2009年6月25日に発生した上位蜃気楼(2009年度観測第14号)


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横倒しのV字型になる東側橋梁



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■ 2009年6月25日(木)に発生した上位蜃気楼
  
  5月26日以降、上位蜃気楼の発生は確認されず6月に突入しました。6月も上旬、中旬を
 経て上位蜃気楼の発生は確認されませんでした。(毎日琵琶湖岸に観察に出かけていたわけで
 はないので、観測に行けなかった日に発生していた可能性や観測していた日でも、ヘイズによ
 り発生していても双眼鏡を用いても発生確認ができないということもありますが。)
  ようやく、約一ヶ月ぶりに上位蜃気楼が発生してくれました。発生時間も14:50と遅め
 の時間帯でした。通常、琵琶湖大橋がZ字型の蜃気楼になってから、その部分が成長して“横
 倒しのV字型”の蜃気楼になるこことが多い中、この日はZ字型になりかけた後にいきなり“横
 倒しのV字型”の蜃気楼となりました。とにかく、6月にも上位蜃気楼が発生確認ができまし
 たので、まだ暫く琵琶湖で上位蜃気楼が発生するかも・・・という期待をさせてくれる出現と
 なりました。

 

■ 部分的に太くなる琵琶湖大橋
  
09062515h54m_bridge_2582.jpg (71774 バイト)
 この写真は、琵琶湖大橋の最高部付近を中心に撮影したものです。画像中央部付近の橋脚から右(東)へ数えて、4〜6本目の橋脚上部の橋梁が不自然に太くなっています。上位蜃気楼の分類でいうと“タワーリング(伸び)”という部類になります。この部分一帯が上方に(他の橋梁部分よりも)伸びて見えるために太く見えます。何故この部分だけ便り太く見えるのかは、橋梁が橋の最高部を境に傾斜しているためと橋梁が細いために、気温の逆転層の高度とその高度に該当する橋梁が伸びて(太く)見えるのです。
 蜃気楼化した琵琶湖大橋は、全体的に通常より高く伸びて橋梁は細くなって見えます。しかし、ふだんから琵琶湖大橋の様子を見慣れていない人には、通常と異常の違いが分らないと思います。

 2009年6月25日(木)15時54分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房英夫会員)

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■ 変形する琵琶湖大橋
  
09062516h18m_bridge_2590.jpg (72345 バイト)
 この写真は、琵琶湖大橋の最高部付近を中心に撮影したものです。通常の琵琶湖大橋と異なる点は、最高部周辺の橋梁が太くなっています。また、画面の矢印の先の橋梁部分が突然太くなって見えるところです。太くなった橋梁は、Z字型(3像型)の蜃気楼になる寸前の様子です。そして、橋の最高部から左(西)に見える橋脚より左方向の橋梁は先細りになって見えます。これらは全て蜃気楼現象です。この日は、このまま完全なZ字型にならずに、“横倒しのV字型(3像型)”の蜃気楼になっていきました。

2009年6月25日(木)16時18分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房英夫会員)

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■ まゆ毛型になる琵琶湖大橋
  
09062516h25m_bridge_2592.jpg (77687 バイト)
 この写真は、琵琶湖大橋の最高部周辺を撮影したものです。上で紹介(一つ前)の写真よりも、琵琶湖大橋の最高部を境に橋梁が異常に太くなっています。我々は、このタイプの変化を“まゆ毛型”の蜃気楼とよんでいます。最高部の橋梁は(上の写真よりも)細くなって見えます。また、実際の該当部分の橋梁よりも細くなっています。

2009年6月25日(木)16時25分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房英夫会員)

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■ 横倒しのV字型になる東側橋梁
  
09062516h25m_V-bridge_2603.jpg (73072 バイト)
 この写真は、琵琶湖大橋の東側の橋梁を撮影したものです。画面の左端には通常より高く伸びて橋梁が見えます。左から右方向に橋梁を見ていくと突然、橋梁が2つに分裂して見えます。アルファベットのVを横に倒して細く伸ばした様になっています。我々は、このタイプの蜃気楼を“V字型(3像型)”の蜃気楼とよんでいます。

2009年6月25日(木)16時25分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房英夫会員)

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