漫画レヴュー

好きな漫画の書評を掲示板で投稿してね。
作品に対する意見、エピソード、思い出話しなど、どんな内容でも結構です!



マーダーライセンス牙 - 平松伸二
投稿者:岩瀬
平松伸二が90年代にスーパージャンプでヒットさせた政治色が強いバトル漫画。それまで平松さんは新聞の番組欄と格闘技の所しか見てなかったのが、これを始めてから政治欄も積極的に見るようになったというくらい没頭して描いてた作品。反面、残酷表現の苛烈さと死刑を擁護するような話を描いて市民団体に抗議されたりと問題も多かった。最後はサラエボを舞台にして唐突に終了。なお死刑の話は抗議により単行本収録が見送られたが他社から出た短編集「地上最強の男」にしっかり収録されてたりする。


マーダーライセンス牙&ブラックエンジェルズ - 平松伸二
投稿者:岩瀬
平松伸二がスーパージャンプで長期連載した自らの2代名作を融合した究極の続編漫画。体制側の人間である牙と反・体勢側である雪藤との対比と極悪人達との様々なバトルが見所だが、1番衝撃的だったのは「ブラックエンジェルズ」で死んだはずの松田が復活した事。しかも雪藤に「死んだはずでは?」と聞かれて松田は「いいんだよ、細かい事は」の一言で済ませました。凄すぎる。最後はかなり強引に終わったのが無念です。


MIND ASSASSIN - かずはじめ
投稿者:しあぶら
かずはじめ氏のデビュー作。ナチスによって作られた精神と記憶を破壊する「マインドアサシン」の活躍を描いた作品。重厚な設定、展開が年齢の高い読者に好評であった。独特の、トーンをほとんど使わない絵柄もあいまって非常に良い作品となっている。しかし、唐突に打ち切られて(担当編集との揉め事が原因らしい)増刊号や月刊ジャンプなどで単発的に続編が描かれていたが、作者曰く「未完結作」だそうな。今でも連載再開を望む声も多く、かず氏自身も続編を描きたいという意思があるらしいので、青年誌あたりで再び連載していただけないだろうか。


マウンドの稲妻 - ゴッセージ
投稿者:風原
80年に連載されたゴッセージ(現幸野武史)先生の野球漫画。幼い頃父が行方不明になり母を亡くした稲妻 剛は親友の千代吉と共に山で暮らしていたが、ある日史上最強の野球チーム・ボンバーズをつくろうとする塩田という富豪にスカウトされる。それはマフィアリーグという野球世界の影の大会を催す組織を倒すために結成されたもので、剛の父もその大会の被害者だった。ボンバーズに入った剛とそのメンバーは全日本連合チームと戦い圧勝し、そしてマフィアリーグに挑んでいく。
かつてジャンプで連載された‘アストロ球団’を趣向を変えてやったものだが、スケールが現実離れしているせいか、あまり人気を得ることができず、決着がつかないまま終了してしまう。当時野球漫画は他誌にもたくさんあったために現実味のないのは敬遠されたのかもしれない。そのため中途半端な形で終わるはめになってしまった。だが終了から21年後、『コミック伝説マガジン』(2001)で復活し、見事に決着をつけるとは、誰が予想できただろうか。(当時読んでた人は多分みんな忘れたと思う)


MMR - 石垣ゆうき
投稿者:風原
90〜99年に少年マガジンで不定期連載された石垣ゆうき先生のミステリー漫画。‘週刊少年マガジン’編集部で結成された調査隊により現代に残された遺跡や予言等の謎や超常現象を科学的理論によって解明していく。そのため正式名称は“マガジンミステリー調査班”という。キバヤシをリーダーにナワヤ・タナカ・イケダ・トルマの隊員たちが、ミステリーサークル・ノストラダムスの大予言といった人類の謎に向かって挑戦していく。
90年から読切形式で大増ページで前後編を不定期ながら掲載し続けれた作品で、科学的理論を存分に生かしてあらゆる謎を証明している。また石垣先生の絵がリアルで背景や登場人物をより鮮明に描かれており、ストーリー内容もシリアスであるから、たとえフィクションだとわかっていても信じてしまいそうな雰囲気になってしまう。99年にノストラダムスの予言の時期に近づくと、短期連載状態で話を続け、これをみた当時の低学年読者たちは非常に怖がり、マガジン編集部に問い合わせが殺到したという。結局時期が近づいたところで連載を終了させ、知っての通り時代は世紀末を迎えることはなかった。それによって連載も終了させる。これを某有名人は史上最高のギャグだと唱えているけれども、私はそうは思わない。あまりのシリアスな展開は少々行き過ぎたかもしれないが、世紀末という危機感をしることによって人は何をすべきかということを教えているんだと思っている。平和が続いて人は危機感を忘れているが、いつ人類に災難がきて不幸に陥れられるかわからない。だが人間は努力次第では危機を乗り越えることができる。そういう人間として大切なものを教えており、重要なテーマを多く含んだ作品だと私は解釈している。


マカロニほうれん荘 - 鴨川つばめ
投稿者:風原
70年代後半に少年チャンピオンで連載された鴨川つばめ先生のスーパーギャグ漫画。ひざかた歳三・きんどー日陽が沖田そうじを巻き込んで、下宿先の‘ほうれん荘’や学校を舞台にいろんな騒動を繰り広げる痛快アクションギャグストーリー。
話の展開よりも個性あるキャラクターたちがいろんな騒ぎを起こすたびに、場面がいろんなものに変わったりし、数コマ進めばすぐに新たなギャグを連発し、最後まで勢いよく続く展開がよかった。この作品によってチャンピオンは他の‘ドカベン’や‘がきデカ’等と共にジャンプに勝るとも劣らぬ最盛期を迎えることになる。それにしても作者の鴨川さんは、ジャンプにいたことがあるけど、ジャンプではヒットせずチャンピオンに移籍したとたんブレイクしたのだから真に皮肉な話である。この時のジャンプの編集部はどのように感じていただろうか。
しかし、最初にヒットしすぎたために最後のほうではだんだんとパワーがなくなっていき、寂しい展開で終了してしまったのが残念であった。週刊連載だから、週ごとにいろんな展開を考えなければならなかったから、作者も後半は壊れてしまったらしい。やはりこれがギャグ漫画としての宿命なのか。終了から1年後、ファンからの要望により「マカロニ2」を連載するも、全盛期の頃のパワーを再び出すことはできなかったため、すぐ打ち切りになり、その後鴨川さんは漫画界から消えてしまう。今どうしているかわからないが、またいつか描けるようになったら復活して欲しいと願う。


幕張 - 木多康昭
投稿者:岩瀬
96年から97年まで連載されたギャグ漫画。当初はマニアックな芸能界ネタが売りだったが、連載が長期化するにつれジャンプ漫画のパロディやジャンプ編集部の内幕暴露的な楽屋落ち的なギャグが増え始める。特に担当編集者の瓶子さんに関するネタの辺りの飛ばしぶりは凄かった。「担当した女性作家に手を出した」(ちなみに、この女性作家はかずはじめらしい)とか「奥さんの留守中に女性用の下着を着用している」とかウソか本当かわからない、やばいネタだった。最後は過酷な週刊連載に作者が耐えられず壊れて打ち切り終了した。まあコミックス5巻目辺りで連載やめたがってたから9巻まで頑張れただけマシでしょうね。


幕張 - 木多康昭
投稿者:ロッズ
木多康昭作。芸能人(漫画の業界人)ネタ、下ネタなどを使ったけっこう少年誌に載せるにはきわどかったギャグ漫画。当時ジャンプで連載していた傑作3大ギャグ漫画のひとつ。(ほかは「すごいよ!マサルさん」、「世紀末リーダー伝たけし」)しまぶーは無理だけど木多、ジャンプに戻ってぜひ幕張第2部を!個人的にすごい読みたいぞ!


