2008年3月22日に発生した上位蜃気楼

琵琶湖大橋東側の橋梁の蜃気楼| |板塀状になる東岸の守山・草津方面

板塀状になる西岸の堅田方面| |琵琶湖大橋の変化

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■ 2008年3月22日(木)に発生した上位蜃気楼
 
  この日は、天気もよく朝方は寒かったので、このまま気温が上がると蜃気楼が発生するかも・・・と
 思われました。
  定点観測地点のなぎさ公園おまつり広場では、風向は蜃気楼発生につきものの北東よりの風でし
 たが、肌寒い風でした。湖上はヘイズの為に、肉眼で琵琶湖大橋は見えませんでした。双眼鏡で観
 察すると、琵琶湖大橋の東側の橋梁が微妙に太くなったり、元にもどったりを繰り返していました。
 このまま待てば、上位蜃気楼が発生するかもしれないと待機していたところ、15:00過ぎから冷た
 い風は消滅し、風速も弱くなりました。15:15くらいより東側の橋の橋梁が顕著に変化しだし
 て、Z型になりました。対岸の堅田や守山方面も板塀状の蜃気楼となりました。

 

 

 

■ 琵琶湖大橋東側の橋梁の蜃気楼
 
080322_biwahashi.JPG (202318 バイト)
 上段の写真Aは、琵琶湖大橋東側の橋梁が部分的に太くなり、橋の形も本来のものと微妙に違っています。これを蜃気楼にふくめるのか難しい問題です。一応、我々はこの変化を“蜃気楼もどき”とよび、蜃気楼に含めていません。(この微妙な変化が橋ではなく、建物だったら通常状態との違いに気づかないかもしれません。)この状態からZ型に変化したり、そのまま元の形に戻ったりする場合があります。
 中段の写真Bは、琵琶湖大橋東側の橋梁の変化は写真Aと大差ありませんが、矢印の指し示す先の四角い物体に注目して下さい。この四角い物体は、橋上を走行する車が伸びた(板塀状)になったものです。橋の微妙な変化だけではなく橋上の車が2像や伸びたりする姿が確認されれば、上位蜃気楼発生と判断しています。車の大きさや形の違いで2像や3像、長方形のビルのように見える場合があります。
 下段の写真Cは、東側の橋梁がZ字型(3像型)の蜃気楼になった様子を撮影したものです。よくみると、黒っぽい橋梁の他に、白っぽい橋の欄干が上方倒立して右へ伸びている様子がわかります。このZ字型の変形は、気象条件などによって、大きさや形、現れる位置が変わります。

2008年03月22日(土)大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)


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■ 板塀状になる東岸の守山・草津方面
  
080322_moriyama-kusatsu02.JPG (170324 バイト)
 上段の写真Aは、東の対岸の今浜町・木浜町(守山市)方面が板塀状の上位蜃気楼になった様子です。
 中段の写真Bは、東の対岸の洲本町・赤野井町(守山市)方面が板塀状の上位蜃気楼になった様子です。魚津では、薄いバーコード状の帯のような板塀状の蜃気楼が見られますが、この写真のように濃い帯状(板塀)となって見える場合もあります。変化する対象物の密集の程度や順光・逆光、気象条件などによって板塀状の様子が変わってくると思われます。一般的に、蜃気楼は屈折によって起こる為に(光の分散が生じて)、元の物体の色より淡い色となりやすいと思われます。
 下段の写真Cは、東の対岸の杉江町・山賀町(守山市)から烏丸半島(草津市)にかけて板塀状の蜃気楼になった様子です。写真の中央から右にかけて写っている建物は、琵琶湖博物館です。写真左から中央にかけての板塀状の様子は、写真Bと異なり淡いバーコード状になっています。
 ※ 上位蜃気楼を発見するコツは、「湖岸の風景の凹凸がなくなり風景の高さが水平一直線状(板塀状)になっ
    て見えるところを探す」ことです。


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■ 板塀状になる西岸の堅田方面
 
080322_katata417.JPG (99987 バイト)
 この写真は、西の対岸の堅田(大津市)方面が板塀状の上位蜃気楼になった様子です。この写真の右側(琵琶湖大橋の西詰)周辺では、対岸がきれいに水平一直線になっています。一方、左の大観覧車周辺では、蜃気楼が「育っている」段階というか・・・板塀状になりつつある状態です。

 

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■ 琵琶湖大橋の変化
 
08032216h23m02_biwahashi409.JPG (95354 バイト)
 この写真の右側(東側)の橋梁は、Z字型というよりも“横倒しのV字型”に分裂して見えます。さらによく見ると、(琵琶湖大橋の最高部周辺の橋梁の太さの違いを除いて)本来は同じ太さ(厚み)で見えるはずですが、橋梁が太いところや細いところがあります。琵琶湖大橋のアーチ状の形、逆転層の状態などによって形が微妙に変化して見えているようです。

 

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