神霊による人生相談

ょっ言。

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-2023年8月18日-

今日は、普段から頑張ってる事に気付かないで「頑張り過ぎてる人」に向けて、お話していこうと思います。
何に対しても一生懸命に頑張る人は、努力する姿や、相応の結果を出す事、またそれを維持し続けていく事などから、誰からも信頼され、仕事を任されたりして、周囲から尊敬されたり、認められたりしている人が多いと思います。 
そういう事で、そういった方々は、やり甲斐を持って頑張っておられると思います。 また、そういった人達を周りは信頼し、信用してくれるので、社会的な信頼度や信用度が高かったり、人間関係も高いレベルで成り立っていると思います。
信用は、過去の実績や成果に対し、信じても良いと評価するもので、信頼は、その実績や評価に対して期待し、この人なら頼めるなと信じる感情です。 そうした結果を、頑張ってきた苦労の末に築かれてきたという事で、とても立派だと思います。 

でも、それと同時に、自分の気持ちは置き去りにしてきた人も、また多いと思います。  会社でも普段の生活の中でも、期待されてるがゆえに、頼まれた仕事や、お願い事を断れず、ストレスを抱えながらでも目標達成まで頑張り続ける事も多いと思います。  でも、そういった周囲の期待に応えようと、自分の気持ちや体を後回しにして頑張る事は、無理が重なると色んな面で危険です。 
今回は、頑張り屋さんだと思われる方に、少しでも自分を知って貰って、頑張り過ぎない過ごし方を取り入れて、無理の無い生き方に繋げていって貰えばと思います。 

頑張り屋さん気質を持ってる人は、何にでも一生懸命にやってしまう癖みたいなのがあります。 満足感のレベルが、普通の人より高い時点にあるので、そこまで到達していないと中途半端に感じてしまい、ついつい頑張り過ぎる傾向にあると思います。  やり始めの内は適当にしておこうと思っていた事でも、いつの間にか、その事に熱中してしまい、拘りが出て来て自分の世界に入っていきます。 
そうなると、自分の中の拘り感から完璧を目指してしまう癖が出て来たりして、なかなか適当なところで区切りが付けられなかったりして、無理をするようになります。  その無理が、頑張り過ぎているという事だと気付かなかったりします。 

それは、心の中に、頑張っている時は、辛いのは当たり前だとか、頑張らない自分は良くないとかという思いがあったりするからです。  頑張っていないと周りに認めてもらえないとか、頑張り続けないと自分の価値が下がる等と思い込んでいる人は、辛い状況の中においても自分を更に追い込んで頑張り続けてしまいます。  頑張り過ぎてる人が、もし今の人生を楽しめていなければ、生きている事も辛く思っている事もあるでしょう。  そうして、自分の気持ちを抑えて頑張り過ぎると、疲れが溜まって精神的・肉体的に悪影響を与えることがあります。 心や体に余裕が無くなり、結果的に長く続かないという事になりかねません。

頑張りすぎる人の傾向として、まだまだ努力が足りないとか、まだ不足している所があるんじゃないかとか、もっと頑張らないといけない等、ついつい自分を追い込んでしまいがちです。  そうして、我慢をし過ぎてしまい、ストレスから「うつ病」になってしまうケースもあります。  頑張り過ぎる人は、自分が我慢している事や、疲れを感じて無理してる事に気付かなかったりしますので、周りから心配され始めたら、それは相当無理してる事に気付かそうとされていると思った方が良いですよ。  もし、その時点で気付いたなら、頑張らない生き方というものに変換していくと良いと思いますよ。 

昭和までの生き方は、頑張るとか努力とか忍耐が大事だと親や社会から教えられ、頑張って結果を出した時にだけ褒められたりと、幼い頃から今までの経験が要因となってきたと思いますが、令和の時代になり、思想の多様性が当たり前になってきた現代社会では、 頑張らない生き方をする人の存在が増えてきたように思いますし、今後は更に多くなってくると思います。 

なので、頑張らない生き方を取り入れていくには、自分の気持ちを大事に、無理をしない生き方を目指していく事です。 日本人の気質としては、その位の気持ちで臨む方が丁度良いくらいです。  人生の中では、時には頑張る事も必要ですが、そろそろ無理してるなという事を気付いて貰う事から、自分の拘りからの頑張り(頑張るは我を張るとも言います)を緩める方へ視線を変えてみると良いですよ。 

