広東バナナ協議会設立15周年記念産地視察団


2010/9/29、第5農園からの初出荷を終えての集合写真、パッキングハウス前にて


2010年9月28日〜10月1日、広東バナナ協議会より役職員等14名が参加して、5農園の初出荷と15周年を記念して産地視察および交流を行いました。

第5農園パッキングハウスにて
隣接する生協専用農園からバナナ(この状態をバンチといいます)を集荷した後、まずは果実先端に付いている花柄を除去します。
バンチからカットした房を第1・第2水槽で水洗し、埃やカイガラムシ等の除去を行います。パッキングハウス内では上水道水を豊富に使用しています。
この洗浄工程では、ラテックス(樹液)を洗い落とすことと、傷果や規格外品を選別除去します。
初めて見るバナナの出荷工程、真剣な表情で質問する視察団の面々。
箱詰めしたバナナは冷蔵コンテナに積み込まれ、中山港から香港そして神戸港へと運ばれます。
地元人民政府や農業局、さらに新聞社の取材など、多くの人に見守られての初出荷となりました。
取組の歴史を感じさせる先代・先々代パッキングハウスの来訪者寄書。そして、休憩室での質疑応答風景。


出荷を終えて、みんな笑顔の出初式でした!


第5農園出初式
中国で祝い事に欠かせないのが爆竹です。初出荷を祝って最大級の爆竹が用意され、爆音と煙幕の凄さに一同圧倒されました!
産地を代表して孫さんから歓迎の辞と15周年の思いが語られ、それを聞いていた労働者から「これからも頑張ります!」の嬉しい一声も飛び出しました。
広東バナナ協議会視察団代表(コープしが西山理事長)から産地へ感謝状を贈呈しました。


農園視察、第5農園のバナナの生育状況はとても良好でした!

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