2009年4月12日に発生した上位蜃気楼(2009年度観測第7号)


逆Z型になる琵琶湖大橋西側橋梁||Z型になる琵琶大橋

板塀状になる大津市堅田方面||眉毛状になる琵琶湖大橋||細くなる琵琶湖大橋

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■ 2009年4月12日(日)に発生した上位蜃気楼
  
  今回は、4月8日から続く連続5回目の発生となり、今年度通算7回目の蜃気楼発生となりま
 した。この週は、移動性高気圧に恵まれたために、2月〜4月上旬の不発生を取り返すかのよ
 うな発生ぶりです。もし、明日も発生確認をすれば、平成8年の連続6日間発生とタイ記録にと
 なります。
  今回は12時30分には既に発生しており、13時30頃には活発な蜃気楼の変化は収まりま
 した。しかし、活発な変化がないものの“縮む変化”が見られないために、観察を続けていると、
 14時30分ころから琵琶湖大橋がZ型になりだしたり、対岸が板塀状になるなど活発な変化が再
 発しだしました。そして、変化の強弱をつけながら17時30分頃まで発生し続けました。その
 後、湖面が伸びだし、対岸や琵琶湖大橋が下部から押し上げられたかのように縮みだし18時位
 でも縮んだ状態だったので、観測を中止しました。

 

 

 

  逆Z型になる琵琶湖大橋西側橋梁
 
09041214h33_KatataZ_02092.jpg (104275 バイト)
 この画像は、琵琶湖大橋西詰および大津市堅田周辺を撮影したものです。
 画面中央の琵琶湖大橋の橋梁をよく見ると“逆Z”型に変形しています。この部分は3像型の蜃気楼となっています。また、画面の中央より左の大津市堅田の湖岸が“モニュメントヴァレー風(アメリカ)”に変化しています。この地域はタワーリングという蜃気楼の部類になります。

2009年4月12日(日)14時33分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ Z型になる琵琶大橋
 
09041214h29m_Z01_2090.jpg (99022 バイト)09041214h57m_Z02_02106.jpg (99833 バイト)
 この2つ画像は、琵琶湖大橋の東側橋梁を撮影したものです。
 上段の画像の琵琶湖大橋の橋梁を見ると、画面の中央と左の中間あたりに見える橋梁が“Z型(3像型)”の蜃気楼になっています。この部分は、琵琶湖大橋の東側の橋梁の中でも対岸の守山市により近い部分です。画面中央から右にかけて橋梁が途中から2つに分裂して見えています。(2009年4月12日14時29分撮影)
 下段の画像の中央あたりを見ると、琵琶湖大橋の橋梁に段差ができて見えます。この“段差”あたりの橋梁が“Z型”に変形しています。つまりこの部分は“3像型”の蜃気楼になっています。(2009年4月12日14時57分撮影)
 上段の画像の“Z”の部分と下段の画像の“Z”の部分の位置は、下段の画像の“Z”型の方がより西側です。琵琶湖大橋の橋梁の蜃気楼の“Z”は、たいてい時間の経過と共により西側(掲載画像でいえば、より左側)に移行していきます。

2009年4月12日(日)大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 板塀状になる大津市堅田方面
  
09041215h11m_KatataItabei_02119.jpg (101034 バイト)
 この画像は、琵琶湖の西岸の大津市堅田方面の風景を撮影したものです。
 この画像を見て気付くのは、“湖岸の風景の高さが妙に水平一直にそろっている”ことだと思います。実際の風景では、必ず凹凸があります。これは、我々が“板塀状の蜃気楼”と呼んでいるもので、上位蜃気楼の典型的な蜃気楼像です。2像型や3像型、伸びなどの蜃気楼像が複合されて現れたもので、このようになると、ふだんの風景がどんな形をしていたのか想像もできなくなります。
 蜃気楼=上位蜃気楼を発見するコツは、遠方の風景を眺めてみて“風景の高さが水平一直線にそろっている”部分を見つけることです。後は、双眼鏡(10倍前後)で観察して蜃気楼なのか偶然そう見えたのかを判別して下さい。

2009年4月12日(日)15時11分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 眉毛状になる琵琶湖大橋
 
09041215h15m_Maugebridge_02124.jpg (102154 バイト)
 この画像は、琵琶湖大橋を撮影したものです。
 先に掲載した「細くなる琵琶湖大橋」と対照的に、琵琶湖大橋の最高部周辺の橋梁が太くなっています。つまり、この部分の橋梁が上方へ伸びたためです。我々はこの様な形態の琵琶湖大橋の蜃気楼を“眉毛型”の蜃気楼と呼んでいます。この日の琵琶湖大橋は、細くなったり、Z型になったり、眉毛型になったりと多彩な変化をしましたが、この“眉毛型”の蜃気楼のように最高部の橋梁が太くなっただけで蜃気楼が終わる場合もあります。

2009年4月12日(日)15時15分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 細くなる琵琶湖大橋
 
09041217h16m_Biwabridge_02133.jpg (97867 バイト)
 この画像は、琵琶湖大橋を撮影したものです。
今回紹介した琵琶湖大橋の蜃気楼の中では、何か弱々しいというか車が通行すると橋が落ちそうな感じに見えます。通常の琵琶湖大橋の橋梁よりも細く且つ高く伸びていて、西詰の橋梁(画面の左側)が垂れ下がって見えるためです。よく見ると、水平線と各橋脚の境目あたりに土台(フーチング)が微かに見えています。定点観測地から琵琶湖大橋のフーチング(橋脚支持台)は、水平線下に隠れて通常見えることはありません。今回掲載した蜃気楼画像の中では、一番地味な変化!?に見えますが・・・

2009年4月12日(日)17時16分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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