ちょっと一言。
-2025年5月31日-
前回の更新から、何とか2回目の更新となりました。
最近の相談内容の傾向として、これまで心の奥に押し込んで意識に上がって来ない様にしてきた感情(受け入れがたい感情)が、日々の生活の中の様々なストレスによって刺激されて、気持ちや精神面が辛くなってきたり、自律神経の不調から身体のどこかの部分に症状(お腹の張り・胸の痛み・動機・喉の詰まり・頭痛・首肩の凝り・睡眠障害など)として出てきて困ってる人が増えてる感じです。
人は嫌な事や困難な事で悩んだり苦しんだりした時、嫌な事は忘れるとか、事実を認めようとしない、都合の悪い事はもっともらしい理由をつけて正当化する等、不安や受け入れがたい衝動などから自分の心を守ろうとする心理的な働きがあります。
これは、過度なストレスがかかった時に、心の安定を保つために誰にでも見られる事です。 それは、一時的には心を安定化させる効果はありますが、抑圧された感情や記憶は消える事なく、ずっと心の奥に溜まっているので、それが心身症や精神的な問題として出て来る根本原因となってる事が多いんです。
3月から今月位までは、全体的に見て、そういった事を見直していくという時期に入ってるので、それに取り組んでいく事により、少しでも解消して行く事が出来れば、次にやって来る発展の波に上手く乗れるようになります。
過去に向き合えなかった感情や記憶など、分かってはいても、不安や苦痛などを引き起こすような現実を認めないようにしてきた事や、拒否してきた事などが、今の問題事のように出て来て、
それらと向き合って取り込んでいく事が、この時期の課題となっています。
それに気付いて対処していこうとする気持ちが、この時期にしかない様な重要な気付きを得たりする事もあります。 自分で気付けなかった事も、他人の知識などを通して気付かせてもらえる事もあります。
これまでの自分の思考の傾向性を見直してみるのも、自分の思考の偏りに気付く事に繋がります。 相手の言動に敏感に反応したり、激しく反応するような心の状態がある場合、自分の中の偏った考えの部分が反応しています。
相手側を非難する意識から、自分の中の偏りの部分が反応して感情的になってしまっている事に気付けば、自分の問題として捉えられるようになり、中立に判断出来るように持って行けるので、大きな問題になるのを防ぐ事が出来ます。 相手の気持ちや心情を汲んだ判断をする事によって、相手の改善点なども思い浮かんだりするので、柔軟で建設的な思考で話を進めていく事も出来ます。
しんどい時ほど、こういった事に気付けずに生活しているので、なかなか心の見直しなどは難しいと思います。 でも今は、自分の心に向き合って取り組んだら、その分だけ何らかの気付きを得られる時です。
また、こういった時期に合わせるように、霊的な影響も出て来やすくなります。
霊的影響を受けやすい人は、少し気分のムラや、しんどさを感じた時に、自分の気持ちと向き合う様に心掛けていると、普段はあまり感じないような依存的な気持ちの高まりや、拘りの強さ等が、
必要以上に高まって感じられる事に気付けたりして、霊的な影響から身を護る事も出来ます。
霊の方にしても気付きは得たいものの、どうして良いのか分からない(迷える度合いが強い霊ほど、見直しが難しいです)ので、似たような気持ちで苦しんでる人に憑いて、その人を通して訴えてきたりします。 迷える霊は、自分の心の世界を投影した偏りの世界にいます。 なので、中立に考える霊は居ないのが現実ですので、この世に出て来てすがってきます。
そうして、人間の方が抱える悩みと、霊の方が執着して苦しんでいる影響とを二重に受けてしまう場合があるので、どちらの問題も解決していく事で楽になります。
私の所に相談される方は、自分見直しの時期に合わせて依頼される方が多いのも特徴です。 自分で気付けないような点も、一緒に考えて解決方法を探ってく事で、心の楽さを取り戻せるので、
