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パキシル服用の急な中止に注意(2007.10.9)
発達障害と心身症(2007.1.3)
リストカットなど「自傷行為」への対処法(2006.11.19)
医療心理士と同一資格名称を騙る団体との関わりに注意(2005.9.5)
第18回世界心身医学会(神戸、2005年 8月)の天皇陛下のお言葉(2005.8.21)
第4回摂食障害フェティバル開催 (2004. 9. 23)
軽い運動と不安発作
補完代替医療の動き
うつ病と間違えられやすい『Q熱』
画期的な糖尿病の検査と治療
「引きこもり」の現状
第一回摂食障害フェスティバルの開催
再びピロリ菌と胃腸の病気
過敏性腸症候群の新薬発売
不登校児の動向
糖尿病治療の今後
気分障害の疫学
ピロリ菌と胃の病気
禁煙を楽に出来る方法
一般高校生の摂食障害の調査
月経前症候群と更年期障害の関係
失感情症(Alexithymia)
タイプA行動パターン
厚生省、高血圧の新しい治療指針発表
眠くなる時刻
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先日、NHKにて、うつ病の特集が放映され、医師や患者さんの間で多きな話題になりました。その中で、良い医師と良くない医師を見分ける方法として、いくつかの点が表にして語られていました。たとえば「最初から3種類以上の抗うつ薬を出す医師は良くない医師である」とありました。確かに、最初から3種類の抗うつ薬を処方することは、普通では滅多にありません。しかし患者さんにとって、3種類の「うつ状態の改善薬」を出されたときに、どれが抗うつ薬か判然としないことがあります。たとえば3種類のうち、ひとつが抗うつ薬、ひとつが精神安定剤、ひとつが睡眠薬である場合、患者さんは抗うつ薬を最初から3種類出されたと誤解しないでしょうか。抗うつ薬は、処方してから効果がでるまで少なくとも1週間はかかります。そのため、精神安定剤や睡眠薬を補助的に併用して処方されることは往々にしてあります。しかし「合計3種類」という文言に過剰に疑念や不安を抱いてしまう患者さんは少なくないでしょう。また別のケースで、抗うつ薬の服用を全面的にストップしたら症状が綺麗に消失した、という非常に特異なケースを一般化するような切り口で語っていました。何が稀で、何が一般的なのか、本末転倒して視聴者に誤解を植えつける危険性の高い内容でした。
NHKは、医学番組においてもう少し内容を吟味してから放映すべきではないでしょうか。この特集番組の製作に関与した精神科医師は、番組の最終的な仕上げのチェックには関与できなかったと聞いています。最近のNHKは、視聴率を気にしすぎる故か、民放なみのセンセーショナルな番組造りに舵取りをしているように思います。薬物と同等に、10の利する効果があっても、大きな副作用のある番組は、決して良い番組とは言えません。NHKスタッフには、もっと慎重に医学番組を制作して欲しいと思うのです。
過敏性腸症候群の下痢型に朗報(新薬発売)
過敏性腸症候群は、胃腸の心身症のなかでも罹患している人が非常に多い疾患です。とくに下痢型の人は、電車に乗る前、テスト前、会議前など緊張しやすいときに急激な便意を催しやすく、通勤や仕事などの日常生活で辛い体験をされることが多々あります。そのため腸管の動きを緩和する薬や精神安定剤などがこれまで用いられてきましたが、新しく「イリボー」という下痢型過敏性腸症候群向けの新薬が発売され、その有効性から救われる人が多いようです。朝1錠服用すると、およそ1日有効とされます。しかし副作用もやはり存在し、稀に強固な便秘とそれに伴う腸の疾患(虚血性腸炎という病気など)が起きます。
この薬は現在、男性にしか使用を認められておらず、女性や小児には処方できません。これまでの治療方法で効果が得られなかった人は、一度、このイリボーを試してみることをお奨めいたします。製薬会社の宣伝みたいなトピックになりましたが、ご了承ください。
抗うつ薬である「パキシル」は、7年前から日本国内で発売され、現在もっとも多く処方されている抗うつ薬です。その有効性の高さや副作用の少なさから、精神科や心療内科医師たちの人気を博しているようです。パキシルは、SSRIといわれる新しい部類の薬ですが、その使用にあたっては、いくつかの注意点があります。
なかでも最も注意すべき点は、パキシルの服用を急に中断しないことです。当然、症状にあわせて医師と相談しながら、薬の量をゆっくり減らす場合は問題はありません。 しかし、たとえば風邪をひいて「風邪薬を飲むからその間はパキシルをやめておこう」とか、「経済的な理由」、「副作用のため」、「もう飲む必要を感じないほど症状が良くなったから」などで、患者さんが自己判断で突然に薬を中断する場合があります。そうした場合に、激しい中断症状が出やすくなります。パキシルを急に断薬したときの症状は、ふらつき感、めまい、不安感、焦燥感、頭痛、自殺願望など、多彩です。
