漫画レヴュー

好きな漫画の書評を掲示板で投稿してね。
作品に対する意見、エピソード、思い出話しなど、どんな内容でも結構です!



バイオレンスジャック - 永井豪
投稿者:岩瀬
永井豪の最長連載。次々と掲載雑誌を変更しながら足掛け17年に及び続いた。ストーリーは197×年関東地方を大地震が襲い、関東地方は完全に隔離状態に。人間達は次第に理性を剥き出しにして弱肉強食の地獄絵図が展開される。そんな苛酷な環境で1人で生き抜く事を宿命付けられた少年がいた。少年はやがて成長し暴力と破壊の権化バイオレンスジャックに変貌し、様々な強敵たちと戦うという内容。タイトル通りバイオレンス描写全開!悪党が人質をとったら人質もろとも悪党を殺すという豪快さ。後の作品にも多大な影響を与えたが特に「ブラックエンジェルズ」と「北斗の拳」への影響力は凄まじかったようだ。特に「北斗」は影響受けすぎだと思う。世界観といいモヒカン刈りの暴走族集団といい奴隷農場といいカイオウの身を守る鎧ではなく力を抑えるための鎧などの描写といい参考にしたのは確実でしょうな。


ハードラック - 樹崎聖
投稿者:しあぶら
樹崎聖氏の描いたボクシング漫画。樹崎氏特有の暑苦しい、男を感じさせるストーリーは魅力だったが肝心のボクシングの試合のシーンは動きが感じられなくて今ひとつな印象。人気が伸びずに10週で終了したが、後半はそこそこ人気があったらしく、この作品を後に低年齢層向けに改良したのが「とびっきり!」だそうな。


ハイウェイスター - 大友克洋
投稿者:アーユス
大友克洋単行本第2弾の短編集。SFはほとんどなく、「ショート・ピース」同様、独特の世界観です。老人や憎たらしい子供が多く登場するのですが中でも「あしたの約束」という作品には後の「童夢」の片鱗を窺えました。川本三郎さんの解説も興味深かったです。


廃人20面チョ - 永井豪
投稿者:左龍人
ジャンプの愛読者賞で掲載された、永井豪の読み切り漫画です。ストーリーは山奥に捨てられた老人が、顔に出来たオデキの膿を(詳しく書きたくないので省略…コレ巻頭カラーで載せないで欲しかった)…まぁそれがキッカケでスーパー老人に変身し、身寄りの無いお年寄りを助けるため、「廃人20メンチョ」と名乗って金持ちから金銀財宝を盗みまくる。そしてそれを阻止せんと日夜活躍する探偵イボ痔小五郎とこややし少年、そして性悪探偵団。彼らは果たして「廃人20メンチョ」の手から財宝を守りきれるのか!?とまぁ、登場人物の名前からして例の探偵小説のパロディなんですが…。でも流石に永井豪の作風ですから、中々にすさまじいセンスに仕上がっていました。
ちなみにイボ時氏と性悪探偵団の面々、そして依頼主のポール玉玉氏はその後「キューティーハニー」という漫画でもゲスト出演していて探偵はこの時も玉玉氏にお仕置きの「びてい骨割りチョップ」喰らってましたっけ。


ハイスクール!奇面組 - 新沢基栄
投稿者:東堂あさき
「3年奇面組」の続編で舞台を中学校から高校に移してます。前回よりもキャラが増えたのはいいのですが前回出ていたキャラが忘れられていたのは痛かったなぁ(取組どぉなったんだ?)色々なクラブに奇面組が入部する「クラブ挑戦シリーズ」が面白かったです。
それと前回に比べて恋愛っぽい要素も入ってますね。個人的には零と唯より千絵と豪の方が気になって仕方がありません(^^:
でもあの最終回はやっぱり納得いかないなぁ……。


ハイスクール!奇面組 - 新沢基栄
投稿者:板橋
前作の「3年奇面組」からの続編。奇面組を始め主要なキャラたちが、一応中学から一応高校に入学したためにタイトル変更となった。当然主役は奇面組で、集団ギャグの醍醐味もちゃんと引き継いでいるが、3年では修学旅行・運動会等の学校行事が主であったのに対して、高校ではクラブでの活躍が中心。だがリニューアルに沿って新たな個性派キャラを次々に登場させたので、奇面組以外の前作からの個性派集団の活躍が薄れてしまった。
新展開ということもあって絵も新しくなり、話も随分とノリがついて面白くなる。高校3年間の生活で終了するはずが人気が高いので、3年が終わるころに1年前にタイムスリップして再び話を始めるということを何度も行った。そしてその人気がアニメ化にまで発展する。だがその長い連載が作者の腰痛を悪化させたために、急遽連載を終了させなければならなくなってしまったのは残念だった。当時週刊で愛読していた私は、最後の“夢オチ”というやり方に唖然としてしまったのを今でも覚えている。作者としては精一杯の方法だったのかもしれないが、当時若かった私は納得いかなかった。だが再び「フラッシュ奇面組」で帰ってきたのだから、あれは新たなる奇面組伝説のプロローグだったと今は感じている。


バオー来訪者 - 荒木飛呂彦
投稿者:東堂あさき
実はジョジョよりこっちの方が好きだったりします。組織「ドレス」に「寄生虫バオー」を植え付けられた主人公、橋沢育朗と予知能力を持った少女、スミレの逃走。更に育朗(バオー)を抹殺するために送り込まれる変人…じゃなくて暗殺者との戦いのなかで明らかになる、バオーの恐るべき能力……。当時からすでに荒木ワールド全開!!なのですが、どうも当時の読者にはあまり受けはよくなかったのか、早々と連載は終わりましたが、元々短く終わらせるのが目的だったかのように綺麗に終わっています。(作者は続編を描くつもりはないと文庫版のあとがきで述べております)なお、ジョジョ人気のおかげかどうか判りませんが、1989年にビデオアニメ化されました。


バオー来訪者 - 荒木飛呂彦
投稿者:風原
84〜85年に連載された荒木飛呂彦先生のバイオレンス漫画。秘密結社‘ドレス’が作り出した寄生虫バオーは動物の脳に寄生し、危機を直感すると究極の戦闘体になる能力をもつ。ドレスは橋沢育郎にバオーを規制させて最強戦士をつくりあげようとしたが、列車での運搬中に少女スミレが彼を目覚めさせてしまい、逃亡されてしまう。ドレスはバオー抹殺のために次々と刺客を送り込む。
まるで初期の‘仮面ライダー’のようなストーリーだが、荒木先生の独特の趣向と重なって結構スリルある展開でワクワクしながら読むことができた。それだけに3ヶ月ほどしかやらなかったのは真に惜しかった。しかも最後はきれいな形で終わってしまったために、復活を要望できないし。でもファンの影響かJoJo人気の煽りかどうかはわかりませんが、後にビデオ化された。アニメでみてもその迫力はすごいものがある。


バガボンド - 井上雄彦
投稿者:岩瀬
井上雄彦がジャンプと決別した後にモーニングで始めた時代劇漫画。吉川英治の小説「宮本武蔵」をベースにして魅力的なキャラと読ませるストーリー展開で大ヒット。しかし反比例して展開がかなりのスローペースの上、一度原稿落としてから隔週連載になり余計スローペースになってしまった。一体いつ巌流島での最終決戦になるんでしょうかねえ?


鋼の錬金術師 - 荒川 弘
投稿者:アムロン
大人気ファンタジーコミック。つい先日最終回を迎えたアニメの方はDVDの総合売り上げが約60万部を突破したと言う偉業を成し遂げた。正直ここまでヒットするとは思っていなかった。原作の方もかなりの人気で、原作ファンの中には原作とは全く違う方向に暴走するアニメに不満を募らせていた人も少なくなかった様だ。内容は亡き母を蘇らせようと幼き兄弟が禁忌を犯し、兄は左足を弟は体全体を失うという物語。とにかくこの作品は女性ファンが多く、アニメが始まってからずいぶんと知名度が上がった様だが僕的にはアニメが始まる前のひっそりとしたいわゆる「隠れた名作」時代の方が良かった。


破砕帯をぬけ - 弓一人
投稿者:風原
82〜83年に連載された弓一人先生の黒部峡谷開通工事物語。昭和31年関西電力は、黒部峡谷に日本最大級のダム建設を行おうとする。工事は最初順調に進んでいたが、途中でトンネルから途方もない水が噴出して大変な危機に陥る。日本を分断する断層フォッサマグナの中で最も危険な地層である破砕帯にぶつかったのだ。大自然のつくった驚異に工事士たちはどのように立ち向かっていくのか。
これは出てくる人物やエピソードこそつくられたものだが、工事は現実にあった出来事を絵にしている。大自然の力がこれほどまでに凄く、それに立ち向かうためには途轍もないことだということを教えている。TVのドキュメンタリーでよく映像にしたり解説したりしても、その臨場感はあまりよく伝わらない。だけどこの漫画の絵は体全体を覆うほどよく伝わっている。短期集中連載で6週で終わったため、単行本化されなかったが、大規模な事件をしっかりよく描いた作品だった。


バキ - 板垣恵介
投稿者:岩瀬
グラップラー刃牙第2部としてスタートした作品。最大トーナメントで優勝した刃牙の前に世界各国の刑務所を脱獄してきた最凶死刑囚達が敗北を知る為に現れた。そして死刑囚達と刃牙達との壮絶な戦いがスタート。そして刃牙達は勝利し、現在はトーナメントバトルに突入。前作と比べると質の低下はいなめないが相変わらずの読み応えはさすが。果たしてこれからどうなるのか?とても楽しみだ。


BAKUDAN - 宮下あきら
投稿者:岩瀬
宮下あきらがジャンプで最後に連載したボクシング漫画。前半は極道漫画として展開したが、後半からボクシング漫画に路線変更。結構面白かったが当時のジャンプでは絵柄も作風も古臭くなってしまい、最後は豪快な展開で打ち切り。この作品の為に作者はラスベガスまで取材に行ったそうだが、殆ど役に立たなかったのが切なかった。でも、この時の取材は後に「世紀末博狼伝サガ」に生かされたので無駄にはならなかったようだ。


ばくだん - 本宮ひろ志
投稿者:岩瀬
本宮さんがジャンプで連載した作品。本人はとても楽しんで描いてたそうだが、ちっとも人気が取れなかったので怒って連載をぶん投げてしまった。正直何がしたかったのかがイマイチわからなかったのが敗因でしょう。本宮さんらしくない失敗作でした。


爆発!宇宙クマさんタータベア - 佐藤正
投稿者:岩瀬
佐藤正がジャンプで連載したギャグ漫画。読みきり2回試して好評だったので連載にしたが、他の連載に人気の面で勝てなかったか、あっさり20回打ち切り。結構笑えたのに残念だった。最終回の「2人の関係はまだまだ続きそうであるが、これで終わりなのであった」というナレーションには一抹の寂しさを感じたものであった。


白兵武者 - 蝶野 正洋・石渡治
投稿者:岩瀬
現在ヤングサンデーで連載中の戦国時代劇画。原案はレスラーの蝶野正洋で作画は石渡治が担当している。戦国時代を舞台に蝶野本人がモデルとおぼしき白兵武者・正之進が大活躍する。そして歴史上の人物も信長や秀吉など多数登場するのだが、それよりも実在のレスラーをモデルにしたキャラの方がはるかに多い。特に猪木をモデルにした猪木大禅師は極悪人扱いされてる所がいかにもという感じ。これからの展開が読めない貴重な作品である。


幕末風雲録 誠 - 伊織鷹治
投稿者:風原
99〜02年にマガジンスペシャルで連載された伊織鷹治先生の歴史漫画で、“土方歳三”物語。1858年、武州(現多摩)の各道場を潰し回る歳三は、強い侍になることを志していた。ある日とある道場で歳三は自分と互角に張り合う男と出会う。その男の名は“近藤勇”。だがその後近藤は藩の陰謀に巻き込まれて捕らえられてしまう。近藤と同じ道場の見習いだった“沖田総司”にそのことを知った歳三は単身藩に立ち向かい、叩き潰して近藤を救出する。以来信頼しあう仲間となった近藤と沖田と共に歳三は激動の時代を生き抜くことを誓う。
新撰組といえば大半が“近藤勇”を主役としたものだが、本作品は“土方歳三”を主体として描かれている。最後の‘五稜郭との戦い’まで政府軍と熾烈に闘った“土方歳三”の男としての生き様を非常に熱く描いており、質のいい作品として仕上がっている。こういうのをみるとやはり“新撰組”というのは漢たちの集まりだったのだと改めて感じられる。N○K大河ドラマでやったのより、こちらのほうが時代を生きた漢というのが伝わっている。


はじめの一歩 - 森川ジョージ
投稿者:岩瀬
マガジンで10年以上続いているボクシング漫画。マガジンの連載作の中では1番完成度が高く読み応えがある。ただ、ここ数年は看板漫画の宿命で話の水増しが行なわれている様子。作者の頭の中では結末まで既に出来上がっているそうだが、それを見れるのはいつの事やら。気長に待つしかないか。


BASTARD!! - 萩原一至
投稿者:岩瀬
88年から連載開始されたファンタジー漫画。執拗なまでに描きこむ描写力とトーンワーク、強烈なギャグセンスで瞬く間に人気作になる。しかし作画に時間がかかりすぎ、締め切りは度々破るわ、殴り描きは掲載するわと暴挙に出る。89年ジャンプ37号で遂に原稿を落とし打ち切りになるも、読者から苦情が殺到し増刊号に島流しとなる。ここでは比較的快調なペースで話が進み97年に古巣のジャンプに帰還するも、やはり原稿を落としまくり今度はウルトラジャンプに島流し。しかし、ここでも度々休載して最早終わりたくても終われない状況となる。今考えれば最初の打ち切りの時点で終わらせておけばよかったのに・・。無駄に伸ばすとろくな事にならないと身をもって証明してくれた、何とも因果な作品となった。


.hack///黄昏の腕輪伝説! - 依澄れい・浜崎達也
投稿者:しあぶら
人気ゲーム「.hack///」のアニメの続編のマンガ化。ゲームの世界を基にした前作「.hack///SIGN」はかなり硬派な作品だったがこの作品はメインの4人の女性キャラのうち3人が童女だったりとオタク向けにシフトされている。マンガ版は小説版「ワンピース」の作者でもある浜崎達也氏の巧みなストーリーテリングや歯切れの良いギャグでとても楽しめた。