心身共に楽になっていただています。 新しい気付きは、その後の生き方にも良い影響を及ぼすので、諦めていたような希望が叶う事もあります。
しんどい時こそ、自分の中の何が原因なのかを過去を遡って考えるようにしていると、幼い時の家庭環境の抑圧が原因で、それを回避するための考え方が定着している事であったり、両親からの愛情不足から、心の安定が上手く図れなかったりして、それが人間関係において生き辛さを招いているという事も気付けたりします。
そうして、色んな不調や問題事などは、今だけの原因で起きてるという事ではないという事を知れば、根本からの改善を進めていけるので、心の中からスッキリしていきます。
生まれ変わったような感覚を持たれる人もいます。 新しい人生を生きれるという喜びを持てたと言われる人もいます。
私の所では、色んな悩みを複雑にしている霊的原因も祓ってしまう事で、絡み合った糸がほぐれる様に、悩みがシンプルになりますので、改善がしやすくなります。
また来月からも、相談者さんと一緒に考えていきながら、心に楽を取り戻していただけるように頑張っていきたいと思います。
-2025年5月17日-
今月も忙しくしている内に、もう半ばを過ぎてしまいました。
先月から色々な用事に追われて、4月は「ちょっと一言」の更新も1回となってしまいました。
今月も長らくお待たせして申し訳ない思いでいましたが、遅いながらも何とか更新出来て安堵しています。(^^;)
毎月必ず、月初めに訪れている建部大社(近江国の一之宮)への参拝も、今月は中頃の参拝となってしまいました。
建部大社のご祭神は、正面左側が本殿で 日本武尊 (やまとたけるのみこと)、右側が権殿で 大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られてあります。
日本武尊の御神徳は、開運・出世・必勝・厄除・災難除とされており、大己貴命の御神徳は、縁結び・商売繁盛・家内安全・病気平癒・醸造とされています。
建部大社での参拝では、いつもと同様、先月までの無事を感謝し、今月の無事と安泰を祈願しました。
それから、特に要望が無くても、苦難事を抱える信者さん達に明るい道が開けるようにも祈願し、相談を受けている方々には具体的な報告をし、それらが改善していくようにも祈願しました。
これは日々、自宅の神棚の前で行うご祈祷やお祈りの他に、神社仏閣での参拝時にも合わせて行っているお祈りです。
建部大社では、日本武尊様の御神徳である開運や厄除に加えて、大己貴命様の家内安全や病気平癒などの御神徳を受けられる様に祈願しています。
建部大社の境内には、本殿と権殿の他にも幾つかのお社があり、それぞれに神様が祀られてあります。
今回は、その中の一つである「武富稲荷神社」でのお話をしようと思います。
武富稲荷神社には、ご祭神として稲倉魂命(うかのみたまのみこと)が祀られてあります。
名前にある(うか)は穀物・食物の意味で穀物の神であり、特に稲の神霊です。
御神徳としては、家内安全・商売繁盛と鳥居の前の立て札に書かれています。
武富稲荷神社は、境内の奥にある朱色の鳥居をくぐった先にあります。
毎回、鳥居をくぐりながら歩き進めると、その先に見えているお社からの気が段々強く流れてきます。
そして、お社の周囲を囲んでいる朱色の柵の中に入ると、両側に狐の石像があります。 狐は、稲荷大神様に遣えている眷属です。
ここの狐の石像は、台座の乗っていても、私のお腹の辺り位の高さで小さいですが、石像から出る気は結構強いです。
狐の石像には、赤い前掛けが着けられている時もあり、見た目は可愛いですが、お顔はキリっとしていて、目も少しキツメに感じますので、可愛いさと怖さが混ざったように感じ取られる人もいると思います。
稲荷の狐は眷属という役目柄、参拝する人の心も行動も、全てを監視している感じです。 ここで無礼な事したら、許さんぞ!っていう気迫がすごくします。
私も初めて参拝した時は、めっちゃ見られました。 こわ〜( ̄▽ ̄;)って感じでしたが、お祈りしてる内に、こいつは大丈夫だなと判断してくれたのか、怖さが感じられなくなってました。
