漫画レヴュー

好きな漫画の書評を掲示板で投稿してね。
作品に対する意見、エピソード、思い出話しなど、どんな内容でも結構です!



LIAR GAME - 甲斐谷忍
投稿者:岩瀬
週刊ヤングジャンプで不定期連載されている甲斐谷忍の漫画。馬鹿がつくほど正直者の女子大生・神崎直(なお)。ある日、自宅に届いた小包を開けてしまった直は1億円争奪戦ゲームのライアーゲームに強制参加させられてしまう。エントリー取り消しは不可能で、辞退したらペナルティーとして1億円も取られる為、事態も出来ず結局ゲームに参加する事に。しかし、相手の策略にはまってしまい、このままでは敗北確実となる。追い詰められた直は、かつて巨大マルチ組織を1人で壊滅させた天才詐欺師・秋山が刑務所から出所した事を知り、助けを求める。最初は難色を示した秋山だったが、結局は協力を約束。そして秋山のおかげで見事ゲームに勝利するが、それは新たなゲームへの強制参加を意味していた・・・。甲斐谷忍ならではの見やすい絵柄と頭を使った心理戦が面白い傑作。コミックスは現在4巻まで出ています。


LIAR GAME - 甲斐谷忍
投稿者:学帽番長
「ソムリエ」や「ONE OUTS」でお馴染み、甲斐谷忍の最新作で現在ヤングジャンプで連載中。バカ正直な主人公、神崎直がひょんなことからライアーゲーム(嘘つきゲーム)に参加するはめになり、かつて天才詐欺師と言われた秋山深一の助けを得て、騙し合いのゲームに挑むといもの。またこの作品はフジテレビ系列の土曜11時枠にてドラマ化されたが、3回戦の後半で原作を追い越してしまったので、マンガとは異なったストーリー展開になりました。


ライオンハート - ゆでたまご
投稿者:岩瀬
少年ガンガンで、ゆでたまごが連載した作品。元々はジャンプの増刊号で描いた読切だったのだが、専属契約が切れてフリーになったからなのかガンガンでの連載にこぎつけた。連載化にあたり主人公のビジュアルを鳥山明っぽい感じに変更した。コミックス全5巻の連載だったが、「キン肉マン」以降のゆでたまご作品としては佳作といった感じに仕上がった。ただ間に挟むギャグはイマイチ。主人公の師匠のマーライオンが何処から見てもラーメンマンなのはご愛嬌か。なお、今作で出てきた手の形をした試合場は「キン肉マンU世」でしっかり流用されました。


ライジングインパクト - 鈴木央
投稿者:岩瀬
ジャンプで99年から02年まで連載されたゴルフ漫画。当初は力不足で15回打ち切りとなるが、熱心な読者から苦情が殺到して半年後に奇跡の復活。以後は堅実にストーリーが進むが結局3年後にまたしても打ち切りをくらってしまう。1つの作品が2度も打ち切りくらうのは前代未聞だったので、びっくりした。無論この時も苦情が来たので増刊号で完結編やって強引に終わった。やはり鈴木央さんはジャンプ向きではなかったと思う。


ライバル - 柴山薫
投稿者:陣内
89〜94年に月刊ジャンプで連載された柴山 薫先生のボクシング漫画。一条学園に転校してきた桑田平助はスケベで女好きな高校一年生。ボクシング漬けの生活を嫌って、父のライバルだった水上家の居候として転がり込んだが、そこでボクシング好きの同級生・羽美と出会う。学園に転校早々羽美のことでボクシング部に目をつけられた平助は主将と戦うことになる。だが転生の能力であっさり主将をKOした平助を羽美は強制的にボクシング部に入部させる。そして練習試合先で強敵・姫野に出会ったことで平助は本格的にボクシングを始める。
柴山先生は小谷先生が週刊ジャンプで「KID」というボクシング漫画を連載していたときにアシスタントをしていたが、その「KID」が中途半端なまま終了してしまったために、代わって自分なりに描いてみようと思ってつくったのがこの作品だそうだ。「KID」の要素を少し含まれているが、主人公はあまりにスケベ過ぎるところが違う。でもそれはそれで作品を盛り上げる要素ともなったけど。最後は平助が姫野に見事に勝ってチャンピオンになり、羽美と結ばれ見事大団円で終了する。これによって柴山先生も「KID」で心残りしたことを晴らしたようだ。


LIVE - 梅澤春人
投稿者:岩瀬
梅澤春人がジャンプに最後に連載した漫画。原点に帰ってヤンキー路線で話を進めるも最早、当時のジャンプ読者には全く通用せず10回打ち切り。結構グロい描写もあったが個人的には好きでした。


雷鳴のZAJI - 車田正美
投稿者:岩瀬
車田正美がジャンプに不定期に執筆していた作品。確か白い墓(ホーム)と呼ばれる組織から脱走し、母親を探して旅をしながら白い墓からの刺客たちと生身で戦うというストーリーだったはず。車田が肩慣らしで描いた印象の漫画で軽く読めたのだが、結局は謎を一杯残して未完結に。果たして続きが描かれる日は来るのか?


