2005年4月9日に発生した上位蜃気楼


琵琶湖大橋の蜃気楼||対岸の堅田・雄琴(大津市)の蜃気楼||対岸の守山市・草津市の蜃気楼

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■ 2005年4月9日(土)に発生した上位蜃気楼
  
  この日は絶好の蜃気楼発生日和でした。なぎさ公園おまつり広場で定点観測している
 房会員より12:30分頃に上位蜃気楼が発生したとの連絡を受けました。私は所用のため
 14:30頃になぎさ公園おまつり広場に到着しました。
  到着したときには、たしかに上位蜃気楼が発生していたが、変化も乏しくこのまま消
 滅するかのようであった。現地での風向は、上位蜃気楼発生に特有の北東よりの風が吹
 いていたのでそのまま観察を続けました。
  15:00頃から対岸の守山方面が板塀状(典型的な上位蜃気楼像)になったのを合図に
 するかのように、再び南湖に蜃気楼ショーが始まった。この日の視程は約13km程度。
 琵琶湖大橋方面はヘイズの影響で多少霞むものの、蜃気楼の見え具合は良いほうでした。
 現地での気温は17.5度、水温は15.6度(何れも15:15〜15:25の計測)で、肌寒く感じ
 るときもありました。
  この日は、小松浜(滋賀郡志賀町北小松)で観測をしている松井先生からは北湖でも
 上位蜃気楼が発生しているとの連絡を受けました。小松浜から見た琵琶湖大橋は多彩
 に変化をしたようです。詳しくは松井先生のHPをご覧下さい。
  今回、私が撮影した写真を琵琶湖大橋、対岸の堅田・雄琴(大津市)方面、対岸の守
 山市・草津市方面の3つに分類して紹介いたします。

 

 

 

■ 琵琶湖大橋の上位蜃気楼
 
050409_bridge-henka.jpg (115296 バイト)
 写真Aは、琵琶湖大橋全体が高く伸びて本来のアーチ型より水平に近くなった状態。変化した橋の下には湖面が上位蜃気楼化して(湖面よりやや薄い色で)帯状になっています。橋の左(西)側付近の造船所も2像になっています。
 写真Bは、琵琶湖大橋の東(守山)側の橋梁が横倒ししたV字のように変化した様子です。これは、3像型の蜃気楼で、Z字型の変形バージョンのようなものです。
 写真Cは、写真Bとよく似ていますが東側の橋梁がZ字型になり、黒っぽい橋梁の一部分が消え、再び空中にその橋梁の続き(蜃気楼化した部分)が現れています。
 写真Dは、橋の最高部分付近の両端がZ字型になった直後のものです。双眼鏡で変化に気付きカメラの向きを調整していた数秒の間に写真が示すようにダブルZ字型は崩れていました。橋の西側の下の造船所はビルのようになっています。
 写真Eは、写真Dの状態からダブルZ字型の名残が合体し(幻の蛇のツチノコの胴体状に)太くなったようすです。この奇妙な橋を走行する車は通常より大きく伸びて長方形状(写真Eの中央のやや左の白っぽい長方形)になったり、2像や3像になっていました。


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■ 対岸の大津市堅田・雄琴方面の上位蜃気楼
050409_katata-ogoto.jpg (85274 バイト)
 写真Aは、琵琶湖大橋西詰付近(大津市堅田)の様子である。琵琶湖大橋の橋梁は、ほぼ水平に変化しており、橋の下の造船所も複雑な変化をしています。写真の左の対岸風景は板塀状になろうとしている過程の状態です。
 写真Bは、対岸の堅田(大津市)付近が板塀状化している様子です。
 写真Cは、対岸の堅田〜仰木(大津市)付近の様子です。一見すると、蜃気楼?と思えます。このエリアの実景を見慣れた者はだまされません。よく見と、建物が通常より高くなっていることがわかります。また、窓が伸びていたり、右上りにみえる屋根がS字状に変化していたり、グランドキャニオン風に変化していたりします。
 写真Dは、写真Cより更に南下した仰木〜雄琴(大津市)方面の板塀状化したようすです。


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■ 対岸の守山市・草津方面の上位蜃気楼
050409_moriya-kusatsu.jpg (107448 バイト)
 写真Aは、対岸の守山市付近が板塀状かした様子です。対岸がきれいに水平一直線状に変化しています。この変化は上位蜃気楼の典型的な変化なので、肉眼で遠方の風景が妙に高さがそろって見えたら上位蜃気楼である可能性は大です。上位蜃気楼を発見する際の目安となります。
 写真Bは、写真Aのエリアを更に拡大撮影したものです。遠くから板塀状に見えても、細部は建築物などが複雑に変化(上方倒立、伸びなどの複合)しています。
 写真Cは、対岸の守山市と草津市の境界付近の上位蜃気楼です。対岸の風景の一部が伸びたり、倒立したりて板塀状になりかけています。
 写真Dは、写真Cより上(北)の守山市付近の上位蜃気楼です。対岸の風景がパルス波状またはグランドキャニオン風に変化しています。これも風景の一部分が伸びて高さがそろっています。
 写真Eは、琵琶湖大橋の東詰付近の対岸守山の様子です。写真中央付近には帯状の風景の上に線状のものが現れています。また、写真中央から左の方にやはり帯状の風景の上に点状のものが現れています。これらは通常風景の一部が上方倒立像として見えたもので、“蜃気楼が成長してきている”という表現を用いることがあります。上述の部分が太くなり、その下の帯状のもの(蜃気楼化したもとの風景)と合体してやがて板塀状になります。


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