魔剣士 - 門馬もとき
投稿者:風原
81年に連載された門馬もとき先生の江戸の仕置き人漫画。魔剣士ことマッケンジーと5寸クギは佐渡の流人だったが、島抜けを図ったために追われる身となるが、寸前のところでヨギ導師と名のる謎の人物に助けられ、以後導師の命を受けて、江戸にはびこる悪を斬る殺し屋稼業を受け持つ。
TVでよくやる時代劇を漫画にしたもので、設定や絵柄もよく内容も充実していたが、少々暗くてリアル過ぎたせいなのか人気を集めることはできなかった。でも時代劇漫画としてはなかなかの傑作だと私は思っている。


まじかるタルるートくん - 江川達也
投稿者:岩瀬
江川達也がドラえもんを全否定する為にジャンプで描いた作品。個人的に江川の漫画は自己満足全開で好きじゃないのだが、これだけは例外だった。江川はドラえもんののび太がドラえもんに頼ってばかりで自立しないダメ人間ぶりが嫌いだったらしく、いわば自立したのび太を主役にした漫画としてこの作品を描いたようだ。そういう意味では試みは成功したと言える。ちなみにこの作品がアンケートで1位を取ったらジャンプシステムを鼻で笑うつもりだったらしいが最高でも2位だったんで無理だったそうです。


魔少年ビーティー - 荒木飛呂彦
投稿者:Liamato
83年に登場した荒木飛呂彦先生の初連載。あらゆる手品とトリックを使いこなす不思議な少年ビーティーが友人の公一とともに、奇抜なトリックで様々な事件や騒ぎを引き起こす。毎週奇想天外なトリックを紹介するという設定がよかったが、黄金時代を突っ走る当時のジャンプでは人気が押されてしまったために10週で終わってしまったのは残念だった。でも内容は今現在みても十分通用するものであり、一応‘第一部・完’という形が取られておるために、いつかまた復活することを期待したい。


魔女娘ViVian - 高橋ゆたか
投稿者:しあぶら
前作「ボンボン坂高校演劇部」が好評だった高橋ゆたか氏の作。前作の頃から高い評価をされていたクオリティの高い絵と、当時のジャンプではまだ珍しい「魔女娘」というジャンル(タルるートは「魔法使い」だし)、ベテランならではの丁寧な話運びで好評を得る。だが、同じジャンルの「I"s」(桂正和氏作)が連載されてそちらが大好評になる。ジャンルの被るビビアンは必然的に「シリアス+トーナメントもの」にジャンルを切り替え、一時は人気を取り戻したが結局、1周年を迎える前に打ち切りに。正直、バトル編の出来は今ひとつだったので不満たらたらです。


魔神王ガロン - 手塚治虫
投稿者:岩瀬
手塚治虫マガジンで連載されていた作品。コミックスはKKベストセラーズから全2巻で出ている。手塚の傑作「魔神ガロン」を永井豪がグチャグチャにリメイクした漫画である。作者は大の手塚ファンの為か気合を入れて描いてくれたが、掲載誌が売り上げ不振で休刊した為に中途で終了。コミックスで40ページにわたって加筆されたが、結局は戦いの途中で第1部完という後味の悪いラストになってしまった。なまじ風呂敷を広げすぎたが為に突然の終了宣告に対処できなかったのでしょうね。ちゃんとしたラストが見たかったです。


魔神竜バリオン - 黒岩よしひろ
投稿者:岩瀬
黒岩よしひろのジャンプでの2回目の連載。本人の趣味全開のロボット漫画だが今回も読者の反応はイマイチだったかコミックス全1巻であえなく打ち切り。しかしコミックスのあとがきで「これも未完んされちまったい、ははは〜だ」とあくまで打ち切りを認めてない態度が見られた。確か敵の将軍が7人いるという設定だったのに3人目だったかが出た時点で終わったので誰が見ても打ち切りなんですけどね。本当に諦めが悪い人です。


マジンガーZ - 永井豪
投稿者:風原
72〜73年に連載された永井豪先生の巨大ロボット漫画。ロボット工学の兜十蔵博士が作った無敵の巨大ロボ・マジンガーZに孫の兜甲児が乗り、ドクターヘルの機械獣軍団と戦うロボットアクションストーリー。
アニメが空前の大ヒットしたために、こんな説明は不要なほど有名である。TVでは2年放送され、その後“グレートマジンガー”“グレンダイザー”と続編が作られるほど、超人気作となったが、ジャンプでは宣伝程度ぐらいしか描かれていない。だが同時期の‘侍ジャイアンツ’‘ド根性ガエル’もアニメ化され、それによってジャンプが次第に世間に広まっていく。


マスターキートン - 勝鹿北星・浦沢直樹
投稿者:功成
浦沢直樹氏の作品で、ビッグコミックオリジナルに連載していました。コミックは18巻まで出ていましたが、今は文庫版でのみ手に入るようです。アニメ化もされ、なかなか出来はよかったと思います。日本人の父とイギリス人の母を持つ日英ハーフの平賀・キートン・太一は、ひょうひょうとした外見からは想像できないが、SAS(英国特殊空挺部隊)の元教官(マスター)である。本来の目的である考古学者として活動しようとするが、なかなか大学でも講師の職にありつけず、ドナウ文明の発掘も一向に進展しない。むしろ副業として始めた英国の大手保険会社ロイズのオプ(調査員)としての仕事の方が繁盛している有様である。物語は基本的に一話完結の形式で、毎回様々なゲストが登場しては主人公のキートンが難事件を保険調査員として探偵じみた活躍で解決していきます。作者の画力、ストーリーどれも一級品で大変素晴らしい作品です。読後にじんわりと感動する魅せる話が多いのが特徴ですね。


まじっく快斗 - 青山剛昌
投稿者:岩瀬
青山剛昌先生がサンデーの増刊号で描いていた漫画。高校生の黒羽快斗は大泥棒だった父の跡を受け継ぎ2代目怪盗キッドとして暗躍する。幼馴染の父親が警察の刑事で彼を毎回追い掛け回しているのだが、快斗の正体には気づいていない。彼の目的は父を殺害した謎の黒い組織の正体を探る事と父の死に関係していると言われる宝石を捜す事である。結局、作者が「名探偵コナン」の連載で描く余裕がなくなったので連載休止状態になっているが、時々「コナン」の方にゲストで出てきたりする。コミックスも10年以上3巻までで止まっているので、「コナン」をお休みして、こちらを描きだめしてほしいところだ。4巻が出るのを今でもずっと待っているのですが・・。