ラストイニング - 神尾龍・加藤潔・中原裕
投稿者:赤い皇帝
ビッグコミックスピリッツで連載している、原作・神尾龍、監修・加藤潔、作・中原裕の野球漫画。主人公を監督にする事により試合だけでない高校野球の裏側を描いた作品。練習方法等も非常に練り込まれており野球と言う物に対して極めて理論的な姿勢で挑んでいる。


RASH !! - 北条司
投稿者:岩瀬
北条司がジャンプに最後に連載した女医が主人公の漫画。正直北条さんはシティーハンター終了時点で燃え尽きてたせいか、イマイチ話に魅力がなかった。途中から「羊達の沈黙」のような展開に路線変更するも読者離れが止まらず結局打ち切り。作者も後にデビュー20周年記念のイラスト集でのインタビューで失敗作だった事を認めてます。読者だけでなく作者にまで見捨てられた何とも因果な作品でした。


ラフ - あだち充
投稿者:岩瀬
あだち充が「タッチ」終了後にサンデーで連載した水泳ラブコメ漫画。正直「タッチ」よりも読みやすくて面白かった。ただ世間的にはそれほどのヒット作とは見られてない模様。最初はワイド版全6巻で揃えていたが、スペースの問題で古書店に出し文庫版全7巻で揃え直しました。文庫の方が読みやすくていいです。ラストはややあっさり目でしたが、そこがあだち漫画っぽいと言えるかもしれません。


ラブひな - 赤松健
投稿者:しあぶら
赤松健氏がマガジンで連載していたハーレムもの。個性のある女の子たちとのドタバタ劇は見ていて中々楽しめた。唐突に南国の島に舞台が移ったりするなどたまに内容があらぬ方向へ行ってしまうのもご愛嬌。しかしアニメの視聴率が散々だったり、実は赤松氏はゴーストライターで作画をアシスタントがやってるという噂も出るなど、手放しで良作とは言えない作品だったようで。だが一番問題なのは、本来縁の下の力持ち的なポジションであるラブコメ作品である本作に雑誌生命を賭けて成功したマガジン本誌だと思う。


ラブ&ファイヤー - 平松伸二
投稿者:うそ800万
ブラックエンジェルスが終了した後に平松伸二がジャンプに連載したボクシング作品。14週程度の長さなのでおそらく打ちきりなのでしょうが、この長さなのにストーリーが中盤で思いっきり変わる(主人公すら変わってしまう)ものすごい作品(笑)。序盤は事故死した世界王者の息子、炎が行方不明になり、炎をニューヨークスラム街で探し当てた主人公、愛がコンビを組んで伝説の黒人ボクサー、ジーザスを倒すという物語。ジーザスの育てた若き天才ボクサーと激突!
・・・とここでいきなりストーリーが全く変わってしまいます。舞台は日本に戻り、リングの上の恨みをはらす「仕置き人ボクサー」、まぼろしのボクサー編となってしまう。簡単に言うと、初期ブラックエンジェルスボクシング版。個人的にはこっちの方が面白かったです(笑)。ここまでしても人気は回復しなかったのか、唐突に炎とまぼろしのボクサーを対決させ、炎の「燃えるパンチ」でKO勝ちで終了とあっさり終わり。色んな意味でものすごいマンガといえるでしょう。余談ですが、炎はブラックエンジェルスの牙、まぼろしのボクサーは雪藤にそっくりなので最後の対決は笑えます。
 単行本では2巻なのですが、余ったページに当時ジャンプで2週短期集中連載された「ジーニアス(天才)零男」というこれまたボクシングマンガが掲載されています。


