仕様書・一般図

01 特記仕様書 敷地や建物に関する情報(法律できめられた指定地域や面積)、工事範囲、施工上の注意点や施工方法についてなど図面では表すことのできない事柄について表記されています。 02 仕上表 建物の各部の仕上げや材質を表わしています。外部は、屋根・外壁・開口部など各部分別に示しています。内部は、室別に床、巾木、壁、天井などの仕上げを表にして表わしています。
03 メーカーリスト 使用する仕上げ材等は、ある程度グレードを明示しておかなければ、見積もりができません。そのため、最低限確保してほしいグレードを決めるためにメーカーと商品を指定しています。 04 附近見取図・配置図 敷地の位置を示した地図と敷地のなかで建物がどの位置にくるのか示してあります。これにより、敷地の形状、方位、道路や隣家との関係、車庫や物置との関係などもわかります。
05 平面図 一般に間取り図と呼ばれるものです。各部屋の広さや部屋と部屋の関わりなどが分かり、住まいを計画していく上で最も重要な図面です。また窓の位置や大きさも表わしてあるので日照や風通しの状態もわかります。 06 立面図 建物を外から見た図面で、東西南北の各面の姿を描いています。家の高さ、外壁や開口部の位置と大きさ、屋根の形状などがわかります。
07 矩計図(1) 建物を縦に切断して見た図面です。構造体の断面に下地や仕上げを描き、建物全体の高さ、屋根材の葺き方、地盤と基礎関係や構造、断熱材、室内の高さなどを正確に伝えるためのものです。 08 矩計図(2) 基本的な情報は、1枚の矩計図でもある程度伝えられますし、住宅金融公庫を利用する場合、矩計図の添付が義務づけられているので、最低1枚は作成されるケースも多いようです。しかし、より正確に伝えるために違う場所で切断した図面も必要になってきます。