在宅ホスピスについて
Hospitality
Organzed Care
Symptom Control
Psychological Support
Individualized Care
Commnication
Education
在宅ホスピスという言葉の類似の言葉があるので簡単に整理すると。
- 在宅医療:在宅における医療
- 在宅ケア:在宅医療を含むケア全体。
- 終末期医療:死を看取る医療。終末期としては、余命が6ヶ月以内と考えられる段階ととらえれれている。
- ターミナルケア:終末期医療を含むケア全体。
- 緩和ケア:痛みの緩和をする。価値観の一致したチームによるほかは、後に述べる理由で霊的痛みへの対処は困難を極める。
- ホスピスケア:緩和ケア、終末期医療、ターミナルケアを含み、霊的ケアを含む。
- ホスピス:ホスピスケアをおこなう施設とそれに伴う機能。
- 従って在宅ホスピスケアは、不充分ながらも、緩和ケア、終末期医療、ターミナルケア、霊的ケアを行うことになる。しかし、在宅では、充分な緩和ケアは困難であるし、霊的ケアに至っては、ある程度生死観や、宗教観の一致したもののチームでないと困難である。医師会単位で考えるときは、ある程度の緩和ケアを含むターミナルケアの充実を図るべきである。もちろん在宅ホスピスは私たちのめざしたいところであり、最終の目標としては大切である。ホスピスの宗教観は聖書に根ざしたものであり、小西先生も言われていたように、聖書は人に与えられた、数千年の歴史をへて今も生きているた最大のマニュアルであるのでこの機会学んでいくことは、在宅ホスピスを語る上で不可欠です。
参考
(ターミナルケアマニュアル第2版より)
淀川キリスト教病院(ホスピスで先進的な病院)の定義
全人的医療とは「からだと、こころとたましいが一体である人間(全人)に、キリストの愛を持って仕える医療」です。
全人的痛み(total pain)
文責 大高 剛
|大津市医師会|