またタビ - 市川ヒロシ
投稿者:岩瀬
週刊コミックバンチで市川ヒロシが連載しているショートギャグ漫画。飼い主に捨てられ、野良猫になってしまった虎猫のトラジが仲間の野良猫達と交流を深めながら、成長していくといった作品。軽く読むには丁度いい漫画である。


マッシュ ‐時代より熱く‐ - 山田貴敏
投稿者:風原
89〜92年に少年サンデーで連載された山田貴敏先生の絵描き漫画。南フランスの港町に住む少年マッシュは天性の絵描きの才能を持つが、飲んだくれの粗暴な父に命ぜられて似顔絵ばかりを描き続けていた。ある日幼馴染のソフィに励まされて町の絵コンクールに出展を試みるが、その絵を父に破られてしまう。万事休すかと思われたが、マッシュは自ら出した血で渾身の想いで壁に絵を描き、それがコンクールを観に来た人々に感動を与える。マッシュは絵描きとしての才能を認められ、パリの美術学校に入学することになる。ここからマッシュの画家への人生が始まる。
「風のマリオ」で成功した山田先生がサンデーに移って初めて連載した作品で、絵と彫刻の違いはあるが形式は「風のマリオ」と同様だが、内容はいろんな事件を絡ませ前作より複雑なものになっている。山田先生の情熱的な絵に合わせ、あの名作“フランダースの犬”を土台に漫画風にして趣向を変えたものではないかと思えるような内容で、今読んでも感動を起こさせるものであり、芸術をより熱く教えられる力作だと私は思う。


マッスル・リターンズ - ゆでたまご
投稿者:岩瀬
マッスル・リターンズ」少年エースの増刊号で、ゆでたまごが描いた「キン肉マン」の後日談的エピソード。王位争奪編から5年後、第1回超人究極チャンピオンシップでウォーズマン、ラーメンマン、バッファローマン、そしてテリーマンまでも打ち破った無名のブラジル出身超人・BUKIボーイ。その情け容赦ないファイトスタイルにロビンマスクの怒りが爆発、練習中に肋骨を骨折していながらもロビンは戦いを挑もうとする。その頃、長野県の北アルプスで一人のきこりが隠匿生活をしていた。そこにロビンの息子のケビンマスクが父を助けてもらう為に彼を説得に来る。そのきこりの正体は勿論、あの伝説の・・・・。「キン肉マンU世」と比べるとあちこちに矛盾がある作品であるが、作品単体として読んでみると非常に面白い。なおU世と食い違っている部分は後に一部が手直しされました。


舞って!セーラー服騎士 - 有賀照人
投稿者:風原
88年に連載された有賀照人先生の学園アクション漫画。プロレスラーを両親にもつ星野舞子はトレーニング用として改造された我家で鍛えられた能力を活かして、学園で蔓延る悪を退治するために、セーラー服騎士となる。唯一彼女の正体を知る幼馴染のパートナー・相川辰也とともにいろんな事件を解決していく。
かつてジャンプで連載された「けっこう仮面」(永井豪作)と同様の設定だが、お色気過ぎたためにセーラー服にしたものと思われる。読切で2度ほどやったときは結構評判よかったんだが、連載になったらあまり人気が伸びなかった。絵が少し荒かったせいか、12週で終了してしまう。私は気に入ってたので終わるときはもったいない気がした。作者も心残りがあったのか、後に“BJ魂”で再び連載する。


マッドドッグ - 武論尊・鷹沢圭
投稿者:風原
83年に連載された原作:武論尊・作画:鷹沢 圭先生のアクション漫画。傭兵‘渡瀬 剛’がアジアを中心にテロや紛争で活躍する戦闘アクションストーリー。当時紛争の火種であった中央アジアやベトナムを主に描かれており、当時の時代背景を元に作られたが、戦争という内容が酷くてかつ主人公も暗かったせいか、10週で終了する。武論尊先生得意分野ではあったが、前作の「ビックガン」(画:門馬もとき)にしても本作品にしても、ストーリーをうまく展開させられなかったために生かすことができなかった。武論尊先生はその後趣向を変えて、世紀末を舞台にした『北斗の拳』(画:原哲夫)で大ヒットを飛ばす。


マッハヘッド - 瑳川 恵一
投稿者:しあぶら
ジャンプにて不良マンガが連載されるのはそう珍しくないが、その中で暴走族を取り上げたマンガは異例。よくPTAの目の敵のジャンプで連載できたなと思う。作者がバイク好きでバイクの描写に非常に凝っていた。だがジャンプでこの題材は受け入れられずに打ち切りに。最終回は中々かっこよかった。


まほらば - 小島あきら
投稿者:しあぶら
ガンガンWINGの看板漫画。内容はよくある所謂「ハーレムもの」であるものの、この漫画の主人公の白鳥君は、ちゃんと芯の通った性格をしており、読んでいてイライラしない。メインヒロインの多重人格という設定以外はベタな部分が多いですが話の作り方がうまいので、とても癒されます。ちなみに、ガンガンWINGはかつて連載作家の8割以上が突然連載をたたんで他誌に移籍するという事件(俗に言うエニックス御家騒動)があったが、この漫画だけは、ガンガンWINGに残留しました。おかげで最近になってガンガンWINGコミックス初の10巻目に到達しました。残留して本当に正解でしたね(ちなみにその他誌というのはコミックブレイドのことであり、創刊後まもなく出版社がエニックスに買収されたので、結局子会社に移ったというだけに・・・)


マリオ - 北原やすゆき・中原誠
投稿者:風原
80〜81年に連載された北原やすゆき(原作:中原誠)先生のサッカー漫画で、正式には『マリオ THE STRIKER』。元プロサッカー選手の釜本は全日本サッカーチーム強化のために、スペインから1人の選手を読んだ。その名はマリオ・本城。若干15歳にして天才的なサッカーテクニックをもつマリオに全日本の選手たちも次第に認めていき、マリオと共に大いなる目標を目指すようになる。
「キャプテン翼」より一足先にやったサッカー漫画であるが、まだサッカーが流行らなかった時期であった上に、いきなり全日本という高いところから始まったせいもあってか人気には至らなかった。理想像として描いたのかもしれないが、少々設定を高いところにもって行き過ぎた。主人公のマリオは明るくて馴染み易いキャラだったが。それにしても漫画界ではこの頃から日本のサッカーを強くしようとする試みはあったのだが、マリオや翼のような中心になってチームを強くしようとするキャラクターの強い選手は現実にはまだ出てこないせいもあって、未だに日本のサッカーは低迷を仰いでいる。


