2015年04月04日に発生した上位蜃気楼(2015年度観測第2号)

 

琵琶湖大橋最高部周辺の蜃気楼 東岸(草津市烏丸半島周辺)の蜃気楼 | |“Z字”になる橋と比良山の変化1

西岸(大津市堅田)の蜃気楼と比良山の変化||比良山の変形||分裂する琵琶湖大橋(西詰)と西岸の蜃気楼

“Z字”にる橋と比良山の変化2||横倒しの“V字型”になる橋||橋脚支持台(フーチング)の蜃気楼

琵琶湖大橋の下部と比良山の蜃気楼||板塀状になる湖面の蜃気楼

  
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■ 2015年4月04日(土)に発生した上位蜃気楼
    
   今日の天気は、晴れではなく曇りのち雨との予報でしたが、朝から暖かく曇り空から太陽が出た
  りしていました。上位蜃気楼がでるかも・・・という期待をいだいていつもの観測地点(なぎさ公
  園おまつり広場)に向かいました。その途中で、蜃気楼が発生との連絡を受けて期待に胸を膨らま
  せました。到着すると、なんと!十数km遠方の琵琶湖大橋が、肉眼で見えるという好条件でし

  た。
   駐車場に車を止めて、撮影機材を用意している間に湖上を見ると、琵琶湖大橋にダイナミックな

  変化が急速に起こっておりました。この日は、東西の湖岸の広範囲に蜃気楼が現れることはありま
  せんでしたが、琵琶湖大橋の後方の比良山や湖面の蜃気楼が長く続きました。おそらく、北湖でも
  大規模な蜃気楼が発生していたのではないでしょうか?
   今年初めて、自分自身の目で見る蜃気楼が、湖上の大気の透明度がいい状態で見ることが出来て

  非常に幸運でした。今回発生した蜃気楼の画像を紹介します。

 

 

■ 琵琶湖大橋最高部周辺の蜃気楼
   
Web8766_BridgeChenge04_15040413h41m.jpg (140305 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。琵琶湖大橋の最高部周辺が蜃気楼となって、橋梁の左右が屈曲して見えます。この変化は、琵琶湖大橋の東側の橋梁が急に太くなりだしたと思ってから急速に橋の最高部周辺に変化が写りました。この間1分程度でした。また、よく見ると画像の中央の橋脚後方の山(比良山)の裾野が角状に変形しています。

2015年4月04日(土)13:41、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)

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■ 東岸(草津市烏丸半島周辺)の蜃気楼
  
Web4756_KarasumaItabei01_15040414h00m.jpg (145142 バイト)
 この写真は、撮影地点から東方向約十キロメートル先に位置する草津市烏丸半島周辺を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段の画像の中央から左にかけて、湖岸の上空に薄っすらと線状のものが現れています。これは、その下の風景の反転像ができ初めているところです。また、画像中央から左に見える湖岸の後方の木々が伸びています。この様子がそのまま進行すれば、湖岸に高さがそろった水平一直線状の壁状のもの(=通称、板塀状の蜃気楼)ができることがあります。

2015年4月04日(土)14:40、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ “Z字”になる橋と比良山の変化1
   
Web4775_Bridge&Mt01_15040414h36m.jpg (147092 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。琵琶湖大橋の右(東)側がアルファベットの“Z”の様に変形しています。この部分は、元の橋(1像目)と反転像(2像目)、更にその上に正像(3像目)が生じた3像型の蜃気楼となっています。下段の画像の中央、琵琶湖大橋の後方に山(比良山)の裾野が水面に没して見えますが、上段では水没した裾野周辺の上空に、反転した裾野が見えており、ワニが口をパックリ開けたような姿に変形しています。この部分は2〜3像型の蜃気楼になっています。因みに、変形して見える山の一部は、観測地点から40km以上離れた所なので、通常(10km前後)の蜃気楼に比べて、遠方の蜃気楼といえます。蜃気楼の発生・非発生にかかわらず、ふつう琵琶湖大橋でも観測地から霞(かす)んで見えにくいのですが、この日は更に遠方の比良山間で見えたので、湖上の透明度が非常に高かったことがうかがえます。

