「雪合戦」
起きてみれば一面の銀世界。
眩いばかりの白い光の中へ一斉にかけだす子供たち。
雪ん子となって、とりあえず雪合戦。
手早く丸めた雪玉を誰彼ともなくめがけて「えいっ!」
いつのまにか二手両軍に分かれて頭脳戦。
当てては笑顔、当てられてもなお笑顔。
泣きながら笑ってる。
頬を真っ赤に染めながら汗かきながら、もう夢中です。