漫画レヴュー

好きな漫画の書評を掲示板で投稿してね。
作品に対する意見、エピソード、思い出話しなど、どんな内容でも結構です!



YAIBA - 青山剛昌
投稿者:岩瀬
青山剛昌先生が名探偵コナンの前にサンデーで連載していたチャンバラ漫画。全体的にかなりドラゴンボールを意識した作りになっているが内容が充実していて読み応えあり。コナンが大人の事情で予定を超えて長期化しているのに対して、こちらはボロボロになる前にキッチリ終了した上により低年齢読者が親しみやすい作りになっているので、コナンよりも作品的評価は高いと言えよう。未読の方は是非読んでみて下さい。


YAIBA - 青山剛昌
投稿者:マシリト
作者は青山剛晶。「名探偵コナン」の前に連載していたアクション冒険漫画。キャラも立っていて、ストーリーも少年漫画の王道を行くような内容で読みやすい。やたらスケールのでかい派手なバトルなど、ドラゴンボールを思わせる。中には地球そのものになった(!)敵と戦うなど、ドラゴンボールよりもさらにスケールは大きい漫画かも。いい意味で少年漫画らしいハッタリが効いていてとても良いと思う。ドラゴンボールやコナンのように無用に話が延長されていないのでかなり良くまとまったアクション冒険漫画と言える。全24巻。


八神くんの家庭の事情 - 楠桂
投稿者:タケ
楠桂が少年サンデー増刊号で80年代後半から90年代にかけて連載していた作品。掲載誌が(失礼だが)マイナーだったにもかかわらず、CDドラマ化、OVAアニメ化、さらには国分太一主演で実写ドラマ化もした人気作品。内容は異常に若く見える母親が小さい頃からのコンプレックスだった主人公・八神裕司が、高校生になってマザコンに目覚め、母親と仲良くする父親に嫉妬したり、母親に恋する担任と四苦八苦したりと。これだけで聞くと変態のような話に感じるが、読んでみるといやらしさよりも純情さが目につくから不思議である。
はっきり言ってこの漫画面白いです。人によっては好みが分けられる作品だと思いますが、大体の人がイケルと思います。注目すべき所は、CDドラマとOVAアニメの声優が、それまで『ZZガンダム』や『燃える!!お兄さん』等、兄弟的な役で共演が多かった八尾一樹と本田知恵子が親子役で出ている所じゃないでしょうか?しかも母親の八神野美役の本田知恵子はまさにハマリ役でした。他にも神谷明や堀川亮など、出演者が豪華だったのも印象的でした。ただ、実写ドラマの方は、若く見える母親という設定が何故か魔法使いの母親という設定に変えられていて、八神野美役も夏木マリという、まさに駄作の臭いプンプンさせるキャストでした。案の定、視聴率もあまり良くなかったようです。国分太一は良かったんだけどなぁ〜。BOOK-OFF等に行けば必ずと言っていい位置いてある作品なので、一度読んでみる事をオススメします。


焼きたて!ジャぱん - 橋口たかし
投稿者:岩瀬
現在サンデーで連載中のパン職人漫画。テレビ東京系でアニメも放映中の人気作であるがパン製作の場面よりも審査員の黒柳のパンを食べたあとの馬鹿なリアクションを楽しむべき作品。少々悪乗りし過ぎな面もあるが中堅漫画としては十分楽しめる作品です。


柳生烈風剣連也 - 野口賢
投稿者:しあぶら
野口賢氏の連載デビュー作。劇画とオタク絵の中間みたいな独特の絵柄の時代劇アクション。・・・なのだが、敵がモビルスーツのような鎧を着ていたり、超弩級要塞が出てきたり女性キャラが無駄に色気を強調した姿だったりと時代考証を完全に無視しているのでどっちかといえばファンタジーアクションである。突然2年後、3年後になったりさらわれた主人公の姉が敵ボスの女になっていたり、ストーリー的にも困惑するところが多い困ったマンガ。


