ちょっと一言。
-2025年3月25日-
春のお彼岸も終わって、今日で二日目になりますね。 お彼岸中は数件の先祖供養をさせていただきました。
毎年、必ず先祖供養を申し込まれている方々のご先祖様は、また今年も忘れずに供養をしてくれる事と、そうした子孫の気持ちに喜びと感謝をされていました。
毎年、ご供養をされていると、いつも同じ様な決められたご供養になってると思われると思いますが、毎回何か違う内容となります。
特に毎年の様に先祖供養を受けているご先祖様は、導きの仏様に指導を受けられ精進をされているので、年月と共に状態も良くなってきておられるので、その段階に応じた供養内容となります。
それは、私が前もって導く内容を考えているのではなく、供養を始めた時に先祖様の出す波動の雰囲気から魂の状態などを読み取って判断したものを、導く役割を担ってくださる仏様に
お伝えし、それに応じて下さった仏様のご配慮が合わさって、更なるレベルの段階が設定され、新たな学びの世界へ上がる段取りが般若心経を唱えている間に決まるという感じです。
そうして決められた新たな学び内容をご先祖様に伝えて、それぞれの意識を未来へ向けて上げて行けるようにお話させていただきます。 この時は、話と、それに関するイメージ伝達という感じで伝えさせていただき、後の詳しい内容は導きの仏様にお任せして、新たな階層へ送り出せるように後押しをしながら、導きの仏様に連れて行っていただきます。
新たな階層へ上がった所の風景を霊視してみると、新たな階層の入り口だと思いますが、白金色に光る空に、一塊だけ平たく浮かんだ雲が広がっており、その上に大きな両開きの扉だけが建っていて、その前にお迎えの仏様が立たれているのが視えました。 先祖様の集団が、門の前に到着すると、出迎えた仏様が、こちらへどうぞという感じで、門の前に手を向けられました。
すると門が少し開いて、お迎えの仏様が先頭に立って、その後について行くように先祖様達は扉の中へ入って行かれました。
後で、扉の中の世界を少しだけ霊視してみましたが、明るくて広い小高い草原の様な場所に、これまでより立派な学校が建っていて、その中で授業を受けるような感じで学ぶ姿がありました。
これは、今までの供養から学び取った先祖様の気付きが、更に上の階層で深めて行くという段階に入ったという証になります。
また暫くは、その階層で精進されて行かれる事と思います。 また何年か後に、新たな階層へ上がる時も来ると思います。 その先は転生の課題もあるので、今後が楽しみですね。
あと余談ですが、雲の上に建っている大きな扉は、階層の段階に応じて、更に大きく高くなっていきます。 そして、見た目が木製の扉から、金色に輝く扉(ビルの高さほどあります)まで
階層によって違っています。
学びの深さ、悟りの段階が上がるにつれて、扉の彫刻は立派なものに変わっていき、大きくて高い重厚な造りの扉になっていきます。
( その先の階層は、扉などは無い世界です。 ちょっとだけ書くと、透明感のある空間に明るく輝く大きくな光が、互いに遠く離れて点在しているだけの世界です。 )
それと、お迎えの仏様も、最初は一人から始まり、どれだけの人数か分かりませんが、雲の上にずらっと並んで出迎えてくださる階層まであります。
という感じで、ちょっと霊視してみると、新しい階層の入り口は、こんな感じになってます。
あと、今年初めて供養をさせて頂く方の先祖様は、執着を外す説法をした後に唱える般若心経の最中に、明るく光る仏様が姿を現さたのを見て驚かれていました。
そして、その仏様と一緒に白金色の光の中にスーッと入って行かれました。 同時に「ありがたいな〜」という意識が私の中に入ってきました。
それは、先祖様の心を癒し、成仏の道を照らし、示してくれようとした、子孫の気持ちや、供養した私や、導きの仏様などに向けての感謝の気持ちだと思います。
これから一段上がった世界で学ばれながら、楽を体得されて行かれる事と思います。