マンガ嫌韓流 - 山野車輪
投稿者:学帽番長
マンガ嫌韓流という漫画が物議をかもしている。各社に出版拒否された問題作だ。どのような内容なのかと思い発売から数日経ったある日に書店へ足を運んだ。しかし置いてない・・・。仕方ないので別の本屋へも行ってみたがやはり無い。発売から7日間で20万部も売れたベストセラーのはずが、どこの本屋にも置いてないのです。どこにも無いとなるとなにがなんでも読んでみたいという衝動に駆り立てられるもので、結局Amazonで購入することにしました。永遠に要求される金と土下座、日本文化の窃盗と著作権無視パクリの実態、日本領侵略竹島問題などなど、ん〜確かにこれは読めば読むほどに韓国が嫌いになりますね。朝日、読売、産経などの主要紙がこの漫画の広告を拒否したといわれるが、ここまで話題になってしまった以上、マスコミが隠し続けることはもうできないでしょう。


漫画ドリフターズ - 榎本有也
投稿者:左龍人
タイトルの通り、「ドリフターズ」のキャラが登場するギャグ漫画です。(でも30年前なので、まだ志村けんが入ってくる前の「ドリフ」ですよ)私も当時ドリフが好きで、「全員集合」は毎週見たものですが漫画の中でもやはり長さんはいばってて、最後はカトちゃんや仲本工事にケチョンケチョンにやり込められるといったオチに収まるのが多かった気がします。残念ながら今では荒井氏もいかりや氏もこの世を去ってしまいましたがその時に「そういえばこんな漫画もあったっけ…」と、ふと頭の中に思い出がよぎったりしたものです。


満天の星 - 楠本哲
投稿者:風原
98〜01年に少年チャンピオンで連載された楠本 哲先生のボクシング漫画。石松高校2年の磯野満天はチビで小心者でいつもいじめの対象になっていたが、心の中では強くなりたいという気持ちを持っており、勇気を持ってボクシングジムに入門する。そしてある日不良に絡まれている女の子を助けるために自ら渦中に入って不良にパンチを浴びせて見事倒す。以来自分の力に自信をもった満天は本格的にボクシングを始める。
少年チャンピオンにおける『はじめの一歩』というべき存在で、いじめられっ子から強くなっていき、チャンピオンを目指すという図式も似ている。模擬とわかっていても、こういう熱い作品が欲される時代であったのだろう。似たような作品が他誌で打ち切られるのを観ているため、本作品も少年チャンピオンじゃなかったら打ち切りの対象だったかもしれない。だから最後満天が王者になるところまで描けたのは運がよかったと思える。


万年雪のみえる家 - 本宮ひろ志
投稿者:名無しさん@漫画好き
79〜80年に掲載された本宮ひろ志先生の感動作品。北海道の辺境地に住む一家の厳しい生活を描いたもので、内容としてはかなり充実してたが、当時人気上昇中のジャンプではあまり受け入れが良くなかったために22週で終わってしまった。しかしこの作品には家族の絆や生きることの厳しさ・大切さをよく描いており、短命ながら名作だと思う。TVドラマ化してもふさわしいほど。


満腹ボクサー徳川。 - 日高 建男
投稿者:岩瀬
コミックバンチで長期連載されたボクシング漫画。ストーリー展開が丁寧でキャラも魅力的で中々楽しめる作品。バンチの掲載作品の中でも、かなり面白い作品でしたが連載を延ばした辺りから質が落ち結局コミックス11巻分で終わってしまった。これは早い段階で円満に終わらせて欲しかったなあ。無駄に延ばさないで欲しかったな。


まんゆうき - 漫☆画太郎
投稿者:岩瀬
漫・画太郎が94年にジャンプで連載した漫画。珍しく主人公がかわいい女の子だったが内容はいつもの通りの下ネタ全開の凄まじい作品。一説には主人公だけアシスタントが描いて、作者が他のゲテモノを描いてたという噂もあったようだ。最後はプッコロ大魔王が復活して、すぐに死んで終わり。当然、打ち切りである。作者はこの作品は失敗作だったと後にインタビューで告白している。

未確認少年ゲドー - 岡野剛
投稿者:しあぶら
岡野剛氏の最新連載。キャラクター造形や名前のセンス(ほぼ当て字)、お色気に走るクセ、全てが「ぬ〜べ〜」の頃から変わっていないのはいかがかと思う。ただ、主人公のゲドーにはなんとなく愛嬌があるようにも見える。何度も打ち切りのデッドラインを越えかけていたが今でもひっそり連載されていて、「ノルマン効果」の再来とも言われている。個人的にはこのまま1周年まで連載して「ノルマン」を超えて欲しい。


みかにハラスメント - 水兵きき
投稿者:しあぶら
元はガンガンでの3回分の短期集中連載であったが読切を含めて単行本となった。発売当初は単なるマイナーマンガとして片付けられるはずであったが、ネット上のとあるサイトでこのマンガを取り上げた途端に話題となり人気が爆発。一時は秋葉原中の「みかにハラスメント」の単行本が消えるという異例の事態となった。また4月に発売された単行本であるが、中々増刷がされず地方にはほとんど入荷しなかったため、自分がこの単行本を手に入れられたのはつい先日(6月11日)でした。中身はとにかくエロい。ヘタなエロマンガよりもエロいです。それだけです(笑)それくらいしか言えません、マジで。それだけでも(ネット上だけながら)あれほどのフィーバーを引き起こしたのは、やはり異質と言うべきか否か。


三毛猫ホームズのバースデー・パーティー - 赤川次郎・富田はじめ
投稿者:岩瀬
2006年チャンピオン32号に掲載された読みきり。原作・赤川次郎、作画・富田はじめ。「三毛猫ホームズの運動会」をベースにした読みきりである。小説と違いホームズの飼い主の片山刑事が軽い男として描かれていたり、妹の晴美が今風の女の子になってたりと漫画なりの味付けがちゃんとしていた。片山の後輩の石津は小説そのままだったが。で、内容は晴美が親友の宣子の新居のマンションに高校時代の友人たちと集まって騒ごうと出かけたところから始まる。そこで親友の竜子、昭代、美津子に誕生日祝いをされるが、晴美はその日が誕生日ではなく皆の勘違いと言うことになる。不審に思いつつも部屋の奥に入っていくと、そこには包丁で刺殺された宣子の変わり果てた姿が・・。当然、残りの3人に疑いがかかるも暗闇の中だったので一見不可能と言う結論に至る。しかし、そこに駆けつけた片山とホームズによって見事に犯人もトリックも発覚。その結末はほんの些細な被害者の一言が原因だったという悲しいものだった・・。読みきりとしては結構、流れがスムーズで読みやすかった。果たして次回登場はあるのか・・。