はだしのゲン - 中沢啓治
投稿者:風原
73〜74年に週刊少年ジャンプで掲載され、以降市民・文化評論・教育評論と掲載雑誌を変えて連載されていった中沢啓治先生の本人の原爆被爆体験に基づいて描かれたドキュメンタリー漫画。時は1945年(昭和20年)、広島県広島市の下駄絵付け職人・中岡大吉の三男に生まれた元は、父が反戦を訴えていたために近所から非国民扱いされていたが、くじけることなく父母や姉英子・弟進次等と共に逞しく生きていた。だが8月6日広島に原爆が投下され、町は一瞬にして焼け野原となる。元の家も倒壊し、母君江は助けられたが、父と英子・進次を失う。元は母とその直後出産した友子と3人で各地を転々として生きていく。やがて進次そっくりの近藤隆太と出会い、兄の浩二・昭も帰ってきて共に暮らすようになるが、その後隆太はヤクザとの抗争で元たちから離れ、友子は栄養失調で死亡、君江も原爆の後遺症で他界する。残された元たち兄弟はそれぞれの道を行くことになる。
戦争を題材にした作品の中でも、これほどリアルに表現しているものはない。中沢先生自身が実体験で得たことを収めているのだから当然かもしれないが、それゆえに伝わってくるものは強いものがある。たとえ戦争経験者じゃなくても戦争を体験したかのような気持ちになり、戦争がいかに悲痛なものかを肌で感じさせるような内容である。そういう描写がインパクトと強くしているのだろう。漫画であっても学校や図書館にも置いている。空襲や原爆投下後の描写はあまりにグロ過ぎて一部ではいき過ぎだという声もあるけれども、やはり戦争の悲惨さを教えるには字よりも絵にしたほうがいいと思う。(実際の戦場はもっとひどいらしいから) この作品は日本だけでなくいろんな国で翻訳されて出版されているそうだ。戦争が悲惨でやってはならないことだというのは万国共通のことであり、それゆえに共感をもっているのではないだろうか。時代が変わろうとも‘戦争は人類において最大の犯罪であり、悲惨なものだ’ということを後世に伝えていくためにも、この作品は残していかなければならないと思う。
ちなみに私はこの作品を上記で示したところまでしか読んでいないが、物語はまだまだ続く。中学生になった元は隆次や他の被爆孤児仲間と共に暮らすようになるが、その1人であるムスビという子がヤクザに麻薬中毒にされて殺されてしまい、隆次は復讐のためにヤクザを殺し、孤児の勝子と共に東京へ逃亡する。そして元も後を追って東京へ旅立つ。物語はここで“第一部・完”となっている。中沢先生は“第二部・東京編”の構想をできているそうだが、病気で視力が落ちてしまったために、連載の目途がまだたっていない。早く回復してまた復活して欲しいと願う。


はっけよい - 前川たけし
投稿者:陣内
90〜91年にマガジンで連載された前川たけし先生の相撲漫画。小柄ながら闘志のある国光海は北海道の大会で優勝したものの、ハンパ相撲ためにどこの部屋からもスカウトがかからなかった。やっと千歳部屋の親方にその闘志を見込まれて入門するが、正統派の相撲人になることを命ぜられ、国光の新たな相撲人生が始まる。
前川先生が‘ブレイクショット’を終了させた後に連載した作品。他の相撲漫画に比べると絵の迫力は少々劣るが、主人公が小物から大物に成長していくストーリー展開はなかなかいい。わりと読みやすい形になっており、相撲の面白さも伝わってくるが、試合に迫力がなかったのが残念だった。やはり前川先生には相撲は合わなかった。


花咲か天使テンテンくん - 小栗かずまた
投稿者:岩瀬
「花咲か天使テンテンくん」ジャンプ暗黒期に連載されていた幼年向け漫画。確か増刊号に掲載されていた読み切り「親切くん」を大幅にアレンジして構成されていた。当初は受けるかどうか微妙だったが結果的に3年続くヒット作になった。アニメ化もしたが、これは正直失敗だったようだ。ちなみに作者の小栗は平松伸二先生のアシスタント出身だったらしいが全然絵柄が違うのに、何処を手伝っていたのか未だに謎ですねえ。


花咲か天使テンテンくん - 小栗かずまた
投稿者:American
ジャンプ暗黒期に連載されていた中堅漫画。作者の小栗カズマタは「幕張」や「たけし」の中で変態として描かれ(幕張の作者は巻末コメントで一応謝っていたけど) 完全にそのイメージが定着している。主人公の本当の才能を探すために、全裸の天使が主人公の家に住み、様々な才能を試しながら本当の才能を探すと言う話。正直言って、絵は下手だったし、ギャグも寒かったのですぐに打ち切られると思っていたら、なぜか長期連載&アニメ化を果たしてしまう。なお、小栗の次回作、「もののけ!ニャンダロー」は早期打ち切りを食らった。


花田留吉七転八倒! - 秋本治
投稿者:岩瀬
秋本治がスーパージャンプで不定期連載していた作品。見るからに強面の極道・花田留吉。しかし、その正体は情にもろくて優しい愛すべき極道。そんな彼が起こす様々な騒動を面白おかしく描いた作品。これも秋本治本来の人情ギャグが見事に発揮されていました。ずっと続けてほしかったんですが、これを続けていると「こち亀」の連載がきつくなる為泣く泣く完結させたそうです。数年前に「いつか続きを描きたい」と作者は言っていたが果たしていつになるのやら。


はなったれBoogie - 一色まこと
投稿者:風原
86年に連載された一色まこと先生の作品。5才で男みたいなワンパク女の子・石井ともことペット犬・ギンシローが家で幼稚園で町でいろんな騒ぎを引き起こす痛快ギャグストーリー。
熱血作品の多かった当時のジャンプでは異色作で、やはり場違いみたいな存在になってしまったために9週で終了する。だが一色先生はその後スピリッツで‘花田少年史’や‘ハッスル!’といった人気作を次々と生み出し、名の知れた漫画家となるため、ジャンプでのこの作品はそのステップのためのものと考えれば名作だといえるのかもしれないが。


花の慶次-雲のかなたに- 原哲夫・隆慶一郎
投稿者:岩瀬
元々は原先生の担当だった堀江さんが隆慶一郎先生の作品に入れ込んで漫画にしたくて許可をとりに行ったのがきっかけだった。その後読みきり版が好評で連載を勝ち取る。初期の慶次と父上の別れのシーンは泣けた。それ以降も泣ける話がたくさんあって良かった。連載延命される事も打ち切られる事もなく最後まで描ききったのは凄い。個人的には原哲夫作品No1です。


花(?)の高校女子ゴルフ部 - かわさき健・金井たつお
投稿者:岩瀬
月刊ゴルフレッスンコミックで連載されている漫画。原作・かわさき健、劇画・金井たつお。簡単に言えば、それぞれ個性的な3人のゴルフ好きの女の子が大きい大会で失敗をしてしまい、高校に進学してからゴルフ部を作り日本一を目指すというコメディ作品である。ゴルフ漫画誌の連載の為か、ある程度ゴルフの知識がないと内容が把握しにくい点もあるが、作者がゴルフを知らない人でも楽しめるようにと努力しているのも分かるので気にはしていない。なおコミックスが出る可能性は低いので、読みたい人は掲載雑誌を探して買いましょう。


ぱにぽに - 氷川へきる
投稿者:しあぶら
氷川へきる氏がGファンタジーにて連載しているショートギャグ漫画。はじめは「あずまんが大王」の後追い作品、という印象で人気も今ひとつだったようだが、開き直ってキャラ大量放出&本家以上のシュール路線で本来の意図とは別の方向でヒットした。あずまんが後追い漫画の中では最も売れた部類に入ると思います。ただし、中身は本家以上に読者を選ぶので、2巻くらいまで読んでツボに入らなかったら諦めたほうが賢明かも(笑)ちなみに自分のお気に入りキャラは芹沢茜です(笑)


バビル2世 - 横山光輝
投稿者:風原
71〜73年に週刊少年チャンピオンで連載された横山光輝先生のSFアクション漫画。とある高校生・浩一この数日間不思議な夢を見続けていた。それは謎の塔(バベルの塔)が現れ、そこから何千年前のはるか昔の者が呼びかけ、やがて使者が自分の下に来て連れていくというものだった。浩一の身を心配する両親だったが、ある夜謎の巨大怪鳥が出現し、彼を連れ去っていく。行き着いた場所は砂漠の中にある遺跡だった。浩一は遺跡の真ん中に立っていた謎の美女に導かれて遺跡の奥に通される。そこには地球の現代科学でも及ばない超高性能コンピューターが存在していた。この遺跡(バベルの塔)は太古の昔地球にやって来た宇宙人バビル1世の遺産であった。宇宙船の故障で地球に不時着したバビルは故郷の星に信号を送るために当時の権力者だった王と組んでバベルの塔を建造しようとしたが、不注意から塔は崩壊する。帰郷を諦め、地球に永住することを決意したバビルは宇宙船の設備を元に自分の知識を生かして特殊なマシンを造り出し、それを破損したバベルの塔の中に封印した。これをいつの日か自分と同じ能力をもった子孫が誕生したら活動できるようにした。そう、浩一はバビルの遠い子孫だった。彼はコンピュータールームで特殊教育を施され、そして元々あった超能力を開花させて生まれ変わる。そして姿形を自在に変身・変化げきる生命体ロデム、巨大怪鳥ロプロス、大型海中ロボ・ポセイドンと陸海空の守護神たちを3つのしもべとして動かす能力を得る。
この時代は特撮・アニメが流行った頃で、それに影響してか横山先生が描いたのが本作品である。超能力というものを戦いに取り入れ、尚かつ巨大ロボットたち等を操るなどのダイナミックなスケールで描かれている。そのため人気が高まり、当初3ヶ月程の連載予定が2年以上も続くことになった。私もこの作品は好きです。主人公の浩一が純粋で正義感のある高校生であり、また彼の3つのしもべたちも魅力あるキャラクターである。そのダイナミックな設定が当時の読者の心を高揚させ、アニメ化まで繋がる事になった。また敵のヨミもカリスマ性のある魅力的な敵キャラだった。このヨミの出現がバビルの魅力をより引き出させたといっていい。ヨミは浩一と同じ超能力者であるが彼と違って世界の主要国家の重要人物を自分の改造人間と入れ替えて世界を手中の収めようとする悪の帝王で、そのために正義感の強い浩一ことバビル2世と対決することになる。その後ヨミもまたバビルの血筋だったことが判明して、浩一・ヨミの対決はバビルの子孫同士の戦いだったことなる。同じ子孫でも志の違いで対決しなければならないという過酷な宿命を描いていて、壮大なスケールで描かれた人間ドラマともいうべき存在だった。それだけに今でも名作として語り継がれている。でも私はアニメのほうを先にみたのでそっちのほうが気に入っているが。なおヨミを倒した後の浩一ことバビル2世の消息はわからない。おそらく世界の情勢を見守ることにその生涯をかけたと私は思っている。
77〜79年に月刊少年チャンピオンで『その名は101』という本作品の続編が連載されている。アメリカの研究施設に収容されていた山野浩一はCIAが自分の血で超能力工作員を作り出すことを知り、脱走を図ってCIAの超能力工作員と対決していくというストーリーで、バイオレンスドラマ風に仕上がっている。横山先生がこれを描いたのは本作品に愛着をもっていたからと後に話しているが、この作品では3つのしもべはほとんど登場しないし、人間的ドラマが優先されているため、続編というよりパラレルワールドといった感じである。


ハヤテのごとく! - 畑健二郎
投稿者:しあぶら
久米田康治氏の弟子、畑健二郎氏の初連載作。作画やパロディネタ、台詞回しなど随所に久米田氏の影響が見られる。現在のサンデーでは主力クラスの扱いらしく、この調子で行けば師匠が乗り越えられなかったアニメ化の壁も突破できる可能性も・・・。余談だが、パイロット版となる読切では「とき○もファンド」をネタにして○ナミに怒られたこともある。そういった点でも「やっぱ久米田先生の弟子だなぁ」と思う。


隼人18番勝負 - 次原隆二
投稿者:岩瀬
初めてまともに読んだ次原隆二作品。確か佐々木小次郎の子孫が宮本武蔵の子孫にゴルフ勝負を挑むというストーリーだったと思う。全体的に当時のジャンプではとにかく印象が地味だった。回を追うごとに掲載順が転落して16回くらいで終わってたかな。確か話数を表す数字が第1話が1番ホールという形で表記されてたので全18回で終わるのかな、と思ってたので18回に届かずに終わった時は気の毒に思ったものでした。


ぱらのい屋劇場 - あろひろし
投稿者:抜粕奮人
88年から90年までスーパージャンプで掲載されたあろひろし先生のギャグ漫画。これには主人公がおらず、‘学校・公園・トイレ・鉄道’等のテーマを決めて、それに合わせてギャグを作ったものである。内容の内訳によって1コマで決めたり1Pにまたがったりすることもあり、またその都度登場人物を変えたりしなければならないので、作者もネタ出しに苦労したようで、1月に数ページしかできなかった。しかし1話1コマにぎっしりと内容が詰まっており、これこそギャグ漫画の基礎といえる。


バラモンの家族 - 宮下あきら
投稿者:岩瀬
宮下あきらが男塾終了後にジャンプで連載した漫画。当初は必殺!仕事人を意識したような内容だったが後半は仲間探し漫画になる。自分の周りでは結構人気があったのですが、アンケートには全く反映されずコミックス4巻分で終了。しかも「俺達の戦いはこれからだ!」という典型的な打ち切りパターンだった。一体何がダメだったのでしょうか?結構面白かったのになあ。


バリバリ伝説 - しげの秀一
投稿者:風原
83〜91年に少年マガジンで連載されたしげの秀一先生のバイク漫画。北稜高校に転校してきた巨摩 郡ことグンはCB750Fで峠を駆けるライダー。‘誰よりも速く走る’ことを目指すグンは、レーシングチームのオーナー令嬢・一之瀬みゆきに誘われ、筑波サーキットに出場する。初めてのサーキットにも臆せず好調だったグンはさらに鈴鹿4時間耐久レースに出場し、そこでいろんなライバルと出会っていく。こうしてグンのライダー伝説が始まる。
前半は峠や公道レースが主で、そのため影響を受けた若者が峠のレースを真似する者が出てきて問題になったこともあった。そのためか後半はサーキットを主体としたレースが中心になっていく。そして最後は世界GPチャンピオンとなって大団円を迎える。当時マガジンでは先に「あいつとララバイ」が連載されており、同時並行で作られたバイク漫画である。最初は暴走族に憧れる女の子・伊藤歩惟が出てきて、「あいつとララバイ」同様の青春コメディータッチのバイク漫画になるかと思われたが、似たような経緯ではよくないと考えたのか、次第にレース中心の作品に仕上がっていく。ただこの歩惟は憧れたグンに最後のレースで優勝するまでついていって、グンの大きな支えとなった。単なるバイクレース漫画としてではなく、‘自分を信じてくれる・応援してくれる人のために走る’としたところが話を盛り上げ、名作となった要因ではないかと私は思う。しげの先生は現在「頭文字D」で活躍中だが、本作品の成功があったからこそ今に繋がったのだと思っている。


はるかかなた - 渡辺諒
投稿者:風原
88年に連載された渡辺 諒先生の野球漫画。プロ野球選手の子・北条或太は幼い頃飛行機事故で家族を失い、以後仙台の若杉家に引き取られて育つ。15歳の時父親譲りの天性の能力を東京の名門・青洋高校のスカウトに見込まれて入学する。そこには全国から集められた選りすぐりのエリート選手が多く集結しており、レギュラーを取るための戦いが始まる。或太は若杉家で今まで一緒に育った春香のためにも野球で一番になることを誓い、青洋のエースを目指す。
この当時のジャンプでは珍しい青春高校野球漫画だが、主役の北条或太がいきなり東京の名門に入るという突飛な展開で始まってしまう。そのためにもう一人の主役である春香と別れなければならなくなり、彼女の出番が殆どなかった。当時はジャンプが1000号を達成したので思い切った展開を試みようとしたのだろうが、あまりの展開についていけなかった。こういうほのぼのした野球漫画は名門より無名の学校の野球部に入部して名を上げていくことがセオリーであるため、明らかに最初に設定をミスッた。キャラはよかったので地道な設定でもっと前か後に連載すればそれなりにヒットしたと思う。やった時期が悪かったために埋もれてしまったのが残念だった。


