ちょっと一言。
-2004年11月25日-
今日は、雲の上の世界のお話ですね。 その世界へ出るには、今の自分の気を
一時的に最大限にまで引き出さないと、今居る世界からその世界へは行かれません。
今居る世界とは、仏教的に言うと菩薩世界であり、光の人というのは、言い換えれば、観音様に
代表される様な「菩薩様」という位になります。 西洋風に、光の天使様と表現しても良いと思われま
す。 これより上の世界は、梵天世界、如来世界という世界が存在しています。
ですから、その世界へ上がっていくには、自分の身体(意識体)を光の塊にして、尚且つ、
その状態を続けていなければ、この世界の人達にも会えません。
では、上がっていきましょうか。 私は、普段から胸の真ん中でクルクル回っている、光の円盤
(光る、お皿みたいなもの。気を増幅させる働きがある)を高速回転で回し、増幅させた気を一斉に発散させました。
(この光る円盤状のものは、霊感が強まり出した頃から、胸の奥の辺りに付いている事を発見しました)
増幅されて光り輝く気は、自分の意識体を包み込み、無数の光の筋となって発散しています。
また、意識体は光と共に宇宙空間に向けて広がっていきます。 心の状態は、全てを許しの中に
おき、溢れ出る愛の光の波は、わずかに残った執着を押し流し、慈愛の心へと昇華していきます。
そうして最後に、無限に光る空間しかないその中に、一際輝く光の人となった自分の姿があります。
これが、自分の心の中に自身本来の姿を見るという事になります。 この状態で初めて、菩薩界上段階
から梵天世界へと上がる事が出来るのです。 そして、これまでの段階の様に、光の玉になって飛ぶと
いう事が無くなり、意識体が先程の状態になって出た所が、梵天世界という事になります。
移動は光の速さを超え、居ながらにして自分の意識を好きな所へ飛ばす事も出来、それぞれに
違う働きをさせる事も出来る様になります。 「一即多・多即一」の、ほんの基本の内が出来る様に
なるのも、この梵天世界からになります。 今までの次元世界の能力を、あらゆる面で進化させた、人間の
人間らしさが、良い意味で薄らいできて、神という存在に近付いた人達の世界という事になります。
梵天世界以上の世界には、風景という景色的なものは何も無く、緑の草原も教会などの建物もありません。
ここは、本来の姿である、魂という心の意識体が活動する世界であるのです。
ですから、私の前に見えているものは、一段とデッカイ太陽のような存在が一つ。 それに、
その3分の1程の大きさの太陽の様に光る意識体が7〜8体です。 それが、私の目の前に並んでいます。
意識のやり取りは、全て映像と言葉が同時に私の心に直接「放り込まれる」という感じで入って来ます。
丁度、音と映像が詰まったDVD盤を、時間を掛けずに一瞬で全て認識するという感じです。
この世界は、色んな意味で人間であってそうではない、端境期の次元という事です。
神様と言われる存在が、国民の様々な意見を聞けているのは、この能力を使っている為です。
神=高次元の霊人とも言えますね。 凄い能力を持つ人を、人間離れしていると言ったりしますが、
まさに、高次元に行くほどそう思えます。 次元旅行も、そろそろ終わりでしょうか。
-2004年11月20日-
今日は、光の宮殿で出会った光の人とのお話です。
「この世界へ、ようこそお出で下さいましたね。 私達一同、あなた様をお待ち申しておりました」と、
いきなり光の人は、私に向かってそう言いました。 そう言われて周りを見渡すと、何時の間にか
私の周りには、見るからに高貴そうで品のある、数人の人が微笑みながら立っていました。
その人達は、誰も体全体から光が出ており、まるで体の中に何百ワットも光る電球があって、それが光
って身体全体が光を放っているかのようです。 私は、この世界がとても楽で、居心地が良い世界に
感じられ、光の中に居る事が何故か落ち着く様な気がしました。 今までから徐々に、上の世界に上
がって来ましたが、段々と自分に合った世界に近づいて来ている様に感じられます。 「それでは、
我らの世界をご案内致しましょう」そう言って皆の体が一際輝き出すと、それはもう移動しますよという
事なんです。 ここでは、私も口頭での会話ははしない事にして、全て念での会話をする事にしました。
ある意味、今でも意思の疎通をしているんですが、口で喋っている感覚でいますので、それを念の意思の
みに統一したという事です。 私は、とりあえず皆について行く事にして、光の意識体(意識上の自分
の体が、無数の小さな粒々の光の状態)になり、空間移動(夢の中で、行きたい所を思い浮かべるだけで
、その場所に行けるのに似ています)をしました。 その空間移動中は、物凄いスピードで飛んでいる
感じです。 でも、時折見える風景は、ゆっくりと流れている様でした。 そんな不思議な感覚を受