ミスター味っ子 - 寺沢大介
投稿者:風原
86〜89年に少年マガジンで連載されたグルメ漫画。母と二人で日之出食堂を切り盛りする味吉陽一は、中学生ながら偉大な料理人だった亡き父の血を引き継ぐ天才料理少年である。ある日、偶然日之出食堂に立ち寄った日本料理界のドン・味皇に店自慢の特性のカツ丼を出して、その味のうまさと料理センスを味皇に見込まれる。以来陽一は味皇の紹介等でいろんな料理に挑戦して、料理界のいろんなライバルたちと料理バトルを繰り広げていく。
料理漫画といえば大体が大人の世界でしかも普通の人には違った世界のものが多いが、この作品は普通の人でも馴染みの深い下町食堂がベースで、メニューも定食・丼物・中華・麺類もの・カレー・ステーキ…等といった庶民に親しいものを題材にし、そして主人公も中学生で子供が限りない発想を行うというところに重点を置いている。そのため誰にでも料理が分かりやすいように描いており、また少年の発想をうまく料理に取り入れて幅広い世界観をつくっており、それが大ヒットに繋がったと思われる。またライバルたちとの料理対決もお互いに趣向を凝らした一品を紹介しており、まさに味決戦にふさわしいものだった。
このヒットは漫画界にとどまらずアニメ化までされ、ちょうどバブルの全盛期と重なり、新たなグルメブームを引き起こす。そして現在イブニングで、続編“ミスター味っ子U”が連載されている。


Mr. Clice - 秋本治
投稿者:岩瀬
これは昭和60年頃から月刊ジャンプに不定期連載されてるスパイアクション漫画です。工作作業中に交通事故で体がグシャグシャになり脳みそだけ女性の体に移植された国家特別工作機関のエージェント繰巣陣の活躍を描く作品です。有る意味では秋本先生が最も地で描いてるので非常に読み応えがあります。基本的にこち亀が少しくたびれた頃にこれを描いて、またこち亀に戻ると自然な感じに戻るのでリハビリに近いポジションにあるようです。でも最近はこれを描き出すと、こちらの方に精力を注ぎ込んでしまって余計にこち亀の質が下落するという悪循環も生じてます。そして例によって糞アシことSAGAXの絵がこち亀以上にこの作品では浮きまくって非常に見づらくなってます。せめてクリスの方には参加しないでほしいのですが。


Mr.釣りどれん - とだ勝之
投稿者:流れ者
とだ勝之先生が96〜02年まで月刊少年マガジンで連載した釣り漫画。バス釣りを主にあらゆる地でいろんな魚の釣り方を漫画にしたもの。作者の体験とプロの話を基にしているが、絵もうまく内容も誰でもわかるようにしているので、大人・子供でも気軽に読むことができ、これを読んだら自分でも釣りができるんじゃないかと思わせる気持ちになれる、そんな感じの漫画である。バス釣りが主体のため、02年の4月からの日本の自然環境保持のためにブラックバスの規制が始まり、それに合わせて終了してしまったのが真に残念である。このような漫画はなかなかないので、作者にはまた復活して欲しいと願っている。


Mr.FULLSWING - 鈴木信也
投稿者:清原
この漫画が連載を開始したのは約2年前ですが、初めは主人公の猿野天国が野球部に入部するところから始まります。その頃は変な漫画が始まったなーと思っていました。初めのうちは犬飼や辰羅川などの一年生が出てきました。でも途中から二年生や三年生が出てきました。今は武軍と試合をしています。結果はどうなるかわかりませんが、これからも見ていこうと思います。ちなみにキャラでは犬飼が好きです。これからもがんばってほしいです。


Mr.ホワイティ - 猿渡哲也・北芝健
投稿者:風原
84年に連載された猿渡哲也(原作:北芝健)先生の刑事漫画。山手中央総合病院に勤務する麻見士郎は若くて優秀な医者だったが、腐敗し入り乱れて現代社会に憤りを感じて、刑事になることを決意する。医者としての知識や技術を生かして、汚れきった社会にメスを入れる、麻見の新たな人生が始まる。
前作の「海の戦士」があまり描けないまま終了してしまったので、本作品は原作者を付けて払拭する現代社会の舞台をテーマにして臨んだが、あまりに現実すぎた内容がついていけなかったのか、こちらも10週で終了してしまう。汚れた人間社会を取り上げた設定はよかったのだが、やはり主人公が地味だったのが人気を盛り上げなかったのだろう。強力連載陣の多かった当時のジャンプではあまり目立った作品ではなかった。内容的には濃いものだったのだが、連載した時期が悪かった。今なら十分通用すると思うので、機会があったらまた描いてほしい。


ミスターライオン - 大西志信
投稿者:風原
85年に連載された大西志信先生の学園コメディー漫画。獅子堂大介巡査は暴力団グループを乱闘の末全員病院送りにしてしまったため、署長から1年間停職処分を言い渡され、代職として夫人の経営する女子中学校の代用職員を引き受けさせられる。熱血漢で硬派な獅子堂は初め拒絶していたが、来校当日女子生徒の1人・由が失恋したために飛び降り自殺を図るが、寸前で獅子堂に助けられ生徒たちから見直される。その事件で相手の男に弱みを握られてたことを知った獅子堂はその男をぶち倒して見事解決させ、獅子堂は晴れて女子生徒たちを見守ってやる男となる。
少女マンガタイプの絵と内容の作品で、当時熱血バトル物の多かったジャンプにはあまりに場違いで異色な感じで、どのような経緯で連載になったかは不明である。名作の多かった当時のジャンプ連載陣の中では当然勝ち抜けず、10週で終了してしまう。けど思春期の女生徒の悩みや不安な生活等、現実に近いところをついており、それには男らしく正義感のある行動派の男子がついていなければならないということを描いているのではないかと思われる。そう考えてみると、意外と内容の深い作品ではないかと思う。


水のともだちカッパ−マン - 徳弘正也
投稿者:岩瀬
徳弘が「ターちゃん」終了後に始めた妖怪退治漫画。少々暗い内容だったが適度にギャグを混ぜて子供に読みやすく展開するも一歩及ばずコミックス全3巻で打ち切り。結構笑えたのに残念でした。


水の中の月 - 土田世紀
投稿者:風原
不幸な境遇に育ちながらもひたむきに生きるケンズ。ヤクザ志望の不良キヨス。対立するケンズとキヨスに挟まれてどっちつかずのヨイヂ…それぞれが不器用にしか生きられない17歳のせつない青春と友情の物語。土田世紀の力のある絵と東北訛りが作品の雰囲気によく合っていると思った。土田世紀の描く“生き様”は腹にズンとくるような読後感があってそういうところが好きだ。


みどりのマキバオー - つの丸
投稿者:岩瀬
どう見てもロバにしか見えない白い珍獣うんこたれ蔵ことミドリマキバオーとして様々なレースに出場して強くたくましくなるという内容。ギャグ作家だったつの丸がストーリーテラーとしての才能を開花させたという意味では革命的な作品。登場する馬達も実に個性的で面白かった。個人的にはギャグキャラだったベアナックルが大のお気に入りでした。面白かっただけに後半の息切れ状態は読んでて非常に辛く週刊連載は途中で打ち切り、増刊号で円満終了という異例の形で終わった。名作を散々引っ張ったあげくに打ち切りというジャンプの悪しきシステムはいいかげんどうにかならないのか。