覇・LOAD - 武論尊・池上遼一
投稿者:岩瀬
ビッグコミックスペリオールで連載されている三国志漫画。原作・武論尊、作画・池上遼一の最強コンビの最新作である。前作「HEAT・灼熱」とは打って変わって歴史ものに挑んだのも驚きだったが、三国志の漫画なのに邪馬台国がいきなり出てきたりしたので更に驚いた。隔週雑誌の為かストーリー展開が少しのろいが、読者が飽きないようにする演出が毎回盛り込まれており作者の手腕が衰えていないのが判る。三国志のストーリーは相当長いから大変だと思うが、何とか前作を超える長期連載になって欲しいものだ。


PANKRA BOY - 富沢順
投稿者:風原
87年に連載された富沢順先生のプロレス漫画。我王獣太は元プロレスラーだった父に幼い頃から格闘技を教え込まれて育ってきたが、性格は大きい体に似合わずケンカもできない真面目中学生だった。だがある日、プロレス好きの幼馴染・九堂風子がボクシング部主将鮫島にやられてしまい、怒った獣太は鮫島に挑戦を挑む。苦戦しながらもプロレス技で打ち勝った獣太は、自分の格闘技の才能に次第に目覚めていく。
作者の富沢先生が格闘技が好きだったみたいで意気込んで連載を始めたが、キャラの我王獣太が体だけ大きくだけでこれといった特徴がなかっただけに、人気を集めることができなかった。そういう大きいだけで力任せのキャラというのはジャンプではうけたためしがない。当時“キン肉マン”が終了間近だったために、新たなプロレス漫画をという考えで望んだ作品らしいが、皮肉なことに“キン肉マン”の終了の翌週打ち切りになってしまう。作者も悔しかったらしくて最後のコメントで「せっかくもりあがってきたんだけど、ひとまずサヨナラです」としている。だが富沢先生がジャンプに戻ってくることはなかった。


ハングリーハート - 高橋陽一
投稿者:岩瀬
高橋陽一がチャンピオンで連載したサッカー漫画。最初は不定期連載だったが途中から週刊連載になった。相変わらずのアナクロな話の内容と「キャプテン翼」の頃から進歩のないサッカー描写は最早ギャグにしか感じなかった。一応はアニメにもなったらしいが自分の住んでいる地域では見れなかったのでどうしようもなかったな。そして連載はコミックス6巻分続いたが最後までパッとしなかった。やはり高橋陽一は「キャプテン翼」しか描けない漫画家のようだ。


HUNTER×HUNTER - 冨樫義博
投稿者:岩瀬
富樫義博の最長連載。最初からアニメ化を前提にして始めた作品で開始して10週でイベントアニメ化を果した快作。その後テレビアニメ化、ビデオアニメ化も果したが対照的に原稿の落とし癖が悪化し予告なしの休載や殴り描きの原稿を掲載したり正にやりたい放題やりまくる。寛大なファンも度重なる暴挙に切れて編集部に抗議したらしく、最近は予告して休載するようになったが、その分ページ数が19ページから15ページに減ったので読み応えが減った。現時点で伏線が多すぎて終わりが全く見えないが一体どうなるのか?一応最後まで見守りたいと思う。


HUNTER×HUNTER - 冨樫義博
投稿者:名無しさん
幽遊白書で一躍人気をはくした冨樫義博先生の人気作品。病気で休載が多いけれど本当に面白い!予想不可能な展開で毎回ドキドキ・・ 絶対飽きない!みたらやめられない!キャラの個性的な性格もGOOD!特に好きなのは幻影旅団編!でも今のNGL編も超楽しいです!


HUNTER×HUNTER - 冨樫義博
投稿者:miho
私もH×Hは凄く好きな漫画ですvこれからどうなるのか全く予想がつかないし、その更に上を行く話の展開に脱帽です。毒と狂気を孕んだ世界観もいい。(特にNGL編にはそれが色濃く出ていて)いま、一番次週が待ち遠しい漫画です!(でも30号まで休載ですか・・・涙)


HUNTER×HUNTER - 冨樫義博
投稿者:腐鮪鯖男
絵は雑だがストーリーは良い。今の連載漫画の中では同人関係の輩じゃなくても楽しめる数少ない漫画だな。


HUNTER×HUNTER - 冨樫義博
投稿者:YAS
冨樫さんの漫画は昔から大好きです。ただし、この人の飽き性はかなりもったいないんですが(;^_^A
『レベルE』『幽遊白書』んで『H×H』〜全部持ってます。危な〜い感じの世界観と、魅力的なキャラクター!にどっぷりとはまってしまいます(^-^)
しかも、「友情」「努力」「勝利」のジャンプ3原則が以外にもこの漫画にはしっかり盛り込まれています。あと、この人の漫画の偏見ないモノの見方はけっこうおもしろいですね♪


番長連合 - 阿部秀司
投稿者:岩瀬
阿部秀司がチャンピオンで連載している喧嘩漫画。阿部はヤンマガで「エリートヤンキ−三郎」というギャグ漫画も描いているが、こちらはシリアス一辺倒である。内容はいかにもチャンピオンらしく油っこくて泥臭い作品。「バキ」ほどではないけど結構面白いです。ただシリアス過ぎて少し胃にもたれるので注意。


範馬刃牙 - 板垣恵介
投稿者:岩瀬
刃牙の最終章として始まった連載。タイトルを変更した理由は勇次郎を強くしすぎてしまい、いつまでたってもバキが戦いを挑めないので踏ん切りをつけるためだったらしい。展開も最早ギャグにしか見えないほどにぶっ飛んでおり蟷螂とイメージトレーニングで戦ったり、アメリカ大統領をさらって刑務所にぶち込まれたり、と予想も付かない方向へ突き進んでいる。まあ、途中までの展開がどうであれ、最大の親子対決が見れれば不満はない。何とか感動のラストへ向かって欲しいものだ。


BE TAKUTO!!-野蛮なれ- 野口賢氏
投稿者:しあぶら
かつて「柳生烈風剣連也」「竜童のシグ」を連載していた野口賢氏の作品で、野口氏がかねてから描きたがっていたバイク漫画。ところが、唐突に(一応伏線はあったが)空手漫画に変身してしまい、それに伴い人気が下落。20週で打ち切りに。バイクシーンは氏の粗めの線のおかげで結構迫力があった。現在、野口氏はOhスーパージャンプにて「KUROZUKAー黒塚ー」(原作:夢枕獏)を連載中でこちらは割りと好評。やはり週ジャンの土が合わなかったのかも。


HEAT・灼熱 - 池上遼一・武論尊
投稿者:岩瀬
ビッグコミックスペリオールで6年近く続いた池上遼一と武論尊コンビの最長連載。新宿歌舞伎町のホストクラブ「新宿租界」の若きオーナー唐沢辰巳。何者にも屈せず退かない生き様で多くの男達を虜にする。そして、その仲間達と共に様々な強敵たちと戦う宿命を背負う事となる。日本全域を支配する暴力団・山王会、政界の大物・海崎、中国系マフィアのドン・クーリータオなど敵キャラも実に個性的で読み応えがあった。タオとの戦いで本当は作者達は終わりたかったようだが、この頃に小学館漫画賞を受賞した為か、その後も延命される。タオ編以降の新宿全面戦争編までは面白かったが後のダンテ編以降は疲れが見え見えで読んでる方がきつかった。それでも頑張って全17巻分も描いてくれたのだから、作者達には心からお疲れ様でしたと言いたいです。なお、名セリフもいっぱいあるので読んだ事ない人は一度ご覧になってはいかかでしょうか?きっと楽しめると思います。


B'T X - 車田正美
投稿者:鳳童
94年から99年まで車田正美先生が月刊少年エースで連載した戦闘漫画。ロボット工学の若き天才・高宮鋼太郎はその優秀な頭脳を必要とする機械皇国に誘拐される。弟鉄兵は拉致された兄を追って皇国に潜入するが、皇国の戦士メタルフェイスにやられ、スクラップ場に落ちる。だが鉄兵の流れた血の場所から伝説のB'Т Xが甦り、彼を助ける。鉄兵は5年前皇国に追われる戦士華蓮を助け、そのお礼に皇国と戦える戦士となる特訓を受けており、彼の血を主人華蓮のものだと感じてXは甦ったのだった。だが兄を想う鉄兵の心意気に打たれたXは、彼を新たな主人として向かえ、一緒に機械皇国と戦うことを誓う。そして皇国の戦士でありながら、皇国のやり方に疑問をもつ鳳・北斗等の四霊将を仲間に加えて、機械皇国に立ち向かっていく。
車田先生がジャンプを出て初めて手掛けた作品であり、聖闘士星矢’で出てくる聖衣の原型のようなものが守護獣となって動き回るところが特徴である。その戦闘パワーや敵のスケールの大きさは‘聖闘士星矢’に勝るとも劣らないものがあるが、出てくるB'Тのボディーが敵味方にあまり大差がなく判別するのが大変であったのが作品の魅力を欠いてしまった。けど内容はかつてジャンプでやってたよりも熱くかつ奥が深いものがあり、皇国の兵士たちはすべて犠牲者だったというのはよかったと思う。機械によって永遠の生命を手にいれてもそれが必ずしも幸福になるものでないというテーマは非常に印象深かったと感じる。96年にはアニメ化までされた。星矢ほどの知名度はないけど、ここまでスケールのでかい内容のものは今の連載陣では見当たらない。


光の小次郎 - 水島新司
投稿者:陣内
81〜84年に水島新司先生がマガジンで連載したプロ野球漫画。高校球界の超大物投手で度胸も態度もデカい新田小次郎がプロでいろんな勝負を繰り広げる本格野球物語。いろんなゴタゴタを起こしながら武蔵オリオールズに入団した小次郎は、その生意気な態度にチームメイトたちからも敬遠され、孤独にプロの世界で戦わなければならなかったが、次第にプロの選手として必要なものは何かということに気づき、やがてエースとしての自覚に目覚める。プロ野球界の厳しさとプロ選手として必要なものを教える、まさにプロを目指す球児たちの聖書みたいな存在の漫画である。‘ドカベン’等とは違い、球団・選手・主要人物すべてオリジナルであるため(但しそのモデルは現実にいるものを真似ているが)、相手に遠慮しないで大っぴらに描いているのがいい。小次郎の所属するオリオールズのワイルドリーグは、‘パ・リーグ’をモデルとしており当時はまだ前後期シリーズ制を用いていた。単行本では19巻に及ぶ長編だが、その9割は前期シリーズの戦いである。しかしこれほど大きな企画で連載を始めたのに、最後は打ち切りみたいな形であっさり終わってしまったのが残念だった。終了から20年経つが、その内容は今でも決して見劣りするものではない。


ひかる!チャチャチャッ!! - みのもけんじ
投稿者:風原
90〜91年に連載されたみのもけんじ先生の柔道漫画。西田ひかるは有名な柔道選手の子として生まれたが、心も体も弱かった。だがある日無理に組まれた柔道の試合でひかるは相手を一本で倒す。自分に柔道の素質があると気づいたひかるは意を決して柔道部に入部する。その後いろんな試練によって心身共々成長したひかるは幻の技‘山嵐’を編み出して、立派な柔道選手となる。
ジャンプでは数少ない柔道漫画だが、ジャンプの3大法則である‘友情・努力・勝利’をしっかりと打ち出しているが、ただキャラがあまりにも似かよりすぎていて、他の格闘漫画に比べると敵味方とも大きな変化がなかったのが残念だった。またタイトルも柔道漫画にはあまり似つかわしくなかったな。


ヒカルの碁 - ほったゆみ・小畑健
投稿者:岩瀬
ジャンプで99年から03年まで連載された人気囲碁漫画。繊細な小畑さんの絵柄とほったさんの丁寧な話運びで読者の心を見事に掴み人気作となる。本当は佐為が消えた第1部でやめたかったらしいが、アニメが続いていた関係で延命。その為か急激に質が落ちる。最後は唐突に2部は終了し読みきり2本やって終了という異例の処置。もう少し上手くまとめられなかったのか?


彼岸島 - 松本光司
投稿者:岩瀬
ヤンマガで連載中のサバイバルアクション。息をもつかせぬ展開で毎回ドキドキして読んでいる。果たして主人公達は邪悪な吸血鬼達を倒し生き残る事ができるのか?先が全く読めないので、毎回新鮮な気持ちで楽しめる。いい漫画である。


比興の者 - 宮崎克・ケン月影
投稿者:岩瀬
プレイコミックで連載されている戦国時代劇画。原作・宮崎克、作画・ケン月影。真田幸村の父親が主人公の劇画なのだが、実際の所は武田信玄と上杉謙信の方が主役級の扱いの為に肝心の主役のインパクトが無い。そして影で暗躍している隠密の活躍も随所で描かれており、中々面白い。現時点で宮崎克の唯一の連載(ヤングチャンピオンの連載は円満終了し、ビジネスジャンプの連載は打ち切られた)で、切られない事を祈ってます。


ひぐらしのなく頃に - 竜騎士07・鈴羅木かりん
投稿者:しあぶら
圧倒的なテキストと、正答率1%というミステリーを以ってネット界隈を震撼させた同人ノベルゲーム「ひぐらしのなく頃に」のコミカライズ1作品目。ガンガンパワードにて鈴羅木かりん氏が描いている。これは全8篇のうち、最初の章となる「鬼隠し編」が描かれている。ゲーム製作者である竜騎士07氏による細部にわたる監修のおかげで原作の世界観を全く損なわずに、且つ漫画という媒体を最大限に活かした大胆な表現で世界観の底上げにも成功している。サイコサスペンスホラー漫画としては非常に良作ですので、所謂「萌え絵」が苦手な人にも是非読んでいただきたいです。


ピクル - 板垣恵介
投稿者:岩瀬
板垣恵介が2007年夏現在、週刊少年チャンピオンで短期連載している作品。全7回予定。2億年に存在していた人間が恐竜の肉と一緒に氷付けで発見。彼を発見した研究者チームは、この人間を「ピクル」(漬物)と名づけて、その神秘性を研究していた。しかし、それからしばらくして彼は2億年ぶりに目を覚まし、そこに今まで見慣れなかった世界を見て激しく興奮して暴走を始める・・。現時点で4話目だが、まだ話の全体像が見えてきません。あと3話でどうやってまとめるのでしょう。


ビッグガン - 武論尊・門馬もとき
投稿者:風原
80年に連載された原作:武論尊による門馬もとき先生のスナイパー物語。木庭大介は10歳の時ベトナム戦争で行方不明になるが、戦士となって生き延び、日本に入国してくる。津島検事に身を任された彼は、兵士時代に培われた才能を買われて、テロリストや凶悪犯罪者を撃滅する始末屋として活躍する。
原作者の武論尊は前作‘ドーベルマン刑事’(平松伸二作)では派手なアクションが売りだったのに対し、こちらは影から敵を葬るといった仕置き人みたいな設定だったが、その地味な展開のために前作ほどの人気を得ることができず、10週で終了してしまう。構成としてはよかったが、この当時のジャンプではボリュームある展開がファンからの要望だったため、そのために埋もれていった不遇な作品だった。ただ設定はジャンプに残り、その後大ヒットする‘CITY HUNTER’(北条司作)に継続される。