野獣は眠らず - 高橋秀武
投稿者:岩瀬
ヤングジャンプで高橋秀武がシリーズ連載している作品。刑事の類家小五郎はある日人質を取ってアパートに立てこもっていた凶悪犯をやむを得ず射殺する。しかし、この犯人の斉原は刑務官で人質は凶悪犯でありながら証拠不十分で釈放された凶悪犯だった。自らの行動に後悔と疑念に襲われた類家は刑事を辞職し、親戚の経営する骨董品店の居候になるが、その際に自分が命を奪った斉原の亡霊に取り付かれる。こうして元刑事と亡霊の奇妙なコンビが誕生し、毎回さまざまな事件に挑む事になる。シリーズ連載なのがもったいないほど面白い隠れた名作。もっと多くの人に読んで欲しい漫画だ。


邪馬台幻想記 - 矢吹健太朗
投稿者:しあぶら
すっかりパクりの代名詞となってしまった矢吹健太朗氏のデビュー作。3世紀の日本らしき土地を舞台にしたファンタジー漫画。少年漫画の正統派を行くストーリーと、高い画力でなかなか好感が持てた。しかし「歴史モノは当たらない」というジャンプのジンクスに負けたのか、人気が伸びず打ち切りに。その後、矢吹氏はパクりという禁忌に手を出してしまう…。


闇神コウ・暗闇にドッキリ! - 加地 君也
投稿者:岩瀬
02年ジャンプ43号に掲載された同名読み切りを連載にした作品。和月組系の絵柄で「幽遊白書」と「うしおととら」と「GS美神・極楽大作戦」をごっちゃにして描いたような作品。中身のない内容とジャンプ目次での作者の電波ぶりが一部の読者の嫌われ、人気は最悪だった。当初は同時期に始まった「SANTA!」同様12回打ち切りの予定だったらしいが、「ルーキーズ」を連載してた森田さんが体調不良で入院してしまい穴埋めとして5回延長されて17回終了となった。その結果ここ数年のジャンプ短期打ち切り漫画では割とまともな幕引きが出来たので、そういう意味ではマシだったのかも。まあ、この人は正直ジャンプでは残れそうもないタイプなので月刊ジャンプかウルトラジャンプ辺りでマイペースで描かせてあげた方が持ち味が生かせると思います。この作品自体も個人的にはそんなに嫌いじゃなかったし。


奴の名はMARIA - 道元むねのり
投稿者:しあぶら
道元宗紀(当時むねのり)氏のデビュー作。「地獄先生ぬ〜べ〜」のヒットに味を占めたジャンプ編集部が二匹目のドジョウを狙おうとして見事にコケた教師モノ。今で言う「GTO」風の破天荒教師キャラの主役:マリアは新鮮ではあったが、不良を何のためらいもなくぶん殴っていては読者が退くのはわかるわな(笑)最後はバトルしたりと迷走し、9週で打ち切られた。


やぶれかぶれ - 本宮ひろ志
投稿者:岩瀬
これは本宮さんが漫画家をやめる為に連載した選挙漫画で主人公は本宮さん本人。ストーリーは本宮さんが政治家デビューする為に色々と試行錯誤するという物。有る意味ジャンプ編集部の内膜暴露的な事も出て来る。宮下あきらさんが担当の後藤さんに仕事さぼってるのを見つかり「もう1回連載打ち切ったろか、宮下!」と怒鳴られてたり、本宮さんが担当の堀内さんとゴルフの打ちぱなっしにいってたりするシーンが出て来る。見所は田中角栄への突撃インタビューと他の漫画家さんへ「本宮を支持しますか?」というアンケートをしているところかな。特にアンケートのところは鳥山先生や秋本先生などジャンプ作家達は勿論、古谷三敏やあだち充など他社の作家も支持していたのに手塚治虫ただ1人だけボロクソにけなしまくってるところが面白かったです。でも人気アンケートの方は最悪で人気順位は毎回最低だったそうです。そして見事に半年で玉砕。でも本宮さんは満足だったそうです。まあ、結局漫画家はやめなかったので良かったのか悪かったのか解らなかったけど。


