滋賀県歯科保健将来構想 歯つらつ滋賀21 |
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滋賀県では、平成6年7月に滋賀県歯科保健将来構想−8020歯つらつしが−を策定し、平成11年度末を目標に、各年代に応じた歯科保健対策を推進してきました。その結果、3歳児および12歳児の1人平均むし歯数については、当初の目標値を大きく上回る減少がみられていること、障害を持った方々に対する歯科治療体制が整いつつあること等、一定の成果をあげることができました。 しかしながら、むし歯の罹患状況に大きな個人差がみられることや、歯周疾患が成人期において高い罹患状況にあること、寝たきりの高齢者対策等、まだまだ解決しなければならない課題も山積されている状況にあります。 そこで、これらの現状を踏まえながら、「8020歯つらつしが」の実現を目指して、新たな目標値の設定、目標達成のための具体策を検討し、新たな滋賀県歯科保健将来構想を策定することにいたしました。 |
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滋賀県知事あいさつ 平成13年3月 滋賀県知事
國松善次 |
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健康は、社会生活を続けていくうえで最も重要な基盤であり、生涯を通じて心身ともに健康で生きがいのある生活を送ることは、県民すべての願いであります。県では、誰もがそれぞれの生涯を通じて安心して暮らせる「くらし安心県」をめざして、真に幸せと言える社会を実現するため、保健、医療、福祉のサービスの充実に取り組んでいます。 平成6年(1994年7月)に、平成12年度(2000年度)を目標年度として、生涯にわたる歯科保健対策を体系的に実施するため、「滋賀県歯科保健将来構想−8020 歯つらつしが−」を策定いたしました。「一生自分の歯で食べること」は、人生80年を健康で生きがいのある充実した生涯とするための基本となることから、80 歳で20 本の歯を残そうという8020 (ハチマルニイマル)運動を展開してきたところであります。 このたび、この計画が目標年度を迎えるにあたり、これまでの成果と新たな問題点を整理し、関係団体・機関からなる「滋賀県歯科保健将来構想検討委員会」におきまして、協議・検討していただき、「滋賀県歯科保健将来構想検討委員会報告書」として取りまとめていだきました。 県では、この報告書に基づき、平成22 年(2010 年)を目標年度とした、新たな「滋賀県歯科保健将来構想−歯つらつしが21 −」を策定しました。今後は、この構想に沿って、個人の健康を支援する環境づくりを推進することを基本理念とし、総合的な歯科保健施策を着実にかつ誠実に実施してまいりたいと思います。 この目標や施策内容を実施していくためには、県民一人ひとりの取り組みとともに、県、市町村、関係機関、団体が一体となってすすめていくことが重要であります。この構想が本県における歯科保健医療事業を推進していく上での指針となりますことを祈念いたします。 |
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滋賀県のホームページ はつらつ滋賀21へのリンク |
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