このような中断症状の出現しやすさは、パキシルの服用期間の長さや服用量の大小とはほとんど関係ないことが最近分かってきました。パキシルの服薬初期に副作用が出やすかった人において、特に断薬症状が出やすいことも調査でわかっているようです。
幸い、パキシル服用を再開すると、これらの激しい断薬症状はスムーズに消失します。ちなみに、主治医と話し合ってパキシルを減量する場合は、1回に 5mg〜10mg という少量ずつを徐々に減らしていくのが理想です。パキシルに限らず、SSRIなどの抗うつ薬は、自己判断をせずに、主治医と相談しながらゆっくり減薬することが大切です。
最近、心療内科や精神科の臨床を行う医師たちの間でも、発達障害(注;これまで「軽度発達障害」と呼ばれていましたが、その生き辛さは決して軽度ではないため「軽度」の文字が除外されました)についての理解が少しずつ浸透しています。発達障害とは、知的レベルとはあまり関係なく、コミュニケーション能力の障害、運動能力の障害、総合的な理解能力の障害、学習能力の障害などをきたすがために、学業や社会生活を営むうえで大きなハンディキャップを負わされた人達をさします。障害のありかたによって、アスペルガー症候群や自閉症などの広汎性発達障害(PDD)、学習障害児(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)などに細かく分類されます。
発達障害は、これまで主に教育分野で話題になってきました。しかし近年の脳の研究により、脳のハード面の問題(脳内にある扁桃核、海馬、側座核などの部分の先天的な異常など)が、広汎性発達障害の発生に深く関与しているということが解明されてきました。これらの異常は、親子関係における育てられ方の問題ではなくて、先天的な異常、すなわちすでに出産時に脳に器質的な問題が存在することが明らかにされており、医学的な対応が必要であるとしだいに言われるようになりました。
「心身症」は、環境からのストレスや本人の性格的問題がその発症に深く関与します。しかし、そのような「性格」というものを検討する場合に、これまで発達障害が内包する先天的な要因にあまり配慮されてはこなかったように思われます。知的能力に関する限界については社会的なサポートも一般的な理解もすすんでいますが、コミュニケーション能力の先天的障害という点に関しては、まだまだ理解がされてないように思われます。これらの臨床面については、まだ医療者側の「盲点」が残っていると言っても過言ではありません。
子供の発達障害は、最近その診断からフォローの仕方まで、学校内や教育関係の世界で議論が沸騰しつつあるようです。しかし、すでに成人になられた発達障害の方々は、ほとんど適切な診断も得られておらず、周囲からの理解や支援もないままに社会の中で四苦八苦され続けているという現状があります。心療内科の外来に来られる多くの患者さんやその家族の中にも、特有のコミュニケーション障害のために日々苦しんでおられる方が少なくありません。本人が真面目で一生懸命であっても、コミュニケーション障害ゆえに、学校や職場できちんと評価されず、いじめの対象になったり、不利な労働条件に置かれたりという事態も少なくないのです。
心身症と診断される患者さんたちの中に、どれくらいの率で「軽度発達障害」の成人が含まれているのか、そして、彼らをどのように診断し、どのような治療やケアが必要であるのか、行政の対応も含めて、検討すべき点が山積しているのが状況です。ちなみに、地方自治体などが発達障害に対処している窓口は、診断や適応プログラムを受けるのに数ヶ月待ち、というひどい混雑状況なのです。
発達障害の発症の原因として、マグロなど大型魚に含まれる水銀や種々の毒性物質の摂取(胎児期)が関係しているという説や、微量ホルモン撹乱物質の問題、あるいは遺伝子レベルの問題という説などまだ定まっていません。しかし少なくとも、これまで当てずっぽうのように言われてきた「親の育て方のせい」という無責任な養育説や、出産障害によるのではという説は、現段階ではほぼ否定されています。一方、原因が何であるかは別にして、発達障害の人に二次的に発生しやすい劣等意識や対人緊張や心身の不調を緩和するために、学校や家庭で綿密な心理的な配慮(できればケアのためのプログラム)が必要であることは言うまでもありません。
発達障害の子供は、20人に一人以上の高率に存在することが調査で判明しています。さらに既に成人となっておられる多くの発達障害の人達をどのように医療や教育分野でサポートしていくべきなのか。個々の摂食障害、人格障害、種々の心身症の人達を、発達障害の視点から再度スクリーニングを行い、適切な医療的介入を行っていくにはどうすればよいか。今後このような視点が、医師の間でも飛躍的に広がっていくことが期待されます。