山崎銀次郎 - 本宮ひろ志
投稿者:岩瀬
これは月刊ジャンプの最盛期を支えた「硬派銀次郎」の続編としてジャンプに連載されました。本宮作品にしては珍しく話が破綻する事なく快調なペースで読めました。とにかく銀次郎の男らしさに惚れ惚れしました。最終回で恋人の高子と結婚しますが、とても泣けました。高子の父の「高子は最高の花婿に嫁いだ最高の花嫁じゃ」というセリフも素晴らしかった。個人的には本宮漫画ではこれが1番好きです。


ヤマチャン - 浜岡賢次
投稿者:玉龍
『浦安鉄筋家族』シリーズの浜岡賢次が週刊少年チャンピオンに『浦安〜』を連載しながら月刊少年チャンピオンにて連載していた作品の一つ。
いじめられっ子だった山本小太郎こと山本チャンピオンに対して父が与えたものは「秀才に見えるため」のメガネと「強く見えるようにするため」のチャンピオンベルトだった。早速転校先でチャンピオンベルトを巡っての争いが勃発してしまい…。
どことなく『浦安〜』のヘボ探偵の江戸五郎そっくりな山本小太郎と周囲によって繰り広げられる騒動を描いたこの作品は、決してつまらないわけではなかったのだが、インパクトの面では強いものが無く、短い連載に終わった。むしろ内容そのものよりもインパクトがあったのは「本当は『少年チャンピオン』というタイトルで連載するつもりだったが、編集者に止められて妥協として『ヤマチャン』というタイトルではじめた」という裏話だった…。


闇狩人 - 坂口いく
投稿者:風原
89〜90年に月刊少年ジャンプで連載された坂口いく先生の殺し屋漫画。美崎下宿館に住む間 武士は漫画家を目指すさえない高校生だが、その正体は法で裁けぬ人の恨みを被害者・遺族に代わって裁く殺しの代理人‘闇狩人’だった。歪んだ現代社会にはびこるダニ退治に間のペンと定規裁きが今日もうなる。
名作「ブラックエンジェルズ」(平松伸二作)をモデルとした現代版必殺漫画だが、本命意に比べると当作品は少々絵がやわらかで、バイオレンス的なリアルさでは劣るが、それでも内容は充実していたと思う。この作品では被害者に若くてかわいい女の子がよく出てくるので、そういう人の恨みを晴らしてくれる話が結構好きだった。「ブラックエンジェルズ」ほどの派手なアクションはないが、それでもなかなかスリルのあるストーリーだった。坂口先生もいつかまた描きたいと言って終了しているが、私としても復活を希望している。

暗闇をぶっとばせ! - 今泉伸二・宮崎博文
投稿者:風原
94年に連載された今泉伸二(原作:宮崎博文)先生のサスペンスアクション漫画。高校生の壬生隼人は交通課の刑事だった父を何者かに殺され、暴走族の仕業だと思い、族狩りを行いながら犯人を捜していた。そんな彼を姉代わりの婦警・秋元恵が見守っていたが、恵の父は犯人の手掛りをつかんだ直後何者かに殺害されてしまい、隼人はその濡れ衣を着せられてしまう。必死に逃亡をはたす隼人に警察と犯人の魔の手が伸びる。はたして隼人はこの窮地の中で犯人を見つけ出すことができるだろうか。
ジャンプがそれまで初めてと思われるサスペンス劇漫画で、話の設定も危機迫るものであるが、今泉先生の絵が鮮明で‘犯罪の濡れ衣を着せられた主人公’をよりリアルに描いていたため読んでて衝撃が大きかった。警察に追われながら犯人を捜し出すという息もつかせないストーリー展開は緊迫感があり過ぎたために、最初の3回ほど読んでこれはあまり長くは続かないだろうと予想した。主人公があまりに追い詰められるというハード過ぎる展開だったために、じっくり読んだり読み返すには適さない内容だったからだ。案の定12週で終了してしまう。もう少し設定を緩くするか、ページを増やして月刊あたりでやればよかったような気がする。


