ちょっと一言。
-2004年8月29日-
今日は、テレビで放送されている怪奇現象を扱った心霊特集の番組についてお話します。
霊現象を扱った番組は、謎の多い霊の世界を少し垣間見れる事で、幽霊の存在や、それらを
体験した人達の不思議な話など、興味深いものがあります。
そして、それらの心霊番組を見ている側にとっては、霊現象が起きている場所というものは、
ただ中継されたテレビ画面の奥の出来事の様に思えるでしょう。
しかし、霊現象を起こしている霊から見ると、カメラのファインダーを通して、テレビを
見ているお茶の間の様子が見えるのです。 霊能者さんが、「あそこに霊が居て、こちらを
見ています」と言えば、その場所にカメラがズームアップされるでしょう。
そして、カメラはずっと霊が居るであろう場所を映し続けるでしょう。
その時、お茶の間でテレビを見ている人達は、皆テレビ画面に注目しながら、
何処に霊が居るのかなとか、あれが霊の姿じゃないのかな〜なんて必死に見ていたりします。
そんな様子が、霊にはわかるんです。 だから、カメラのファインダー越しに、霊とご対面
している様な事がよくあります。 その中で、すごくのめり込んで夢中で見ていたり、
一緒に見ている家族や友達などと、霊の話なんかしながら見ていたりすると、霊が自分の事を
見ている人が居る、話している人が居ると思って、テレビ電波に乗ってお茶の間にあるテレビ画面から
出て来るんです。 映画の様な、怖ろしい貞子現象が本当に起きるのです。
普通の人は、出て来た霊の姿は見えませんが、ス〜ッと出て来て、その部屋で見ている人に
憑きます。 そうすると、テレビを見終わった後や、1〜2日すると体が重く感じたり、
気分が優れなくなったりします。 中には、それからというもの、部屋の中でバキッ!とか、ミシッ!とか
いう音(ラップ音)が頻繁に鳴ったりします。 こうして、テレビを通して霊に憑依されたり、
霊現象が出たりする様になったりします。 特に、霊媒体質の人や、霊に敏感な人は、
気を付けておいた方が良いと思います。 ちなみに私は、チャンネルを変えて霊の番組に当たると、
直ぐ他のチャンネルに切りかえます。 以前、少し見てしまって、霊がテレビ画面から出て来て
私に憑こうとしたので、急いで自分でお払いをした事がありました。 結構、怖いですよ。
-2004年8月23日-
今日は、私の身に起きた金縛りの体験をお話します。
それは私の霊能力が、まだ今の様な段階ではなかった時の事でした。
その時代の私は、神霊と言われる存在である「神」と、ようやく話をする事が出来始めて、まだ間もない
頃の事でした。
それまでは、神霊という神の存在からメッセージを受ける事がメインでしたので、自分の意志を神に伝えたり、
自分の意見を言いながら神の答えを聞き、またそれに対して意見を言うという様な問答形式が確立してい
ませんでした。 しかし、低級な霊を追い払ったりする事は出来ていましたので、時々低級霊が自分の
力を試す為に、私にワザと憑こうとしてきたり、迷える霊が救って欲しくて、家に侵入して来て霊現象を
起こしたりしていました。 それらを全て追い払う事や、救い上げる事が出来ないと私の負けになり、
代わりに低級霊は自分の格が上がり、また、迷える霊の為に自分が憑依現象で苦しむ事になるのです。
そういう事で、私の寝ている時間にも出て来て霊現象と言われる、ラップ音や恨みの波動によって頭や
体が痛んだり、地獄から話しかけてこられたり等しました。 その中で、それらが始まると半分半分の
確立で、金縛り現象が出ました。 やはり身動きが取り難くなり、グワ〜ンという音が聞こえ始め、
それが済むと、今度は霊の声が耳元で聞こえて来たりしました。 その中には、救いを求める声もありました。
他には、「何故自分はこんな地獄に落ちているのか判らない。自分の何処が悪いのか教えてくれ!」という
様な事を訴えて来る霊もいました。 また、全身が波打つ様に痺れてきますので、それをただ楽しんで
見ている霊もおりましたね。 それで根負けすると一気に私の体に攻め込もうという考えのようでした。
それらの霊の中には、裏側の世界より私を自分達の棲む裏側世界に引き込もうとスカウトに来る霊も
おりました。 それらの霊は、裏側世界では力もあり、結構な勢力を持つ霊の組織をつくっているみたいでした。
その時の霊達は、3名の正装した(神官の様な格好でした)代表者を私に向けてよこして来て、私の心の
中にある執着を見つけて、その部分を巧みに突いてきます。 例えば、普段自分はお金や車等が欲しい