リストカットなど「自傷行為」への対処法
先日、大阪・京都・奈良などで活躍されている心療内科医・精神科医15人くらいの小さな研究会(勉強会)が開かれました。薬物療法や心理療法や代替医療などを行われている医師たちの集まりでした。そこでリストカットなどの衝動的な行為に対して、患者さんが即座にできる対処法がないかという点が話題にあがりました。当然、リストカット衝動を生じさせないために、どの医師も、患者さんと診療の場で暗中模索の話し合いをなされています。しかし、こと自傷行為の寸前まで衝動が大きくなったとき、それを中止させるためにどう対処すべきなのか・・・・・・なかなか、これといった魔法の名案は浮かびません。
しかし、ひとつの方法として、リスパダール(精神薬の一種)という薬剤の水溶液(0.5mgの小袋に分包されている)を、衝動がたかまったときに即座に飲む方法が推奨されるという意見が、出席者の間でほぼ一致しました。この水溶液は、錠剤と違って、注射なみの即効性があるというものです。これを飲んだ患者さんは、即座に眠気が強くなり、リストカット衝動が軽減していくものなのです。
ただし、「自傷行為をなんとかやめたい」という強い意欲を日頃から持っている患者さんでないと、この方法での効果は小さいようです。また、同じような衝動的行為である「過食行動」に関しては、残念ながら効果があまり見られないようです。
以上の内容はトピックというほどの新しい知見ではありませんが、医師の間で広まりつつある治療・対処法として、このトピックスのコーナーに書いておきます。
最近「日本医療心理士学会」と名乗る実体の不明な団体が、「医療心理士」資格という日本心身医学会の認定心理士と同一資格名称を使っています。日本心身医学会や日本心理学会も、このような実体のない団体の被害に遭われないよう注意を喚起しています。信用して実際に入会を考えられる方や、実際に料金を払っても実体がなく困っている方もおられるそうです。注意しましょう。
◇天皇陛下のおことば(18回世界心身医学会議開会式)
平成17年8月21日(日) (神戸)
第18回世界心身医学会議が,国の内外から多数の参加者を迎え,ここ神戸市において開催されることを誠に喜ばしく思います。
世界心身医学会議が初めて開かれたのは1971年,メキシコにおいてであり,その6年後,「臨床医学の中核としての心身医学―その教育,実践,研究ならびに概念―」をテーマとして,第4回の会議が京都で行われました。以来28年を経,再び日本でこの会議が催されることになりました。病む人の病状を心と体の両面から総合的に把握し,全人的な医療の在り方を求めるという心身医学の考え方は,その間に医学及び医療の他の専門領域にも広がり,最近では臨床各科においても,共通の理念として重要視されてきております。
近年,医学,医療は様々な科学技術の発達に伴い,急速な進歩を遂げました。そして多くの専門分野に分化し,医師は,それぞれの分野で深い知識が必要とされてきております。一方,それぞれの専門分野に深くかかわりつつも,医師が人間を全体として見る視点を失わないように努めることも,極めて大切なことであります。更に病気そのものの治療のみならず,患者一人一人の持つ心配や苦しみを心の交流を通して分かち合い理解することも,切実に求められております。このような厳しい要求を満たしつつ,日々医療に当たる医師のたゆみない努力に深く敬意を表します。
今日,科学技術の進歩や高齢化がもたらす社会の変動は,人々に心身の健康を損なう様々な環境を作り出してきております。さらに,ここ神戸市は,10年前,六千人以上の人々が亡くなった阪神・淡路大震災によって大きな被害を受け,今なお多くの被災者が心身の後遺症に苦しんでいると聞いております。このような時に,世界から心身の健康に関心を寄せる研究者が神戸に集い,心身医学上の新たな知見を基に,研究者の間で様々な討議が行われることは,この地域の人々のために,また,ひいては日本を始め世界の人々のために,意義深いものとなることと期待しております。
この度の世界心身医学会議が実り多い成果を挙げ,世界の医学の進歩と人々の幸せに貢献することを願い,開会式に寄せる言葉といたします。(以上、宮内庁のホームページより)
(8日21日は学会初日で午後からオープニングセレモニーがありました。天皇・皇后の両陛下は、この開会式のみならず夜のレセプションにも1時間ほどご参加され、学会員とゆっくりご歓談されました。私も両陛下の真剣で優雅な話され方やご表情を身近に拝見させて戴きました。そして、ご高齢である両陛下が会員達のお話に1時間近くお相手される姿に感動せざるをえませんでした。それはあたかも心身医学会員の先生方が、両陛下から「支持的カウンセリング」を受けている光景のようでありました)