YAWARA - 浦沢直樹
投稿者:風原
86〜93年にビッグスピリッツで連載された浦沢直樹先生の柔道漫画。白昼のとある町でひったくりの男が突っかかっていった女子高生に巴投げで投げ飛ばされる。その少女は武蔵山高校の猪熊 柔といい、祖父・滋悟郎に幼い頃から手ほどきを受けた天才柔道家だった。滋悟郎は柔をオリンピックで金メダルを取らせ、国民栄誉賞を受賞させたいと願っていた。子供の頃から柔道のみで育てられていたため普通の学生生活がしたいと反発していた柔だったが、ひったくり事件をスクープした月刊エヴリースポーツの記者・松田耕作にその存在が知られ、他の柔道家たちに注目される等の周囲の影響から本格的に柔道の道を目指し始める。
柔道といえば武道ゆえに熱いイメージが強く、漫画でも『柔道一直線』等の男が主役の熱血作品が主流で、それまで女が主役となった柔道漫画は殆どなかった。この頃の柔道界といえば、金メダルを取った‘山下康裕’という名選手がいた時代であり男子が主流であった頃で、女子柔道もあったが男子に比べるとあまり知名度がなかった。漫画界も現実も柔道は男子主流といった中で、その流れに逆らってあえて女(しかも女子高生)を柔道漫画の主役として望んだのが本作品である。猪熊 柔は初登場時には既に相当の強さをもっていたが、試合は熱さはあっても柔道の基本技を中心とした地味な展開であり、普段は普通の女の子としての私生活を描いている。他の週刊漫画のような目を見張るような必殺技とかはないため、少年誌だったら長持ちしなかったかもしれない。そんな展開ながらも長く続けば次第にファンが根付き始めて来、地味ながらも知名度が上がって行く。この漫画の影響かどうかはわからないが、柔道界も女子が注目し始め、田村(現姓:谷)亮子のように‘ヤワラちゃん’と呼ばれる選手が出てくるようになる。現在は知ってのとおり柔道界は男女共々注目されているスポーツであるが、そうなったのも本作品が強く影響しているのかもしれない。89〜92年にアニメ化され、また浅香唯が主役の実写ドラマが作られた。柔道を目指す女子においては聖書というべき存在の名作である。


ユート - ほったゆみ・河野慶
投稿者:松羅
ジャンプで連載されていたスケート漫画。最初のスローペースが原因だったのか人気がさっぱり出ず、21週で打ち切りとなってしまった。この漫画の特色すべき点は、原作がほったゆみということと、最後の9週が全て最下位だったことしかないであろう。


遊戯王 - 高橋和希
投稿者:岩瀬
当初は闇のゲームで悪人を懲らしめる荒木飛呂彦っぽい雰囲気のある作品だったが、途中からカードバトル漫画に路線変更。子供達の間でカードゲームブームを巻き起こす。それによってスポンサーのコナミが行なった限定カード商法で億単位の収益をもたらす。(まあせこいやり口だったので、後に批判されたけど)そして第1部が好評のうちに終了したあと第2部エジプト編を始めるが、カードバトルから離れた為、人気が急落。その為ボロボロになる前に終わろうという話が作者と編集部でまとまったらしく、じっくり時間をかけて04年ジャンプ15号にて約8年に及ぶ連載にピリオドが打たれた。個人的には巻末で打ち切りにされなくて本当に良かったです。


遊戯王GX - 高橋和希
投稿者:岩瀬
現在Vジャンプで連載されている「遊戯王」のその後のお話。原案・監修が高橋和希、作画は影山なおゆきが担当。基本的にはTVアニメの第1期の世界をアニメとは違う解釈で描いているのでアニメ版を見ている人間としては少々とまどったが、話は普通に面白い。なお協力としてブレインナビという会社の名前も入ってます。関連会社かな?


