんどくなったり、追い込まれたりすると、持ち合わせている傾向性の方へ偏りやすくなるので、そこに気付いて自己管理をしていくと、心の余裕が持ちやすくなり、これまでより 楽に生きる事が出来るようになりますよ。 

自分が困難だと思う事を、困難と思わない人が居ます。 自分が簡単だと思ってる事が、難しいと思う人も居ます。 そうした反対の感性を持ってる人の話を聞いて、自己改善のヒントとして 取り入れる事も良いですよ。 正反対の意見だったりするので、心が拒絶する事もありますが、自分に足らない所を言われていたりするので、自分に無い部分を得られれば、楽な部分が増えますし、 気持ちが追い込まれる事も減ります。 先ずは、意見に反対する気持ちが出るのは、自分の拘りから来てる事が多いので、それを忍耐強く見直す事です。  心に占める困難の割合が減ると、あまり困難だという意識が出なくなります。 そうして自分に無かった部分を取り入れると、その分、気持ちも楽ですよ。 

また、しっかり話を聞いてくれたり、穏やかで、いつも一定の口調で淡々と話をしてくれたり、心の安心感を得られるような専門家を、自分の癒しの場所として繋がる事も賢明です。  そうして心の安定を図る事で、段々と心が調和されて行き、自然と前向きな思考に移りやすくなります。  心が落ち着けば、自分を客観視出来るようにもなるので、更に気付きを得やすくなります。 

これから年末に向けて、色々と自分の拘りの傾向性を見つめ直して、心を軽く出来るように進めて行くと、来年はまた一つ上の考えで進めるようになってるかも知れませんよ。


-2022年10月9日-

先月からのバタつきが長引いてしまい、もう10月に入ってしまいました。 先月は、「ちょっと一言」の2回目の更新も出来ずに、すいませんでしたm(__)m  
最近は、仕事以外の用事が重なってしまう事が増えて来たので、これまでの様に、合間にメールをチェックして返事を書いたり、ちょっと一言を書く時間が取れなくなってきました。  皆さんから送られてくるメールの返事も待って頂く事が多くて、すいませんですm(__)m 何とか、時間のやり繰りをして、無理の無いように進めて行こうと思ってます。 


長引く悩みを抱えてた人、何とか心を平穏にしようと試みていた人も、先月の時期はマイナス方向へ引っ張られていたと思うので、心が波立ってイライラしたり、急な不安に襲われたり、 身体が重く、やる気が出なかったり等、今一つパッとしない感じがあったと思います。  それで、いつものペースで進みづらくなったり、コミュニケーションが上手く取れなかったりという事も、あったんじゃないですかね。  そうして、自分の力では何ともならない様な気がして、身近な人、信頼する人に頼りがちになったりという、依存傾向が出ていたと思います。  その中でも、頼れる人が居ないと感じている人は、孤独感が出て来て気持ちが落ち込んだりとか、色々と感情が渦巻いて、気持ちを安定するのに苦労されたかもしれません。  先月は、全体的に見て、そういう傾向が強めに出ていた様に感じました。 

また先月は、お彼岸月でもあったので、一旦忘れていたような悩みが引き出される様に思い出されたりして、また悩みが増えるという事が起きやすい月でもあったので、悩みをぶり返すような 相談事も多かったです。 これらは、過去の出来事を、もう一度見直すという時期でもあるという事なんです。 

お彼岸で先祖の事を想う時期は、過去の事に目を向けて、今より未来に希望が持てるように、供養をするという事で、先祖の気持ちを前向きに促す役目をしているんです。  供養は癒しと同時に、過去の執着を取り除き、気持ちを未来へ向けて進んでもらう事で、今より更に明るい世界へ上がるように導く効果があります。  でも、肝心の供養す側の人間の心が未来(希望)へ向けていないと、先祖が心配して進めなくなるので、本来は供養する側の心の調節も必要となるんです。  心で想う事が、そのまま先祖に流れますから、今の想いが届いてると思って、心を落ち着けて供養する事が大事です。


人は、頭では理解出来ると思う事も、心は納得していないという事があります。 
対人関係で、相手の理屈(その人の主観による理論や考え)を色々言われた時、自分の中の道理(正しいあり方や筋道)と合わないと感じ、受け入れる事が難しい時があります。  相手の理屈に対して腑に落ちない感情が出ていて、心から賛同出来なかったりしますが、生きていく中では、それぞれに色んな事情があって、仕方なしに合わせているという事もあると思います。  そうなると、気持ちが納得出来ないまま、与えられた事をしたり、不満を抱えたまま、人や規則等に従ったりするという事になって、それがストレスとなって心の底に溜まっていきます。