ビッグショット - 本山一城・北斗たかし
投稿者:風原
80年に少年マガジンで連載された本山一城(原作:北斗たかし)先生のテニス漫画。日本テニス協会理事長錦木氏は息子・至がジュニア世界大会で優勝したのを切っ掛けに、日本中の選りすぐれた人材を発掘し養成する“黄金のラケット計画”を打ち出す。合格した者は名門・青蘭学園の特待生となり世界の道も約束されるため、東中学の草薙 草も黄金のラケットを目指そうと志願する。草はテニス歴半年だが、天性の運動能力と計り知れない才能・勝負をあきらめない執念が人一倍あった。だが天才児・錦木至を始め全国から集まった強者たちが草に立ちふさがる。果たして草は強豪ひしめくこの試験に打ち勝ち、黄金のラケットを手にすることができるだろうか。
普通のテニス漫画と違い、いきなり試験という過密な形式をとられ、少々強引な展開で進められた。主人公の草薙 草が試合ごとに次第にいろんな技を打破したり身に着けたりするという、磨き上げていくストーリー展開がよかった。わずか7ヶ月ほどの連載だが、勝ち進まなければならない展開だったために次々といろんな技が出された。長期作品でもここまで多くの技が繰り出されたのはあまりないと思う。この頃ジャンプでは「テニスボーイ」というテニス漫画が主力となって盛り上げていたので、それに対抗するために設定されたのが本作品である。それゆえにハイテンションな形で進められたのだと思うが、それでもストーリーはしっかり構成され、最後は草が黄金のラケットを手にし、うまく締めくくることができた。
本山先生といえばボンボンの‘マリオシリーズ’のほうが有名であり、どちらかというとゲームファンタジーのイメージがある。そのため原作者付とはいえ、このような本格ストーリー漫画を描いたとは予想できない人もいるかもしれない。単行本は4巻出されたが、最近は古本屋でも見かけなくなってしまい御目見えする機会もなかなかないが、テニス漫画としては力作だと私は思う。


密・リターンズ - 八神健
投稿者:しあぶら
八神健氏がジャンプで連載していた恋愛マンガ。ジャンプにおおよそ似つかわしくない本格的な恋愛モノで、当時ジャンプを隠れて読んでいた女学生・一般女性の人気が高く、男子の間でも実は結構人気があったらしい。第1話で主人公が死に、他人の体になって蘇るという展開は斬新であった。だが、忘れてはいけないのはこれがジャンプ連載ということ。人気を嗅ぎつけたジャンプ編集部お得意の連載引き伸ばしという毒牙にかかってしまい、話がありえない方向へ。結局その後すぐに打ち切りに。そして八神氏自身もこの頃からスランプに陥ってしまう。現にこのマンガは5巻までなら名作という声が多い。


密・リターンズ - 八神健
投稿者:県人
他の多くのジャンプ漫画とは完全に一線を画す恋愛漫画。話の内容はかなりベタベタ。至る所で他の漫画の‘臭い‘がします。特に幽々白書のそれは色濃く主人公は浦飯似で霊に関する話が中心です。 でもこの漫画、最所は教師と教え子で同じ職場の同僚との恋愛云々の話だったのに、後半からぶっ飛んだ話になります。主人公はいきなり探偵になってしまい、前世がどーだこーだってあって最終的にチベットに行きます。そしてハッピーエンド。


ヒトの噂も1週間 - 篠原ユキオ
投稿者:岩瀬
週刊漫画TIMESで篠原ユキオが連載している風刺漫画。毎週その時々に起こった様々な事件やニュースを風刺した漫画。これといって重要な漫画ではないが毎週読んでて安心する作品です。これからも独特の手腕で時事問題を料理してほしいものです。


電影少女 - 桂正和
投稿者:タケ
桂正和が『ウイングマン』以降、二度の短期打ち切りを得て、約四年半振りに出して実写映画・CDドラマ・OVA化もした大ヒット作品。主人公・弄内洋太がふられた日にたまたま入ったレンタルビデオショップ『GOKURAKU』で借りたビデオを再生した時にTVから女の子・天野あいが出てきて、弄内洋太の好きな女の子と付き合せる為に協力するのだが中々上手くいかず・・・。この作品から桂正和は絵のタッチが変わり、話的にも完成度は高く、泣ける所も多々あった。ただ、第一部の『あい編』に続き始まった『恋編』で見事にコケ、十四話 単行本にして二巻分で終ってしまっい、その分『あい編』の全十三巻分は終り方も変に引き伸ばしされる事も無く、大円満に終れたので自分的には良かったと思う。


火の鳥 - 手塚治虫
投稿者:岩瀬
手塚治虫がライフワークとして描きつづけていた作品。過去・現在・未来、様々な時代を舞台にその生き血を飲めば不老不死になれるという火の鳥を追い求める人間達の様々な人間ドラマが楽しめる。僕は劇場アニメの「火の鳥・鳳凰編」を小学生の時に見て壮大なドラマに魅了され、高校生のときに学校の図書室に文庫版全13巻が入荷されて昼休みにまとめて読んで改めて魅了されたものです。本編は太陽編で終わりですが、本当はこの後に日中戦争が舞台の大地編の構想やアトムが出て来るアトム編の構想もあったらしいけど、結局描く前に手塚さんが死んでしまい描かれませんでした。つまり約30年もやってたのに、この作品は未完結なわけです。最後まで読みたかったです。最後にこの作品は別名・雑誌キラーと言われており掲載雑誌を必ず廃刊に追い込む為、関係者には「火の鳥のたたりか?」と恐れられていた事を付け加えておきたい。


ひのまる劇場 - 江口寿史
投稿者:板橋
江口寿史先生が81年に連載したギャグ漫画。当初の主役は探偵の白智小五郎と戸田光圀で、飛び込んで来るいろんな珍事件をギャグ騒動を起こしながら解決するという展開だったが、途中から行付けの喫茶店の息子・すし丸が学校でいろんな騒動を繰り出すという展開に変わってしまう。当時格闘ものや派手なストーリーの多かったジャンプ漫画の中で、実にほのぼのとした作品だった。江口先生の作品では、前作‘すすめ!! パイレーツ’後作‘ストップ!!ひばりくん!’のほうが知名度があり、その間に挟まれたせいで、あまり知名度はないが、私は江口先生の作品の中では一番気に入ってる。またいつか機会があったらやってほしいと思う。


ヒミズ - 古谷実作
投稿者:ロッズ
古谷実作。世の中の悪人を殺そうとする少年が主人公の漫画。かなり暗くて救いのない話だが、かなりよくできた漫画。やっぱり笑いと恐怖は紙一重だね。


100万$キッド - 石垣ゆうき
投稿者:風原
86〜88年に少年マガジンで連載された石垣ゆうき先生のギャンブル漫画。二階堂財閥の子息・ひろしは中学生ながらギャンブル好きで賭け勝負となると異常な強さを発揮する。ある日二階堂家の跡取りを決める後継者レース資金として当主の父から1億円渡されるが、ひろしはそれをもってラスベガスへと飛ぶ。さすがにギャンブルの本場・ラスベガスには一癖も二癖もあるとてつもないギャンブラーたちが犇いており、一筋縄ではいかない。はたしてひろしはこれらの強者たちに、どのような勝負を挑んでいくのだろうか。
主にトランプカードのポーカー・ブラックジャックの対決が主である。カードバトルといえば「遊戯王」(高橋和希作)が有名であるが、本作品は現実に沿った本格的な賭け勝負で、こちらの方がより現実味のある臨場感が出ている。またトランプ勝負だけでなくルーレット勝負もあり、その都度いろんなテクニックや技の披露、またそれを破る頭脳戦などは緊迫した勝負の醍醐味をよく伝えている。少々現実離れした展開も見受けられたが、私はこれこそ本格ギャンブル漫画と思っている。


ピューと吹く!ジャガー - うすた京介
投稿者:C・F・H・S
連載当初から常に掲載順位が下で細々と連載し続けているうすた京介のギャグ漫画。7ページと言う、圧倒的なページの少なさが原因か。だが、一回巻頭カラーになったことがあります。まあ、7ページながらも結構まとまっていてうすた先生の神業ともいえるギャグのおかげで結構楽しめます。現在も安定した人気を保って細々と連載中。掲載順位が下だからと言って舐めてはいけない漫画です。余談だが、たまに少女漫画風の絵柄になるのが何とも言えない。これがまたアクセントになるんです。


漂流の街 - 山口正人
投稿者:岩瀬
山口正人が漫画ゴラクで連載した作品。原作は宮崎信二が担当。タクシードライバーを主人公にした読みきり形式の作品で主人公の運転手よりも乗客の方に毎回様々なドラマが用意されていた。最後は急いで終わった為か、少し消化不良でした。


九頭龍 - 原哲夫
投稿者:岩瀬
九頭龍(ヒュドラ)原哲夫が「オールマン」で月一連載したバイオレンスアクション。極道に両親を殺害され、妹を廃人にされた元刑事が仇の組織に潜入して悪魔の銃・九頭龍を使って復讐するという内容。どうも原作との相性が悪かったらしく、いつもの原哲夫らしさが感じられない重々しい作品だった。結局人気が振るわなかったらしく9回目で慌てて終了。コミックス1巻分の連載としてまとまった。もう少しラストをしっかり描いて欲しかったです。


昼まで寝太郎 - 本宮ひろ志
投稿者:岩瀬
本宮ひろ志がビジネスジャンプで始めた時代劇。普段は昼間から寝てばかりのグータラ侍の通称・寝太郎。彼は貧乏道場の主なのだが、実は由緒正しい家の跡取りになるはずだった。しかし双子の片割れだったために弟の方が家督を継ぎ、彼の方は忌み子として抹殺されるはずだったが女中の手によって助かり現在に至るわけだ。そして、ある日に辻斬り事件に関わってしまった寝太郎に次々と難関が降りかかる・・・。ヤンジャンの「サラ金」が少々迷走しているのと比べると比較的、安心して読める漫画である。今回は破綻しないで終わればいいが・・。


ファイアスノーの風 - 松根英明
投稿者:岩瀬
93年にジャンプで連載されたファンタジーアクション。絵が見づらくキャラにイマイチ魅力がなく話もつまらなかったが、妙に記憶に残ってる作品。確か親友だか家族だかの仇である男を倒す為に旅をしている戦士の話でした。大方の予想通り人気はさっぱりで10回くらいで切られました。これを連載した編集部の考えが全くわかりませんでした。思えば、この時からジャンプはやばかったのかもしれません。


ファインプレイ - 山口正人・藤森 激
投稿者:風原
81年に連載された山口正人(原作:藤森 激)先生の野球漫画。美容チェーン・マキムラビューティースクールの御曹司・牧村邦彦は一見小柄だが、実はアメリカで鍛えられた身体能力の高いスラッガーだった。御坊ちゃま学校の明真学園では野球部を始め各クラブが彼を引き抜こうと大騒ぎになる。邦彦は飛鳥まゆみと組んで食事付きの契約選手として活動する。
それまで読切をいろいろ掲載してきた山口先生が初めて連載をもらったのが本作品だが、内容としてはあまり大きな趣旨がなかったし今一パワーがなかったので、そのうち失速し10週で終了してしまう。当時のジャンプでは「ブンの青シュン!」「フォーエバー神児くん」といった野球漫画が連載されていたため、同じジャンルの作品は多く必要なかったのだろう。山口先生はその後いくつか短編を描いた後、ジャンプを離れ週刊漫画ゴラクで「修羅がゆく」で大ヒットを飛ばす。本作品はそのステップのためのいい経験だったといえよう。


ファミリーコンポ - 北条司
投稿者:岩瀬
オールマンで北条司が長期連載した人気作。作者が昔から好きだった女装ネタ男装ネタが全開。この作品を描く為に奥様に協力してもらい実際に作者は女装して街中を歩いたりしたとか。オールマン連載作品では珍しくコミックス全14巻にも及ぶ連載となった。最後は少々急いだ感じで終わったので「中途半端だ」とか「せめて主役の雅彦が大学卒業する所まで描くべきだ」という意見も来たらしい。これに対して作者は「そこまで描いても中途半端になっただろう。何故なら家族には終わりはないからだ。」と反論した。正論ではあるがイマイチ共感は出来なかったかな。


ファンタジスタ - 草場道輝
投稿者:名無しさん@漫画好き
それまでのサッカー漫画で描写がほとんど無かった戦術論、サッカー社会の泥臭い描写などが描かれている良作。ACミランへ、そしてサッカーそのものに対する愛が垣間見える。ボクシング漫画に例えると「翼」が「あしたのジョー」であり、本作は「はじめの一歩」的位置づけといえる。コミックス巻末の選手紹介も必読である。


フィーバー課長 - 神保あつし
投稿者:岩瀬
週刊漫画ゴラクで神保あつしが連載してる下ネタ混じりの四コマ漫画。ゴリラのような顔の主人公や周囲のキャラ達の悲喜こもごもの日常を面白く描いている。単行本化されてないのが残念だが、しても売れそうも無いから仕方ないか。軽い気持ちで読めるのが気持ちいい漫画である。


風魔の小次郎 - 車田正美
投稿者:岩瀬
この作品は車田さんがリングにかけろを円満終了させて、一息つく暇もなく始めた作品の為「絶対に失敗してたまるか」という作者の意気込みが感じられる作品でした。しかし、連載開始1年後に作者のお父さんが他界した辺りから内容が壊れ始め迷走し始めてしまう。それでも伝説の聖剣編までは面白かったが、最後の反乱編で見事にコケてしまう。その為、最終回が唐突で尻切れトンボになってしまった不幸な作品でした。漫画喫茶で全巻一気読みしたんですが消化不良なラストには残念というしかないですね。


風魔の小次郎 - 車田正美
投稿者:鳳童
82年から83年にかけて連載された車田正美先生のアクション漫画。武道とスポーツの名門白凰学院はライバル校の誠士館の卑劣なやり方に衰退を辿っており、指南役の柳生蘭子は総長の知り合いである風魔一族に援助を求める。そして風魔の里に残っていた小次郎が出向いていく。だが誠士館の裏には夜叉姫を中心とした夜叉一族がおり、影から白凰を含むあらゆる地域の学園を牛耳っていたのだ。小次郎は夜叉一族の刺客を打ち倒し、陰謀を次々と打破していくが、夜叉の雇われ剣士・飛鳥武蔵に敗北する。だが寸前のところで後からかけつけた風魔の兄弟たちに救われる。夜叉は最強の八将軍を招集するが、小次郎たち風魔の活躍で夜叉は滅び、誠士館の陰謀を阻止する。帰郷する小次郎たちだが、里では新たに巨大な敵が風魔を狙って暗躍してくる。
名作“リングにかけろ”の終了後休む間もなく連載されたが、それだけこの作品にかける意気込みが強かったように思える。ガクラン忍者漫画という設定で、夜叉一族との戦いまではそれらしさもあったんだが、華悪崇編になってからはあまりに巨大な敵と聖剣というあまりにスケールの大きい武器が登場してからは、最初の設定からはあまりにかけ離れてしまい、作品の方向性がなくなってしまった気がした。何でも作者の父に訃報があったらしく、その影響かもしれないが。そのためデビューは3週カラーで登場したのに最後は振り回された展開で終了してしまったのが残念だった。だが作品性としては高く、今では車田イズムを引き継いだ由利聡氏が月刊チャンピオンで「風魔の小次郎・柳生暗殺帖」を描いている。


風魔の小次郎・柳生暗殺帖 - 車田正美・由利聡
投稿者:岩瀬
月刊チャンピオンREDで連載されている「風魔の小次郎」の続編。原作・車田正美、作画・由利聡。前作のラストから数年後に舞台を移し、再び小次郎達の新たなる戦いが幕を開けた。正直、現在の車田正美の連載では1番完成度が高く読み応えがある。本人は「リングにかけろ2」だけで手一杯の為に原作のみ担当し、作画は人任せではあるが由利さんは往年の車田タッチをしっかりと受け継いでいる為に全く違和感が無い。話の展開もスピーディーでとても読みやすい。隔月連載の為にコミックスが年に1冊しか出ないが1年間待つかいはある作品。前作が好きだった人はご一読を。