遊戯王R - 高橋和希
投稿者:岩瀬
Vジャンプで連載されている遊戯王の外伝。原案・監修・高橋和希、作画・伊藤彰、協力・ブレインナビ。遊戯王の中盤のバトルシティ編と王の記憶編の間のエピソードである。作画担当の伊藤さんは高橋先生そっくりの絵柄で描いてくれている為か、本物の絵と区別が付かないし、随所に遊戯王らしさがちゃんと出てくるので全然違和感なく読むことが出来る。たまに急病で休んだりするのが玉に傷だが、話自体は本編と見劣りしないので遊戯王が好きな人は読んでみてください。


幽遊白書 - 冨樫義博
投稿者:岩瀬
当初この作品は心霊物ハートフルコメディとして連載がスタートしました。しかし人気に反映されない為、てこ入れで格闘路線にしたら人気が急上昇してドラゴンボール、スラムダンクと並ぶジャンプ90年代3本柱の一角を担うようになる。しかし、仙水編に入った辺りでジャンプ編集部の執拗なまでの内容への干渉とハードスケジュールで作者が壊れてしまい、94年32号で唐突に連載終了してしまう。これに触発されたかのように95年25号でドラゴンボールが終了、96年27号でスラムダンクが終了しジャンプ黄金時代は終わりを告げる事になるのであった。


幽遊白書 - 冨樫義博
投稿者:北斗珍拳
全19巻ということでかなり集めやすかったです。もともとは冨樫氏の絵があまりにひどいんでハンターの前連載の幽白の画力はどのくらいのものなのか、やや調査的に読み始めました。頭が下がりました。凄かったです絵が。ただ17巻の最後はあまりにもひどかったです。しかし暗黒武術会や魔界統一トーナメントなどはとても面白かったです。キャラは幽助と桑原が好きです。とくに幽助は12巻が、桑原は6巻の戸愚呂と戦っているところがとても男らしいです。


幽遊白書 - 冨樫義博
投稿者:まさひ
ジャンプ黄金期に連載した冨樫義博のヒット作。幼い頃にアニメ再放送を見たのがきっかけで集めたが、これが面白い。作者の人間の心情描写が好きだ。人間の汚い部分、人間は正義だと信じていた者がそれを見てしまった時・・・など、綺麗事だけで済ませない所がこの作者の能力だと思う。「戦争は良い国と悪い国がしてるんだと思った」という台詞には鳥肌がたった。


幽遊白書 - 冨樫義博
投稿者:ロッズ
ジャンプから生まれたバトルマンガの良作のひとつ。ただ、主人公が魔族だったというのはジャンプでは伝統となっている「後付け設定」だ。個人的に魔界でもトーナメントが始まったときはどうしようかと思ったがスパッとやめてくれたので安心した。最後に作者のジャンプの編集方針(強い敵を倒したら今度はさらに強い敵がという無限に漫画が続くパターン)に対する不満であろうとみられる事をあるキャラクターに言わせているので紹介しよう。
樹が仙水と異空間に消えていくときの一言。「俺たちはもう疲れたんだ。お前たちはまた新たな敵を見つけ、戦い続けるがいい。」ちなみに鳥山明の気持ちもこれに近いものがあっただろうと思う。


幽遊白書 - 冨樫義博
投稿者:中岡一久
ジャンプの黄金時代後期を支えてきた漫画。初期は前作「てんで性悪キューピット」にいろを付けた学園オカルト漫画だったが初期から前期にかけて「聖闘士聖矢」と「男塾」が連載終了したすれ違いか前記作の色濃い関門バトル・団体大会バトルに変更され中期ごろから盛り上がる所が読者を多いに裏切りしょぼい結末に終わる頃が多かった。後半になると「ドラゴンボール」を意識させられたSFバトルかされ、以前戦ったボス敵が今後戦うザコ敵より弱い敵キャラより弱くなってしまった。そのためか作者自身もそうなりたくなく、自分の理想の作品が書けなくなったのか連載放棄してしまった。ジャンプ読者にはインパクト・キャラ受けしているが、古参読者やマガジン読者には詰まんねえのに何でと思われている。ジャンプの黄金時代を終焉を迎えた作品である。ジャンプの「おニャン子クラブ」であり冨樫義博はジャンプの秋元康である。