らんぽう - 内崎まさとし
投稿者:風原
79〜87年に少年チャンピオンで連載された内崎まさとし先生のギャグ漫画。普通のの中学生だったらんぽう君は、ある日謎のUFOに遭遇。そのUFOに近づいた途端中に連れ去られ、その後姿が変わって不思議な能力と人の言葉がわかる天才ネズミ・チュー太郎と共に生還する。そんならんぽうが学校や街でいろんな騒動を巻き起こす痛快アクショウンギャグストーリー。
『がきデカ』『マカロニほうれん荘』等のギャグ漫画で全盛期を誇ったチャンピオンだが、この2作品に陰りが出てきた頃連載されたのが本作品で、いわば次期後継物としてつくられたもののようである。だが絵柄は前2作品に比べると雑であるため、テンション高い内容で進められた。少々荒削りな面もあったが、気軽に読むにはおもしろかったと思う。


リアル - 井上雄彦
投稿者:C・F・H・S
井上雄彦氏がヤングジャンプに不定期連載している作品。車椅子バスケという新たな内容であるが、この作品では試合より巻ごとに変わる「主要人物」の人生のほうに重点が置かれている。コマ使いの丁寧さはスラムダンク譲り、見やすい絵や練られたストーリー構成は好感がもてます。また、怪我で足が動かなくなったときの絶望感、厳しいリハビリに耐え回復するという意思の描写も凄い。ただ、本当に不定期連載なので、年に1冊出るか出ないかという展開の遅さである。バガボンドと兼用で連載されているから仕方ないと思いますが。


力人伝説 - 宮崎まさる・小畑健
投稿者:陣内
93年に宮崎まさる先生の原作によって小畑健先生によって描かれた相撲漫画。元大関・貴ノ花の息子として生まれた花田勝・光司兄弟は相撲取りとしての父の偉大な姿を見て育ち、父と同じ相撲の道に進むことを決意する。そして父の成し得なかった横綱になることを誓い、厳しい相撲界に立ち向かって行く。
当時人気だった若花田・貴花田兄弟(後の若乃花・貴乃花)を描いた作品。若貴兄弟の人気に便乗して作成されたが、絵が少々リアルすぎたのかあまり高いヒットにはならなかった。それでも現実と理想をうまく併せて描かれているが。現在は父の貴ノ花も他界し、兄弟は意志の違いで分裂した状態にあり、この作品に描かれたかつての兄弟愛はもはや見られない。もう一度読み直して、自分たちのわだかまりを直すように心掛けてもらいたいが。


リッキー台風 - 平松伸二
投稿者:陣内
80年から連載された平松伸二先生のプロレス漫画。日本プロレスの生みの親である力王岩を父にもつ日系人・リッキー大和は往年のプロレス王者のルー・テーズの元で鍛えられ、NWA・AWA・WWF3大タイトル統一を目指してプロレス界に挑む。その内容は今のK−1にも匹敵するほどのものである。またルー・テーズをはじめ、ジャイアント馬場やジャンボ鶴田など、惜しくも故人となった名レスラーたちも出演している。絵もきれいであり、いろんな必殺技や熱い死闘も多くあり、プロレス好きの人には一見の価値あり。ちなみに連載終了後、リッキーは「どす恋ジゴロ」にゲスト出演している。


リベロの武田 - にわのまこと
投稿者:岩瀬
「リベロの武田」にわのまことがジャンプで連載したサッカーギャグ漫画。前作のモモタロウと比べると、ギャグのレベルが下がって雑な描きこみが増えてしまい見づらくなったのが残念だった。それでもギャグは面白かったので毎週楽しみに読んでたけど、キャプテン翼を復活させる為に強引に打ち切られてしまった。話の流れ的にも非常に中途半端だったので本当に残念でした。


リベンジャー - 山口正人・大川俊道
投稿者:岩瀬
月刊漫画ゴラクネクスターで山口正人が連載している作品。原作は大川俊道が担当。ある暴力団からの依頼で対抗勢力である組のトップを殺害した裏社会の殺し屋・豹藤。しかし用済みになった彼を組は殺害しようとする。激怒した豹藤は偽造パスポートを使ってバンコクへ渡り様子を伺いながら、組への復讐へのチャンスを狙う、というのが現在までの流れ。まだ始まって3回目だが、さすがに手馴れている話運びはさすがである。さて、これからどうなるかな?