第4回摂食障害フェスティバル開催について
場所:キャンパスプラザ京都(tel 075-353-9120)
日時:10時〜5時
テーマ「私の摂食障害」
参加費3000円
主催:日本摂食障害ネットワーク
ホームページ http://www.ednetwork.jp
家族の会、セルフヘルプグループ、医療や心理の専門家、栄養士、保健士などの参加により、「出会いの場」が提供され、楽しく語り合い、学び合い、連携していくきっかけになるフェスティバルです。ミニ相談コーナー、アロマセラピー、オルゴールセラピー、講演、ダンスセラピーなどのセッションが予定されています。希望者は自由にご参加されますよう。
軽い運動と不安発作
米国の医学研究報告から抜粋です。
パニック障害の患者さんに約6kmの歩行・ジョキングを4週間行わせたら、不安発作の出現する回数が減ったとのこと。
この報告内容を以下に詳しく書きます。
パニック障害の患者さんをふたつのグループに分け、最初のグループには運動として毎日6kmの道のりを歩かせ、数週間かけて徐々に歩行を軽い6kmのジョキングに変えさせました。もうひとつのグループには「偽の薬」を服用させ特に運動はさせませんでした。数週間後にふたつのグループ間で発作の出る回数の平均を比較しました。結果、最初の運動をさせたグループでは、偽の薬を投与されたグループに比較して、不安発作の出る回数が見事に減っていました。
このことからパニック障害の患者さんにとって、毎日の軽い運動が発作を抑える効果があることが示唆されました。運動をすることは筋肉を緊張させたり心臓を軽く動悸させることになり、心身にパニック発作の慣れをつくることになるのではないかと推測されます。軽い運動は、高血圧、糖尿病、高脂血症、不眠症などの予防や治療にもなるので、パニック発作の患者さんにとって、一石二鳥の有益性があると思われます。ただし、息があがるような激しい運動は、高齢者にとって体内に有害な活性酸素を発生させ動脈硬化を促進させることになります。運動ならなんでもよいということではなく、年齢に応じた運動療法が大切でしょう。
補完代替医療の動き
近年、欧米各国とともに日本でも代替医療がブームになりつつあります。代替医療とは、古来から地域に根ざして伝承されている治療法や全人的なアプローチなどを特色としたものであり、臓器別に細分化されつつある西洋医学を補完する医療の総称ともいえます。各種のサプリメント、ハープ、アロマセラピー、リフレクソロジー、ホメオパシー、気功、鍼灸、カイロプラクティクス、インド医学、磁気治療、芸術療法、断食療法など多彩な治療法があげられ、米国成人の42%、日本人成人の65%が何らかの代替医療を使っていると報告されています。
ある学際的な調査では、ガン患者の代替医療の利用頻度の順位は、サプリメント、マッサージ、リフレクソロジー、アロマの順とされ、サプリメントの中ではアガリクスが1番人気となっているらしい。
しかしその効果については、使用する各人が自己責任でチェックしなければならないのも実情のようです。たとえば、アガリクスは、マウスなどの動物実験において、免疫力を介して抗腫瘍作用(ガン発育の抑制作用)が証明されているが、人間においてはそのような効果はまだ疫学的にきちんと証明されてはいません。メシマコブ、シイタケなどのキノコによる抗腫瘍作用も同様に人間ではきちんと効果は証明されていません。また、血糖をおさえる、血圧をおさえるという点がセールスポイントのサプリメントも数多く市販されていますが、一方で本当に血糖がさがるサプリメントを各人が勝手に飲用して低血糖になる危険性はないのかという問題点も指摘されています。それゆえこれらの生産企業も医療専門家とよく協議しあい、疫学研究者と臨床医の連携による研究も大切です。
数年前にはJCAM(日本補完代替医療学会)が設立され、補完代替医療専門の国際雑誌eCAMもオックスフォード大学出版から発刊されるようになりました。米国の有名な研究機関NIHでも莫大な国家予算のもと補完代替医療が本当に効果があるのか、EBMとしてどうであるのか調査が進んでいます。これまでのNIHの研究報告では「カイロプラクティクスは効果なし」とされ、「ホメオパシーはまだ研究中」とのことです。もちろん、EBM
evidence based medicine とNBM narrative based medicine 両面の評価方法の検討も大切ですが・・・・・・。このような米国での調査結果は、「NCCAM」のホームページで閲覧できるとのことです。
全身がだるくて微熱が続くという症状は、うつ病や心のストレスでよくおきますが、うつ病と全く無関係の『Q熱』という感染症の病気でも起きます。
Q熱 (Q fever) は細菌の一種である コクシエラ菌 によって引き起こされ、犬や猫などのペットから感染します。