ゆうれい小僧がやってきた - ゆでたまご
投稿者:岩瀬
この作品はキン肉マンが終了して心身ともに衰弱してた状態のゆでたまごが編集部に半強制的に描かされた作品です。一応最初は読みきりタイプの妖怪退治漫画でしたが気が付いたらキン肉マンと同じトーナメントバトル漫画になってました。そして努力の甲斐なく1年で打ち切り。主人公の2人が合体したアーサー童子の姿がキン肉マンの超人募集のアポロンマンの流用だったり、ラストボスとの戦いが1回で決着がついたり別の意味で見所満載な怪作でした。


夢幻の如く - 本宮ひろ志
投稿者:岩瀬
本宮さんがスーパージャンプで連載した信長が主役の漫画。全体的に山岡荘八の小説「織田信長」の影響が若干見られる。本宮さんの時代劇漫画では1番完成度が高く、この作品の頃からようやくプロ意識が目覚めたと本人が断言してるところからも思い入れの強さが窺える。コミックスも本宮作品にしては珍しく12巻も出たので読み応えもあった。こういう歴史漫画をまた描いて欲しい。


妖怪人間べム - アサツーディーケー・高橋秀武
投稿者:岩瀬
ヤングジャンプ本誌と増刊号の漫革に掲載された読みきり。作画は高橋秀武、原作・アサツー・ディー・ケー。往年の名作TVアニメが衛星放送でリメイクアニメ化されたのを受けタイアップで執筆された作品だがアニメとは基本的にキャラ造形も内容も別物。だが内に秘めたテーマ「人間のおろかさ」と「そんな人間に憧れる妖怪人間の悲しさ」はちゃんと表現されていて好印象。何だかヤンジャン編集部はこれを連載にしたいっぽいが・・。「野獣は眠らず」と並行して描けるのか疑問だ。どうなる事やら。


妖怪ハンター - 諸星大二郎
投稿者:しあぶら
諸星大二郎氏の人気作。異端の考古学者「妖怪ハンター」稗田礼二郎が、さまざまな怪異と遭遇していくミステリーホラー調の物語。古代神話やギリシャ神話などを研究し尽くして作られたストーリーは諸星氏の絵柄も相まって、とてもおどろおどろしい雰囲気を醸している。結局、ジャンプではウケが悪かったものの、一部のマニアに絶大な支持をうけていて現在でもシリーズ連載が続いている。ちなみにオススメのストーリーは「生命の木」です。


陽気なカモメ - 六田登
投稿者:風原
83〜85年に少年サンデーに連載された六田 登先生のボクシング漫画。高校生にして天才スリのセンスをもつ日高 瞬は下着を掏ったという名スリに会うため大阪から東京に上京する。そしてふと出会った女性・渚の下着を掏ろうとした瞬間、いっしょにいた男・山部克男に手を弾かれて妨害される。カモメジムで再び克男に出会った瞬は再度対決を挑むがのされてしまう。自分より早く腕のある奴がいることを知った瞬はカモメジムに留まりボクシングを始める。だがその後カモメジムは借金を背負い倒産し、ジムは瞬等数人しか残らなかった。瞬は渚のためにチャンピオンになることを決意し、本格的にボクシングに臨んでいく。
一応本格ボクシング漫画ではあるが、主人公の瞬の試合の戦い方は不器用で、‘うんこパンチ’等センスのないものばかりであり、テクニックよりも泥臭さが売り物である。時には笑いもさそうほど無骨な内容ではあるが、そこがまたよかったと思う。あの「はじめの一歩」にも少なからず影響しているのではないかと思える。名作「あしたのジョー」を初めとする数々の本格ボクシング漫画に比べて知名度や質では劣るが、熱血ボクシング漫画としての内容は決して見下りはしないと思う。


吉原のMIRAIさん - 真倉翔・真里まさとし
投稿者:岩瀬
ビジネスジャンプで連載されていた作品。原作・真倉翔、作画・真里まさとし。現代の風俗嬢がひょんな事から江戸時代へタイムスリップして、吉原で夜伽をするという内容だがギャグタッチで描いてあるので、あまりいやらしさはなかった。最後も唐突に現代へ戻って終り。だが割りと人気があったのか現在も増刊号で特別編が連載中である。