頑張らないといけないとか、そうでないと駄目なんだと思い込んでいる人は、記事の始めの方に書いたように、人から認めてもらうために行動してることがあります。  頑張り屋さんは、自分では気付き難いかも知れませんが、案外と頑張らなくても周囲からは許されたりするんですよ。 そんな事に気づいてもらって、頑張っていない自分も受け入れてみる気持ちを持つ事ですよ。  そんなに頑張らなくても大丈夫かもよ〜と自分の心に話しかけ、頑張る渦から出る事を許してあげることも大事だと思います。 

疲れている時は、料理や洗濯や掃除などの家事が面倒になったり、会話するのも嫌になる時がありますよね。 頑張り過ぎる人は、疲れていても家事を怠けずにやらないといけないとか、しんどくても人付き合いは大事にしないといけないと考えがちです。  でも、疲れた時は、今日一日は、ゆっくり休む日とか決めても良いと思います。 料理は、簡単な出前を頼んで済ますとか、掃除は今日お休み〜とか、普段から頑張って家事をやってる人のお家は、一日くらい休んでも奇麗な状態である事が多いです。  頑張り過ぎてる人は、そういう事も思えないくらい無理を重ねながら家事をされてると思いますよ。  家事は年中休みなしの労働なので、本当に疲れたと感じた時は、周りのことを気にしたり、考えたりする前に、自分自身の心と体を休めてあげることが大事ですよ。

仕事や家事でも、やりたくないと感じたら一旦やめてみる、休んだり、休憩してみる、今の現状では無理とか出来ないと思った時は、無理をせずに断ってみるとか、自分の気持ちや感情に素直になることも大切ですよ。  頑張る人特有の、責任感を感じたり、怠けていると考えなくても大丈夫ですよ。  もしそれで、頑張らなかったと思うことがあっても、良くなかったとか、駄目な人間だとか、もう信用されないかも等とは思う事も無いですよ。 たまに断る位では、今まで築いた信用は崩れませんからね。 

過去の頑張りがあっての今の自分という事もあるので、そこは否定せずに、そんな自分を認めた上で、これからはもう少し気持ちを楽にして生きてみましょう。 

自分を大事に思う事も、自分の気持ちを優先して判断しても良いと思える事も、今の現状から楽を生み出せます。 無理しないという事は、何事も長く続けられるという事にもなりますので、心の負担も軽い状態でいられます。  また、変に力まずに力を抜いてやれるようになると、やってる中に楽しみも見つけられたりしますよ。
そうして、頑張り過ぎない事で心に余裕が生まれ、人生を自分らしく過ごせるようになると思いますよ。


-2023年8月1日-

毎日、猛暑日が続いてますね(^^;) 私は汗かきなので、庭に出たり、ちょっと外出するだけで汗が噴き出ます。
皆さん、夏バテしたり、体調を崩したりせずに、元気にお過ごしでしょうか? 

私の方は、お盆に近づくにつれ、祓いの仕事が多くなってきたので、色々とバタバタしてます。
先月末に更新予定だった「ちょっと一言」も、月末前から急な依頼が多く入ってしまい、書く時間が取れなくて更新出来ませんでした。  なので、先月末から日を空け過ぎず、1日の今日に「ちょっと一言」の更新をしておこうと思います。 

今回は、「霊に憑依されてしまうという現象には、ある法則が働く」というお話をしようと思います。
お祓いでは、霊的な影響を取り除く事をメインとしてますが、霊的な影響を受けてる人にも、心の中に霊と同じ様な苦悩や、考え方の偏りがあったりしますので、その部分に気付いてもらう事と、気付いたら少しずつでも改善をしていく事が必要になります。  そうする事で、霊的影響を受け難くしていく事が出来ます。 

あと、体の中で弱い部分があると、同じ部分を痛めて苦悩している霊が寄ってきます。 そして、憑依されると、痛みが出たりします。 そうなると、お薬を飲んで休養していても、なかなか治らない事が多く、体も心も疲れてきます。  普通に過ごす事も疲れてくるので、しんどくて波動(波動=潜在意識から出るエネルギーによって起こされる波の振動のようなものです)も下がり、余計に霊との波動が合わさってしまい、憑依力が強まって離れ難くなってしまいます。 