お祈りが終わって、もう一度、改めて狐さんの石像を見ると、片方の耳の上部が少し欠けている事に気付きました。 それも両側の狐の向かって左耳が、どちらも少し欠けていました。
これは、眷属での役割を果たす上でのエネルギー循環が不便かもしれないし、本来ある部分が欠けて無くなってるという事自体、可愛そうに感じたので、復元のエネルギーを凝縮して欠けてる部分に当てながら、イメージで欠けてる耳を元通りの感じにさせて貰いました。
何とかイメージ的には、欠けてない方の耳と同じ感じになり、本来あるべき形で両耳が揃った感じなりました。 エネルギーも良い感じで回り出したので、狐さんも元気そうになりました。
これでよし!と思って、石像の狐(霊体)を視たら、めっちゃ嬉しそうでした。
それまで、ちょっと怖い狐さんだなと思っていましたが、急に懐いてきた感じで、「今まで自分達(狐の石像)に対して、気に掛けなかったり、見向きもしない人間も多かった」と急に喋り出してくれました。 そして、「眷属の身である自分達(狐)に、この様な愛情を掛けて貰った事が無かったが、今回、先生に、この様な愛情を掛けていただいたこと、大変嬉しく思う」と伝えてこられ、すごく感謝の気持ちを示してくれました。 私も急に涙が溢れてきたので、長年の不安などが解消された安堵感や、人間からの愛情を受けた嬉しさ等の気持ちが流れて来たんだと思いました。
私は、「それは良かったです。 これから参拝する時は、耳の再現をしますね」とお伝えすると、狐さんは大喜びでした。
狐さんは「何かあれば、自分に言いつけてくれれば、お力になります」と言ってくれたので、その時はよろしくお願いしますという事で、眷属の役目の傍らで、こちらの護りもしてくれる事になりました。
それから再度、稲倉魂命の神様にお祈りすると、こちらでも感謝の言葉をいただきました。
狐さんとのやり取りをお伝えして、了承の確認をさせてもらうと、「眷属の狐が自ら申し出るなら、よしとする!」と了承して頂けました。
「あいつ(狐)が、人間の護りをしたいなどと言うのは珍しいのう〜」と笑っておられました。 どうやら昔から気性が荒く気難しい狐さんだったようですが、私が参拝する時は、穏やかで優しい感じで迎えてくれます。
あと、お社の周囲の浄化もさせていただき、柵の上に置かれてある狐さんの置物も浄化させてもらうと、皆それぞれに喜びと感謝の言葉を掛けてくれました。
記事を書く前に、スマホで狐の石像の写真を見たまま、もう1時間位スマホを放置していたのに、それまで消えていた画面が勝手に点いて狐の石像の写真が出たのでビックリしました。
それで写真を見てみると、記事を書く前に見た、ちょっとキツメで、キリっとした狐の表情が、穏やかで、笑ってるような表情に変わってました。
今、この記事を書きながら再度見直しましたが、更にニコニコ笑ってる感じで、可愛さが倍増してます。 何だかとても嬉しそうです♪
そうした事があってから数年経ちますが、今でも参拝時には狐さんの耳を元に戻すエネルギーを当てて喜んでもらってます。 欠けてる部分の耳や頭をなでなですると喜んでくれます。 毎日、眷属の役目を果たされているので、私が行った時くらいは、ニコニコの狐さんに戻って気を休めて欲しいと思っています。
たまに、狐さんに用事を頼む時がありますが、即座に駆けつけてくれます。
何かあれば、仲間を連れて来てくれますし、命の危機が迫ったペットの事でお願いしたら、奇跡的に回復して元気になりました。 その他にも色々と助けて貰ってます。
武富稲荷神社では、生活の中での安定や、経済的な発展もお願いすると、よく聴いてくださいますし、しっかりした反応も出るので御神徳が高いと思います。
その他の神社のお社でも、色々とお話しながら参拝しています。
また来月以降も、月初めの参拝を続けて行こうと思います。
今回は、建部大社の境内にある、武富稲荷神社での出来事を書いてみました。