自然界の野生動物も多く感染しています。(野良犬は20〜30%の感染率)。
日本のペットでは、犬や猫のおよそ10%前後が感染していると報告されています。感染動物の出産後の胎盤などによって汚染されたホコリ等を人間が気管から吸って感染します。動物の尿、糞便も感染源になると報告され、
当然ながら獣医師や食肉業者などに感染者が多いのです。症状として、微熱が長く続く
、発疹、 頭痛 食欲不振 、胸痛 、 全身倦怠、疲労感 、筋肉痛 、関節痛 、眩暈 (立ちくらみ)
、集中力の低下 、発汗 、嘔吐 、下痢 、腹痛、 体重の減少などがあります。無症状で終わる人も半数おられるのです。
大体数週間で自然に治りまが、数ヶ月間慢性に経過する人もあるようです。普通の病院での血液検査には、炎症所見すら陰性と判定され、何も異常は指摘されません。体のだるさから、仕事や学校を休みがちになりますが、病院の検査で異常がなく、そのため不登校、出社拒否、うつ病、自律神経失調症などと誤診される危険が高くなります。
ところで、これは決して死に至るような怖い病気ではありませんが、検査で異常がないため誤診されやすい病気として覚えておくのもいいでしょう。治療はある種の抗生物質が有効です。しかし確定診断のための検査費用が高く、実費で14000円ちかくになります。検体は米国に発送され調べられるため、結果報告は採血から2〜3週間後と遅くなりそうです。最近では、日本の大学病院でも検査されているそうですが・・・・。うつ病や自律神経失調症で微熱があり、抗うつ薬が無効の人は、一度Q熱の可能性も考えて見られてはいかがでしょうか。もちろん現在の主治医とよく相談されてのことですが。
画期的な糖尿病の検査と治療
生活習慣病とされる糖尿病の治療は食事療法、運動療法、そして薬物療法の3本柱で行われます。生活習慣病の面もあるゆえに、治療もまた習慣的に日々努力を必要とするものです。たとえば血糖値を知るための定期的な採血、そして重症例でのインシュリン投与など、いずれも注射が必要であり痛さを伴います。そのため注射嫌いの人では、毎日のインシュリンが必要と分かっていても病院から逃げたくなってしまいます。
ところがこれらの点に関して、嬉しいことに以下に記すような朗報があるのです。
@血糖検査について:現在は採血で痛い目をして血糖を測定していますが、「グルコウォッチ」という腕時計のような部品を腕に付けることで、1日12時間、採血を全くせずに持続的に血糖値をモニターできるようになってきました。すなわち、無痛状態で自己血糖を長時間モニターできるのです。病院に行かなくても自宅で、朝夕の食前・食後、睡眠中にも、自動的に血糖が測定されるのです。これは米国の「シグナス社」というメーカーから発売の予定です。
Aインシュリン注射について:これも痛い針を皮膚に刺して薬液を体内に入れますね。ところが、現在米国で、経肺的にインシュリンを注入する方法(つまりインシュリンをエアゾールのように口から噴霧して肺から吸収させる方法)が開発されているのです。現在はまだ臨床治験(第3相)中ですが、これまでのように注射針でインシュリンを注入していた場合と比べて、効果は同じと結論されています。今後の発展が期待されるところです。
また、針を皮膚に刺さなくても、超音波で皮膚からインシュリンを瞬時に浸透させるという無痛性の投与方法も検討され、某メーカーからすでに商品化されているそうです。比較的高額ですが・・・。
さらに、使いやすい超即効性の新しいインシュリンが発明されるなど、糖尿病の治療研究は凄いスピードで進展しています。
「引きこもり」 の現状
引きこもりに社会復帰支援(東京)(5/21)
国による初の全国調査で、全国の保健所などに、引きこもりについての相談が年間のべ六千件以上寄せられていることが明らかになった。調査では、引きこもりを「分裂病などの精神病以外で、六か月以上自宅に引きこもって学校や仕事に行かず社会参加しない状態」と定義。
保健所と精神保健福祉センターの回答では、
(1)相談時の年齢で最も多いのは「20〜25歳」で全体の約2割。「31〜35歳」は10・2%、「36歳以上」は8・6%。
(2)継続期間は「1〜3年未満」が26・3%と最多。「十年以上」も7・7%、「長期化」「高齢化」する実態が浮かんだ。
(3)小中高校で不登校経験がある割合は四割だった。
埼玉県に拠点を置く親の集まり「全国引きこもりKHJ親の会」(ファクス048・758・5705)として全国組織になりました。
本会員は毎月100〜200家族増え、現在は約1500家族にのぼります。全国に十三の支部も出来ています。
支部で開かれる月例会では会員が自分たちのケースを語り合うほか、専門家による講演会も開かれ会報によるカウンセラー・医療機関の紹介も行います。