フォーエバー神児くん - えだまつかつゆき
投稿者:風原
81年に連載されたえだまつかつゆき先生の野球漫画。10才(小4)の鳴海神児は少年野球では補欠であったが、工学大学教授の祖父・神兵衛が作った特殊ヘルメット‘パラメット’をかぶったら、大人並みの実力が発揮できるようになった。そしてグランドをかけて社会人チームと対戦することになった神児たちチームとの試合を偶然プロ球団‘武蔵野ワイルドキャッツ’のスカウトの目に止まり、神児を入団してくれるように交渉してくる。神児は事故で歩くことができない陽子ちゃんにパラメットを使えば歩けるようになれるということを証明するために、自分はパラメットでプロ選手として活躍してみせると約束してプロに入ることを決意する。神児のプロ野球界での戦いが始まる。
まだこの当時はプロ野球にスター選手が集まり、人気が高かった時代であったために、小学生のプロ野球選手を題材にした作品もコロコロみたいな子供雑誌で掲載されていた。(大体が巨人であったが) 後にアニメでもやった「リトル巨人」は有名だが、それより数年も前にジャンプでも手がけたのが本作品である。他の小学生プロ野球漫画は小学生が生身の体力でプロ選手と勝負するという荒唐無稽な展開だが、本作品はパラメットを使うことで力を出すことができるという、少しは納得させられるように構成してある。人気はあまり高いほうではなかったが、打ち切られることなく無事まとまって終了した作品である。


不可思議堂奇譚 - えんどコイチ
投稿者:風原
94年に連載されたえんどコイチ先生の異色漫画。人が夢を失い人生に悩みが起きると‘不可思議堂’という店がその人の目の前に突如現れる。その中には不思議な御婆と娘がおり、胡散臭い商品を売りつける。そしてそれが彼らになにをもたらすのか。
“笑うセールスマン”の趣向を少し変えたような設定で、‘悩める人間の弱さとそこから希望や幸せをつかむに必要なものは何か’という人間に必要なテーマを描いた名作である。ただえんど先生といえば、ジャンプでは前作の“ついでにとんちんかん”の影響が強すぎるので、そこから読んでいる人たちには、こんなシリアスな話をつくってもうまく感動が伝わらなかったのかもしれない。絵に大差がないので、どうしても前作と重なり合うと新鮮さが薄れてしまう。そのためかわずか9週で終了してしまう。これは週刊でやるより、月刊かオリジナルで連載すべき作品だったと思う。ただ完全な形で終了してないので、やり直すことはできるだろうから、いつか機会があったらまた描いてほしい。


不思議な少年 - 山下和美
投稿者:アーユス
作者は「天才柳沢教授の生活」の山下和美。モーニングで不定期で連載されている。一人の美少年が時空を越えて様々な時代の様々な場所に現れてそこで出会った人々にこう問いかける「人間って何?」人間という生き物の不思議さ、危うさ、美しさを描きながら人間の真理を追求していく。こんな風に書くと難しそうですが、内容はとても柔らかく表現されているので楽しんで読みつつ考えさせられる作品です。個人的に印象的だったのは第八話の「末次家の三人」です。ぜひ読んでみてください。


不思議ハンター - 黒岩よしひろ
投稿者:岩瀬
黒岩よしひろがジャンプに最後に連載した作品。たしか増刊号に掲載された同名作品を原作付きで連載した作品だったはず。相変わらずのお色気&オタク路線で話を進めるも、今回も読者に受けが悪く16回で打ち切り。これ以降は黒岩は月刊ジャンプ専属作家となる。個人的には結構楽しめたのですが。何かが足らなかったんだろうなあ・・。


武装錬金 - 和月伸宏
投稿者:W・F上院議員
るろうに剣心の作者といえば1000人中600人が知っていると答える、ヒット漫画の作者です!前回の新作(表記が矛盾している)のGBW(ガンブレイブウェスト)が惜しくも10週そこらで終わってしまい嗚呼・・・才能の枯渇か・・と、涙した瞬間!ジャンプでは3作目となる「武装錬金」の連載開始です!正直、前回のGBWは、るろうに剣心のヒットで天狗になっていたのかストーリーも中途半端で、さすがに私もこれは・・・・無いと判断し彼のジャンプからの撤退を冷ややかに見送りました。し・か・し!3作目の「武装錬金」は違う!戦う女戦士トキコ!純粋なヒーロータイプ カズキなど、キャラが立っており最近ではパピヨンなる素敵キャラまで登場!記念すべき連載第1回目のホムンクルス(錬金術で生まれた人食いの化け物・様々な動物(人間含む)タイプがいる)の描き込みが緻密で丁寧!絵柄も変え新奇一転を図った意欲作!先にお話した素敵怪人パピヨンこと人間名:蝶野攻爵など影を背負いながらも何処か憎めないダークヒーロー的な敵役も現れ話にたて糸が出来た!本日6月7日のジャンプでは休載であるものの先週のジャンプ27号では、329ページ目という中堅の風格を表しジャンプにもなじんだ様子正直!連載打ち切りの警告的な週のジャンプでは、生まれて初めて集英社にハガキを送るという自分でもビックリの異常行動!それほどに面白いのです!長くなりましたが「武装錬金」ホントに面白いです!前々回の「るろうに剣心」の事が忘れられず、こんなの和月マンガじゃな〜い!と、お嘆きの方も一度読んだら絶対ハマります!


武装錬金 - 和月伸宏
投稿者:YAS
ストーリー的には、なんともありがち。努力・友情・勝利。必要以上にジャンプ漫画〜(==;)って感じです。ただし!!この漫画を面白くしてるのは、敵キャラ!変態キャラクターの面々。バピヨンマスク・蝶野公爵・蝶野爆爵。。どこまで本気か分からない名前だ!!パンツ一丁の怪しい怪人達。プライベートでは普通にマック行ったり、銭湯行ったりしてるのがなんとも愛らしい♪(笑)
正統派作家かと思いきや、実はそーでもないかと感じる、和月氏の個性さが見られる漫画です。


ブスの瞳に恋してる - 漫☆画太郎
投稿者:岩瀬
最近ヤングチャンピオンでスタートした漫・画太郎の超絶・悶絶・新連載!人気放送作家の鈴木おさむと嫁の森三中の大島の笑える夫婦生活を書いたエッセイを画太郎がぐちゃぐちゃにしたもの。原作未読なのでどこまでが本当でどこまでがフィクションなのかは不明だが出会ったその日に結婚を決めたり、飲み会の席で大島と不細工芸人が全裸でバトルしたりとしょっぱなから飛ばしまくりな内容です。先がぜんぜん読めないので次にどんな内容になるか気が抜けません。疲れたときに読むと疲れが取れるので重宝しています。


ふたりのダービー - 田中つかさ
投稿者:風原
79〜80年に連載された田中つかさ先生の競馬漫画。津上競馬騎手の息子・健太郎は、幼い頃名馬ハイセイコーに乗って以来騎手になることを夢見、日本競馬学校に入学する。だがそこには名門出の天才児・西条裕や意地の悪い上級生がおり、入学早々から健太郎に試練が圧し掛かる。だが学校の厩舎でハイセイコーの子・スサノオーに出会った健太郎は、スサノオーと共に大きくなって全国大会FJに出場することを誓う。健太郎とスサノオーの戦いが始まる。
この頃のジャンプはいろんなスポーツに取り組んでいて、本作品は競馬をテーマにしたもの。ジャンプの3原則である“友情・努力・勝利”をうまく取り入れており、馬と騎手の心の通いなどをうまく描き切っており、半年ほどの連載であったがストーリーはよくできていたと思う。ただ試合で見せたニューフォームは曲芸みたいで少々気が削がれてしまったが。競馬漫画といえば『風のシルフィード』(マガジン掲載)・『優駿の門』(チャンピオン掲載)等が有名であるが、これらに先立って馬との友情を描いているので、無名だが名作だと思う。


HOOK-フック - 金成陽三郎・高橋ゆたか
投稿者:岩瀬
スーパージャンプで月1連載されていた作品。原作・金成陽三郎、作画・高橋ゆたか。稀代の天才詐欺師・大文字優作は詐欺の最中に仲間の鷹取の裏切りでビジネスに失敗したあげくに恋人を失う。ショックを受けながらも一旦は表舞台から5年間、姿を消し復讐のチャンスを狙っていた。この漫画のテーマはフェイク。キャラだけではなく読者の心理の裏もかかなきゃならなかったので、作者はかなり苦心したようだ。そして大門寺は苦心の末、鷹取に勝利し、5年前の事件にはフィクサーがいた事実を突き止め最終決戦に挑む。ただ最終決戦で急激に質が低下し、最後は尻すぼみに終わった印象です。戦いの間に入ってた読み切り形式の話の方が読みやすかったので設定に縛られすぎたかな、というのが読み終わってからの感想でしたね。


仏ゾーン - 武井宏之
投稿者:岩瀬
「仏(ぶつ)ゾーン」シャーマンキングの武井が最初にジャンプに連載した作品。一部にコアでマニアックな信者がいたがメインのジャンプ読者には見向きもされず結局19回打ち切り。僕は第2話での主人公センジュ君の「それじゃ、千手パンチじゃなくて千手ピンチだ!」というくだらない駄洒落がまじったセリフが出た時点で打ち切りを確信してました。また武井の「伏線張り過ぎて、収拾つかなくなり破綻」という悪癖をこの作品の時点で見て取る事が出来ます。正直これが失敗した時点でジャンプから消えて欲しかったのだが熱烈なファンの応援によって「シャーマンキング」で復活を果すも、これも最後は破綻して終了。ええ加減にしてください全く。


プライムローズ - 手塚治虫
投稿者:岩瀬
手塚作品にしては珍しく女の子が主人公で少し少女漫画っぽい雰囲気がある作品。2部構成になっており1部は結構人気合ったらしいが、2部に成った途端に人気が下落して打ち切りにされたらしい。手塚が他界してから奥様が出した手記に当時の手塚の日記が掲載されており、この作品が連載されてた頃にチャンピオンの編集長と担当さんが一緒に来て打ち切り宣告された事が判明している。打ち切り宣告をしに編集長まで出向くのは異例の事なので手塚がいかに大物なのかを思い知らされたエピソードだった。


ブラックエンジェルズ - 平松伸二
投稿者:岩瀬
平松伸二のジャンプでの2回目のヒット作。当初は現代版必殺!仕置き人という雰囲気で話が展開されたが回を増すごとにスケールがアップした結果、後半は「北斗の拳」を思わせる近未来バイオレンスアクションに路線変更。その為、後半はかなりグダグダになった。最近文庫版で読んだのだが、所々「北斗の拳」の方に影響を与えたと思しきシーンが出て来るので原哲夫先生もファンだったんでしょうかね?それと車田さんの「風魔の小次郎」に出てきたキャラに似た奴や技があったような覚えがあるけど、どっちがどっちを真似したんでしょ?


ブラックエンジェルズ - 平松伸二
投稿者:鳳童
81年から85年まで連載された平松伸二先生の殺し屋漫画。自転車で全国を旅する雪藤洋士は普段はフリーターだが、裏では法にかからない悪人を抹殺していく仕置人だった。7歳の時姉を死に追いやった悪人を殺したことで、以来影で悪行を重ねる悪たちを始末する人生を行く。ある日雪藤の育ての親である鷹沢神父がかつて所属していた影の組織“竜牙会”が日本に改革を起こす‘M計画’を実行しようと企む。それを阻止するために雪藤たちは同じ黒い羽をもつ仲間を集めるべく旅に出る。そして彼の下には松田鏡二・麗羅・水鵬等の仲間が集まり、彼らと力を合わせて竜牙会の陰謀に立ち向かっていく。
この連載を起こす前に読切で‘ニートに翔んで’という学園ものの仕事人を描いたのが好評で、それに趣向を少し変えた現代版必殺仕事人にしたものである。当時TVで‘必殺シリーズ’をやってた影響だと思われる。平松先生は前に武論尊先生と組んで‘ドーベルマン刑事’を連載していたが、こちらが熱血をもっているのに対して、こちらはダークで冷淡さをテーマにしている。少年漫画では大体が夢や希望をテーマにするが、これはそれを覆した、ほとんど現実じみた歪んだ人間社会の裏を描いている。しかも平松先生の絵がきれいで、登場する人物の描写をうまく表しているからリアルさがよく伝わっている。ここまでダークな作品もなかなかないが、人間の悪の描写をここまで醜く表しているのもそうはない。でも歪んだ現実社会という設定が予想以上に人気を集め、当時のジャンプでは中堅作品となる。
本来ならブラックエンジェルズたちは全国の悪たちを倒しながら、竜牙会を倒すという形で進めるはずだったのが、人気の影響でさらなる展開をつくることになる。平松先生もそれ以上は考えてなかったらしく、当時ジャンプでいっしょに連載していた‘北斗の拳’や‘風魔の小次郎’等の展開や技を真似るようなことになり、それが次第に作品の質を落としていく。現実をテーマにした作品なのに最期は現実から外れた世界観になり、わけのわからない形で終わりを迎えてしまったのが残念だった。作者も最後は相当疲れてたらしい。でもいつの時代も弱い者は犠牲になり悪い奴等がはびこるのが現実だが、悪はどんな形だろうと必ず裁かれるという人間社会の警告みたいなテーマはなかなかのもので、そういう意味では秀作だといえよう。


BLACK CAT - 矢吹健太朗
投稿者:岩瀬
元々はストレイキャットという読み切りでジャンプに掲載され、好評だったので1年後に連載開始。しかし作者の引き出しの少なさからか、どうも他の漫画・アニメ・ゲームからの流用とおぼしき表現が次々に出て来る。特に目立つのはアニメ「カウボーイビバップ」からの流用で主人公達のキャラ設定から本編のセリフまでまんまパクるという荒業をやってしまう。この為、現在では次はどこからパクるのかという興味本位で読んでる人が殆どのようだ。画力は高いだけに勿体無い。3年も連載してるのにアニメ化はおろかゲーム化の話もこない辺り完全に空気漫画。それでもコミックスはよく売れてる不思議な作品ですね。


BLACK CAT - 矢吹健太朗
投稿者:名無しさん@漫画好き
矢吹健太郎が一度連載を終え、その後ストレイキャットという読み切りを描き、人気だったため連載された。しかし絵柄は良かったもののアニメや漫画のパクリ疑惑が浮上し、パクリ四大漫画として挙げられてしまう。ストーリーは、過去に巨大組織「クロノス」の殺し屋として雇われた「ブラックキャット」ことトレインが、その後最大の敵で後に「星の使徒」という組織を立ち上げるクリードとの戦い、親友サヤとの死を経て、相棒で未来の見える「ヴィジョン・アイ」を片目に持つスヴェンと、人間兵器であるイヴと共に掃除屋として戦う銃アクション。連載終了後、アニメ化をし、ゲーム化も控えている。アニメはキャラクターと世界背景は同じだが、少々ストーリーが異なる。


ブラックジャック - 手塚治虫
投稿者:岩瀬
「ブラックジャック」手塚治虫の少年誌での最後のヒット作。天才的な医療技術を持っていながら本人は無免許医師という主人公ブラックジャックが奇跡のメスを振るい、色んな事情を持つ患者達を治すという作品。医療という難解なテーマに真正面から挑んで大ヒットしたのだから本当に凄い。元々は5回で終わる予定だったのが予期せぬ長期連載になったというのが実情のようだが、それも納得できるくらい話の密度が濃かった。手塚本人も自作ではこれが1番気に入っていたそうだ。僕も手塚漫画ではこれが1番好きです。


