猪苗代湖で発生した上位蜃気楼03(福島県)
(上位蜃気楼と下位蜃気楼の混在型)
(Updated 2003/08/01)

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上位蜃気楼発生日の様子

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■ 猪苗代湖でも出現した上位蜃気楼と下位蜃気楼の混在蜃気楼
   
  福島県の猪苗代湖でも、魚津(富山湾)や琵琶湖(滋賀県)と同様に上位蜃気楼が毎年同季節に発生
 することが最近、星弘之(福島県在住)さんの観察から判明しました。その上、今まで琵琶湖でしか発生
 例がなかった「上位蜃気楼と下位蜃気楼」の混在蜃気楼が発生しました。大変珍しいことだと思います。
  この報告も前述の星さんからのもです。今年(2003年)は魚津や琵琶湖の方ではヘイズの影響などで
 例年になく、湖(海)上の大気の透明度が悪い中、猪苗代湖では湖上の大気の透明度がいい状態で上
 位蜃気楼が発生しています。大変興味深いことです。

 

M050409_1-w600.jpg (24578 バイト)

2003年5月2日(金)に発生した上位・下位の混在型蜃気楼01

 混在型の蜃気楼写真(上)とそれに対応する実景写真(下)を見れば一目瞭然です。実景の湖岸が蜃気楼化により太くなっていますが、その上下に注目!太くなった対岸の上方は、建築物が伸びたり、一部上方倒立して見えます。また、上位蜃気楼の特徴である「風景の高さが水平一直線状になった」板塀状態になっています。一方、太くなった対岸の下部には、建築物が下方倒立した様子がうかがえます。

撮影:星 弘之氏

 

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M050411_1-w600.jpg (24540 バイト)

2003年5月2日(金)に発生した上位・下位の混在型蜃気楼02

 この写真も前出の混在型の蜃気楼写真と同様ものです。上位蜃気楼(元の物体が上方に変化するタイプ)と下位蜃気楼(元の物体の下部に蜃気楼像ができるタイプ)が混在している証拠は、実像と書かれた画像の中央からやや左に「右下がりの3本ラインの屋根」とその上部の蜃気楼写真と比較すれば分ります。蜃気楼化した写真では問題の屋根が高く上方に伸びていることが分ります。つまり、上位蜃気楼です。一方、湖面すぐ近くにも「3本線の入った白い屋根」が見えています。この3本線に注目!実景では「右下がり」だったのに対して、この部分は「右上がり」に見えます。これは元の物体の下方倒立像だということがわかります。つまり、この部分は下位蜃気楼です。

撮影:星 弘之氏

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■ 発生当日の様子
   
  この蜃気楼を観察・撮影した星 弘之さんからいただいた当日の気象状況等です。
  (メールから抜粋しました)
 2日は朝から天気が良く気温が上がりそうとの天気予報であった。
観察地点に行くと周囲の風景は一部分を除いてガスっていて、フィールド
スコープで湖岸をスキャンすると上位と下位の混在した蜃気楼であった。

添付画像説明
  1.蜃気楼画像撮影位置は実景より約70m移動。 (上位・下位の混在型蜃気楼01)
   2.蜃気楼画像撮影位置は実景より約70m移動。 (上位・下位の混在型蜃気楼02)

天候 快晴で薄い雲があった。
観察時間 9時30分から13時00分

10:30 水温 10度 気温 10度 風速 1〜2m(体感) 
11:00 水温 10度 気温 13度 風速 2〜4m(体感) 
12:30 水温 10度 気温 18度 風速 2〜4m(体感) 

11時以降は風が強くなり湖面も波だって来た、風が収まる気配が無い為、13時にあきらめて帰宅する。

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