ようこそ

しいのきホームへ

昭和50年代、落穂寮より就職退寮していった寮生が、生活面でうまく行かず、職場を解雇され、自宅に帰ることもできず、寮を頼って戻ってくることがありました。しかし落穂寮は児童施設であったため18歳を超えた者を措置することができませんでした。しばらく落穂寮で預かりの身でありましたが、当時、落穂寮内においても就労能力がありながら生活の場がないために、引き続き在寮を余儀なくされている人が何名かあり、そうした状況にある人たちの生活支援の場に、寮内の空き家となっていた職員家族舎を利用して生活ホーム『しいのきホーム』を開所することになり、これが後にグループホームとして承認されましたした。
現在、グループホーム『しいのきホーム』には6名の知的ハンディをもった人達が入居しています。6名は全員、市内の企業に就職し自転車で通勤しています。6名共に生活を支援する家庭等がない状況にあり、『しいのきホーム』が家庭としての役割を担っています。
ホームは2名のキーパー(世話人)が日常の食事、金銭(小日常遣い)の管理、生活面の指導、悩み事の相談などの身の回りの世話に当たっています。ホームの掃除、食事準備、片付けなどの管理は入居者全員が分担又は当番制で管理しています。部屋は個室で、部屋の管理はそれぞれ個人で管理しています。

就 労
原則として就労していることが入所の条件で、現在は全員企業に就職しており、就労の状況は、正社員、パート社員、アルバイトなどさまざまです。職種は製造業4名、運輸業1名、流通業1名です。職場は町内又は近隣町で、自転車通勤をしています。(平成12年1月現在)
余 暇 
余暇時間はそれぞれ自由に行動していて、部屋にはテレビ、ステレオなどもあり、ホームにはカラオケの設備もあります。ワープロを使っているもの、編み物をしているもの、刺繍教室に通っているものなどそれぞれに余暇を楽しんでいます。休日には近くのスーパーやコンビニに買い物に行ったり、電車に乗って映画を見に行ったり、時にはプロ野球などのスポーツ観戦にでかけたりもしています。又、落穂寮の職員や会社の同僚などに誘われてレストラン、ボーリングなどに行くこともあります。
行 事
年に1回ホーム全員で1泊旅行を企画、季節の行事(クリスマス会、誕生会など)などもその時々に催します。日常的には寮の行事、地域の行事、会社の行事に参加しています。

ホームスケッチ

案内図

画像をクリックすると拡大します、戻るにはブラウザの戻るボタンで。

昭和57年(1982)4月14日落穂寮内の家族宿舎を利用して生活ホームとして県より認可を受けホーム生4名(落穂寮退寮生男子4名)キーパー2名で開所。
昭和58年9月女子1名が入所し男女混合のホームとなる。
平成3年(1991)4月今津杉山地区にグループホーム『杉山ホーム』開所ホーム生4名入所移動。
平成4年4月1日国の認可を受けグループホーム『しいのきホーム』に変更。
平成5年8月新築工事のため仮設住居に移転。
平成5年9月2・3日旧ホーム解体工事。
平成5年9月落穂寮の敷地内において新築工事着手。
平成6年3月新築完成、ホーム生5名入居。

あゆみ

がいよう

生 活

住所が甲西町と合併し湖南市東寺2-2-2になります

TOPメニューへ戻る

しいのきホーム案内図
建物立面図 一階平面図 2階平面図
しいのきホーム建物スケッチ図
表彰者全員と記念写真 表彰者全員と記念写真 藤子さんの表彰状 勝見君の表彰状 喜びの藤子さん、これからも頑張ります
これからも頑張ろう、喜びの勝見君
デズニーランドクリスマスツリーの下で
デズニーシーで デズニーシーで一服 デズニシーでみんな一緒 ホテルの前で

デズニーランドヘ旅行

障害者雇用促進表彰