ブラックジャック〜黒い医師〜 - 山本賢治
投稿者:しあぶら
チャンピオンにてリメイクされた手塚治虫御代のいわずもがなの名作。しかもリメイクを担当したのがかの山本賢治氏。贓物描写はオリジナルに勝るとも劣らないほどのグロテクスぶり。また、アニメ版ではすっかり「いいひと」になってしまったブラックジャック本人もかなり「腹黒く」描かれている上、患者も必ずしも幸せになれてはいない。この「リアルな生々しさ」がブラックジャックの真髄だと思っているので、山本氏の描かせて正解だったと感じる。


BLACK KNIGHT バット - 寺沢武一
投稿者:鳳童
85年に連載された寺沢武一先生の宇宙冒険漫画。女生徒バッド・デュランは実は異次元の世界レインボーリアの王家の皇女だった。17歳になったデュランは不思議な声に導かれて古井戸に飛び込む。そこで見たものは剣に突き刺された星・星船(スターシップ)だった。レインボーリアでは星船の封印が解けるちょうど100年目にあたり、デュランに封印を解いて王位を引き継いでもらうために森の神が呼び寄せたのだった。初めはためらっていたデュランだったが、その時星船を乗っ取ろうとする海賊プラスマンが来襲してくる。デュランは意を決し封印の剣・サンダースォードを抜いて戦う。その解封と同時に王女の僕の四銃士たちも甦り、プラスマンを追い払う。デュランは新たな王女となって星船とともに宇宙を駆け巡っていく。
寺沢先生が名作‘コブラ’の後に描いた作品で、最初の画像はPC-9801でつくったCG(コンピューターグラフィック)を使用している。漫画業界で初めてCGを使った作品であった。今でこそ多くの作品に使用されているCGだが、当時としては珍しく非常に斬新であった。時代の最先端を駆使したこの作品だったにもかかわらず、人気のほうはあまり上がらず10週で終了してしまう。主人公のデュランが前作‘コブラ’の女性キャラとあまり相違がなく主役としてのインパクトに欠けていたし、四銃士や出てくる主演キャラが‘コブラ’の脇キャラばかりだったので、‘コブラ’の世界観をそのままもってきたので、作品としての独自性がなかったのが失敗した原因だと思われる。‘コブラ’が終わってあまり間もなく連載したのがいけなかったのだろう。設定はよかったので、1〜2年ほど間をおいて始めればもう少しできたかもしれない。そういう意味ではもったいない作品であった。その後寺沢先生はスーパージャンプ等で‘ゴクウ’等の作品を描くが、再度‘コブラ’の続編を描くことに。まあこれに勝るものは描けなかったようです。


フラッシュ!奇面組 - 新沢基栄
投稿者:風原
2001年から月刊少年ガンガンで連載された奇面組の続編。時代は3年の一応中の頃から始まり、それから一応高校に進学するという旧奇面組の設定のままの進行で、多少ストーリーを変えて行ったもの。‘ハイスクール奇面組’の終了から12年後、「マガジンハウス」で‘帰ってきた奇面組’を掲載して新旧ファンから人気を得たので連載を受けるが、その世界観は旧作とも大きく変わることはない。ただ年月は経っているから、前作の時代にはなかった携帯電話や自動改札等の普及等時代掛かった背景の変化はあるが、それでも奇面組の変態パワーは時代が経っても、それを超越する力をもっている。やはり名作というのは時代に関係なく魅了させるものだといえよう。ただ最近は作者の状態がよくないらしくて休載が続いているが、ファンは感動を待っているので、また復活することを願っている。


プラネテス - 幸村誠
投稿者:アーユス
作者は幸村誠。1999年からモーニングで掲載されていました。2075年人類が宇宙ステーションや月面都市で生活できるようになった時代のお話。デブリ(宇宙ゴミ)回収作業員の星野八郎太を中心に同僚や宇宙に関わる人々の人間模様を描いた作品です。内容も奥が深く、精緻な絵も見ごたえ充分!NHKでアニメ化されましたが、私は別物と認識しています。アニメでは取材協力にJAXA(宇宙航空研究開発機構)とありましたが、原作はどうなんでしょうね。特に何も書いてませんけど。とにかくクオリティーの高い良い作品なので読んでみてください。私が一番好きなキャラは自称レティクル座人の男爵です。ともだちになりたい(笑)


プラレス3四郎 - 牛次郎・神矢みのる
投稿者:風原
82〜85年に少年チャンピオンに連載された神矢みのる先生(原作;牛次郎)のアクション漫画。プラレスとは人型プラモメカに格闘技能力を加えた新たな格闘スポーツで、コンピュータにいろんな技を記憶させてコントロールキーで操作して戦う。奇才のプラきちで熱血ボーイの姿形3四郎は自分で作ったプラレスラー柔王丸に実家の道場で培った柔術をインプットさせて、プラレス選手権に挑戦していく。
ジャンプ連載の‘キン肉マン’の超人バトルに対抗するために製作されたもので、キン肉マンとは一味違った格闘技術と戦闘で人気を高め、アニメ化までされた。プラモデルゆえに新たな改造やパワーアップが自在にできるというところが他の格闘漫画にはないところで、対戦相手にも他に見ないいろんな種類のものが出てきたりした。それにしてもまだパソコンとかない時代にすでにノートパソコンみたいなコントローラーを操作するなど、時代を先取りしているのがすごい。今でこそ家庭にパソコンが普及しているが、まだこの作品が描かれていたころはパソコンなどなかった時代である。今はノートでもいろんな機能を付けられるほど進歩しているから、もしかするとプラレスみたいなことも現実にできるようになるかもしれない。


BLEACH - 久保帯人
投稿者:清原
僕は新連載の頃から読んでいます。初めは主人公の黒崎一護が朽木ルキアと会って、黒崎が死神となってホロウと戦っていく漫画でしたが、途中で朽木ルキアを助けるためにソウルソサエティに行きました。そこでまた新たな戦いがあるのですが、それ、またいいんです。
いろいろと一護がピンチになったりしたんですが、なんとかいけたんです。後100回は続いてほしいです。個人的には、いい漫画だと思います。


ブリザードアクセル - 鈴木央
投稿者:岩瀬
鈴木央がサンデーで連載しているフィギュアスケート漫画。ジャンプ時代に培ったストーリー構成力を活かして読者が感情移入しやすいように丁寧に話を進め固定ファンを掴む。掲載順はいつも後ろだが、この内容なら大丈夫だろう。このペースを維持しながら連載が続く事を祈る。なお作者はこの作品を立ち上げた頃にアシスタントと結婚したそうだ。


FullSpec - 関口太郎
投稿者:しあぶら
関口太郎氏がマガジンで連載中のカーレース漫画。絵柄は前作「WILD BASEBALLERS」のときの「藤沢とおの影武者」的な絵からがらりと変えている。少年3人組が偶然見つけた廃車のロードスターを10年かけて動かせるように改修し、さまざまなライバルと舗装路・非舗装路で勝負する。しかし、現在のマガジン内ではかなり地味な存在で掲載順もいつも後ろのほうが定位置になってるのが少々気がかりです。めちゃくちゃまでとは言わないけど、最近のマガジンではかなり読めるほうなんですが。


フルたま - 高岡永生
投稿者:しあぶら
マガジン連載の新人、高岡永生氏の作品。野球の道を諦めた主人公がテニスを始めて次第にその才能を見せ付けていくという、正統派少年マンガを地で行った内容で結構気に入っていた。しかし今のマガジンではこういった華の無いマンガは受けいられずに1クールで打ち切られる。これからという所での唐突の終了で憤慨した。マガジンは新人の扱いが手厳しすぎると思う。ジャンプの場合は新人の作品を容赦無く打ち切るのも「愛の裏返し」という感じだが、マガジンは明らかに新人に冷たい。マガジン編集部は高い金出して大御所引っ張ってくるならばその金使って新人を育てた方が絶対いいだろうに。


PLUTO - 浦沢直樹
投稿者:清原
この漫画はかつて手塚治虫先生の鉄腕アトムの「地上最大のロボット」をモチーフに浦沢直樹先生がビッグコミックオリジナルに隔号連載をしている漫画です。この漫画は9月30日に第1巻が発売され僕も発売日に買いに行きました。僕は昔原作を読んだことがあるので「PLUTO」にも期待して読んでいます。原作は最近ではケーブルテレビでアニメが放送されていて白黒でしたが僕はそのアニメを見てすばらしい漫画だなと思いました。隔号連載なので月一連載になってしまいなかなか単行本がでないですが2巻がでたらぜひ買いたいと思います。


ブレイクショット - 前川たけし
投稿者:陣内
87年から90年まで少年マガジンで連載された前川たけし先生のビリヤード漫画。織田信介は清城高校ビリヤード部所属だが、部員は彼一人。実績をつくって部費と部員を増やすために織田は高校ビリヤード大会に出場する。そこには加納涼二等の強敵も数多くいたが、織田は持ち前の能力を生かして敵を粉砕して行き、見事優勝を果たす。その実力を見込まれて織田はハワイ遠征に招かれ、そこでも外人相手に勝ち続けて行き、高校生にして天才ビリヤード師となる。やがて伝説のビリヤード師ダグラスの‘ダグラスキュー’を手にいれた織田はそれによって‘ダグラスショット’を完成し、ビリヤード界に奇蹟を起こして行く。
この漫画においてすごいのは、ビリヤードなのにジャンプボールが出てきたり、一旦ポケットしたはずの球が穴から浮上したりするなど、ビリヤードとは思えない描写が出てくるところだ。その信じ難い展開は“キャプテン翼”のビリヤード版といったところか。それゆえに、これを上回るビリヤード漫画は今後も出てこないんじゃないかという気がする。でもそれだけに面白く読むことはできたが。それにしても前川先生、月刊で「鉄拳チンミ」を描きながら、週刊でよくここまで連載ができたと思う。一言で‘すごい’と言えよう。


ブレイブストーリー - 宮部みゆき
投稿者:猫草
主人公のワタルは香織が好きなんだけど香織はク―ルな二枚目ミツルが好きでミツルへの橋渡しの為にワタルに気が有るふりして近付いて来た。あと〜でワタルはその事知るのだけど「君が僕を嫌いでも僕は君を大切に思ってる。忘れないで欲しい」と香織を救う。偉過ぎ。ワタルの成長物語なんだけどね。今は香織もワタル寄りか。小説の方では自分の運命を変えても次の困難が起きたらどうする?と気付き自分が強くなるしか無いと


ブレイクダウン - さいとうたかを
投稿者:岩瀬
さいとうたかをがリイドコミックで連載した近未来サバイバル活劇。「サバイバル」を読んでいた世代に捧げた作品だったようだが、出来は「サバイバル」には遠く及ばず、全5巻分で打ち切りっぽいラストを迎えた。はっきりいって失敗作でした。


無頼男 - 梅澤春人
投稿者:岩瀬
梅澤春人が「BOY」を終わらせて半年、充電してから始めた作品。例によって音楽と暴力をテーマにして話が進むのだが暴力描写が過激すぎて、不快感を感じる事が多かった。そして、この作品の最大の見所はパクリバンド・サイクロプスのライブシーンであろう。そのライブシーンは色んな意味で衝撃的でインパクト十分だった。最後はイマイチ消化不良な感じで終わり。コミックス全9巻の連載だったが後半は少々グダグダ気味なのは残念でした。


ブレイブ・ストーリー - 宮部みゆき・小野洋一郎
投稿者:岩瀬
宮部みゆきの傑作小説をコミックバンチで漫画にしたもの。作画はそんなに悪くないのだが、原作の面白さがイマイチ表現できていないようだ。連載開始当初は看板漫画扱いだったが現在では掲載順がいつも後ろから3番目くらいにされている。どうやら見切られたようだ。かと言って打ち切る事も出来ない様子。果たしてこれからどうなるかな?


ふんどし刑事ケンちゃんとチャコちゃん - 徳弘正也
投稿者:タケ
徳弘正也が80年代後半にスーパージャンプで不定期(だったと思う)連載していた作品。内容は新米刑事の茶屋四郎(通称:チャコちゃん)が外見はニヒルだが中身はホモの敏腕刑事・剣崎二郎(通称:ケンちゃん)と組んで数々の事件を二人で解決して行くという物だが、ハッキリ言って面白いです。内容は徳弘正也の作品の中でもグンを抜いて下品だが、刑事ドラマとしてはキチンとしていて、恐らくギャグ無しでも読める作品となっていると思います。徳弘正也自身もこの作品は気に入っているらしく、去年発売した総集編の中で「僕のもっとも僕らしい作品だ。そのネームのクオリティの高さは、今読み返しても凄い。自分でほめるぐらいだからすごいのだ。」と語っていた。ただ、あまりにも下品な為、世間的にはあまり受け入れてもらえず、漫画を見る目の肥えた サリエリ的な方には受けたらしい。自分的に一つ残念なのは、この作品の後期あたりで週刊少年ジャンプで同時連載していた『ジャングルの王者 ターちゃん』の人気が出てきて、ソッチに専念しなければなくなり、ちゃんとした最終回を書かないまま連載が終了していた事で、単行本の最終巻の最後でも中途半端なままになっていた。ちなみに自分は徳弘正也の作品の中では、この作品が一番お気に入りである。


ブンの青シュン! - みやたけし
投稿者:風原
80〜81年に連載されたみやたけし先生の野球漫画。‘やおやブン’の主人・文部文太とその息子・瞬は親子揃って野球バカで毎日野球の練習に余念がなかった。ある日瞬は文太からパワーリストを手渡され、巨人軍のいる多摩川グラウンドに連れていかれる。そして王選手が打席に立ったとき、文太はいきなりマウンドに向かい、王選手と対決する。渾身の球で王を三振に切ってとった文太だったが、それが彼の最後の勇姿だった。父の魂を受け継いで偉大な野球選手を目指す瞬の新たな人生が始まる。
みや先生が‘GO☆シュート’の終了後に野球というジャンルで挑戦した作品だが、設定としては前作と同様ストーリーとコメディを併せ持った形式で、主人公と趣向を少々変えた感じの内容だった。しかもライバル対決以降はまともな試合がなく、終盤はコメディに走ってしまい、これも本格スポーツ漫画とはならなかった。みや先生はこの作品を最後に週刊から離れ、活躍の場を月刊や他誌に移行する。


Base Boys - にわのまこと
投稿者:岩瀬
にわのまことが最後に連載した野球漫画。これは当時の編集長のマシリトが野球好きだった為に始まったようだが、野球漫画は森田さんの「ルーキーズ」が既にあった為か思ったほど人気が出ず18回であっけなく打ち切り。キャラは悪くなかっただけに運が悪かった因果な作品ですね。


平成義民伝説代表人 - 木多康昭
投稿者:松羅
「幕張」で知られる木多康昭がマガジンで書いたギャグ漫画。始まり当初からS○APと嵐をパクッたグループイガラシなど反則ぎりぎりをやっていたが第4話の富樫義博らしきキャラの「僕も病気だよ。」発言でついに押してはいけないボタンを押してしまったらしく翌週休載、そして13週打ち切りになってしまった。特にラスト3回からの作者の壊れっぷりは異常でブサイクな3歳児の顔が藤崎竜が書いたようにきれいになり、最終回にいたっては作者が登場して講談社の人間関係を暴露したりとやりたい放題だった。これはある意味で最高でした。


平和への弾痕 - 秋本治
投稿者:岩瀬
秋本治がデビュー前に描いたベトナム戦争をモチーフにした漫画。この頃は劇画志向だった為か、非常に描き込みが細かく話も重々しい物であった。戦争にいいも悪いもない。それぞれに闘う理由があって殺しあっているというのが作品から伝わってくる。なお、この原稿は「こち亀」30巻の「デビュー!の巻」で漫画家の山止たつひこが描いた作品として登場しており、両さんが読んだ後に「面白くねえー。」の一言と同時に破り捨ててます。(笑)


地獄戦士魔王 - 苅部誠
投稿者:しあぶら
苅部誠氏のギャグ漫画。「ヘルズウォーリアーまおう」と読む。可愛らしい絵柄とはかなりギャップのあるヤバネタと変人揃いのキャラクターが一部にカルト的な人気を誇っていたが、半年ほどで力尽きた。苅部氏はその後読みきりを散発的に出して以来行方知らずになっているが、何をやってるのだろうか?