と思っていれば、「私たちの世界へ来てくれれば、我らの力でこの世でお前の望むお金や車は、思う様に
手に入れる事が出来るぞ! どうだ、私たちの世界でお前の力を発揮してくれないか!」等と言ってきま
す。 その時の私は物欲に対して、まだ心に執着が残っていましたから、そんな弱い所に付け込もうと
してきたんですね。 裏側の者は、少しでも力のある者を見つけて、自分達の世界へ引き込もうと企ん
でいます。 何故なら、それによって表側である「光の世界」に対して、力関係で優位に立とうとして
いるんです。 真理の世界は、勝ち負けの世界では無いのですが、やはり裏側ではその様な価値判断を
しているようです。 そんな金縛りの中で起こる現象は、数週間に及びますから、一ヶ月間の睡眠合計
が十数時間なんて時がありましたね。 もう少し続けば、発狂するんじゃないかと思う時がありましたよ。
一週間の睡眠時間の合計が2〜3時間なんかよくありましたね。
それでも裏側の者に誘われたその時は、考える余地も無く自分の魂が「NO!」
という意思表示をして断りましたので、今の自分があるんだなと思います。
この様に私の場合は、金縛り状態の中でも、霊との駆け引きや話し合い等がメインになりますので、
テレビなどで紹介される様な一方的な怖さは少ないです。 でも、計り知れない別の怖さは
ありますけどね。
-2004年8月18日-
今日は、金縛りについてお話します。
金縛りという言葉は、皆さんも聞き慣れた言葉であると思いますし、今までに結構な割合で
体験された方も多いと思います。 この金縛りは、霊的な現象で起こる場合と、体の疲れや筋肉疲労や
精神的なバランスが崩れている場合等にも起こります。 ( これは私の経験上の話ですから、全ての人が
これに当てはまるかどうかは判りません。) でも、霊的な作用によって起こる金縛りには、体が金縛
り状態になる前から、何か嫌な感じがしていたり、部屋に誰かがいる様な感じがあったりします。
それが自分の家なら、何時もよりひどく感じられたりするので、「あっ!多分、今夜あたり来るな」と
いう感じを持っておられる方もいるだろうと思います。 そして、やっぱり来たという感じで金縛りに
なったりします。 最中の感覚としては、耳の周りをグワングワンという音が響きます。 また、
人によっては、枕元や布団の周りにガサゴソと何かが歩く音や、何かが走り回る音もする時もあります。
これは、動物霊などが近寄って来ている時などに起こりますね。 人間霊の場合は、靴音や草履、裸足の足音
等が、部屋の外から部屋の中に入って来たりする感じがしますし、部屋の隅から聞こえて来る場合もあります。
言葉が聞こえる場合もありますし、話をする場合もあります。 布団越しに体に乗っかられる場合もあります。
こんな時なんかは、首なんか絞められるケースになったりします。 霊は皆自分勝手ですから、
自分(霊)の気の済むまでやって帰っていきます。
また、足元から全身に向けてザワザワ〜っと波立つ様に痺れる感覚や、鳥肌が立つ様な感覚が何度も
繰り返しあります。 もし、霊が見えるような事があれば、その格好や
言い分、行動などを見ておくと、その霊がどの様な執着を持って迷っている事が判ります。
そして、とりあえず気を落ち着かせる様に努力する事です。 すると案外、硬直していると思える体でも、
手とか足が少し動かせる事に気付くでしょう。 たまに、霊に向かって怒鳴る人がおりますが、それで
消える事もあるので、開き直る事もありでしょうね。 霊にも、気の強いのと気の弱いのとがありますからね。
また、その辺の出来事を霊能者などに話すと、除霊する時の目安になりますし、的確な除霊が出来ます。
また、霊は寝ている人全てに対して怨念を持っているという訳ではありません。 地縛霊などは、その
土地に関係する霊ですから、たまたま引っ越した先が霊の棲んでた場所なんて事もよくある話です。
金縛りにあう時の時間帯は、大抵夜中の2〜4時の間が多いようです。
タイミング的には、夜中の寝ている途中に起きた時や、寝苦しくて寝られない時、寝ている最中に意識が戻って
きて・・でもまだ半分寝ている様な状態の時などですね。 あと、昼寝している時にも起こります。
これは、霊的なモノの執着が結構強い場合ですから、憑依という部類に入るかも知れません。
もし出先などで、寝ている時に金縛りになったら、「寝ているんだから、私に構わず何処か他へ行け!」
と、心の中で叫んでみるのも良いです。 寝ている人に
直接関係無い理由で出て来た霊は、寝ている側も相手にしないという意思を持った方が良いです。
