2009年4月11日に発生した上位蜃気楼(2009年度観測第6号)

板塀状になる湖岸(大津市堅田方面と守山市木浜方面)||伸びる琵琶湖大橋と分裂した琵琶湖大橋東側橋梁


変化する湖岸(大津市堅田方面)|  |変化する琵琶湖博物館


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■ 2009年4月11日(土)に発生した上位蜃気楼
 
  今回は、4月8日から続く連続4回目の発生となりました。特徴的なことは、最近に珍しく30
 分程度の短時間の発生でした。ビワコダスによると12時40〜50頃に南湖では無風に近いNEよ
 りの風からWSWの風に変わったことが、蜃気楼消滅と関係していそうです。湖上の視界は、こ
 こ数日の傾向で悪く、双眼鏡では琵琶湖大橋が見えるが肉眼では解り辛い状態でした。
  私がなぎさ公園に到着した時には、蜃気楼化が始まっており、琵琶湖大橋東側の橋梁から
 始まった蜃気楼の成長過程は、割合早く進行していったので詳細な発生過程を見続けていた
 わけではありませんが、下位蜃気楼を伴いながら上位蜃気楼に素早く変移した感があります。
 琵琶湖大橋の東側が太くなりこのままで行くとZ型になると思われた頃から、急激に縮んで
 行きました。その後は対岸や琵琶湖大橋は縮んだままでした。

 

 

■ 板塀状になる湖岸(大津市堅田方面と守山市木浜方面)
  
09041112h41m_42m_KoganItabe_2069&72.jpg (102590 バイト)
 この2枚組みの画像は、上段が東の対岸の守山市方面を撮影したもので、下段の方は西の対岸の大津市堅田方面を撮影したものです。
 上段の画像は、東岸の守山市木浜方面一帯が水平一直線状にそろった“板塀状の蜃気楼”になったものです。(12:41撮影)
 下段の画像は、西岸の琵琶湖大橋西詰周辺の大津市堅田方面が水平一直線にそろった“板塀状の蜃気楼”です。この下段の画像の中央からやや右の板塀状の中を見ると、建物(おそらく民家!?)が伸びて、その上にまた像ができている姿が5つ程確認できます。たの部位もよくよく見ると、2像になっています。この様に、板塀状蜃気楼は単に風景画伸びただけでなく、2像型や3像型の蜃気楼が複合されたものです。(12:42撮影)
 上段・下段の画像共に、板塀状の蜃気楼になると普段の風景を知らない限り、板塀状に変化した部分の元の姿を想像することが困難だと思います。

2009年4月11日(土)、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

 

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 伸びる琵琶湖大橋と分裂した琵琶湖大橋東側橋梁
   
09041112h39m_42m_Biwabridge_2068&71.jpg (103620 バイト)
 この画像は、琵琶湖大橋を撮影したものです。
 上段の画像は、琵琶湖大橋のほぼ全景を撮影したものです。全体的に琵琶湖大橋が高く伸びており、橋梁の太さも通常より細くなって見えます。そして、左(西)から右(東)へと続く琵琶湖の橋梁の右には、その橋梁の下に黒っぽい“影のようなもの”が現れています。これはその上に見える橋梁の幻の像=蜃気楼像です。橋梁の左(西)方向の下部の風景は“板塀状の蜃気楼”になっています。(12:39撮影)
 下段の画像は、上段の分裂した東側橋梁を拡大撮影したものです。橋梁として見えている部分も蜃気楼となっているのですが、その下に見える黒っぽいものも橋梁の蜃気楼像ですが、橋梁というよりも“影”か“黒い煙がたなびいている”ように見えます。(12:42撮影)

2009年4月11日(土)、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 変化する湖岸(大津市堅田方面)
  
09041112h41m_58m_Egos2070&80.jpg (102340 バイト)
 この画像は、西岸の大津市堅田方面を撮影したものです。
 上段の画像は、湖岸が上方に伸びて高さが水平一直線にそろった“板塀状の蜃気楼”となったものです。(12:41撮影)
 下段の画像は、上段の画像と対照的に、湖岸が縮んだものです。中央の大観覧車を上段のそれと比較すると、観覧車の下部がつぶれて見えています。これは、湖面が上方に伸びたために、ある高さ(観覧車の回転軸よりやや下辺り)から下の部分が押し上げられたようになり、ある高さから上の部分はほとんど影響を受けないために観覧車は“三角おにぎり”のような姿に変形しています。(12:58撮影)

2009年4月11日(土)、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 変化する琵琶湖博物館
 
09041112h49m_57m_Biwahakubutsu_2075&79.jpg (100631 バイト)
 この画像は、東岸の烏丸半島の琵琶湖博物館方面を撮影したものです。
 上段の画像は、普段の風景との違いがわかり辛いかもしれません。しかし、湖岸の少し上の部分が上方に伸びて低いながらも板塀状になり、それより上の部分は変化していません。このように、普段からその場所の姿を覚えていないと蜃気楼を見逃してしまうことがあります。(12:49撮影)
 下段の画像は、上段の画像と比べてその違いがすぐ解ります。博物館一帯が縮んで見えます。また、湖岸より少し上の部分が上方に伸びていますが、上段の画像の変化した部位が微妙に異なります。(下段の方は上段の方より下の部分が上方に伸びています)また、湖岸のビット(船舶係留杭)も下段の方が上段より伸びて見えます。(12:57撮影)
 一般的に、湖岸の風景が縮みだして下段の画像以上に縮んで細くなり(高さがなくなり)線状になると、もう活発な像変化がほとんど起こりません。そこで、我々は元の風景に戻らなくても“線状”に縮んだままだと判断した場合、“蜃気楼が終わった”と言う表現を使っています。

2009年4月11日(土)、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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