広東バナナ産地からの便り


日本の皆さん、こんにちは!
いま、広東は雨期です。年々、温暖化が進み、世界中で異常気象が起こっていますが、中国南部では5月8日に大暴雨が発生し、私たちの近くで1日700ミリを超える雨量があり、今春作付けたばかりの第7農園(江門市古井鎮)は冠水してしまいました。ようやく排水して園地復旧後、1ヶ月間経過観察した結果、一定期間水没した苗を健康に育てていくことは難しいと判断しました。一旦、園地を更地に戻してから再度畝作り・植苗を行うこととしました。今、植え直せば来年6月には収穫が始まります。それまでは、第6農園のバナナをが出荷できますので、生産量の心配はありません。
それから、夏季の果肉糖度を上げる改良品種の実験農場も河川敷ごと流されてしまい、6月からの出荷が出来なくなってしまいました。ただし、9月頃から収穫期を迎える分の圃場は無事でしたので、秋頃には皆さんに試食して頂けると思います。
化学肥料や農薬に頼らない健康なバナナ作りを行っていますので、皆さん、ご利用のほどよろしくお願いします!
                                                               2004年6月10日、栽培責任者:李陽








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