でないと、出先から自宅まで、霊のお持ち帰りをしてしまう事があります。
次回は、私の身に起きた金縛りの経験をお話します。
-2004年8月11日-
今日は前回の続きで、無動寺「明王堂」でのお話です。
この日は偶然にも護摩供養の日に当たっており、私達がお堂を訪れてから暫くして、千日回峰行者
である「あじゃり」さまが来られて護摩供養を始められました。 護摩供養の最中、私は目を閉じて
軽い瞑想状態に入っていると、護摩の火の奥から不動様が現れて、私に向かってゆっくり歩いて
来られました。 そして私の目の前まで来ると、「先生、よく来たな。今日は良い機会に来たもんじゃ。
せっかくじゃから、ちょっと護摩の火の前まで来い」と言われるので、不動様の後をついて護摩壇の奥まで
来ました。 それは丁度、不動様が居られる御厨子の少し前から護摩壇の火を眺めている格好になりました。
そこから眺めると、護摩壇の火の炎越しに行者さまと私達の姿が見えました。 信者さん達がそれぞれに
並んで座る中にも、ちょこちょこと動く人や精神の統一が不十分な人が居るのにも気付きました。
この位置から見ると、炎越しに人間の心の様子まである程度解ってきます。 私はその時に、
不動様は何時もこの様な感じで人間達を見ているんだなと思いました。 そうした中でも行者さまは、
私達(不動様と私)の事を気にも留めずに、様々な作法を黙々と繰り返しながら護摩木を火の中にくべて
いました。 そうして暫く不動様と私は、護摩壇の炎を見ていましたが、不動様に「今回は以上である」と
言われたので、自分の座っている場所へ戻りました。 それからまた暫くすると、色々な仏様が私の中に
出て来られて、その度に自然に手で仏の印を結んでいました。 まあこんな感じで、護摩供養の時間は
色んな体験をさせて頂きました。 供養が終わると行者さんは、御加持(それぞれの信者さんに対して、
経文を唱え、頭と両肩にそれぞれ数珠をポンポンと当ててくれる。その時に霊が憑いていれば取れたりします)
をしてくださいました。
私の父や、一緒に来た信者さんは体が楽になったと言っていましたよ。
こうして、約1時間ほどの時間をお堂で過ごしました。 その後、千日回峰行者である「あじゃり」
さまから、お茶とお茶菓子があるので一緒にお話しませんかというお誘いがありました。
そこでのお話の中で、私の印象に残っているのが、「他人が真理を解っていないと嘆くより、自分はまだ
まだ人に真理を教えられていない事を、努力不足と思いなさい」という事でした。
これは、私の連れに対して言われた言葉ですが、これは常に私の心の中にある思いと同じあり、他人が解らない事はその人の解ろうとする努力不足で
あると同時に、自分の説明不足であり、悟りの不足でもあるという事。 真理を広める事に対して、自分の努力不足であると
思う事です。 今、私はホームページや真理の本、電子書籍などを出していますが、まだまだ真理を
広められておりません。 この先、説法会(講演会)なども機会が有ればやっていくつもりです。
もし、霊界や真理の話が聞きたいという人があれば、出張でお話もさせて頂きますので、ご一報頂ければ
幸いです。
-2004年8月6日-
今日は、比叡山の無動寺へお参りした時の事をお話します。
無動寺は弁財天様を祀っている弁天堂と、不動様を祀っている明王堂とがあります。
この明王堂は、千日回峰行を行う時の本拠となるお堂です。
私は、この両方のお堂へのお参りは、小学校の頃から祖母に連れられてよくお参り
していましたので、今でも時々お参りをしています。 今回は、毎月私の所に来られる
信者さんから、無動寺参拝の同行依頼があり、信者さんと一緒にお参りしました。
この日の弁天堂は、5〜6人の人が新しく提灯を取り付ける作業や、お堂周辺をきれいに
掃除をしたりしていました。 私達は、何時もの様にお堂の中に入って、お供え物を
してからお経を唱えました。 お経の半ば頃になると、祭壇の奥から顔だけで1メートル
位ありそうな白蛇の霊体(弁天様のお共)が出てきました。 私は、何時もの事なので、
「何時もご苦労様です。 またお参りしに来ましたよ。 お供え物もありますので、
どうぞ召し上がって下さいね」と言うと、「いつも、すまんのぅ〜。まあ、ゆっくりとしていけよ!」
と、地の底から湧く様な太い声で言うと、嬉しそうに身をくねらせていました。
それから、お堂の本尊様である大弁才天様が出て来られました。
この大弁才天様は、とてもお綺麗で、すっと立たれたお姿には何とも言われぬ威厳と風格が漂っています。