それが、気分が落ち込んだ時や、お彼岸での霊的なマイナス影響などで、心の中が揺さぶられる事があると、心の底に溜まったものがムクムクと上がってきます。  それで、過去に済んだ事だと、頭の中だけで思っていた事に、また悩みの方向が向いてしまうという事になります。  人は頭で理解して心で納得しないと、その問題は、なかなか心の中から消えないでいます。  もう済んだ事とか、問題ごとに向き合わないで、モヤモヤした感じのまま放っておいていると、色んな事が心に溜まって、何かの切っ掛けで、それらが爆発してしまうという事に繋がります。

なので、そのまま放置していた問題を、見直しが来た時期に視点を変えて取り上げてみると、以前に気付けなかった所に気付きを得やすくなったり、問題解決の糸口が見付かったりして、 新たな気持ちで前向きに取り組んでいけるように、時期の波が後押ししてくれるんですよ。 そういった見直しの時期や、気付きの時期、種まきの時期、忍耐の時期、発展の時期などが、周期的に やって来るので、そういった時期には、自然とその様な方向へ導かれたりします。  人間は、知らず知らずに、そうした時期に乗っていく事で、努力したり、耐え忍んだり、成長したり、発展したりしています。


この世で人間が悩みの渦の中から抜け出せずに苦しんでいる事は、霊界で迷える霊も同じで、過去に起きた不幸な出来事や、未練や悔やみ事など、心に溜まったものを延々と引きずっているので、そういった 執着の世界から抜け出せずにいます。 でも、生まれ変わりの法則に乗っかれば、また生まれ変わって、新しい体を手に入れて生きていく事も出来ます。  生まれ変わりを果たせれば、昔の時代では叶わなかった技術でも、今の時代や、未来の時代では出来るようになっていたりする事もあるので、希望が膨らみます。 

人間界へ生まれ変われば、生前やり残した事に挑戦しても良いし、新たな希望を持って、新たな人生を送っても良いとなれば、霊界に居ても前向きな心で過ごせると思います。  そうして心が前向きになれば、過去を悔やんでるより、新しい未来への希望が膨らむので、心の苦しみは薄らいできますし、いつまでも過去の事に執着していられないという気持ちになってきます。  それが、執着から抜け出す早道にもなります。 

霊界で迷える魂を諭す際は、この生まれ変わりの法則を知らない魂が殆どなので、この法則を教えると、またやり直せるという希望を得られて、 急に心が前向きになられます。 そうして、こちらの話を聞ける心情になってくれるので、諭しやすくなります。

人間では、未来へ向けて希望を持って進む事です。  そうして、苦しい世界から、新しい世界の扉を開いて進み、その中で自分の新たな可能性を発揮したり、楽に過ごせる喜びを得ていく事です。  ある意味、生まれ変わったと思って、自分の得意な部分をより良く磨いたり、自分の中に見つけた新たな部分を伸ばしていく事も良いと思います。 

人生には、色々大変な事がありますが、それらは自分の弱い部分、苦手な部分が問題として挙がってきますから、弱点を見直し、上手くいけば克服するチャンスなので、しんどいですが、その時の 問題と向き合って、一つ上の自分を目指す気持ちでいて下さいね。 そう思える時は、時期が来てると思うので、時期の後押しもありますよ。 親しい人や友人、知人など、色んな助けが入るので、 どんどん周囲の援助も借りながら、気持ちも上げて、これまでと違った角度から対処していくと、案外解決の道が開けて、もっと早くこうしておけば良かったと思える事が、意外と多いんですよ。

身に起きる問題事って、そういうもんだったりします。 自分では問題でも、それを問題としてない人も居るんですからね。 そういう人に相談したら、問題事も軽く感じたりしますよ。  解決のヒントや、方法を教えて貰っただけでも、気持ちは軽くなりますからね。 その気持ちになれば、もう半分は解決したようなもんです。  心の持ち様で、何とでも進み方はありますからね。 

この道しか進めないと思うと、急にしんどくなるので、余裕を持つためにも、信頼する人に相談することで道も広くなりやすいですよ。  それら全ては、自分を成長させる要素になります。 

先ずは、今の自分の当たり前の世界から、新しい扉をイメージして、そこから新しい世界を覗いてみてください。  そこには、キラキラした自分が居るのを見つけたりしますよ。 ああなりたかったと思うなら、そうなれる様に、その扉の中に入れば良いです。 新しい世界で、今より輝く自分を見つけたなら、 そうなれるよという事ですからね。 そうなる様な自分づくりをイメージして、少しずつ近づけて行きましょう。 気が付けば、視界が開け、明るく楽になった自分に気付くと思いますよ。 

それは、あの時、扉の向こうで見た、キラキラした自分に、そっくりだったりしますよ。