竹馬

takeuma


             竹馬     たけうま
            
             久しぶりに竹馬遊びをしている子供たちに出会いました。
             それもスチールやファイバーのそれではなく本物の竹で作ってありました。
             足を乗せる板を高くしてみたり、大きな水たまりを渡ってみたり
             みんな、なかなかバランスよく巧く乗っていて楽しそうでした。
             近頃の子供たちはデジタルゲームばかりに興じていて、
             こんな地味な遊びには興味がないものだと思っていた私には少し驚きでした。
             子供たちが外で遊ばなくなったのは、遊ばせなくしていた大人の所為。
             私たちが子供の頃に暮らしたあの季節とともに流れてゆく時間の美しさを
             もう一度取り戻したいと思うのは、単に懐古主義なのでしょうか?