RING - 島袋光年
投稿者:岩瀬
かつてジャンプで「世紀末リーダー伝たけし!」を連載していた島袋光年の新作。スポーツ名門校・山川学園に入学した主人公の花形夏(通称サマー)は憧れの先輩の佐織あすか目当てで、あすかがマネージャーを務める輪部に入部する。自分にとって未知のスポーツであるリングにサマーは苦戦しながらも段段とリングの面白さにのめりこむ事になる。正直スラムダンクの影響受けすぎであるが、ずっと島袋の復帰を待っていた自分にとってはさして問題ではない。彼の新作が無事に読めるってだけで嬉しいのだ。これからも今のペースを維持しながらも頑張って欲しい物です。


リプレイJ - 今泉伸二
投稿者:岩瀬
今泉伸二がコミックバンチで3年間連載した作品。Kグリムウッドの小説「リプレイ」をベースに1人の平凡な男が歴史を変えていく壮大な話にアレンジ。ベルリンの壁崩壊やノーパンしゃぶしゃぶなども出して現実味が出ていた。後半は作者が体調不良になり減ページや休載が増えたが(聞く所によると病状はかなりひどくドクターストップかかっていたとか)、何とか話を大団円にまとめた。まさか全12巻にも及ぶ連載になるとは思わなかったなあ。まあ、しばらくは復帰は難しいだろうが体調を戻して面白い新作を描いて欲しいですね。


流星超人ズバーン - 黒岩よしひろ
投稿者:風原
98〜99年に月刊少年ジャンプで連載された黒岩よしひろ先生のヒーロー漫画。天道寺天文台の子息・烈人はある日の夜、謎の光る物体が自宅の裏山に落ちるのを発見。現場はミステリーサークルになっており、烈人はそこで不思議な物体を拾う。その物体は急に光って烈人に寄生する。その直後烈人は謎の少女“るぴか”に出会い、彼女が‘銀河特別警察’の捜査官で、指名手配の凶悪犯“セピオ”たちを追ってきたことを聞く。それからしてセピオたちがるぴあを抹殺するために、生物を怪物化させる‘流星生物’を使って襲い掛かってくる。その時烈人の体が急に変化して超人化する。烈人に寄生した流星生物‘ズバーン’が融合して彼を“流星超人ズバーン”にしたのだ。怪物を退けた烈人は、るぴかと共にセピアの陰謀を砕くために戦うことを誓う。
「鬼神童子ZENKI」終了後に連載されたアクションヒーロー漫画で、前作がアニメ化されたために、それを狙って取り組んだものと思われる。内容がアニメのストーリーにあるような展開だからである。黒岩先生はもともとこういう不可思議系のファンタジーやアクションものが好きなようで、読切や週刊少年ジャンプの連載物をみても同じような展開の作品がよく見受けられる。ただアクションシーンやハイテンションな展開があまりに活発に描き過ぎてて、漫画で読むには適さなかった。そのためなのか敵のセピアを決着をつけることなく戦いの途中で打ち切りみたいな形で終了してしまう。どういう事情でそうなったか知らないが、完全な形で終了できなかったのが残念だった。でもそれはまたやれるということでもあるので、機会があったらまた再びやってほしいと思う。


竜童のシグ - 野口賢
投稿者:しあぶら
野口賢氏が連載した時代劇アクション作品。前作「柳生烈風剣連也」でトンデモ時代劇で失敗した反省からか、かなり殺伐とした雰囲気の本格的な時代劇マンガになった。ある意味では一番野口氏らしさが出ていた作品であった。しかし打ち切りが決まるやいなや、ラストはなんとボス戦を丸々すっ飛ばしてエピローグで連載を締めるというとんでもないものだった。飛ばした部分は単行本の加筆で補い、「打ち切りっぽい展開になるならいっそ飛ばして後から描けばいい」という執念を感じます。(というか開き直りか?)


りりむキッス - 河下水希
投稿者:岩瀬
河下水希が初めてジャンプに連載したラブコメ漫画。確か冴えない男と悪魔の少女との心の交流を描いた作品だった。内容的にはそんなに悪くはなかったけど、当時のジャンプ読者の反応は鈍くコミックス2巻分で撃沈。しかし河下はめげずジャンプ読者には何が受けるのか研究を重ね約1年後に「いちご100%」で見事に雪辱を晴らすのであった。


リングにかけろ - 車田正美
投稿者:岩瀬
昭和50年代のジャンプを支えた大人気作。当初は実に姉弟愛麗しい話だったが、人気が取れなかった為バトルパターンに切り替えた所みるみる人気が上昇し看板となる。一番の見所はやはり最後の竜児VS剣崎の一戦であろう。あまりの完成度の高さに涙しました。そして教会でのラストシーンでまた号泣。最高でした。