同会への相談は、十年以上の長期引きこもりケースが多いようです。老いた親が暴力を振るわれるなど悲惨なケースもあるとのこと。引きこもりの子を抱えることで、親まで社会から引きこもってしまいがちで、同じ悩みを持つ人どうしで話し合うことが、親の精神的な支えになっています。
引きこもりなど対人不安で悩む若者らが交流する個人情報誌「ひきコミ」を編集し、「人生模索の会」の“居場所”にもなっている「不登校情報センター」(東京都豊島区、電話03・3940・6593)の松田武己さんも、「二、三十代の人たちの社会復帰のための受け皿や居場所が不足している」と指摘しています。 こうした背景もあり、厚生労働省は引きこもりへの対応、援助策について初のガイドラインを作成し、全国の自治体に通知しました。
第一回摂食障害フェスティバルの開催について
日本摂食障害ネットワークによる第一回の摂食障害フェスティバルが以下の要領で開催されます。
日本摂食障害ネットワークは、摂食障害に関するさまざまな問題を解決する目的で設立されることに
なっています。音楽療法、ストレスマネージメント、栄養カウンセリングなどの会合や講演などがもたれる
予定です。
日 時 : 2001年8月5日(日)午前9時30分〜午後5時
場 所 : 大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
参加費 : 3000円
第一回組織委員会委員長 : 生野照子(神戸女学院大学)
申し込み方法 : 往復葉書に住所。氏名、年齢、摂食障害との係わり(例:家族、医師など)を記載
のうえ、下記事務局まで申し込む。
申し込み締め切り : 7月10日(火)
事務局 : 大阪市阿倍野区阿倍野筋1−5−1
あべのクリニック内
摂食障害ネットワーク TEL 090−3874−5739
ピロリ菌は胃潰瘍や胃癌の原因になりうると以前にここに書きました。今ではピロリ菌の駆除は保険も適用も可能となり、駆除薬の効果的な使用基準も作成されています。ところで、ピロリ菌を駆除すると、次にどんな困った事が生じてくるかという点も現在検討されているのです。以下それらについてです。
ピロリ菌が胃から駆除されてしまうと、胃粘膜の胃酸の産生能力が回復しアップしてきます。そしてこの事は、逆流性食道炎(胃の酸度上昇により生じやすい)を発生しやすくなり、また十二指腸炎(これも胃の酸度に関係)も発生させやすくなります。そのためピロリ菌を駆除した後には、引き続き胃散分泌を抑えるための薬をしばらく服用すべきなのです。本来、胃酸分の過剰自体が胃潰瘍の発生要因のひとつであり、「ピロリ菌を駆除することで胃酸分泌が増加」するという事は、少し皮肉な結果とも言えるのです。 ピロリ菌を胃の中に持っている成人は非常に多いのですが、胃潰瘍になる人はそのうちの一部です。では、ピロリ菌をもっているが胃潰瘍になってない人も菌を駆除した方がいいのでしょうか。この点については、ピロリ菌の抗生物質抵抗性を助長してしまうのではないか、胃癌の発生頻度が下がるのではないか等の多角的視点から重要な課題であり、現在医学会で慎重に討議されているのです。
F製薬から、新しいタイプの過敏性腸症候群の薬が発売されました。これは、口から飲む薬で錠剤と細粒があります。その作用は、硬便による便秘ケースには腸管内で水分を与えて膨化(軟化)させ、ほどよい堅さにして排便させやすいという作用があります。一方、下痢のケースでは水のような便をゲル状のほどよい硬さに変化させ下痢を止めてくれるのです。つまり、便秘タイプにも下痢タイプにも、よく効くということになります。しかし腸管の運動機能そのものにはあまり作用しないので、はたして症状をどの程度除去してくれるかは人によってかなり異なります。ところで、この薬は副作用として胃でカルシウムを一定量放出するために、血中カルシウムの高い病気の人にはあまり使用しない方がよいそうです。
不登校児の動向
文部省による不登校児の定義は、1991年に、年間欠席日数が、50日以上から30日以上に変更された。85年から97年までの不登校児の数の変化は、85年から95年までは穏やかな増加だったが、95年から増加率は高くなっている。
小学生 中学生
97年 0.26% 1.89% (過去最高 計105000人))
また、高校中退者も94年頃からとくに増加し、96年では112000人(高校生の2.49%)となっている。 一方、通信高校の生徒数は1983年には27000人だったが、98年には16万人を越えている。また通信高校入学者の平均年齢も下がりはじめ、現在は、19.2歳である。(ちなみに1983年には27.0歳)
単純に数だけを並べますと以上のようなことになります。
気分障害の疫学
WHOによると、気分障害(うつ病など)が人類の健康という点から捉えられる重要性(個人や社会への負担・重荷)は現時点で4番目ですが、2020年にはすべての疾患のなかで2番目になると予測されています。まさに現代は心の時代です。