よつばと! - あずまきよひこ
投稿者:しあぶら
電撃大王にて連載中の「あずまんが大王」でおなじみのあずまきよひこ氏の新作。あずま氏特有の「いなさそうで実は身近にいたりするキャラ」やまったりとした空気が非常に読んでて楽しい良作。常識を逸脱した世界観のマンガを読んだ後のクールダウンには最適だと思います。


世にも奇妙な漫☆画太郎 - 漫☆画太郎
投稿者:岩瀬
ビジネスジャンプで連載されている漫☆画太郎の作品。タイトル通り世にも奇妙な物語のような1話完結方式のミステリー作品だが、画太郎の作品なので当然まともな内容ではなくコピーギャグと読者に喧嘩を売りまくったりする豪快極まりない作品である。ビジネスジャンプの本来の読者層には合わないかもしれないが、個人的には毎回楽しめる快作である。


4年1組起立! - 浜岡賢次
投稿者:タケ
『浦安鉄筋家族』の浜岡賢次が90年代の初頭辺りに『週間少年チャンピオン』に連載していた作品。初期の頃は、不良で超能力が使える主人公・神奈川健が不良中学生とケンカしたり、持前のヤンキー振りを繰り出す話だったが、3巻の中頃辺りから一話完結のギャグ漫画方式に変わっていった。それに従えて、最初はタバコを吸ったり、無免で原付なんかにも乗って、大人びた格好をしていた主人公もだんだん小学生っぽくなっていき、自転車なんかを愛用して、格好も子供っぽくなっていった。最終回の頃には、超能力の設定すら無くなっていた。今読んでも結構面白いと思う。


よろしくメカドック! - 次原隆二
投稿者:岩瀬
次原のジャンプでの唯一のヒット作。カー漫画であるが通常はドライバーが中心になる所この作品は整備士が主人公という変わった作品。作者が自動車整備士学校出身の経験を生かして存分に話を盛り上げてくれた。最もメカの描写の所はカーマニアから見ると、苦笑ものの場面もあったそうだが。看板ではないけど中堅としては十分楽しめる作品だった。


よろしくメカドック! - 次原隆二
投稿者:学帽番長
チェーーーーンジ!セコッ!!(←解るかなあ?)この漫画には大きく影響受けました。今読み返すと粗ばかりが目立つ内容ですが、結構渋いところに着目した箇所も多くありました。例えばXX対ケンメリGT-Rではキャブ車対EFIという図式で対決させてみたり、近未来的発想のセラミックエンジンなんてのを出してきたりと、なかなか玄人ウケしそうな話題もちらほらありました。しかしRX-7のトリプルロータ化、CR-XやグレーサーZにみられた駆動方式の変更、ピアッツァのツインエンジンなどの大手術をいとも簡単に街のショップレベルでやってしまうし、南無三っと気合一発で片輪走行をやってしまったり、ナベさんの盲目走行など、なんでやねんッ!とツッコミたくなるシーンも多かったなあ。


4P田中くん - 川三番地・七三太郎
投稿者:風原
86〜96年に少年チャンピオンで連載された川三番地(原作:七三太郎)先生の野球漫画。九戸中の田中球児はチビで野球センスのかけらもないが、野球に対する情熱だけは人一倍大きい。ちょっとした手違いで野球の名門・栄興学園にスカウトされ入学してしまう。監督はしごきによって諦めさせようとするが、球児は持ち前の明るさとガッツで頑張り、成長の糧にしていく。やがて監督もチームメイトも球児の存在を次第に認めるようになり、栄興の中心選手となって活躍していく。
それまで他誌でギャグ専用で描いていた川先生が初めて七三先生と組んで熱血野球漫画に挑んだ作品。チャンピオンでは水島新司先生が「ドカベン」を初めとするいろんな野球漫画を描いていたが、水島ワールドの確立した展開と違う対照的なドロ臭さが売り物の作品として描いたのが本作品である。それがうまく絡み合ってチャンピオンでは水島漫画とともに核となった。この成功により川先生はギャグ漫画を完全に脱退し、以降は七三先生と組んで他誌でも熱血野球漫画を描くようになる。なお4Pとは‘4番ピッチャー’の意。






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