ペナントレース やまだたいちの奇蹟 - こせきこうじ
投稿者:陣内
91年から連載されたこせきこうじ先生のプロ野球漫画。山田太一・泰二兄弟は姿・実力共々似ても似つかない双子で、弟泰二は高校球界のスーパースターであるのに対し、兄太一は超弩級の下手糞選手。だが太一は子供の頃憧れたアストロズに入り、三原監督を胴上げするという夢をもっていた。ある日18歳になった太一はアストロズの入団試験を受けに行き、奇跡的に合格する。一方泰二はドラフトでアストロズが引き当て、初めは拒んでいたが太一と三原の‘3人で黄金時代を築こう’という説得に根負けし入団する。それから太一の異常なまでのガンバリがやがて仲間たちに乗り移り、それまで創設以来万年最下位だったアストロズが、一丸となってペナントレース優勝を目指していくようになる。
‘山下たろーくん’で高校野球を題材にしたのを、今度はプロ野球のペナントレースにしたもので、主人公の山田太一は一郎やたろー同様のキャラクターだ。どん底でどうしようもない奴を努力で開花させていく形式はこせき先生の18番。ちなみに今のプロ球界にも新規参入で不調を仰ぐ某チームがあるが、この漫画をみてチーム内部の改革に努めたほうがいいかもしれない。新監督もこの漫画に出演してることもあるし。


ベルセルク - 三浦健太郎
投稿者:C・F・H・S
三浦健太郎がヤングアニマルで連載しているファンタジー漫画。壮大なストーリーと1つ1つ丁寧に描かれた絵で非常に高い人気を誇る。1,2巻は正直いまいちだった感じだったのだが、3巻以降の「黄金時代編」以降は非常に深く先の展開が全く読めないストーリーになっている。だが、作者は2ヶ月に半日しか休みが無いため体にガタが来ており、その影響か休載がやや目立つようになっているため、今後どうなるかは不明。ちなみに、ベルセルクとは北欧神話の「凶戦士」伝説に由来していて、その名の通り残虐、性描写が非常に多いため精神の弱い人にはあまりお勧めできないと思う。


ベルセルク - 三浦健太郎
投稿者:名無しα
ベルセルクの主人公ガッツは一番過酷な主人公ではないだろうか?蝕の後はまともに寝ることが許されず尚且つ夜は強制戦闘、辛すぎ。現在は、護符で緩和されたが、今度は狂戦士の甲冑問題。果たしてガッツは人間のままさらなる強さを手に入れグリフィスに辿りつけるのだろうか?ジャンプのグロさにもの足りない人におすすめ。


変幻戦忍アスカ - 黒岩よしひろ
投稿者:岩瀬
88年に黒岩よしひろがジャンプで連載した忍者漫画。「サスケ忍伝」で忍者ものは受けない事は判っていたはずなのに、懲りずに同じ題材を使った辺りに相当の執念が見える。しかし、やっぱり打ち切りに。さすがに3回連続で打ち切りは相当こたえたようでコミックスのあとがきで「アスカも打ち切られちゃったもんなー。」とようやく打ち切りという現実を受け入れたようだ。ただ、この作品はちゃんと終わらせたかったらしくコミックスで加筆訂正してどうにかまとめて終わった。個人的に黒岩作品ではこれが1番好きでした。


BOY - 梅沢春人
投稿者:岩瀬
「BOY」梅沢春人さんがジャンプに長期連載したヤンキー漫画。当初は非常に面白かったが、連載4年目辺りから展開がマンネリ化して、かったるくなってしまった。それでも固定ファンが多かったらしく連載は7年に及び続いた。個人的には2巻の神崎との戦いが1番面白かった。このテンションを保っていてくれれば良かったんですけどねえ。無念です。


BOYS BE… - イタバシマサヒロ・玉越博幸
投稿者:アンビシャス
90年代にマガジンで掲載されたイタバシマサヒロと玉越博幸の純恋愛漫画。1話ずつそれぞれ違う環境設定の中で、純な男女がいろいろな形でめぐり会って恋愛をするという内容。どちらも晩熟でなかなか好きだと言い出せないところが見所。人間が心の奥で描いてる純粋な恋をしたいという願望を漫画にしたものである。当初は10週の読切として始めたものが、読者からの好評を得て、その後‘2nd Season’‘L CO-OP’等、計10年も連載するに至った。玉越先生たちもさすがにここまでいくとは予想もつかなかったらしい。これで一躍有名になったんだから、正にうれしい誤算だっただろう。


封神演技 - 藤崎竜
投稿者:海
よくオタク漫画、やら少女漫画のような絵柄、等言われているが、私はそのように感じなかった。とても壮大で、キャラクターの個性が光るとても良い作品だと思う。随所にあるギャグもテンポ良し。と誉めまくっている私だが、以前はこの封神演技をかなり毛嫌いしていた。何より歴史物はかったるいし、絵柄を見るなり面白そうには見えなかったからだ。この作品を誌上で読んでいる母に、「面白いの?」と怪訝そうな顔で訪ねたことを覚えている。しかし、その考えは最終回を読んでから180゜かわった。最後くらいは読んでもいいか、と軽い気持ちで読んでみたら、その圧倒されるものに心がぐらりと揺れ動いた。感動した。ストーリーは全然わからなかったのだが、太公望のあのおのろけぶりと裏腹に、どこか寂しそうな、虚しそうな顔に。最終回だけで、これだけ読者を魅了させる作品はそうそうないと思った。その次の号で読み切り外伝を読んだのですが、封神演技を一巻から読んでみたいという気持ちは消え去らなかった。どうしても欲しい。が、学生なのでお金がない。と、頭を悩ませていたら、その漫画は私の家に既に存在していた。嬉々として一巻から読み進んでいくと、やはりそれには人の心を引き込むなにかが沢山あった。今まで読んでいなかった方も、この感動を知って欲しい。


封神演技 - 藤崎竜
投稿者:カ★ズ★マ
フジリュー先生の最高傑作漫画。絵はトーンの使い方が超上手くて非常に綺麗です、内容もとても濃く原作とは違い、わかりやすくなっています。
キャラは申公豹や聞仲が好きでした。見かける機会があるのならば絶対買うべきです!!!フジリューサイコー!!!!


封神演技 - 藤崎竜
投稿者:ロッズ
以前ジャンプで連載していた漫画。個人的に本当に面白かったのは単行本の3巻くらいまで。主人公が実力がないなりに頭を使って敵を倒していくというのが面白かったが、話が進むにつれそういう部分がだんだん薄れていってしまった。中には「しんこうひょう」など序盤で目立っていたキャラも中盤ではまったく登場しなくなり、終わりのほうで物語の真相を語るためだけにいきなり出てきたり。(それ以外特に活躍なし)本当に原作をそのまま消化していったという印象があった。


ホールインワン - 金井たつお
投稿者:陣内
70年後半にジャンプで掲載されたゴルフ漫画で、金井たつお先生のデビュー作。スポーツの名門校・明華学園付属中学校ゴルフ部に戸橋矢一が補欠で入学。貧乏人でマナーが悪い矢一に対し、金持ちで根性の悪い先輩や同時期に入学した柴野陽介等の苛めや競技中に嫌がらせをされたりするが、持ち前の根性と明るさで克服し成長して、ゴルフ部の代表として全国大会までいくというもの。しかし途中から根性ものから女の子に視線を移した展開へと変わっていく。
当時ジャンプには根性ものを得意とした本宮先生がいたので気を使ったのか、金井先生の絵が女の子を綺麗に描くために展開を代えたのか今となってはわからないが、当時流行だった‘パンチラ’を出したことで次第に大人の読者も増えていったようだ。こういう微妙なやり方がジャンプ人気を次第に高める要因になったのかもしれない。週刊での終了後、続編として月刊で「おれのラウンド」を掲載している。


ホイッスル - 樋口大輔
投稿者:清原
主人公の風祭将が桜上水サッカー部に入部するところから始まります。そして水野竜也が出てきたり、そして優しくて面倒見の良いシゲや顧問の香取先生や元日本リーグプレイヤーの松下コーチや不破大地や高井真人やサッカー部のマネージャーの桜井みゆきなどが出てきたりします。あとのほうの内容のほうが僕は好きです。個人的な意見ですが、最終回はいいほうだと思いました。あとそれとホイッスルの作者の樋口大輔は、次回の赤マルジャンプで読み切りを発表するらしいんですけど、僕はぜひそっちも見たいです。


冒険王ビィト - 三条陸・稲田浩司
投稿者:清原
この漫画はダイの大冒険をかいたコンビが、月刊少年ジャンプに連載している漫画です。僕はこの漫画は月刊少年ジャンプで読んだんですが、僕がダイの大冒険が好きなだけにかなり楽しめた漫画です。キャラは主人公のビィトやポアラやキッスなどが出てきます。ビィトはゼノン戦士団を率いるヴァンデルバスターのゼノンにあこがれて、ヴァンデルバスターになります。魔人ロズゴードと戦ったりしました。そして七ッ星の魔人グリニデと戦います。この漫画は僕は好きですね。そしてこれからも新たな戦いがあることを期待しています。


包丁人味平 - ビッグ錠
投稿者:風原
70年代中盤に連載された料理漫画。名のある板前の息子・塩見味平は、中学を卒業後上京して新宿のレストランの見習いとなる。料理の世界に入って、やがていろんな名だたる料理人と料理対決をすることとなり、その勝負の中で彼は料理の真髄に目覚めていく。
今ではいろんな料理漫画が存在するが、初めて描かれたのがこの作品だったという。いろんな揚げ方・焼き方を披露し、また‘白糸つり鐘くずし’といった糸を使ったミンチ切り等の華麗で奇抜な技を使ったりと、料理の基本を超越した内容で、読者を圧倒させた。しかしこの作品を基本とした料理漫画を引き継いだのはマガジン等の他誌で、ジャンプでは同様の料理漫画は今に至っても出てきてない。


報復のムフロン - 上之二郎・小野洋一郎
投稿者:岩瀬
コミックバンチで連載されたテロをテーマにした作品。売れないお笑い芸人が運命のいたずらで巨大なテログループと対決する事になるという作品で当時のバンチでは異質な存在。しかも鳥山タッチで描かれている為か現代劇の割にあまりリアリティーが感じられなかったのもマイナス。でも後半からは怒涛の展開の連続で面白かった。最終回は少々駆け足気味だったが、そこそこまとまっていたと思いました。


吼えろペン - 島本和彦
投稿者:ジャッカー電言隊
サンデーGXで島本和彦氏が連載。 熱血マンガ家、炎尾燃(ほのお もゆる)とそのアシスタントの日々を描いた作品。 どんなに締め切りが近くても決して弱音を吐かず、一晩で全ページ仕上げるほどのタフな心の持ち主、炎尾 燃だが、お盆前進行のあまりのきつさに、諦めかけてしまいそうになる。そこで急遽、学生をアシスタントとして呼ぶ事にする。お呼びがかかった学生、前杉 英雄(ひろ)が登場する所から、全てが始まる。 登場キャラは非常に濃いキャラばかりで、仮面をかぶった編集者、丸ペンを持つと男のようになる女アシスタントなど、挙げるとキリがない。 作品の魅力として、主人公の凄みのあるセリフがある。「駄作で金をもらってこそ本当のプロ!」と言い切ったり、人気マンガに対して「なぜこんなつまんねえ物が売れてんだよ!こんなクソつまんねぇマンガが!」と言い放ったりするが、それはまだ序の口で中には自分の首も絞めかねない発言がある。「マンガ家なんて信用できない」といった発言まで飛び出す有り様であるが、その描写が非常に面白い。宇宙人と遭遇したり、話の展開は非現実的な事が多い。現在は「新吼えろペン」に改題されている。


僕といっしょ - 古谷実
投稿者:タケ
古谷実が『稲中』の次に連載していた作品。正直、大ヒットしたギャグ漫画の次に書くギャグ漫画は大抵(一部を除く)面白くないが、この漫画は前作に引けを取らない位面白かった。内容は、母親が死んで血の繋がらない父親に捨てられた二人の兄弟が、東京に出て孤児の伊藤茂と出会い、一緒に生活するという物だが、設定だけ聞くと重々しさを感じ、とてもギャグ漫画に感じられないが、それを笑える作品に仕上げているのは凄いと思う。只、これが前作程のヒットに至らなかったのは恐らく、肩の力を抜いて読める『稲中』と違い、設定の重々しさからだったと思う。それでも本当に面白い漫画です。作者には是非、またこういう漫画を書いてほしい。


北斗の拳 - 原哲夫・武論尊
投稿者:岩瀬
僕が生まれて初めて読んだ漫画がこれでした。たしかトキが死んだ回だったかな。とにかく凄まじい絵の迫力に圧倒されました。作者達は拳王編でやめたかったらしいが看板作品の為延命される。連載当時は作者達は1度も会わずに仕事してたらしい。理由は担当が2人を会わすと、話の先を話し合って読者に先を読まれる事を恐れたせいだったとの事。徹底してたんだなあ。


北斗の拳 - 原哲夫・武論尊
投稿者:学帽番長
少年ジャンプ自体は北斗の拳が連載されるずっと前から読んでたけど、それまでジャンプは気に入った漫画だけを適当に読むだけだった僕が、突如ジャンプ好きになったのは「北斗の拳」に巡りあったからだと断言していい。
混沌とした時代の中から生まれた錯乱と狂気と希望の結実。武論尊による緻密な構成と、迫力満点で描かれる原哲夫のタッチが見事に調和し、悲哀一杯のドラマが創造され涙を誘うストーリを絶妙に潜ませてみせた。そんな漫画だからヒットしないわけがなく、当然売れに売れた。でもクリスタルキングの「YouはShock愛で空が落ちてくる〜♪」のオープニングで始まったアニメには正直コケた。だってケンシロウの声がキン肉マン(神谷明)なんだもん!あの声で、「あーたたたたた!ほあたぁ!!お前はもう死んでいる」ってやるんだから、自分の中にあったケンシロウのイメージと神谷氏の声とのギャップがあまりにも大きすぎて、思いっきり違和感あったなあ。あと声といえばもうひとつ、雑魚キャラが死ぬ前に叫ぶ断末魔も面白かった!ポピュラーなところではハートの「ひでぶっ!」なんかが有名だけど、他にも変なのがいっぱいあって、「ぱっびっぶっぺっぽぉっ!」って叫んで死んでいく奴もいた。まあこの辺は原先生のアドリブだったんでしょうがね。
あ〜、北斗の拳について書いたら他にも色々とツッコミどころが出てくるんだけど、子供心にひとつだけ納得できないことがあったので最後に言わせていただきたい。それはラオウにリュウという子供がいたことです。あんなにユリアのことを愛していたにもかかわらず、ちゃっかり別の女性との間に子供を作ってるんだもん。ラオウも普通にやることやってたんだよなあ。
このエロおやじ!!(笑)