ピロリ菌と胃の病気
胃潰瘍、急性胃炎、さらに胃癌発生の素地となりやすい萎縮性胃炎などが、胃の中に棲息するピロリ菌によって発生しやすいという事実が判明して何年か経過しました。
日本人の成人は、かなりの割合でピロリ菌に感染しています。そのため、これまで言われてきた「ストレスと胃病の二者関係」から「ストレスとピロリ菌と胃病の三角関係」が新しく医師の間で噂されはじめました。
さらに最近では、胃のポリープ(過形成ポリープ)までもピロリ菌によるものであろうと語られはじめました。ピロリ菌を駆除することで胃のポリープが消失したというセンセーショナルな医学論文の発表が最近出現したからです。つまり、ポリープ、潰瘍、胃炎、胃癌といった殆どの胃の病気に、実はピロリ菌の胃内の棲息(つまり感染)が深く関連している事が分かってきたのです。もちろん、胃潰瘍や胃癌は、ピロリ菌だけの問題ではなくて、心理的なストレスや食生活の仕方など、多要因が関連しているというこれまでの学説も否定できません。このピロリ菌を根治駆除してやっつけるには2種類の抗生物質を服用する必要がありますが、現在は残念ながらまだ保険が適応外の治療法であり、薬物代金だけでも実費で1万円くらいかかります。一般の胃潰瘍の薬だけでは何度も再発してしまう胃潰瘍の患者さん等は、このピロリ菌駆除治療をお勧めします。
S製薬が大新聞に抗うつ剤(SSRIの一種)の第3相臨床治験の応募者を募ったところ、全国で1000人以上の希望者が殺到したらしい。薬代が無料となり、治験中(4週間)のあらゆる検査代が無料になるというメリットを求めたり、これまでの抗うつ剤に失望していた患者さん達が応募されたようである。これは「週刊現代」でも次回スクープされる。
第3相の臨床治験とは、最終段階のダブルブラインド形式の臨床実験であり、危険性はそれまでの相の段階よりも小さいとされる。私も病院でこの臨床治験に現在参加協力中であるが、さて効果と副作用の程度はこれまでの抗うつ剤に比べて意義あるものとなるか否か一大関心であります。SSRIの日本での発売量は昨今うなぎの登りに急上昇しており、各メーカーがプロザックに近い品種を我先に発売予定のようである。一方現在日本でまだ頻用されている三環系抗うつ剤などは、欧米でのようにしだいに淘汰され、近いうちに使用頻度は激減していくでしょう。
禁煙を楽にできる方法として、ニコチン含有ガムの使用や、ニコチン含有貼付剤(ニコチネル)の使用が最近話題になっています。
喫煙は、各種のガンや慢性呼吸不全(高齢になって、呼吸困難やセキやタンに苦しむ)、胃潰瘍、胃炎、不妊症、心筋梗塞など多くの弊害を確実にもたらします。当然、それらの弊害を熟知しつつも禁煙出来ないという哀れな人達が非常に大勢おられます。さて、そのニコチネルの効果はどうでしょうか?私の臨床経験によって述べるならば、効果は抜群です。ただし、禁煙の目的意識を明確にしている場合に限ります。家族のために、あるいは自分の健康のために、経済的理由のために、と禁煙の目的はそれぞれでしょうが、目的をしっかり自覚していないとニコチネルを用いても効果は薄いようです。ニコチネルを貼ると、明らかに喫煙の渇望は著しく軽減します。それは医学的な二重ブラインドテストという厳格な臨床実験においても確認されています。一方、費用がニコチネル1セット分(8週間分)で3万円近くかかるという点、貼った皮膚の部分にアレルギー反応(赤く痒くなる)が出やすいという点、アトピー湿疹には使えないという点などの問題が残されています。
最近の海外の医学文献では、ニコチネル貼付に「抗うつ剤」の服薬を併用すると、禁煙成功率がさらに高まるとされています。ニコチネルは保険が効かず薬局で自由に買うこともできません。医師の処方、指導下に購入し使用するという条件がつけられています。考えてみれば、健康を害するタバコは医師の許可が不要であるのに、ニコチネルには医師の許可が必要というのは本末転倒に近いものです。そろそろタバコに嫌気がさしてきた方々、2000年への突入を契機にぜひ、禁煙にトライしてみてください。来年はタバコの値上げも予定されているそうですから・・・・・・・・・
福島市内の2688名の女子高校生の調査から。
11%が1ヶ月以上のダイエット経験があり、肥満恐怖を示すものが52%、標準体重の15%以上のヤセであるものが25%、3ヶ月以上の無月経者が18%、ヤセのための下剤乱用者が10%、やせているのに太っていると思っている者が37%にみられたと報告されています。結果、神経性無食欲症(拒食症)の診断基準に合致するものが47名(1.7%)であったとのこと。まさに現代病です。
月経前症候群と更年期障害の関係
オーストラリアでの2000人の女性の調査から。月経前症候群(生理前の腹痛、イライラ、種々の心身の不調など)のあった女性は、より重症の更年期障害になりやすいことが報告されました。また重症の更年期障害に陥る女性は、元々心理的ストレスが大きく、喫煙率が高く、運動不足の傾向があったとの事です。
