神霊による人生相談

ょっ言。

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-2023年7月16日-

7月も半ばを過ぎ、日毎に暑さも増してきてますね。  来月にはお盆の月に入りますので、お墓参りに行かれる方も多くなります。 今回は、お墓について、先祖や、霊的な関係性も含めて教えて欲しいというリクエストがあったので、お盆が近いという事もあり書いてみました。 

お墓では、墓石と周辺の掃除をし、お水や、お花を供え、お菓子などのお供え物をします。 そして、線香とローソクを点けて、お祈りします。  そうした作業を先祖たちは、墓石を通して嬉しそうに見守られています。 

この時、墓石を通して見守る先祖は、ずっと墓石に入って過ごされている訳ではありません。  お墓参りに来てくれる家族が、墓地や霊園に到着した時に合わせるように、先祖は霊界からお墓に降りてきます。 そうして、自分達のお墓に近づいてくる子孫の影響がないかを、注意深く見守ってくれています。 

先祖は普段、霊界に居て過ごされていますので、お墓には基本的に居ない事になります。 先祖が居る霊界は、自分達の気に入る様な家に住んでいて、生前の生活に近い暮らしをしている事が多いです。  家族関係だった者たちは、大体同じ様な場所にかたまって過ごしていたりします。 そういった安定した霊界の暮らしをしている先祖からすると、この世に建っている墓石の中の、霊的に窮屈な場所に居る気にはなれないという感覚を持たれています。  そういった事で、成仏した霊は、自分の骨が入ってい居る墓に執着したりしないので、お墓にずっと長く居るという事はしないです。  なので、普段のお墓は空き家みたいな状態になってます。 お墓参りで、子孫たちが参りに来るという、そういった必要な時に合わせて、お墓に先祖が降りてくるという感じです。 

お墓は、子孫と先祖が、この世と霊界という次元が違う空間に居るものが、お墓という同じ場所で次元の違いを通して対面するという場所になります。  そして、お参りの最中では、先祖が子孫の目の前に来てくれているので、心の想いが先祖に伝わりやすくなっています。 
これは、お家のお仏壇でも同じような事です。  ご先祖たちは、お墓も、お仏壇の位牌にも、どちらも普段は定住してなくて、先祖の住む霊界と道が繋がってるだけです。 お仏壇のお位牌は、この世に近い霊界の中にある、先祖のお部屋みたいな感じです。  お墓は、この世に近い霊界のお家みたいな感じで、どちらも一時的に対面する為の場所でありますが、霊界のお家や、お部屋に近いところで繋がっています。  それと同時に、先祖たちの身体とも繋がってるので、不謹慎ですが、お墓や位牌に、こちょこちょ〜とくすぐる様な仕草をすると、くすぐったいと言ってきます。 

お墓も仏壇も、普段は気にしないでいると、先祖たちは、それぞれ霊界の中で自分たちのやるべき仕事や、それぞれ好きな過ごし方をされています。 そうして子孫が気に掛けたり、お墓やお仏壇のお世話や、お供え物をしたり、お祈りをしたりするタイミングに 合わせて、降りてくるという事を繰り返しながら過ごされているという事です。 お墓やお仏壇に、子孫が顔を見せる割合が多い程、先祖たちは子孫の状況や、想いを把握しやすいということにも繋がるので、先祖の護りも得やすいという事も言えます。 

初めに書いた、お墓に供える、お水やお花、お菓子などの供え物は、その時に お墓の中に居る先祖の前にも現れますが、そのまま霊界の先祖の家や部屋にも現れます。 
あと、お供え物は、安くても少なくても、供える人の真心がこもっていると、先祖の前では上等な品になったり、美味しさも増したり、数も増えたりします。 

以前、私が先祖の事を想い、心を込めて握った「おにぎり」が先祖の前に現れた時は、金色に光っていたそうです。  先祖いわく、直ぐには食べ難くて、暫く飾っておいて、落ち着いてから食べたそうです。 もう10年以上前の話ですが、そういう事もありました。

逆に、上等な品を買って供えても、嫌々お参りしたり、先祖の事を良く思っていない場合は、先祖の前に現れるお供えの品は痛んでいたりします。  何故その様な現象になるかと言うと、お供えの品は、お祈りする子孫の心の状態や、気持ちの波動に包まれた状態で先祖まで届くんです。  なので、その気持ちが良くないと、良く無い波動に包まれたお供え物が先祖に届くという事になるので、あまり美味しくない物になったり、痛んでいたりする物に変化してしまうんです。 
同様に、お供えのお花も、先祖に対する気持ちによって、更に綺麗な花になって良い香りがしたり、逆に、花に元気が無かったり、良い香りがしなかったりします。 

墓石も奇麗に拭いてあげると、先祖の身体もスッキリされます。 先に書いたように、先祖の魂は、一時的にお墓に宿ってる感じになってるので、お墓参りの際の墓石は先祖の身体と思って、労わるように綺麗にしてあげると良いと思います。 

お墓は、先祖の事を思い出す切っ掛けとなる大切なものでもあります。 先祖にしても、子孫と対面し、それぞれの想いに触れたり、元気な姿を確認したりする大切な場所でもあります。  お墓参りでは、ちょっと離れた家族に会いに行く感じで、普段の無事を感謝したり、想いを報告したりして、先祖たちに知ってもらう感じで参ると良いと思います。 そうした事による先祖の理解が、護りやすさにも繋がりますからね。

あと、自分達のお墓は大丈夫でも、それ以外のお墓は、先祖自体が荒れていたり、無縁仏だったりする場合があるので、他の墓を注視したり、親切心でお供え物の残りをあげたりすると、その墓に住む霊が憑いてくる事があるので気を付けましょう。  成仏出来てない霊は、楽な霊界で過ごせていない事が多く、霊界へ上がれなくて、自分の骨が埋められているお墓から出られないでいます。 そうして、この世と霊界の狭間にある、お墓の霊的空間に入って、お墓の中から外を見ています。  それで、人間が通るのも見ているので、人の良さそうな人を見つけて、後をついて来たりするので気を付けましょう。 

お墓の前では、お祈り以外の話し声や、世間話も全て先祖は聞いているので、気を付けると良いですよ。  また、他のお墓の事なんかも言ったりすると、霊達は耳が良いので、その墓からやって来るので、そういう事も気を付けると影響を受けなくて済みますよ。

お墓参りは、出来れば複数人で行く方が、それぞれの守護霊の護りが合わさって強められるので、墓地や霊園内での危険度合いが下がりますよ。  あと、神棚に供えたお酒を振り掛けた塩を持って行って、帰りに体に塩を付けてから、埃を払う様にポンポンとお塩を払い落としてから帰ると、霊的影響をその場で落としてくれるので、影響を家まで持ち帰らずに済みますよ。 

今回は、お盆が近いという事で、お墓と先祖の関係性についてお話しました。 
もう既に、こういった事は知っておられる方も居ると思いますが、これからお墓や先祖の事を知りたいという方の参考になると良いなと思います。