リングにかけろ - 車田正美
投稿者:鳳童
77年から81年まで連載し、漫画界を大きく震撼させた車田正美先生のボクシング巨編。山口県の片田舎で生まれた高嶺竜児は元世界ランカーの父にもつが、始めは泣き虫で自分ではなにもできない臆病な子だったが、姉菊とともに東京に上京し、剣崎との出会いやいろんな厳しい状況の中で、次第に強くなることに意を固めて、それから竜児と菊の成長の物語が始まる。ライバル剣崎と死闘の果てに勝ち、中学大会の闘いの末にチャンピオンになり、影道との対戦等数多くの闘いで成長した竜児は、闘いで分かち合った仲間の志那虎・石松・河井と剣崎と共に日本Jrを結成し、世界大会に臨む。そして仲間たちとともに日本Jrは完全勝利で優勝し、ギリシア十二神戦・阿修羅一族との対戦を経て、ついにプロボクサーに転進。先にチャンピオンとなったライバル剣崎と最後の闘いの末ついに竜児は世界チャンピオンとなる。
最初は本格派ボクシング漫画として始まったが、前置きの長さにあまり人気が上がらなかった。しかし竜児が中学大会に出場し、いろんな選手と対戦するようになって必殺のパンチを編み出すようになってから次第に人気が上がりだし、世界大会でスーパーブローを繰り出すようになったときジャンプの看板漫画となった。私が読み出したのもその頃からで、一時はボクシングというのはこんなすざまじいパンチが押収するものなのかと本気で思ってた。いくら漫画とはいっても実際にあんなブローがあったら死傷者が続出するだろう。とはいっても、そのスケールの偉大さが多くの読者を魅了したのも事実だが。それにしてもほとんどルールに従わず、自分たちの境地で試合をしてたみたいだったな。
そして最後の剣崎との闘いの後、竜児・剣崎・そして剣崎の妻となった菊の、目標を達成し全てを昇華した最後のシーンがとても印象的だった。‘ありがとう… いつか… いつかまた…’こうメッセージを残して終了するが、そのとおり実際に再び帰って来る。


リングにかけろ2 - 車田正美
投稿者:岩瀬
現在スーパージャンプで車田さんが全力投球で連載している新作。2がついてるので続編が正しいのだが、本人は「リンかけ2」は今しか描けない新作だと言い張っている。内容的にも相変わらずの車田節が炸裂しているのだが、どうもメインキャラは本人が描いてるが他のキャラはアシスタントが大半を描いてるらしく画面の中で浮きまくり。もう少ししっかりしたアシスタントを使ってください。


リングにかけろ2 - 車田正美
投稿者:鳳童
2000年からスーパージャンプで連載を始めた名作「リングにかけろ」のU世もの。高嶺竜児と剣崎順の死闘から17年。とある町のストリートファイトで連戦連勝無敗を誇るファイターがいた。彼こそは剣崎順と菊の忘れ形見・麟童だった。石松の下から剣崎家に引き取られ、虚しい時をケンカで憂さ晴らしをしていた麟童だが、ある日元ドイツJr総統・スコルピオンの子ザナドゥが来日、彼との対戦に負けた麟童はボクシングの道に進むことを決意する。そしてやがて麟童の首を取るために付け狙う志那虎の息子・伊織や影道総帥の子・嵐が登場。彼等は父たちを超えるために試練の道を行く。またドイツJrと同様かつての日本Jrに敗れた各国のJrの子たちが、日本を名誉と栄光を取り戻すために、麟童たちに挑戦してくる。父親たちの築いてきた栄光への道を今また新たな世代がどのように築いていくか、その辺が興味深いところである。かつての日本Jrの魂を呼び戻し、それを超えることができるか。
前の「リングにかけろ」の感想でも述べたように、この漫画の闘いはあまりにも現実離れしている。にもかかわらず復活させたというのは、今の日本はあまりにダサい若者が増えたり、大人が常識なく、信念のもたない下落した人間が増えつつあるせいではないか。冒頭で‘あれから17年、日本はいつからこんなダセえ国になっちまったんだ’といってるし。目標をもたず、無意味なことを繰り返し、時間を無駄に過ごしている人が多く、それが日本の社会を堕落させている。だからこそ、現実を超えてるとはいっても、人にとって大切なものはなにかを教えるために、あえて復活させたのではないだろうか。この先どのような展開になるか、我々には想像できないが、目覚めさせるような展開を期待したいと思う。


ルーキーズ - 森田まさのり
投稿者:岩瀬
森田まさのりが98年から03年まで5年半連載した野球漫画。二子玉川高校に赴任した新任教師・川藤幸一が問題児ぞろいの野球部の顧問になり、部員達と共に甲子園を目指すと言うストーリー。さすがベテランだけあって読み応えのある素晴らしい作品であった。ただ後半は作者が体調を崩し休載が増えてしまい、やや読み応えが減った。話がクライマックスを迎えた所で病気が悪化して2ヶ月も休載したのは痛かった。その後無事に復帰するも予定通り3回目で終了。しかし見事にラストを盛り上げて有終の美を飾ってくれた。読者に対して手抜き一切無しの直球勝負で挑んで見事勝利を収めた森田先生。本当貴方の作品は素晴らしかったです。5年半に及ぶ感動をありがとう。