失感情症
失感情症とは、イスラエルのSifneosが提唱した概念であり、
1)想像力が貧弱で、心模様を言語化することが困難。
2)感情を自覚することとその表現が困難。
3)会話で、事実関係を述べたてるが、それに伴う感情を表現しない。
4)面接者との感情的交流が困難。
という特徴があります。そのため失感情症は心身症に陥りやすい性格特性と言われています。例えば気管支喘息やアトピー湿疹、潰瘍性大腸炎などの難治化の要因のひとつとして、失感情症は現在注目されています。一方、心身症患者のすべてが失感情症傾向を示すものではなく、失感情症のすべてが心身症になるわけでもないことも事実であり、心身症発症メカニズムとの関係でまだまだ検討すべき点は残されています。
失感情症の発生機序については、脳内の機能的解離、遺伝的要素、人生最早期の母子関係の障害など種々の仮説が立てられています。失感情症の修正や治療法については、内的葛藤を扱う精神分析的治療はあまり有効と考えられておらず、精神生理学的手法(リラクゼーション修得、行動療法、生体エネルギー法など)が比較的有効とされます。
ところで「失感情症」という言葉はすでに一般的に使用されていますが、alexithymia(アレキシシミア)の訳としては誤訳であり、正しくは「失感情言語症」と改名されるべきであるとも言われています。
タイプA行動パターン
タイプA行動パターンとは、血液型とは何の関係もなく、専門的な医学用語です。
その特徴は、以下のようなものです。
1)競争心が強い
2)敵意を持ちやすい
3)せっかちで時間にいつも追われている
4)他人からの評価を切望し、昇進願望が強い
5)精力的で、余暇を嫌う
というような行動パターンをとる人達をさします。
このことが臨床的に問題視されるのは、このタイプの人達が心筋梗塞や過労死のような、種々のストレス性の病気をきたしやすい事が明らかになっているからです。米国での調査ですが、タイプAの人達の行動修正を行った所、心筋梗塞の再発率が50%近く減少したことが判明しました。タイプAの人達は、余暇というものに罪悪感を感じ、たとえ余暇をとってもハードスケジュールな余暇となり、真の休息にはなりにくいのです。
ところでタイプAの人達の行動修正は、
1)話す、歩く、食べる速度を意識的に遅くする。
2)自訓練法などのリラックス法を修得する。
3)仕事量、残業を徐々に減らし、家庭団らんの機会を増やす。
4)タイプA行動パターンの危険性理解させ、修正不可能な性格の問題ではなく、修正可能な「行動様式」や「習慣」の問題として認識させる。その結果、行動修正のモチベーションを高めさせる。
以上の様な修正方法が効果的と言われています。当然これらの方法を用いるには、家族や職場の人たちの理解や協力も必要になりそうです。
厚生省、高血圧の新しい治療指針発表
厚生省は「老年者高血圧の治療ガイドライン1999改訂版」をまとめました。これによると95年版に比べ,血圧の治療開始値や治療目標値を下げられています。同報告は,老年者高血圧の治療開始値を160/90mmHg以上と設定しました。ただし70歳以上では血圧が高い方が生命予後がよい場合があることから,収縮期血圧の治療開始値は年齢プラス100mmHgとしています。
また降圧目標値は,60歳代で140〜150/85mmHg未満としましたが,70歳以上では臓器障害が多いことやJカーブ現象を考慮して,70歳代が150〜160/90mHg未満,80歳代が160〜170/90mmHg未満と高めに設定されています。80歳代後半の超高齢者では,高血圧が直接悪影響を及ぼす場合以外は,生活改善にとどめるべきとしています。
心身医学の視点からは、いわゆる白衣高血圧(病院での診察時のみ緊張して血圧が上昇する人達)をどのように見分けていくかが、大切なポイントと思われます。報告では、この点に関しての記述がやや不足している感があります。家庭で測定された血圧と医院で測定された血圧の差が大きい人はきちんと主治医に報告し、血圧を下げすぎないように注意すべきです。朝、降圧剤を服用後、1〜3時間たってからふらつきを覚える人は特に注意すべきでしょう。血圧の過度の降下は転倒を招き、痴呆や脳梗塞の促進因子となる可能性があるからです。
眠くなる時刻
人間の睡眠欲求の強くなる時間帯は、夜間なら夜11時、日中なら午後2時頃ということが、睡眠に関係する脳内ホルモンの分泌動態から明らかにされてきました。そのため午後2時頃に重要会議やいろんな勉強会などをすると、睡魔に襲われやすくなります。我々の研究会も毎週午後1時から2時半まで行っていますが、2時頃になるとコックリさんが出現します。他国のようにティータイムを2時頃に設けるのは、人間の生理に合っているのかもしれません。