北斗の拳 - 原哲夫・武論尊
投稿者:清原
北斗の拳は主人公のケンシロウが、バットなどと旅をして敵を倒していく漫画です。敵にはレイやシンやジャギやラオウなどが出てきます。特にラオウと戦っている時が一番よかったです。トキなどもでてきていいと思いました。一度アニメも見たいんですが、なかなか見る機会がないんです。アニメのケンシロウの声は神谷明なんですよね。一度その声も聞きたいんですが、やっぱりなかなか見れないんですよね。でも僕は北斗の拳が好きです。


北斗の拳 - 原哲夫・武論尊
投稿者:E−AN−BUY
説明不要の世紀の名作「北斗の拳」。読んだことのない男は男として認めません。それぐらい影響力のあった作品ですね。アダルティで劇画タッチな画風と、バイオレンスな設定でジャンプ新時代を切り開きました。最終的には話がデカくなりすぎて、初期設定を大幅に修正しまくり、血縁関係も妙に複雑になってしまいましたが、やはり、原作者も後に語った通り、世紀末覇者ラオウを倒すまでが作品のピークでしょうね。実も蓋もないこと言えば、一人の女(ユリア)を巡っての争奪戦なんですが、それぞれの登場キャラの熱い生き様が読者のハートをがっちりキャッチしまくりで、作品のアラ探しは二の次にしてしまうのが名作たる所以でしょう「あたたたたたー!!」「ひでぶ!」「たわば!」こんなやりとりも休み時間にいたるところで繰り広げられたっけなぁ。デブはハート役なのはお約束で。


北斗の拳レイ外伝・華麗なる復讐者 - 原哲夫・武論尊・猫井ヤスユキ
投稿者:岩瀬
2006年3月に発売された増刊コミックバンチ北斗トリビュート号に掲載された読みきり。原案・武論尊、原哲夫。作画・猫井ヤスユキ。さらわれた妹のアイリを探して荒野をさまよう男レイ。そんな時、彼は1人の少年に出会う。レイは少年に妹をさらった胸に7つの傷を持つ男の行方を聞くが少年は知らないと言う。レイは途端に興味をなくし少年と別れるのだが、少年の目的が自分と同じく悪党にさらわれた妹を探す事だったと知ったレイはそんな少年の姿に今の自分の姿を重ね合わせ、少年の手助けをする事になる。猫井ヤスユキの流麗な絵柄で描かれたレイはとても美しく話も面白かった。そして最後にレイとケンシロウの出会いを見抜いていた男の存在が知らされて物語は終わる。いかにも続きをやりそうな感じだが、どうなのかな?


北斗の拳レイ外伝・餓狼編 - 原哲夫・武論尊・猫井ヤスユキ
投稿者:岩瀬
週刊コミックバンチ2007年22・23合併号からスタートした新連載。原案・武論尊、原哲夫。作画・猫井ヤスユキ。増刊号で2回読みきりでテストして2回ともアンケートトップだったので、連載に踏み切ったようです。タイトル通り南斗水鳥拳伝承者レイが両親を粛清し、妹のアイリを連れ去った胸に七つの傷を持つ男を捜してさまよう話です。内容的には普通です。ただレイは設定的にあまりサイドストーリーを作れるキャラではないので、どうやって話を広げるのかが興味あります。


北斗の拳ユリア外伝慈母の星 - 原哲夫・武論尊・笠井晶水
投稿者:岩瀬
ビッグコミックスペリオールで最近始まった北斗の拳の外伝。原案・武論尊・原哲夫、作画・笠井晶水。タイトル通り北斗の拳のヒロインであるユリアを主人公にした短期集中連載なのだが、ケンシロウの顔が全く別人だったりユリアが予知能力を持ってたりジャギが妙にかっこよかったり、とかなりイメージの異なる作品の為か純粋な北斗ファンの反応はイマイチである。まあ集中連載なので残り少ない分どうやって話を展開するのか個人的には結構楽しませてもらってます。ただイメージを壊されたくない人は読まないほうがいいでしょう。


北斗の拳リュウケン外伝・THE JUDGMENTDAY - 原哲夫・武論尊・ヒロモト森一
投稿者:岩瀬
増刊コミックバンチ蒼天の拳トリビュート号に掲載された北斗の拳の外伝。原案・武論尊、原哲夫。作画・ヒロモト森一。北斗神拳63代伝承者リュウケンの視点から描かれた、もうひとつの北斗の物語。破壊的なまでの荒い絵柄と設定の変更振りに読んでて違和感を覚えたが、作者の趣味でジャギの出番が異様に多かったり、ラオウとリュウケンの対決を見方を変えて描いたりもしたので読み終わった後は爽快感を感じた。こういうのも悪くは無いと思う。


ボクのふたつの翼 - 唯 登詩樹
投稿者:厭世一直線
この漫画は両性具有の美少女(長身&美形&豊乳&美脚&巨根)が主人公の今までにない学園ラブコメです。副主人公のひろみは今は亡き父親の再婚相手である継母と2人暮らしであることを除けはあとはごく普通の高校一年の女学生。夏休みの終わりの頃、田舎からひろみのいとこである柏木真琴がホームステイすることになった。9年ぶりに真琴と再会したひろみは歌手のhitomiみたいに美女に成長したいとこの真琴を見てびっくり!それもそのはず、9年前に男の子だと思っていた真琴は実は子宮も男性器もある両性具有だったのだ・・・。真琴はひろみの通う高校に入学することになったが、そこはゲイの巣窟に成り果てており、真琴はレズ娘の栞奈に思いっきりすかれるハメに・・・。それだけならまだしも真琴のクラスの担任の女教師は教え子の男子生徒を食い散らかしている不届き者だわ、ひろみの元カレは何の節操もないヤリチンだわ、学園の王子様の実弟は性同一障害の女装少年だわ、死んでいたと思われた真琴の肉親が判明したと思ったら母親はひろみの継母で父親は宇宙人だわ・・・。真琴と栞奈の生本番SEX場面など、作品内でぶちまけられる性描写の数々が「BASTARD!」をはるかに凌駕してしまったため、結果「ウルトラジャンプ」自体が2005年2月号から子供が立ち読みできないように紐で縛られて出荷されるはめに・・・。


ぼくんち - 西原理恵子
投稿者:マシリト
西原理恵子作。腹違いの兄、一太。美しくてやさしい年の離れた姉、神子(かのこ)。そして「ぼく」、二太。主な主人公はこの3人。姉はピンサロ嬢、兄は薬を売りさばいたりしている。かわいらしい絵とは裏腹に内容はかなり過激だが、一応これでも家族の絆を描いたハートフルコメディ。あざとさも確かにあるが、なかなか質の高い作品だと思う。ちなみに作者は浦沢直樹のまんがを相当批判しているらしい。全ページカラーで全3巻。装丁は絵本のような雰囲気。


ボギー THE GREAT - 宮下あきら
投稿者:岩瀬
この作品は、たまたま古本屋で全4巻セットを見つけて購入したのですが色んな意味で凄まじいな、という印象でした。どうも本宮先生の「俺の空・刑事編」の影響が強いけど、宮下流のギャグと男気がブレンドされてて差別化に成功したように思えます。基本的に読みきりパターンなのも読みやすくてGOOD。最終回は打ち切りぽかったのは痛い。ちなみに宮下さんは続編やりたかったらしいが、今では刑事漫画は受けないので描けないらしい。残念。


ボクはしたたか君 - 新沢基栄
投稿者:岩瀬
これは僕がジャンプ購読し始めた頃に始まった作品だったので、そういう意味で結構思い入れあります。題材が給食とか予防注射とか夏休みの宿題とか身近な話題ばかりだったので当時小学生だった僕には非常に親しみやすかったです。ギャグも笑えたし。惜しむらくは連載途中で元々患っていた作者の腰が連載途中で砕けてしまい強制打ち切りくらった事です。人気も結構あっただけに残念でした。


ボクはしたたか君 - 新沢基栄
投稿者:向井春雄
新沢基栄が「ハイスクール!奇面組」の後に連載した作品。普通のギャグマンガとしてはかなりレベルが高く、人気はあったものの作者の腰痛悪化の所為で無期限の休載となってしまった不遇なる作品。しかしこの作品、「奇面組」に比べると、登場人物がキツい連中が多く、内容もかなり暗いものを感じさせるものだった。やはり「奇面組」連載中に新沢氏が「奇面組が小学生時代の話は暗すぎて描けない」というのをこうして体現していたのであろう。


ぼくは少年探偵ダン!! - ガモウひろし
投稿者:しあぶら
ガモウひろし氏の探偵ギャグマンガ。赤マルジャンプに掲載された読切の連載版。「ラッキーマン」の頃からの相変わらすのヘタクソな絵と小学生のダジャレレベルのギャグで連載当初から読者に見放されていた。しかし、実は作品内に出てくるトリックは結構凝っていて(とはいえギャグな部分も多いが)後半からはギャグ少な目の本格的な探偵マンガになるがいかせんあのガモウ氏の絵なので見づらい上に感情移入できなかった。シリアスになるごとにセリフが多くなったのもさらに読みづらさを助長することに。そして「ラッキーマン」のヒットの優遇期間を経て打ち切られた。


ぼくらの - 鬼頭莫宏
投稿者:イチロー・ハリー・田中
「なるたる」の鬼頭莫宏の描く、コミックIKKIで連載中のSFロボット漫画。「15人の中学生の少年少女が怪獣達から地球を守る為に巨大ロボットで戦う」と書けば平々凡々な作品に思えるでしょうが、作者があの鬼頭莫宏なので、やはりそんな訳が無いのでした。前作よりは話の進み方が簡潔で読み易く出来ていますが、鬱度では「なるたる」に負けるとも劣りません。少年少女達の運命があまりにも過酷で、それぞれのスポットの当て方が巧妙なので感情移入無しには読めません。この漫画を読む上で知っておきたいのが、ジョージ秋山の70年代の漫画「ザ・ムーン」で、あの新世紀エヴァンゲリオンの元ネタになった物の一つと言われている作品です。どうやら「ぼくらの」は鬼頭莫宏が「ザ・ムーン」をリスぺクトした作品らしく、1巻の帯にジョージ秋山のコメントが寄せられている事からも分かります。他にも作中の台詞で「あたしあの漫画読んだ。最後まで。主人公の子供たちみんな、死んじゃった。世界も、滅亡して。」という物があったり、巨大ロボットの名前がジ・アース(Zearth この場合theではなくZ)だったりします。ただ、この漫画「ザ・ムーン」のリスぺクトと言うよりは、エヴァンゲリオンのリスぺクトと言った方がしっくり来る気がするのでラストはまた「なるたる」みたいなハルマゲドンENDになるんじゃないかと戦戦恐恐としています。


ぽっかり助之介 - こせきこうじ
投稿者:立風
00年月刊ジャンプで連載されたこせきこうじ先生の痛快時代劇漫画。時は江戸・将軍吉宗公の時代。貧乏長屋で暮らすちょっとHな鍼師・大井助之介は貧しい人から治療費をとらない庶民の味方だが、正体は徳川の闇の仕事を請け負う元公儀隠密だった。庶民の幸福のために、正しき人を救うために影から悪と戦う仕置き人。
江戸の仁義も絡ませた内容であり、こせき先生の絵柄が江戸庶民のそれに非常に合っており、また人情深いところが実によく出ているので、こせき先生の作品の中ではこれが一番好きだった。1年ほどで終了してしまったが、また描いて欲しいと思う。


ほのぼの君 - 佃公彦
投稿者:岩瀬
佃公彦が東京新聞を含めた地方新聞6紙で連載していた新聞4コマ漫画。ほのぼの君や雷様などの個性的なキャラが繰り広げるドタバタを面白く描いた作品。50年近く続いた長期連載だったが、作者が重病のパーキンソン病を患い、連載続行が困難となり2007年3月8日掲載分で長い連載にピリオドを打った。今まで連載されているのが当たり前となっていたので、非常に驚いた。もう、これほどの長期連載の4コマ漫画は出てこないだろう。佃先生50年間お疲れ様でした。


惑星を継ぐ者 - 戸田尚伸
投稿者:岩瀬
95年にジャンプで連載されたSF漫画。タイトルは多分J・Pホーガンの小説「星を継ぐ者」からの引用であろう。独特な絵柄と流れるようなストーリー展開で読み応えがあったが、ジャンプ読者には通用せず9回打ち切りに。熱心なファンも大勢いたらしいが万人向けではなかったから仕方ないか。なお作者はこれ以降はジャンプには描かずビッグコミックスペリオールを中心に活動しているようだ。


ボボボーボ・ボーボボ - 澤井啓夫
投稿者:清原
この漫画はアニメが始まりました。漫画ももう約2年連載しています。キャラは主人公のボーボボやビュティやドンパッチやヘポッコ丸やところ天の助などが出てきます。ハジケているところがいいです。こういうギャグ漫画はある意味すごいです。僕はこういう漫画は好きです。なんかいいんですよ。


ボボボーボ・ボーボボ - 澤井啓夫
投稿者:パッチ
この漫画は11月8日からアニメが始まりました。僕はボボボーボ・ボーボボのキャラの中で首領パッチが好きです。あのハジケっぷりがたまりません。僕はボボボーボ・ボーボボのコミックスを持ってませんがいつか買いたいです。この漫画は意味不明なところもありますが、僕的には結構好きな漫画です。


ボンバーガール - にわのまこと
投稿者:岩瀬
にわのまことがジャンプに連載した女性賞金稼ぎが主役の漫画。増刊号で読みきりで掲載されてからジャンプで連載となったが力及ばず11回で見事に転んだ。エッチな姉ちゃんが描きたいという下心だけで始めたらしいので本人もたいして続かないとは思ってはいたようだが、まさか11回で終わるとは思ってなかったでしょうな。なお少年画報社から全2巻で復刻された際に本編の穴埋めとして特別に続きが掲載されました。そして話は続編の「ボンバーガールトラッシュ」に繋がるのである。

ボンボン坂高校演劇部 - 高橋ゆたか
投稿者:風原
92〜95年に連載された高橋ゆたか先生のギャグコメディー漫画。時計坂高校に入学した順菜正太郎は、入学式の日にそばを通りかかった日比野真琴に一目惚れする。ある日、彼女の所属する演劇部の部室に入った正太郎は、美男子好きの演劇部部長・徳大寺ヒロミに目をつけられてしまう。結局正太郎は演劇部に入部することとなってしまうが、真琴をはじめとする演劇部員には正太郎がヒロミと愛し合っていると誤解されてしまう。果たして正太郎の運命は…。
男好きの部長と彼によって毎日振り回される正太郎のキャラがなかなかよく、彼らによって生み出されるテンションの高いギャグとストーリー展開が面白かった。この頃のジャンプでは‘ついでにとんちんかん’‘燃えるお兄さん’といったギャグ漫画が終了していたために、丁度入れ替わる形で始めたのがよかったのだと思う。ただ高橋先生の前作‘おとぼけ茄子先生’‘剣客渋井柿之介’に比べると、キャラや設定が少々地味になってしまった感は否めないが。最後は打ち切るみたいな形で終了を迎えたけど、それでもジャンプのギャグ漫画の中では名作の1つである。


ホリック - CLAMP
投稿者:もこ
現在8巻まででています。ヤングマガジンで連載中で週刊少年マガジン中の『ツバサ』と内容がリンクしています。昨年の映画化に続き,今春からアニメ化される予定です。CLAMPが今まで連載していた中でのキャラクターが出てきたり話しがリンクしていたりというのが1部のファンには受けているみたいです。
個人的にはとても大好きな漫画です。






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