ルーキーズ - 森田まさのり
投稿者:名無しさん@漫画好き
作者森田まさよし先生 新任教師川藤幸一が暴力事件(乱闘)を起こした1年不良グループの巣窟とした野球部の再建に乗り出すというストーリー最初のうちは不良がどんどん更生していったりて面白かったが終盤は野球がメインになってきたり試合でメインキャラが絞られたりと若干失速してしまったが、それでも読む価値はとてもある感動あり笑いもありととても面白いので読んでいない人は一度読んでみてください


√P ルートパラダイス - 久米田康治
投稿者:しあぶら
久米田康治氏がヤングサンデーにて連載していた作品。「キャバクララブコメ」というあまり見ないジャンルで挑んだ作品。久米田氏の当時のウリだったシモネタが割りと控えめで読者の反応も今ひとつだった。今でも久米田氏はこの作品を無かったことにしたいらしいです。


ルパン三世 - モンキーパンチ
投稿者:風原
67〜69年に週刊漫画アクションで連載されたモンキーパンチの怪盗アクション漫画。アルセーヌ・ルパンの子孫であるルパン三世が天才的頭脳と高度なテクニックを用いて活躍する痛快アクションストーリードラマ。まあアニメであれだけ有名になっているのだから詳しい説明の必要はないだろう。でも原作のルパンは絵がより個性的で内容も大人に合わせて質が濃く、どちらかというとスパイ漫画のようなストーリーである。だから原作漫画はけっこう頭を使いながら読まなければならないかもしれない。まあ元々大人向けに描かれたのだから当然かもしれないが。
私はどちらかというとアニメの本作品に熱中していたくちだから、アニメ派のほうではある。アニメ第1期はこの原作に合わせて作られたために、アニメでも大人向けになっている。そのために特撮やアニメブームだった当時では異色作ではあったが、リアルタイムではこういうハードな展開は受け入れられず半年で終了してしまっている。知っての通り第2期からは子供向けのストーリーを織り交ぜて製作されたために爆発的大人気を得、今や名作としての地位となり、現在でも年1度スペシャル版が造られるほど人気が高い。でも原作漫画のルパンらしさが出ているのは第1期である。今だったら結構みられるかもしれないが、TV番組の全盛期だった当時では仕方なかったかもしれない。


るろうに剣心 - 和月伸宏
投稿者:岩瀬
この作品は元々は読みきりで発表されて、結構アンケートが良かったので連載が始まりました。当初は人気がイマイチでしたが、連載が20回過ぎた辺りからアンケートが良くなったらしく人気連載となりました。正直、京都編までは好きでしたが人誅編から雰囲気が暗くなってしまい飽きてしまいました。まあ、それでも足掛け5年も続いて暗黒期のジャンプを支えた功績は凄いと言わざるを得ませんねえ。


るろうに剣心 - 和月伸宏
投稿者:リン
内容がらんま2分の1の構成を明治時代初期の剣客に移植した作品。(自分の理論)
 らんま2分の1に、今までジャンプに連載してた北斗の券やドラゴンボールなど意識した。連載していた当時の90年代半ば〜後半の読者には受け狙いがよかったが、今思うと北斗の券やドラゴンボールなどによる意識しただけの作品にしか過ぎなかったと思う。
 キャラクター的にも問題あるキャラがいた。明神弥彦である。このキャラはあまりにも浮いていた。ドラゴンボールのサイヤ人とガッツ乱平(70年代後半〜80年代半ば頃月間少年ジャンプ連載)に登場する九鬼正平{特徴:12歳にして超天才でノーベル賞文理部門すべて取れる頭脳にキン肉マン並の超人的運動能力と強さを持っている。通称バケモノ}を意識したキャラ、子供ながら自分の目上に対する無礼な態度、異常ながらの度の高さに・粗暴さ・ゾンビ並のタフさ(同作品キャラの佐乃介は鋼鉄並の皮膚を持つが一度怪我したら並大抵の回復時間はかかるのに、死んでもおかしくないのに平気でいる)・異常な神経・自分の事を世界のリーダーだと思い込んでいる感じさ。
だからと言って、抜作先生(ついでにとんちんかん)みたいに単純に不死身でも・孫悟空(ドラゴンボール)やラッキィマン(とってもラッキィマン)などみたい単純に超人でも・はじめちゃん(天才バカボン)みたいに単純に天才でもない。その特徴さも中途半端である。自分にとって、るろうに剣心が連載してたときはよかったが連載終了したとたんに詰まんなく感じた。その原因は弥彦によるあまりにもしょぼさが原因だから、連載ラスト1・2回のとき15歳になりあまりにも冷血な奴と化していた。自分にとってジャンプ史上最凶の糞キャラである。