そして、弁才天様は「今日は、お足元の悪い中(昨日、どしゃ降りの雨だったので)よく来てくださいましたね。
また、今日は色んなお供え物もして頂き有難うございます」と言われてから、次に私と信者さんに対しての
ご指導の言葉(これからの事、念の大切さ、自身を高める事の重要性など)を頂きました。
それから弁天様は、今日のお参りのお礼を言う為に、私と信者さんが夜に礼拝する時には家まで
来ますと言われました。 その日の夜に、母親がお経を唱え終わると、弁天様が出て来て、今日の
お礼を母親の口を通して言って下さいました。 私の母親は、神様の言われる事を、そのまま口を
通して言う事が出来るので、一般人でも横に居て聞いているだけで神様の言われる事が聞けます。
ですから、我が家の神様のお祭り日には、神様の言われる事を母親の口を通して聞いています。
次回は、不動様をお祀りしてある明王堂でのお話です。
-2004年8月1日-
今日は、除霊している時の霊の状態って、一体どんな感じなのかお話します。
まず除霊希望をされる相談者の人に、今の現状を話してもらいながら、背後に
チラチラと見え隠れする霊を見て、あぁ〜こんな人の霊が憑いているだなぁ〜と
思いながら相談者の人と真理を含めた話をします。
そして、霊に憑かれる側も、普段の心の状態や考え方にどこか偏ったものがあると、
同じ様な思いで亡くなられた霊に憑かれ易くなるという道理を説明していきます。
そうしていると、相談者の人も自分の考え方、心の状態に問題があったのかと解ってきます。
相談者本人が自分の過ちや、反省すべき点に気付いてくると、憑いている霊も相談者の後ろで同じ様に
私の言葉を聴いて、少しづつ反省していきます。
そして時々、この様な思い(執着)があるから、その様な世界(地獄的な世界)に堕ちてしまい、
長らく上がって来られないのですよと、相談者に憑いている霊に話しかけます。
明るい世界へ上がって来たければ、何時までも同じ様な事を恨みに思っていても駄目ですよ。
あなた、もう死んでから何十年経つんですか、死んで魂だけになっているのに、生きていた時の恨みや
苦しみを何十年と考えていても、どうしようもないですよ。 でないとこの先、何百年も同じ事で悩み
続けたいのですか?と霊に聞くと、大抵の霊は、もうこんなに暗くて苦しい世界は沢山なので、
早く明るい世界へ上がりたいと懇願してきます。 でも私は、憑依霊に対して、あなたの今の
ような心の状態で、明るく調和された心の世界の人々や、神様達のおられる世界の人達の、心の状態に合
うと思いますか? 自分の心を、神様達の前にさらけ出した場合、自慢出来るような心ですか?
と問うてみます。 すると霊は「あぁ私は、今までにこの様な良くない思いでいたので、こんな世界へ
来てしまったのか。 でも回心して何とか上がりたいです」と言ってきます。
この時の霊の状態の変化としては、大分と霊的波動が穏やかになってきます。
それから私は、「そうか、ではこれからあなたを、ゆっくり反省出来るような明るく落ち着いた
世界へ上げてあげましょう」と言います。 それから、神様が祀ってある祭壇の前で、相談者の人から
憑依した霊を外す「除霊」へと進めていきます。 除霊の最中は、霊の方に向かって、執着を取り去る
真理の言葉を投げ掛けながら諄々と説得し、天上界の眩しい位の光を霊に当てて、霊の心を神様の
慈愛の光で満たしていきます。 すると霊は、地獄に落ちてから何十年来と言わなかったであろう感謝
の言葉を口にして、喜びと希望に満ちてきます。
そうして神に許され、神の光に包まれた霊は、私の押し上げる法力と
、回心した霊が明るい世界へ上がろうとする思いとが重なって光の玉となり、神の光の射す世界へと打ち上げ花火
の様に上がっていきます。 また、途中まで観音様にお迎えに来てもらう場合もあります。
そうして霊が上がった先は、地獄の様な暗く苦しい世界から上がって来て、真理の勉強をしている人や、
心の勉強(反省を含む)をしている人達の世界です。 そこで皆と仲良く、心の勉強(反省)をしながら、
真理の勉強もしていくのです。 そこで初めて、信仰心を見出す霊達も数多く居ります。
そうして、私の所で上の世界へと上げてもらった霊達は、神仏の法の下に精進を重ねています。
これが、除霊から浄霊へと移行して魂自体を救うという事になり、相談者に除霊している間の、数分間か
ら十数分間ほどの間に、私が霊に対して行っている事です。 これが、全てではないですが、
大体の場合はこの様な感じでやってます。