凸レンズ状になる橋(Updated 2014/02/09)
(琵琶湖大橋が東西で消失し、幻の橋が下方に現れて見えます。)

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琵琶湖の下位蜃気楼MENU


 

 浮島現象は蜃気楼の一種で、下位蜃気楼とよばれ、通常“蜃気楼”とよばれる上位蜃気楼と区別されます。国内外で一年を通じて、発生しやすく、像変化も“下方倒立像”を伴うか“下方に伸びた像”が見える単調なものです。よく珍しい蜃気楼=上位蜃気楼と混同されるので、蜃気楼に対する誤解の原因の一つになっていると思われます。とは言え、蜃気楼を初めて見る方は、上位や下位の区別よりも蜃気楼像を実際に見てみたい!と思われているはずです。
  ここで紹介する琵琶湖大橋の下位蜃気楼像は、他の地域で見ることができるものと一味違います!本当に面白いです。実際に、琵琶湖大橋の下位蜃気楼を観て、蜃気楼現象に興味をもっていただき、本来の蜃気楼である上位蜃気楼(春先〜初夏に発生する珍しい蜃気楼)を見て楽しむ下地になれば・・・と思っています。


                  

 

 

←西側                              東側→
20110922_BiwaBridge.jpg (104959 バイト)

凸レンズ状またはUFO状になる琵琶湖大橋

 この上下2段組みの画像は、なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)から北北東約12km沖合いに見える“琵琶湖大橋”を撮影したものです。上段の画像が下位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する実景です。撮影地点から見て、画像の左側が西、右側が東です。
 下段の実景と比べると、琵琶湖大橋の両端の橋梁が途中で消失したように見えます。また、消失したように見える部分より内側には、水面に映ったかのような
幻の橋(下方倒立像)が見えています。全体として、琵琶湖大橋が水面に浮かぶ“凸レンズ”状の物体または“UFO”の様な姿に見えます。10倍程度の双眼鏡で眺めると、橋梁が消失したように見える部分を境に、橋を走行する車が空中から突然現れて上下2つに分裂して走行して見えたり、逆に上下2つに分裂した車が空中に消えて行くように見えます。非常に面白い光景を楽しむことができます。
 下位蜃気楼は全国各地で見られ、変化に乏しい像ですが、観察地点から最適な距離に、アーチ(弓)型の琵琶湖大橋が存在するおかげで、橋が凸レンズ状に見えるとともに、橋を走行する車が分裂したり消失したり・・・と動的変化をともなう面白い下位蜃気楼となります。この蜃気楼は一年を通じて発生しやすく、湖上の空気が澄んだ秋冬に発生すると人目に付きやすくなるので、秋冬だけに見られる現象だと勘違いされています。
 橋の左右が同時に下方倒立する場合は、湖上に強い寒気が流入した場合や冷え込みの厳しい夜間です。通常は、東側の橋梁のみが下方倒立(幻の逆さまの橋)をともなって見えることが多いようです。この蜃気楼は、一度発生すると長時間持続するので蜃気楼観察の入門として最適な蜃気楼といえます。

撮影者:房 英夫会員/撮影:2011年9月22日

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