2016年04月23日に発生した上位蜃気楼(2016年度観測第4号)

<2016年4月27日更新>

 

2ヶ所で屈曲する東側の橋梁 | |倒立する橋脚台(フーチング)と造船所周辺

横倒しのV字型になる琵琶湖大橋| |板塀状の蜃気楼となる東岸

烏丸半島港周辺の蜃気楼

  
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■ 2016年4月23日(土)に発生した上位蜃気楼
  
   先週に引き続き、今日も南湖で蜃気楼が発生しました。北湖のある北小松や明神崎の湖岸
  からも蜃気楼が観測されたとの連絡もありました。
   今回は、琵琶湖大橋の東西の橋梁が同時に屈曲しませんでしたが、東側の橋梁の2ヶ所で
  屈曲が見られました。また、観測地からふだん見えない琵琶湖大橋の橋脚台(フーチング)
  2〜3像の蜃気楼となって現れたり、守山市赤野井から山賀方面の湖岸を走る車が伸びたり、
  2〜3像の蜃気楼になるなどしました。
   湖上の見通し(視程)は、始め良好で14Km遠方の琵琶湖大橋が肉眼で見えていましたが、
  14:09頃から徐々に霞んできて、15:00以降は9Km以上先の湖上や湖岸は双眼鏡でも見え
  難くなってきました。この日も前回(4月16日)に引き続き、湖上の見通しのいい時にビデオ
  で割合鮮明に撮影することができたので幸運でした。(通常、比較的鮮明な状態の蜃気楼
  をビデオで撮影できる回数は、1回/年程度です。)


  

 

 

■ 2ヶ所で屈曲する東側の橋梁
   
web_16042313h48m_Zigzag_616.jpg (112572 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約14km沖合いに位置する琵琶湖大橋の東側を撮影したものです。上段の画像が蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。
 下段の画像で見る通り、東側の橋梁は通常、湖面に接するかのよう見えていますが、蜃気楼となった橋梁はおよそ3倍以上の高さに伸びています。また、橋梁は画像の左側で屈曲、右側から真中にかけて大きく屈曲しています。

2016年4月23日(土)13:48、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 倒立する橋脚台(フーチング)と造船所周辺
   
web_16042313h58m_Footing01_.jpg (108450 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約14Km沖合いに位置する琵琶湖大橋の最高部周辺を撮影したものです。上段の画像は蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。
 地球が球形をしている為に、遠方の物体は遠方になるほど水平線の下に隠れて見えなくなります。琵琶湖大橋の橋脚台(フーチング)は湖面から約2mほどの高さのある台形状のものです。ふだんは、撮影地点から橋脚台は水平線に隠れて見えません。上段の画像では、橋脚台が3像型の蜃気楼となって見えています。
 下段の画像の左側(琵琶湖大橋西詰の下方)にみえる建物は杢兵衛造船所です。上段の画像では、造船所が蜃気楼となって原型を想像できない変化をしています。また、造船所とその右の橋脚の間には、水平線に隠れて見えない陸地が反転して空中に浮かんで見えています。
 湖面と橋梁の間に見えるグレーの帯状のものは、湖面が蜃気楼となったものです。

2016年4月23日(土)13:58、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 横倒しのV字型になる琵琶湖大橋
   
web_16042314h17m_V01_6191.jpg (113998 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約14Km沖合いに位置する琵琶湖大橋の東(守山市)側方面を撮影したものです。上段の画像は蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。
 上段の画像では、琵琶湖大橋が通常よりも高く伸び上がり途中から“横倒しにしたV字型”となって細長く画面の右へ続いています。この部分は橋梁が3像型の蜃気楼になっています。

2016年4月23日(土)14:17、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 板塀状の蜃気楼となる東岸
   
web_16042314h13m_MoriyamaItabei_6183.jpg (109219 バイト)
 この写真は、撮影地点約14Km遠方の東岸(守山市今浜町〜木浜町方面)を撮影したものです。上段の画像は蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。
 下段の画像と蜃気楼となった上段の画像と比べるとビル群の上部は、ほぼ同じですが・・・よく見るとビルの窓の間隔が不均等になって歪んでいます。また、湖岸から割合低い部分(樹木、建物など)は全体的に高く伸びて高さが水平一直線状にそろって見えます。この帯状のものを我々は“板塀状の蜃気楼”と呼んでいます。この板塀状蜃気楼は、上位蜃気楼発生時によく見ることができます。単に伸びているだけでなく、タワーリングや2像、3像型の蜃気楼が複合して現れています。湖上の大気の見え具合がよければ、肉眼でも対岸の風景の高さが不自然にそろっている様子が分かりますから、上位蜃気楼の発生の有無の目安になります。

2016年4月23日(土)13:58、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 烏丸半島港周辺の蜃気楼
   
web_16042314h14m_KarasumaBit_6187.jpg (107137 バイト)
 この写真は、撮影地点から約9Km遠方の烏丸半島港(草津市)を撮影したものです。上段の画像は蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。
 下段の画像の湖岸付近に微かに見える“黒い点”のものはビット(船舶係留杭)です。港の後方には芝生の公園が広がっています。上段の画像では、ビットや後方の芝生を含む地面が伸びたり、2〜3像となって見えています。まるで、湖岸に巨大な“鉄格子”があるかのように見えています。

2016年4月23日(土)14:14、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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