RAVE - 真島ヒロ
投稿者:岩瀬
マガジンで連載中のワンピースの偽者漫画。俗にマガジン3馬鹿漫画の1つとして知られるが最近はそこそこ読める内容になってると思う。個人的にはワンピースよりはよっぽどマシである。何だかクライマックスが近そうなので上手く纏めて欲しいな。


レース鳩0777 - 飯森広一
投稿者:風原
78〜81年まで週刊チャンピオンに連載された飯森広一先生の鳩漫画。森川次郎は学校帰りに道に倒れている名鳩グレートビジョンを助ける。手厚い介抱で元気を取り戻したグレートビジョン。次郎はその持ち主からお礼にビジョンの子をもらう。それがNo.0777号・通称アラシである。アラシはいろんな訓練と試練を乗り越え、ライバル鳩たちとレースで対戦しながら次第に逞しくなっていき、父に負けない立派なレース鳩に成長する。
飯森先生は動物好きでジャンプでも動物漫画を描いているが、鳩まで主役にするというのはかなり珍しい。これを読むまで鳩のレースがあるなんて知らなかった。けどその内容はスケールが大きく、鳥は人の想像もつかないことができるということを教えられた。物語の展開も非常に熱いものがあり、最後に行われたレース鳩最大の競技1100kmレースに全てが集約されている。今読んでも十分感動が伝わってくるものがある。


霊長類最強伝説ゴリ夫 - 刃森尊
投稿者:岩瀬
刃森尊が「人間凶器カツオ!」の後にマガジンで連載した作品。ゴリラ顔の冴えない弱虫少年が秘められた才能を発揮して次々と悪党たちを倒していくストーリー。刃森漫画お決まりのパターンが全開でキャラがいつも正面を向いてたり、ヒロインキャラが次々に使い捨てられる。本誌では中途半端に終わり増刊号で最終回をやったが、やっぱり打ち切りという救いのない作品。勿論こんな漫画が売れるはずもなくコミックス全7巻は見事に絶版にされました。ま、タイトルからしてダメっぷりが感じられたんだけどね。


霊媒師いずな - 真倉翔・岡野剛
投稿者:岩瀬
オースーパージャンプで連載している「地獄先生ぬ〜べ〜」のスピンオフ。原作・真倉翔、作画・岡野剛。「ぬ〜べ〜」に出てきた女子校生霊媒師・いずなを主人公にした読みきり形式の作品。青年漫画雑誌の連載という事でお色気描写が過激に。そして肝心の妖怪とのバトルシーンも更に迫力を増した。中々面白いです。


レストアガレージ251 - 次原隆二
投稿者:岩瀬
次原隆二が自身が取締役を務めるコミックバンチで連載している車をテーマにした作品。下町にある自動車修理工場251を舞台に車にまつわる様々な人達の人間ドラマを描いた作品。別段すごく面白いわけではないが、コミックバンチ読者としては実質巻末連載である、この漫画を最後に読まないと落ち着かないのである。他の取締役である原哲夫と北条司の作品と比べて、この漫画は看板というほどではない為いつでも終われるのが利点なのだが、現在では終わる予定はないようだ。まあ、やるだけやって飽きられたら円満に終わるという形にしてほしいですね。他の2人が終わりたくても終われないだけにね。


Wrestling with もも子 - 徳弘正也
投稿者:岩瀬
徳弘正也がジャンプに最後に連載したレスリング漫画。割とすれすれな設定でありながら、上質なギャグ漫画に仕立ててくれたが最早当時のジャンプでは絵も作風も浮きまくっており18回であえなく打ち切りとなった。これは相当ショックだったらしく当時コミックス1巻で「もう、ジャンプじゃ通用しねえ・・。」と寂しく呟いていたのが妙に印象的でした。