ミッドシップ隼 - 池沢さとし
投稿者:学帽番長
サーキットの狼の後も池沢さとしは、いくつかの車漫画を送り出すがどれも不発に終わっている。この作品もそんな一作・・・と言いたいが単行本で9巻まで続いたところをみるとそこそこだったのかな。当時ミッドシップといえばレーシングカーと一部のスーパーカーくらいしか存在しなかったが、トヨタがAW11(初代MR-2)を発表したことで、日本でもミッドシップが身近になりはじめた時期でもありました。しかしそれをテーマに少年誌でやるには少々時期尚早だったように思えてならない。平成の今コミックバンチあたりでやれば、もっと作品が練れたかもしれないが・・・。


三つ目がとおる - 手塚治虫
投稿者:岩瀬
手塚がマガジンで連載した遺跡をテーマにした作品。普段は冴えない幼稚な少年の写楽。しかし額のばんそうこうが取れると性格が一変し大胆不敵な悪人風の男になる。古代人・3つ目人の末裔である彼は先祖伝来の能力で大混乱を巻き起こす。そんな彼を唯一コントロールできるのが同級生の美少女・和登さん。この奇妙なコンビが様々な事件に立ち向かう事になる。この大胆な設定は後に「サザンアイズ」「バスタード!」「遊戯王」などに多大な影響を与えたと思われる。なお「ドラゴンボール」の天津飯も外見が明らかに写楽にそっくりであるが、これは偉大な手塚さんに対する鳥山先生の敬意の表れだったのでしょうね。


ミナミの帝王 - 天王寺力・郷力也
投稿者:岩瀬
週刊漫画ゴラクで長期連載されている金融をテーマにした劇画。Vシネマにもなっている人気作。絵柄は相当汚いが話はしっかりしてて読みやすい。金融業界の裏事情をしっかり描いてるので勉強にもなる。コミックスも75巻に突入しているが一向に終わる気配なし。このまま100巻まで頑張れ。


耳をすませば - 柊あおい
投稿者:サンデー好き
1995年にアニメ映画化された作品の原作本。ただし原作と映画とは設定、ストーリーがかなり異なっている。著者の柊あおい先生は「猫の恩返し」の原作も執筆されている。
要は主人公の月島雫が、図書館での本をめぐって天沢聖司と出会い、最初はいがみ合いながらもやがて恋に・・・というお話だが、それまでに雫のことが好きだった杉村、その杉村のことが好きな夕子、そして雫を支えてくれる「地球屋」のおじいさん(聖司の祖父)など、さまざまな人間をめぐって展開される。原作と映画の違いはまず原作では聖司にお兄さんがいること。そしてこのお兄さんと雫のお姉さんが付き合ってたりする(笑)また聖司は映画ではバイオリン作りの修行のためにイタリアに行ったりするが、そもそも原作では聖司は絵を描くのが好きだ、というだけで外国に行ったりはしない、なのでもちろん「カントリー・ロード」を歌ったりもしない(爆)ラストは窓を開けると家の前に聖司が・・・という展開は同じだが、ほとんどそれまで二人が惹かれあっているような描写はなく、ずいぶん唐突だなと感じた。単行本一冊に収録されているからそのせいかもしれない。原作と映画を比べると多くの違いが出てくるが、原作は原作で楽しめる。少女マンガなので映画では適当に作られた感のある杉村、夕子といったキャラもかわいらしさがある。ちなみに僕は杉村君が好きだったりする。


みゆき - あだち充
投稿者:岩瀬
あだち充が「タッチ」と並行して描いてた恋愛漫画。血のつながりがない妹の若松みゆきとクラスメートの鹿島みゆきとの間で揺れ動く主人公・若松真人の苦悩の日々を描いた作品。普通ならイライラする内容を自然に読ませるのはさすがであった。ラストは正直びっくりする内容でした。個人的には鹿島みゆきの方が好きでしたね。


ミラクルとんちんかん - えんどコイチ
投稿者:風原
93〜95年に月刊少年ジャンプで連載されたえんどコイチ先生のギャグ漫画で、週刊でやった「ついでにとんちんかん」の続編。かつてのとんちんかんのメンバーだった東風・甘子・珍平が高校生になって、再び‘怪盗とんちんかん’としての活動を始める。彼らが進級しただけで、間抜作や天地君・毒鬼警部等登場人物もギャグもテンションも旧作品とそれほど変わらない。週刊で連載したときは締め切りに追われたり等いろいろなことでスランプに悩まされたりしたらしい。そのため週刊の連載を終了し、「不可思議堂奇譚」等の新作に取り組んだが、時間が経つうちに昔のテンションが戻ってきたのだろう。再び‘とんちんかん’をやることになった。内容は旧作と同等でも、旧作に見られたような押し迫られた苦しい雰囲気は見られなかった。月刊連載ということでアイデアを出すにしても余裕が出てきたと思われる。本作品は期間は長くはなかったが、いい形の作品つくりができている。旧作では疲れた感じで終了を迎えのが心残りだったのかもしれない。


夢宙人・ゴジラを造った男-円谷英二- - 市川森一・幸野武史
投稿者:岩瀬
週刊漫画サンデー2006年35号から2007年5号まで連載された漫画。原作・市川森一、作画・幸野武史。ゴジラを生み出した特撮の神様・円谷英二の反省を描いた作品で母親との別れ、父親との決別、戦争への出兵、映画監督になるまでを丁寧に漫画化。そしてゴジラを生み出し見事に大物特撮監督へと成長して連載は終り。全20回でしたが、まあまあ楽しめました。単行本化がないのが残念。


無敵看板娘 - 佐渡川準
投稿者:岩瀬
現在チャンピオンで連載中の一話完結方式のストーリーギャグ漫画。鬼丸食堂の看板娘・鬼丸美輝と周囲の色んな仲間たちが毎回ドタバタ騒ぎを起こして町はいつも大混乱。そんな楽しい雰囲気で毎回楽しめる作品。「バキ」とか「ドカベン・スーパースターズ編」を読んだ後に読むと気分が落ち着く。この調子で末永く続いて欲しい。


無敵鉄姫スピンちゃん - 大亜門
投稿者:しあぶら
作者は大亜門(だいあもん)氏。多彩なパロディネタと独特の絵柄で一部の読者から支持を受ける。だが、こういったマニアックギャグマンガがジャンプで成功した試が無く、この作品も例外ではなかった。この作品に魅入られた読者が今でも大亜門氏の次の連載作を待ちわびている。自分もその一人。


胸さわぎの放課後 - 村生ミオ
投稿者:風原
80〜83年に少年マガジンで連載された村生ミオ先生のラブコメ漫画。花野高校1年桑田一平はちょっとしたハプニングで沢田知佳と遭遇し、気になるようになる。また知佳も次第に一平のことが気になるようになって行き、その後クラブで再び出会ったのをきっかけに2人はつき合うようになる。純情かつプラトニックな恋を描いた初恋ラブストーリー。
当時のマガジンではそれまでの「愛と誠」や「翔んだカップル」等の暗いイメージを取り払った、純粋でさわやかなラブコメを試みようとして行われたのが本作品で、日常の学園生活にありそうな普通の男女のつき合いというものを描いているのがよかった。また村生先生の絵がうまくわかりやすく馴染み易かったので、それが長く続いた要因だったと思える。今読んでも決して古いという感じはしないし純粋な気持ちになれるから、名作といえるだろう。82年にはひかる一平と坂上とし恵の出演による映画が製作された。


ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 - 西義之
投稿者:名無しさん@漫画好き
読み切りが好評で連載になった作品。魔法律を扱うムヒョと助手のロージーが悪霊と戦う話。絵柄は初期は怖く個性的だったので好きだったが、最近は徐々に可愛くなってきているのが少々いただけない。話自体は面白く感情移入もできるし、人気も上位なので頑張ってほしいところ。


無用ノ介 - さいとうたかを
投稿者:岩瀬
さいとうたかをが昭和40年代にマガジンで連載したバイオレンスチャンバラ劇画。これはマガジン編集部から「マガジンを卒業していく読者をつかまえてほしい」という要請を受けて描いた作品。さいとう作品の普遍のテーマ「人間社会での矛盾」が色濃く出て来る。武士にとっては刀は魂と言うべき物だが結局は人殺しの道具でしかない。そんな矛盾に苦しむ賞金稼ぎの生き様を迫力たっぷりのアクションシーンを混ぜて表現したのは、さすが。あまり長引かずにすっぱり終わったのも良かった。


名探偵コナン - 青山剛昌
投稿者:岩瀬
犬夜叉と並んで現在のサンデーを支えている看板漫画。元々推理物が大好きだった青山さんが本格的に挑んだ推理漫画で毎回発生する様々な事件をコナンや他のキャラが解決していくというストーリーだが、これも犬夜叉同様、若干の延命措置が最近は取られている模様。特にコミックス42巻での急展開振りには遂に終わるか?と思ったが、やっぱり延長。連載第1話から足掛け10年読んでるので、これもそろそろ幕を引いて欲しいのですが・・・サンデーが終わらせるはずないか。あーあ。


名探偵Mr.カタギリ - 宇野比呂士
投稿者:風原
87〜88年に週刊マガジンで連載された探偵漫画。探偵の片桐正人は喫茶“綺麗”でツケ食いの常連だが、依頼を請けた仕事はどんな事件だろうと解決する優秀な男である。特にかわいい女の子になると俄然と張り切り、‘綺麗’のマスターや彼を慕う菊池なみ子と共にいろんな事件に挑戦していく。
探偵漫画といえば「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」が有名であるが、これはそれ以前に連載されたもの。だがどちらかというと頭で推理して事件を解決するよりも、奇抜な行動で解決していくケースのほうが多く、ルパンみたいな活躍をすることが多かった。どちらかというと行動派の探偵だが、内容はなかなか見応えがあったので、知名度は高くないが、なかなかの名作だと思っている。


名門!第三野球部 - むつ利之
投稿者:陣内
87年から93年まで週刊マガジンで連載されたむつ利之先生の熱血野球漫画。主人公の檜あすなろは野球の名門桜高校の野球部に所属していたが、チビで不器用なために三軍で毎日球拾いや草むしりばかりしていた。そんなある日監督から三軍廃部命令が下される。まともな練習もできず、試合もしたことがなかったあすなろ達三軍の部員は、最後のはなむけに一軍との試合をしてもらうよう懇願した。もし勝てれば廃部は免れる。あすなろ達三軍の猛烈な練習が始まり、そして一軍との試合が始まった。結果は僅差で一軍が勝ったが、その粘り強い努力とプレーが生徒たちの共感を呼び、三軍は廃部を免れる。そして再び一軍との試合に勝ち、あすなろ達三軍は晴れて桜高校の一軍となる。そこから桜高校野球部の新たな歴史が始まる。
それまでギャグ漫画を描いていたむつ先生が心機一転して初めて熱血漫画に臨んだのがこの作品である。当時ジャンプでは“県立海空高校野球部員山下たろーくん”を連載していたため、それに対抗するために描かれたものと思われる。当初は三軍が一軍までなるという設定までの予定だったが、予想以上に人気が出たために、三軍はやがて県予選、そして甲子園、最後の‘飛翔編’ではプロで活躍するまで行ってしまう。この時代は日本人が大リーグに行くことはまだなかったために、流石ににそこまでは描かれなかったが、それでも野球の最高峰まで達した名作である。むつ先生も転身して見事有名漫画家として名をはし、その後熱血専門になる。この作品終了から「Dr.NOGUCHI」を経て、再び続編「上を向いて歩こう」が連載される。


MAJOR - 満田拓也
投稿者:岩瀬
サンデー最長連載。サンデーでは珍しくコミックスが50巻突破した人気野球漫画。でも正直自分はあまり好きではない。何故なら作者の満田は一々むかつくエピソードを話の中に混ぜるからである。それでも初期の小学生編はそこそこ名作だったと思っている。でも、今のメジャーリーグ編は全然ダメ。特に主人公の傍若無人ぶりがあまりにも目に余る。さっさとメジャーリーグ制覇して終われ!正に老害と言うべき駄作である。


MAR - 安西伸行
投稿者:岩瀬
現在サンデーで連載中の安西信行の漫画。蔑称はマーらしい。一応メインターゲットの子供達にはそこそこ受けているようだが漫画好きな人達にはとことん嫌われている様子。その理由はあまりにも内容がショボイからだろう。正直、「烈火の炎」の時と比べて話作りが下手くそになってるのが判ります。それでも編集部には目をかけられているようでアニメ化、ゲーム化を果し勢いには乗っているようだ。まあ受けないでしょうがね。ちなみに自分はそんなに嫌いではないですが。


め組の大吾 - 曽田正人
投稿者:名無しさん@漫画好き
幼い頃に巻き込まれた火災で消防士に助けられた朝比奈大吾は、自らも消防士になる事を目指し、見事採用試験に合格。神奈川県消防学校での研修を経て、地元の千国市消防局めだかヶ浜出張所に配属される。ところが大吾が配属されためだかヶ浜は、めったに火事が起きず出動もほとんど無い平和な地域。それゆえに隊員たちの覇気も薄く「め」でたい「め組」と揶揄される問題児チームだった。若く血気盛んな大吾は、その現状に我慢ができず、ストレスを溜める毎日を過ごすことになる。ところが、度重なる出動を経験することで、大吾は自らの所属するチームが問題児の集まりどころか、最高のプロフェッショナル・チームである事を思い知る。
そして、出動の中で大吾自身の感覚も研ぎ澄まされ、ついに彼自身の最大の能力が目覚めることとなる。それは「状況からしても検索救助不可能な要救助者の発見と救助」だった。だが、その能力は大吾自身を生還不可能な危険地帯へと導いて破滅へと追いやりかねない、諸刃の剣。
一方で、度重なる都市の乱開発により、めだかヶ浜も変わりつつあった。変わる都市。変わる自然。人間が作り上げた街が人間に牙を向いて人間を殺そうとする。そんな中で大吾は、時に問題児扱いされながらも持てる力を駆使して災害に巻き込まれた人々を救っていく事になる。一人の男が葛藤しながらも成長してゆくのが垣間見える作品。お勧めです。