霊界で普通に過ごしていても、なかなか気付く事の出来ない教えや癒しなどは、専門的な供養(気付きの教えと、楽を与える)をすることにより、早く気付いてもらって、成仏の段階を進めるという利点があります。
また次回のご供養は、お盆の時期になりますが、本来、ご供養は、お彼岸お盆と時期を気にせず、してあげる事が大事です。
ご先祖様には、供養を通して楽な状態になって貰って、幸せを実感しながら明るい将来に向けて精進して行って貰いたいですし、子孫には供養の道理から気付きを得てもらえれば、今ある苦の減らし方も出来たりしますし、体調の改善や、今後の発展も叶うようになって行くと思います。 先祖と子孫、それぞれが良い波動を出せるようになれば、それぞれの生活や環境も波動に応じて良くなっていきますからね。
今月はお彼岸月という事もあり、先祖供養に関してのお話となりました。
-2025年3月18日-
今日は、春のお彼岸に入って2日目ですね。
お彼岸は、春の彼岸と秋の彼岸と二回あり、仏教的には、その期間は先祖様の居る世界と私達の生きてる世界との距離が、最も近くなる時期とされています。
ご先祖様との距離が近く、ご先祖様への思いが通じやすい時期に、日頃の感謝を込めて先祖供養をするという事がお彼岸の目的とされています。
これに対して、夏の時期の行事である「お盆」というのは、あの世から帰って来られる先祖様をお家にお迎えして供養をし、お盆の最終日にはご先祖様を送り出すという行事です。
どちらも先祖供養をするという点では同じなんですが、お彼岸は、こちらから先祖様へ向けての思いや感謝の気持ちを伝えて供養する事が目的ですが、お盆では、こちらの世界へ帰って来られる先祖様をお家にお迎えしてご供養をし、最終日には、ご先祖様を無事にあの世へ送り出すという事が目的の行事とされています。
どちらも供養の際は、思いや感謝の気持ちを伝えるように心の中で念じると、ご先祖様はその気持ちを受け取ってくれます。
お彼岸は、お盆の様に先祖様が一斉に帰ってくる事は無いですが、あの世とこの世との距離が縮むという事は、互いの世界を隔てる境界が、それまで厚い壁だったのが、薄い板一枚(霊的に敏感な人は布一枚くらいに感じます)という感じになります。 あの世から、先祖以外の念も飛んできやすくなるため、霊的に敏感な人は、ちょっとしんどい時期になるかも知れません。
でも、お仏壇の前で声に出してお経を唱えると、声を出す想いの方向性は先祖限定となり、基本的に先祖だけとのやり取りに限定されるので、あまり心配する事はありません。
お彼岸中は、普段より声も気持ちも伝わりやすくなります。 心で念じる場合も、通じやすくなります。
そうして、お彼岸の際中は積極的に供養をする事により、思いを伝えたり、通じ合える機会となっています。
また、供養する側の心も精進されたものである程、先祖様が更に成仏の段階を上がる切っ掛けとなる気付きのプレゼントとなります。
なので、この時期に先祖様への供養を通じて、お互いに真理の学びを知ったり、深めたりするという事は、とても尊い修行をしている事になります。
お彼岸中は、先祖様に声をかけても返事が早いです。 お盆の様に、先祖様が自宅へ帰ってくるという訳ではないですが、より近くに感じられるお彼岸の時期に、自分が学んだ真理の知識などを、お仏壇の前で披露されても良いと思いますし、何か話しかけても、頭の中に返事の様なものが浮かんだりする事もありますよ。
穏やかな返事で返ってきた感じだと、落ち着いた世界に居られると思います。 逆に体が痛んだりする場合は、執着が強く残っているので、その苦しさを伝えて来てるという事です。
その場合は、2009年6月8日の「ちょっと一言」の記事の中で書いた、あの世での苦しみについて書いた中の、苦しみの執着と、肉体と魂との関係を少し話してみても良いと思います。
また、その記事をプリントして、お仏壇の脇にでも置いてあげても良いですよ。 出来れば、もう一度読んで貰って、あ〜そうだったと再認識してもらう事で、先祖様にも より伝わります。
お彼岸は、今日を入れると、まだ後6日あるので、先祖様と仲良く過ごす感じで日々を送って頂けたらと思います(*^-^*)