烈火の炎 - 安西信行
投稿者:岩瀬
ストーリー自体はそんなに悪くはないが、主人公達の技や敵キャラの技が殆ど幽遊白書からの流用という問題作。それなのに元ネタよりも連載が長期化したのは奇跡としか言い様がない。まあ、時間つぶしとして読むのには丁度良かったので個人的に不満はなかったが33巻分も続けるような内容ではなかったような気もする。20巻辺りでまとめてくれれば良かったのに。


レベルE - 冨樫義博
投稿者:岩瀬
富樫が幽遊白書を色々合って終わらせてから1年後に始めた連載。正直幽遊白書が終わった時点で編集部との関係は最悪だったはずだが、何とか月1連載を引き受けてくれたようだ。SFの皮を被ったギャグ漫画という異色作の上、作者のサイコな趣味が溢れまくりであった。特にキャラの名前が殆ど作家の名前で筒井康隆、江戸川乱歩、コナンドイル、エラリークイーンなどをもじった物である。内容的にはカラーレンジャー編と甲子園編が一番面白かったです。


ロードランナー - 次原隆二
投稿者:岩瀬
次原が「よろしくメカドック」の次にジャンプで連載したバイク漫画。自分はジャンプコミックスセレクション全2巻で読んだのだが、正直面白くなかった。「メカドック」と比べると少しキャラに魅力が足らなかった感じ。特に主人公がダメ。打ち切り漫画なのにセレクション版が出たのが不思議です。何故出したんでしょう?


ろくでなしBLUES - 森田まさのり
投稿者:キン肉万次郎
ケンカは強いが涙もろい、そんな性格の主人公・前田太尊と勝嗣、米嗣などたくさんの仲間がくりだす学園漫画(高校生)で、ケンカとお笑いのコラボレーションは少年ジャンプではちょっと珍しいジャンルでした。この漫画は先に掲載された「BACHI-ATARI ROCK」の発展版でおそらく同時期に大ヒット作となっていた「ビーバップハイスクール」あたりの影響を受けた漫画かなと思います。登場人物のほとんどの名前が実在のボクサーや格闘家等の名前を引用(パクリ)みたいなのが印象です(鬼塚、薬師寺、渡嘉敷、輪島…) 。
前田太尊の実家は大阪で尚輪寺(しょうりんじ)という名前の寺で、それを継ぐのがいやで兄・富士雄に続いて上京した。そんな太尊の夢はプロボクサーになる事。
連載の最初の頃に太尊がプロテストを受けに行くという話があり島袋とケンカをしているうちに締切の時間に間に合わなかったみたいな・・・・それからかなりの月日を経過して、この連載の最後の方でプロテスト受けてようやくプロボクサーになり、最終話は太尊のライバルの原田成吉とのタイトルマッチが実現しました。笑いあり、友情あり、感動あり、みたいな漫画でした。


ろくでなしBLUES - 森田まさのり
投稿者:北斗珍拳
この漫画は絵が物凄く上手いと思う。1巻の頃から結構上手かったし、20巻に来た時にはもう神レベルになっていた。ストーリーも喧嘩ばかりではなく1話完結の学園話もたくさんあり、よくそんなに話が考えられると思っていました。ところどころに書かれているギャグも面白かったです。この漫画は不良漫画の代表作と言っていいと思います。よく42巻も続けたな。


ロケットでつきぬけろ! - キユ
投稿者:しあぶら
タイトルからは想像しづらいがレースマンガである。かなり独特な太いコマ枠線や途中に唐突に入る「Live Like Rocket!」のアイキャッチ、主人公に何の前触れもなく彼女が出来ていたり(これについては単行本で補足あり)語るところが多いマンガ。だが、なんといっても一番この作品で語るべきは、作者のキユ氏である。巻末コメントでの電波コメントで一時はかなりの人気を誇った。そして連載打ち切り時のコメント「痛みを知らない子供が嫌い 心を失くした大人が嫌い 優しい漫画が好き。バイバイ。」はもはや伝説。作品自体より作者の方が大人気になったかなり珍しい例。ちなみにこの作品にならって、マンガが短期打ち切りになることを「つきぬける」と呼ぶようになった。


ロロの旅路 - 手塚治虫
投稿者:左龍人
これも愛読者賞で掲載された、手塚治虫の読み切り漫画です。母親を猟師に殺されたオオカミの子供達が、連れ去られた母を追って町へ出てくる。ツライ旅に他の兄弟が次々命を落とし、ただ一匹だけ生き残ったロロが出会った少年。彼もまた罪を犯し独りぼっちの身。二人はいつしか互いに心を通わせ、そして少年の手助けでロロは遂に母に巡り会い…けどそれはあまりにも哀しすぎる再会でした。彼ら最後のニホンオオカミだったのに。






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