神霊による人生相談

ょっ言。

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-2023年4月20日-

今月は何かとバタバタしていたので、「ちょっと一言」を更新するのが遅れてしまいました。 

今回の様に、やる事が多くて、意識が一つに纏まっていない時などは、霊的な影響にも振り回されやすくなります。 一時、私も色んな霊的影響を集中的に受けてしまい、しんどくなる事がありました。(^^;) 
そうした影響に振り回されやすい時期は、ついつい「こうだ!」という答えを求めやすい意識になりがちですが、そうした答えだけを探し求めるのではなく、自分軸を意識していくと気持ちや感情が安定していくので、色んな影響にも振り回されずに済みます。 

例えば、霊に影響されているので、その霊を負かしたいとして、霊に勝つ事だけを念じて挑んでいくという事をするとします。  それは、その時の自分は、霊軸になってるという事です。 霊軸というのは、霊(誰か)を意識して結果を出せるように取り組むという面では、他人軸というのと同じです。  そうした他人軸の意識で挑む事により、誰かより優れた結果を出していくことで、自信もついていくということもあります。 でも、他人軸で得ようとする自信は、他人に対して自分はどうなのかという考え方なので、誰かに認めて貰ったり、誰かに勝つ事であったり、誰かより抜き出ている等と思える事が必要になります。 

ただ、この他人軸のやり方で得た自信というのは、失いやすい自信という面もあります。 それは、誰かに認めて貰ったり、誰かに勝ったとしても、次に誰かに否定されたり、負けたと思ってしまった時に、それまで頑張って得た自信というものを、失ってしまいやすいためです。 他人軸では、自分に自信が持てるかどうかは、他人次第ということになり、結果を出せるのも、相手に勝つことも、ある意味、その時の相手次第です。  なので、他人軸で自信を持ち続けようとすると、相手次第、環境次第という面から、自分だけではどうにもならないという事が起きやすく、そこに大きな影響を受けてしまいやすいです。 

例えば、社内でいつも評価を得ている人が、ライバルに負けたり、周りの人に否定されたりすると、自信がなくなって、ストレスから鬱になったりします。  そういう事例などは、誰れよりも優れた結果を出せるようにと、また周囲の期待に応えようとして他人軸で頑張ってきた人に多いです。  周囲の評価を大事に頑張ってきた人は、自分の中に「太い軸」を成長させていないので、自信が無くなると、心が折れやすくなりがちです。  結局、誰かとの競争で勝ったや、周囲から評価され認められて得た自信は、競争で負けたり、周囲からの否定により打ち消されやすい自信ということになりやすいです。

これに対して自分軸というのは、結果を出して誰かに認めてもらったり、誰かに勝つ事で自信を持つという事ではなく、誰かに勝つまでの過程や、自分の在り方や、取り組んでいく姿勢などを大事にして自信を得ようとするものです。  なので、他人に認めて貰って自信をつけるのではなく、自信をつけるのは自分次第というこになります。 なので、自分軸では、他人がどうであろうと関係なく、自分がどうありたいかを追求していく事が基準となる考え方なんですね。  今現在の努力を進めていく上で、過去の自分よりも一歩でも前に進んでいれば、それで自分自身の評価にしていくことで自信も湧いてきます。 自分軸では、物事は結果ではなく、結果を出すまでの過程を自覚しながら自信を積み重ねていくという事です。  自分軸で得た自信は、他人と比べる事も無いので、他人の影響を受ける事が少なく、少々のトラブル等では自信を失ったりしないものです。 そうした不動の自信というものも得る事が出来ます。 

特に、霊的影響での場合では、自分の中にしっかりした自己基準や、強い意志などが不足していると、その部分(弱い部分)に影響を与えられるので、霊の影響を受けやすくなります。  自分の中にある自信や希望などを揺るがせようとしてきます。 今のやり方では上手くいかなくなったり、手立てが思いつかなくなって、先が見通せなくなったりして、少しでも自信が無くなると、一気に攻め込んでくるので、気力や体力、希望や信頼なども薄れてしまったりします。 そういう時は、霊的な存在に対してのみに焦点が合ってしまっているので、霊の影響に惑わされやすい状態です。 

こうした時に、自分軸で自分という意思がハッキリしていると、「霊は霊」、「自分は自分」という境界線が意識の中に引かれるので、霊の勝手な思いによる影響に惑わされる事が減ります。  また合わせて、霊の偏ったネガティブ思考が自分の中に入らない様に、霊と自分の間に意識の隔たりをイメージしておくことです。  そして、これまで自分自身を磨いてきた中で培ってきた知識や、大きな愛をもって、心がブレる事無く自信をもって対処していく事です。  霊は、自分というものの意識が薄く、常に誰かのせいにしたりして、自分の落ち度や過ちを見直そうとしません。 なので、極端な他人軸によるネガティブ思考で何百年も過ごしています。 

人生においては、色んな困難があっても、それは自分自身を成長させる課題と捉えましょう。 困難と思える事は、自分の中の苦手な部分、弱い部分です。  少しずつ克服して、苦手意識を崩していけば良いです。 その姿勢を見て、あなたを気遣う人(神仏を含む)からの助けも入りますからね。 

何かあった時に、外に要因を探す事に専念するより、内なるものに目を向けて内面から改善していく事に専念する方が、困難を乗り越える近道になりますし、苦手意識を減らしていく事が出来ます。  こうなったのは誰々のせい、自分は悪くないというより、こうなった原因は自分の中にもあるというような、外的要因よりも、内的要因に意識を向けて改善していく事が、心の修行にもなりますし、心身への影響も受け難くなり、結果的に外的要因の改善にも繋がっていきます。 

そうして、霊や、色んな要因に惑わされる事無く、自分の意識をしっかり持って、自分の中の知識と可能性を信じながら、更なる成長に繋げて行こうとする考えで進めて行くと良いですよ。  霊的ではなく、この世的には、そうした考えに繋がる思いで頑張られている人達が、結果的に社会の発展に貢献されたり、自己の経済的発展にも繋がったりしているんです。 

他人に心の主導権を握られる事無く、自分を大事にしながら、自分と、大いなる神仏の愛を信じて、心の成長発展に繋げていきましょう。