2015年4月04日(土)14:36、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 西岸(大津市堅田)の蜃気楼と比良山の変化
Web4777_KatataItabei01_15040414h37m.jpg (143822 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋の西側を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。下段の画像中央見える湖岸の建物(杢兵衛造船所)から左の風景が上段の画の画像では、(造船所の上部に反転像をともないながら)高さが水平一直線にそろって見えています。この光景は、上位蜃気楼でよく見られる典型的な蜃気楼像です。我々は、“板塀状の蜃気楼”と呼んでいます。この“板塀状”の光景は、肉眼で上位蜃気楼を発見する目印になります。

2015年4月04日(土)14:37、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 比良山の変形
Web4779_Mt-Hira01_15040414h39m.jpg (140623 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋の最高部から右(東)側を撮影したものです。橋の後方には、比良山が見えています。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段の画像では、琵琶湖大橋の一部が太くなって見えます。この部分は、元の橋の一部が伸びているのです。更に注目すべきことは、橋の後方に見える比良山の裾野に角状のものが2本見えます。これは、山の裾野のが2ヶ所で上方に反転しているためです。

2015年4月04日(土)14:39、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 分裂する琵琶湖大橋(西詰)と西岸の蜃気楼
Web4780_Bridge-W&Katata01_15040414h39m.jpg (139816 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋の西側(西詰)周辺を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段の画像では、琵琶湖大橋の橋梁が“V”字型に分裂して見えています。また、その左の湖岸の風景には伸びや上方反転像が見えています。

2015年4月04日(土)14:39、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ “Z字”にる橋と比良山の変化2
  
Web4783_BridgeZ01_15040414h47m.jpg (143399 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋の最高部から右(東)側を撮影したものです。橋の後方には、比良山が見えています。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段の画像では、琵琶湖大橋の最高部周辺が水平になり、その右側では橋の一部が見事な“Z”字型に変形しています。この部分は3像型の蜃気楼です。また、橋の後方に見える比良山の裾野も先に紹介した蜃気楼像と異なった変形をしており、観測地点からは、ふだん水平線の下に隠れて見えないはずの比良山の裾野が蜃気楼となって見えています。

2015年4月04日(土)14:47、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 横倒しの“V字型”になる橋
  
Web4784_BridgeV01_15040414h53m.jpg (141714 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋の東側を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段の画像では、琵琶湖大橋の橋梁が横倒しの“V字型”に分裂して見えます。この部分は3像型の蜃気楼です。上段の画像の右側にヨットが見えますが、その後方には走行する車が蜃気楼となって、上下対になって見えたり、ビルの様になって見えています。

2015年4月04日(土)14:53、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 橋脚支持台(フーチング)の蜃気楼
   
Web4785_Footing01_15040414h53m.jpg (139217 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋の東側を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。下段の画像では、琵琶湖大橋の橋脚と湖面の間にかすかに橋脚支持台(フーチング)が見えていますが、水位の関係で観測地から水平線の下に隠れて見えないことが多いのですが、上段の画像をみると、はっきりと水平線の上に黒い線状になって見え、更にその上にも同様のものが見えています。この上方に生じた橋脚支持台の蜃気楼の間にグレーの帯状のものがつながって見えています。これは、湖面のが上方に反転して現れたものです。これらは普通、水平一直線状に生じて見えますが、面白いことに、この反転像をともなう橋脚支持台の蜃気楼は左から右方向に、右上がりに生じていくように見えるています。

2015年4月04日(土)14:53、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 琵琶湖大橋の下部と比良山の蜃気楼
   
Web4795_Footing&Water01_15040414h59m.jpg (138631 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋の最高部から西側を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。画像の中央の橋脚の橋脚支持台(フーチング)が、先に紹介したものよりも太く蜃気楼となって現れています。この画像中央の橋脚から左に見える大津市堅田の湖岸は、不鮮明な板塀状の蜃気楼になっています。また、画像中央の橋脚から右方向の湖面と後方の比良山の裾野が複雑な蜃気楼像を作り出し、例えようのない変化をしています。

2015年4月04日(土)14:59、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 板塀状になる湖面の蜃気楼
  
Web4800_Bridge&WaterIta_15040415h15m.jpg (137532 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋の最高部周辺を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。琵琶湖大橋は全体的に高く水平になって見えています。画像の左に見える建物(杢兵衛造船所)は反転像をともないながら伸びています。また、橋の後方の湖面が大きく伸びて水平一直線の白い帯状になって見え、ふだんは湖面から上に見える後方の比良山部分や水平線に隠れて見えないはずの部分が上方に押し上げられたように見えています。

2015年4月04日(土)15:15、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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