けながら到着した所は、映画でよくあるような近未来の司令室の様な所でした。
そこには、大きな世界地図が画面に映し出されており、何やら一人の指導者の様な人が、長い棒を
持って、その地図の一点を何箇所か指して話していました。 その場所は、中央アジアの辺りと、
北ヨーロッパの辺り、それから北アメリカの辺りを指していました。 それから、日本の辺りを
指そうとして、私が見ているのを気付いたのか、止めてしまって、話だけにしていました。
この先、とても重要な世界的な問題であるような雰囲気が、話をする人達の真剣な顔から察する事が出来、
その話の内容は、私に今の時点で聞かれてはまずそうな内容であったような気がしました。
でも、その指導者と、その話を熱心に聞いていた学者の様な人達は、私に向かってニッコリと微笑んで
、よく来ましたね。 ゆっくりとご観覧して行って下さい。という念が私に入ってきました。
ここは、どうも地球規模で何かを起こす事を学んでいる、研究所の様な場所のようです。
でも、あまり興味が湧かなかったので次の場所へ移動しました。 そこから私は、一人で好きな所へ
見学しても良い事になっているらしく、誰もついて来ませんでしたし、何処へ行っても皆が快く迎えて
くれました。 ここでの話はこれ位にして、さらに上の世界へ上がって行きましょう。 次回は、
雲の上に光る世界です。
-2004年11月15日-
今日も、前回の続きです。 子供たちの家が、空き地だけになってしまった事を確認すると、
私はもうこの世界に居る必要が無くなったんだと思い、次の世界へと上がっていく事にしました。
私が心の中でそう決めた途端、今まで見えていた周りの風景が何も見えなくなって、私の立っている
地面(直径50cmほどの面)というか、それらしきものだけになってしまいました。
でも、それすら端から徐々に消えて行こうとしています。 私は、へぇ〜。すごいな〜と思いながら
見ていましたが、地面らしきものが消えない間に上の世界へ移動した方が良いと判断して、念を
「上の世界へ!」と向けました。 ここでちょっと言っておくと、地面が消えても下へは落ちませんよ。
この世界で(霊界の事ね)下へ落ちるのには法則があって、良くない心を持った者が改心せず、その状態を続けて
いた時に、意識のズレが生じて落ちていく時、それから、上の世界の者が自分の意思(下の世界の者を
指導する為など)で下の世界へ行こうとした時です。 あっ、でもこれは落ちるとは言わないね。
下へ降りて行くと言った方が良いね。 少し話がズレましたが、上へ!という念のもとに、光の玉と
なった私が次に見たものは、広くなだらかな丘と、その上に建つ宮殿の様なものでした。
その宮殿には、何故か天上がありませんでした。 また、その世界は、周りの空気自体が光を帯びて
いる様な、上位世界でしか味わえない独特の空気感です。
私は、宮殿の中へという念で、一瞬に宮殿の大理石の様な床に立ちました。 段々と、上位世界へ
上がってくると、とても良い気持ちになってきますし、力も湧いてきます。 と言うか、周りの
空気自体に、神のエネルギーが充満しているという感じです。 実際、そうなんですけどね。
そうして暫く、一人で色んな事を思っていると、何処からともなくヒューっと風が私の近くを
通り過ぎました。 その風は、輝いていました。 そして、一旦離れていきましたが、私の少し手前
まで戻って来て止まりました。 風は、何時の間にか丸い光の玉になっていて、それがスゥーっと
縦に長くなったと思うと、人間の姿の様になりました。 私は、また光の人に出会いました。
何か、長編になってきましたね。 まだ、続きますよ。
-2004年11月10日-
今日も、前回の続きをお話しましょう。
じぃー様は、笑った後、私に向かって「お主の話は、今の世に出ておる人達に希望の光を灯すものじゃ。これからも
よく精進されるがよい! そして、真理の言葉をよく磨いていくのじゃぞ!」と言われました。
光の中に立つ人は、何時の間にか、その光の強さを控えており、じぃー様が私に言葉を掛けて下さって
いるのを、微笑みながら聞いておられるようでした。 私は、じぃー様の斜め後ろに立たれている
光の人が気になって、じぃー様と交互に見るような感じで話を聞いていました。 でも、暫くして
光の人が、「では、そろそろ私も天上界へ帰る時間が来たようです。今日は、そなたと逢えて本当に
嬉しく思います。 それでは、これにて」と言われたかと思うと、光の人の胸の辺りが、パァーっと
明るく光り、その光が全身を包んだ時には、もう既に私達が立っている地面から4〜5m位の高さに
昇っておられました。 そして、「それでは、またいずれ逢うでしょうから、その時は我らが里にて、
そなたのお話を皆に聞かせてあげてください」この言葉を言われたと同時に、光の人は本当に光の玉と