波動が高い人は、プラスのエネルギーを放出しているので、前向きな未来志向を持って自分に自信を持って生きてる人が多く、自己肯定感の高い人でもあります。  また、特に悩みが無い時や、自分のやりたい事を楽しんでやれてる時なども、良いエネルギーが出てるので、波動が高くなってます。 

逆に、波動が低い時は、マイナスのエネルギーを放出している時なので、過去の過ちや、悪口を言われた事などを、あれこれ悩んだり、憤ったり、罪悪感を持って過ごしていたりと、自己肯定感も低くなってます。  今の現状に嫌気がさしていたり、やりたくない事を仕方なく続けていたりすると、心の中に苦しい思いが溜まっていくので、そこから出るエネルギーは良いものではなくなるので、波動も低くなりがちです。 

波動を、もう少し詳しく言うと、エネルギーによる波の動きである波動と、その波の長さである波長とがあります。 波動には波長が伴ってあり、波長が電波の様に流れていって、同じ波長を持つ者同士が引き寄せ合うんですね。  「類は友を呼ぶ」という現象は、この波長が合うという現象であり、似たような波長を持つ者同士が自然と集まって来るという事になってるんですね。  この「類は友を呼ぶ」作用により、人間が出す波長と、霊の出す波長とが引き寄せ合ってしまい、心のエネルギーの波動とも絡み合って、くっ付いてしまい、憑依という事に繋がってしまうんです。 

こういう事から、お祓いの中では、霊の心の状態を視て、ある程度の判断をしてから、霊に憑かれた人の気持ちや、思考など心の状態を理解して、憑依する部分の波動の一致などを見極めます。 
霊に対して話す事も、霊に憑かれた人に話す事も、どちらも同じような事を苦悩していたり、思考に偏りがあったりしますので、霊に憑かれた人に対して話している事も、憑いてる霊にとっては、自分に対して言われてる事の様に思って聞いています。  そうして、どちらかが理解し気付いていきます。 気付いたら、相手も、つられる様に気付いていきます。 これまで、どうしたら良いのか分らなかった事が、こうしていけば良いんだと道筋が見えてくると、視界も開けます。  気持ちも楽になってきますし、エネルギーがプラス方面へと切り替わるので、頑張れそうな気になってきます。 未来への希望も持てるようになって、進んで行ける勇気も湧いてきます。  そうした時に、霊の波動との絡みは無くなって、直ぐにでも離れる状態になりますので、そこで一気に浄化して、悩める暗い世界に居た霊を、明るい上の世界へ上げてあげます。 

霊は浄化され、お礼を言って上がっていってしまうと、憑かれていた人の身体の状態も改善され、痛みも消えていたりします。  視界も明るく感じられたり、気分が良くなったり、だるさが消えて、やる気が出るようになったりします。 特に、これまでの様な波長によって引き合う事で良くなかった人間関係も改善していきますよ。 

会社経営されてる方は、社内改善が進んだり、取引先の改善が出来たりして事業が上向きになられたりしてます。  良い人との出会いや、良い縁も、自分の中の見直しから、心の状態を良くしていけば、波動や波長も良くなっていくので、良い縁を引き寄せる事にも繋がります。 これは、自分の努力次第で、良い縁や、良い運も引き寄せられるという事でもあります。  こうして、お祓いと真理指導の後は、考え方がプラス思考に切り替えられているので、その考え方で過ごしていって貰えれば、今後は憑依現象に遭わずに済みます。 

霊に憑かれる事は、マイナスな事ばかりではありませんよ。 霊に憑かれる事により、自分の見直し部分を見つけられるという事も言えますからね。 

何も無い普通の状態にある時に、自分独りで、自分の見直しを図ると言う事は難しいですが、霊に憑かれたり、嫌な事があったり、気が重い事案があったりする時は、自分の中で苦手としている事や、嫌だとか、そう思ってしまう自分の考えを見直し、 正していく事により、また一回り大きく成長する自分になる事が出来ますよ。 

皆さんも、自分の中の拘りや、当たり前だと思う部分を再度見直してみると、そこに気付かなかった執着なんかも見えて来たりしますよ。 この夏、色々と自分成長のための考え方の見直しや、改善なども図られると良いと思います。

今回は、霊に憑かれる現象には、引き合う法則があるというお話でした。