メゾン・ド・ペンギン - 大石浩二
投稿者:岩瀬
大石浩二がジャンプで連載している4コマ漫画。最初は全然期待していなかったのだが、いざ始まってみると意外と面白かった。ネタ切れに苦しみながらも手抜きをすることなく面白いネタを作ってくれる作者の頑張りが素敵。いつまで続くかは分からないが、できればこのままのペースでのんびり続けて欲しいものだ。


メゾン・ド・ペンギン - 大石浩二
投稿者:ロッズ
大石浩二作の4コマ漫画。なんか毒舌の女の子とかバカップルとか天狗とかが出てくる。下ネタが結構多いが全体の面白さとしては結構安定している。次回作は普通のギャグにレベルアップか?ちなみに絵はへたくそ。どんなに絵が下手な漫画でも面白ければ載せるのがジャンプの伝統である。


メタルK - 巻来功士
投稿者:しあぶら
巻来功士氏が連載したサスペンスアクション漫画。愛する男にはめられて殺された女主人公がその男と一味を抹殺するためにサイボーグとなって暗躍するという当時のジャンプでは珍しいノワール系の漫画であった。過激なエログロ描写と、おおよそ少年誌らしからぬ設定はかなり異質な存在だったそうな。こんな陰湿な漫画が子供にウケるはずもなく早々と10週で打ち切り。また、10週のうち8週分が掲載順最下位という珍妙な記録を残した。


METAL FINISH - 鶴岡伸寿
投稿者:風原
90年に連載された鶴岡伸寿(原作;宮崎まさる)先生のアイスホッケー漫画。風間和泉は事故で亡くした兄と同じアイスホッケーの選手になるため、かつて兄が所属していた名門・星城大一高に転校してくるが、そのアイスホッケー部は暴力事件で出場停止処分をくらい、選手が脱退して荒廃しきっていた。リンチ紛いの入部テストでボロボロになる和泉だが、彼のホッケーに賭ける情熱に先輩たちも心を動かされる。そして正式部員となった和泉を中心にアイスホッケー部は再び活動し、名門復活に向かって進んで行く。
アイスホッケーという今までのジャンプにないジャンルで、堕ちた名門を再び復活させるというテーマをもって開始したのはいいが、鶴岡先生の描く絵が大人っぽ過ぎ、しかも主人公の風間和泉が名前に似合わないほど大きくがっちりし過ぎたのがちょっと興味を削いでしまった気がする。大柄な主役というのはジャンプではあまり人気になったことはない。青年誌ならともかく少年誌でやるには合わなかったと思う。ストーリーの設定のほうはよかっただけに残念だった。


MerryWind - 山本純二
投稿者:しあぶら
「元気やでっ」の作者として一部で有名な山本純二氏の作。通称「元気やでっ2」。絵柄もキャラクターも展開までもサンデーの「タッチ」や「H2」とよく似ている。おそらく山本氏はジャンプのあだち充の座を狙っていたのだろうか。結局ジャンプ漫画としては致命的なほどに展開が遅かったために11週で打ち切りに。山本氏はあだち氏の背中すら追うことができなかった。


モートゥル・コマンドGUY - 坂本眞一
投稿者:風原
95年に連載された坂本眞一先生の戦士漫画。フリージャーナリストの本城ガイは南米ギズエラの麻薬産業を調べていたが、現地で麻薬組織ブライス・カルテルに奴隷として捕らえられてしまう。ルシアの手引きで脱出したガイは彼女を助けるために米軍特殊部隊に入隊し、あらゆる格闘技の長所を取り入れた必殺の戦闘術を身に付けたモートゥル・コマンドとなり、ブライスの本拠に向かって進撃していく。
世界中でも問題化されている麻薬産業と現地といわれる南米の現状を描いた作品であり、設定としては興味を引かれたが、最強の戦闘術モートゥルの描写がイマイチで、米軍兵士の戦闘術とどう違うかというところがはっきりしなかったのが残念だった。また主人公の容姿もあんまり筋肉質すぎて好感持てなかったし。


燃える!お兄さん - 佐藤正
投稿者:学帽番長
”あちゃーお茶ー玄米茶ー”って、少々お寒いギャグと軽快なノリで人気を博し「きまぐれオレンジロード」の後番組としてアニメにもなった「燃えるお兄さん」。でも漫画そのものの内容よりも、どうしてもサイボーグ用務員さんの巻での問題発言ばかりが取り沙汰され、違う意味で注目をあびた作品でした。さて肝心の本編はというと、読み切り形式のドタバタ・ギャグ漫画で、家族と生き別れたお兄さん(国宝憲一)が山奥でバカ面した空手家のじーさんに拾われ、同じく爺ちゃんがどこからか拾ってきた少女と共に育てられ、そして驚異のパワーを身に付ける。そんなある日、じーさんはお兄さんを拾ってきたときに着ていた服に住所氏名が書いてあったことを伝える。怒ったお兄さんは、じーさんをはり倒しフリッパーと共に家族を探すため山を下りる。13年間も人里離れた山奥で育ったため、街中にある自動車や信号など何も解らず、車は破壊するは機動隊とは大乱闘を起こすはもうパニック。
ヤバイ話が結構あってかなり面白い漫画でしたが、ギャグ漫画としては連載が長く続きすぎたため、やがて読者から飽きられ人気が落ちる。心機一転して途中から「燃えるお兄さん2」へとタイトルが進化するが、内容に進展がみられなかったため人気は回復しなかった。一方アニメはもっと悲惨で「魁!! 男塾」の裏番組だったこともあり24週(2クール)で早期終了した。


もののけ!にゃんタロー - 小栗かずまた
投稿者:岩瀬
小栗かずまたが「テンテンくん」終了後にジャンプに連載した妖怪退治漫画。確か読みきりで発表してから連載になったはず。前作同様、主役が鼻たれでフルチンという時点でダメなのに話も「地獄先生ぬーべー」の劣化コピーに成り下がってしまった。さすがに今回は奇跡は起こらず11回で予想通り打ち切られた。コミックスは読みきりを一緒に収録した為に全2巻出してもらえた。これ以降、小栗はジャンプから離れる事になる。


モンキーターン - 河合克敏
投稿者:岩瀬
サンデーで9年近く続いた競艇漫画。普段はサンデーを読まない人もこの作品は読んでたりしたようだ。テレビ東京系列で深夜枠でアニメ化されたが出来はまあまあでした。13ページ連載の為コミックスが中々出ないという難点もあったが結果的に全30巻にも及ぶ長期連載となった。作者にはとりあえずお疲れ様と言いたいです。


モンモンモン - つの丸
投稿者:岩瀬
つの丸の初めての連載作品。デビュー当時から猿の漫画ばっかり描いてたから、この連載は必然的な感じがした。極道高校や極虎一家のネタがやたらに出て来るのは、作者の趣味だったのか?当時の編集長の後藤が悪人として出てきたり、担当の嶋までネタにしたりとやりたい放題のところや読者をとことんなめまくったストーリーも笑えた。ちなみに連載は中途半端に終わり、本当の最終回はコミックスで迎えるという異例の終わり方であった。打ち切り宣告が唐突だったのかな?






ホームへ戻る