なって、空高くスゥーっと昇っていかれました。 その間、私の周りは真っ白な光に包まれておりました。
やがて周りが普通の明るさに戻ると、じぃー様の後ろには、何時の間にか多くの人達が並んでいました。
その中には、私をここまで連れて来てくれた子供たちの姿も見えました。
そして皆、ニコニコと微笑んでいます。 じぃー様は、「今日はご苦労じゃったのぅ〜。皆も、この
お方にお礼を申さんか」と言われると、じぃー様の後ろに並んだ人達は「今日は、ありがたいお話を
聞かせて頂き、まことに有難うございました」と言ってくれました。 一番前に並んだ子供たちは、
私に向かって、ニコニコとしながら手を振ってくれています。 私も、その子達に手を振りながら、
自分は子供たちや、色んな意味で言うところの、これからの人達に教えを説いていくんだろうなと
思いました。 私はもうこれで、ここから去らないといけないんだなと思って、なごり惜しんでいると、
じぃー様は、「最後にお主に教えといてやろうかの〜」と言って、「ほれ!先程、天に帰られたお人な、
あれはお主の思っての通り、菩薩様じゃ」 私は、やっぱりと心の中で思いました。
「そうよ、お主が気にしておったから言うてやったんじゃぞ」と、じぃー様は、相変わらず人の心を
読みながら話していかれます。 「それからのぅ〜、今日は何時も教えに来る菩薩と違ってな、
お前さん(ここだけ何故かこう言った)が来ると知らせを聞いたので、今回は特別に最上段階の菩薩様が
お前の事を見に、わざわざ降りて来られたんじゃぞ! じゃから、この後ろで控えておる者達も、今日は良い経験を
したであろう。 なかなか見られん様なお方様じゃからのぅ〜。ホーッホッホッホ!」そして、じぃー様は
最後に、「今度来る時は、出世してこいよ!」と仰いました。 こうして私は、皆に見送られて、
元来た一本道を帰ることにしました。 少し歩いて振り向くと、そこにはあの家も、じぃー様も
子供達も、誰も居なくなっていて、広い空き地だけが見えました。 次回も、続きますよー。
-2004年11月5日-
今日は、じぃー様と呼ばれる白いヒゲの老人と会話した時のお話です。
じぃー様は、私を一見して少し驚いた様でしたが、気を取り直した様子で私に向かって
喋り出しました。 「お主は、人間界の者じゃな、何故ここに来たのかのぅ〜。」と
白ヒゲのじぃー様が言いました。 私は、何故と言われても、とりあえず来たのがここだったと
いう訳でしたので、答えに迷っていると、「まあよい。知らずに来たようじゃの。中にでも入って見物して
行くと良いぞ」と言ってくれました。 中に入ると、そこは思ったより広く、一つの大広間に皆が
思い思いの所に寄っているという感じでした。 そして、白木の良い香りと、天上があるにもかかわらず、
昼間の様な明るさがあります。 照明のような物は一切無かったです。 奥を見ると、敷居が
一段高くなっている場所があり、そこだけ何故か陽の光が射した様に、一際明るく感じられます。
それを見た私は、直感的に、ここの場所で誰か偉い人が来て、ありがたいお話をされるんだろうなと
思っていました。 すると、「そうじゃよ。お主が思っての通り、ここで偉いお方がお話をされる
んじゃよ」と、じぃー様が言われました。 私は以前にも、こちらが思った事が相手には分かっている
という事がありましたので、今回は別に驚きはしませんでした。 すると、すかさず私の方を見て
「ほう〜、お主は結構、経験も積んでおるようじゃの〜」とまた、じぃー様が言いました。
この後、色々と意識の会話が続きました。 その中には、私がいつも皆さんに言っている様な
真理の内容なども含まれており、じぃー様は「うんうん」と頷きながら聞いていました。
私は、つい調子よくなって一生懸命に真理の話をしていると、気が付けば、何時の間にか私は教壇の様な
ところに立っていて、目の前には大勢の人達が座っていて、熱心に私の話に耳を傾けてくれていました。
私は、あれ?何時の間に?と思いましたが、引っ込みもつかず、そのまま話を続けました。
そうして、一通りの話が終わる頃、私の頭の上から一際明るい光が差し込んで来たかと思うと、直ぐに
目の前が真っ白になる位の光が、パアーッと弾けたかと思うと、その光の中に観音様のようなお姿を
した人が立っていました。 そのお方は、私に向かって「今日は、私の代わりに真理を話す者が来ると
聞いていたが、そなたであったか」と言われました。 私は、「つい長々と喋ってしまいまい、
申し訳ありませんでした」と言うと、「なに、結構でございます。今日は、私は様子を見に来ただけの事。
そなたが真理を話してくれたとあっては、私はもう何も言わなくても良いのです」と仰いました。
「ホッホッホー!」じぃー様が笑いました。 どうも、じぃー様は、初めから全部知っていて、
私に真理を説かそうとしていたようです。 次回も、この話の続きをお話をしましょう。