水辺の環境とレジャーを考える全国連絡会シンポジウム
水辺の環境とレジャー規制を考える
〜琵琶湖ルールの功罪、賢明な利用にはなにが必要か?〜
水上バイクやバスつりなど一部レジャーに伴う水辺の環境被害を食い止めるため、
全国に先駆けて琵琶湖ルール(琵琶湖レジャー利用適正化条例)が施行し3年目の
夏を迎えますが、一部の地域で不適切なレジャー利用者が減少することもありました
が、
取り締まり体制の不備のためほとんど地域では実効性が乏しい状況にあります。
車両の侵入を止めた本栖湖や水上バイク禁止の方針を決めた支笏湖など各地での
取り組みや被害状況の情報交換を行うとともに、琵琶湖ルールのその実効性について
検証し、全国の水辺を対象とする国レベルでの法規制の必要性について検討する
とともに、残すための賢明な利用あり方について考えます。
日時:2005年 9月11日(日)
11:00−12:00 現場を見る(大津市柳が崎、航行規制水域ほか)
13:30−17:00 連絡会シンポジウム
場所:AM琵琶湖柳が崎+PM滋賀県立スポーツ会館(TEL077-522-0301 JR西大津駅5
分)
http://www1.biwakosportsnow.or.jp/spokan/access.htm内容:
第1部
”現場を見る” (11:00−12:00)
集合:大津市柳が崎 びわ湖大津館 前 11:00
(TEL/077-511-4180JR西大津駅15分)
http://www.biwako-otsukan.com/2004/access/index.html (内容)水上バイク、バスつりの現状を現場で見る
第2部 連絡会 (勉強会:情報交換、意見交換) :滋賀県立スポーツ会館
@水辺利用の適正化への各地の取り組み (13:30−14:30)
本栖湖 水上安全指導員 渡辺浩司さん、長良川、支笏湖、兵庫、福井 ほか各地
鎌倉、淀川、野尻湖、兵庫、福井他に参加を呼びかけ
(内容)地域の利用適正化にむけた地域協議会等の状況、行政の動き
琵琶湖ルール施行後の変化(近隣府県への被害移動状況)
A検証報告「施行後3年を経たレジャー利用適正化条例の功罪」(14:40−15:00)
びわ湖自然環境ネットワーク 井上哲也
(内容)琵琶湖の現状と実効性に欠ける琵琶湖ルールの検証と条例改正のポイント
B賢明な水辺利用への意見交換 (15:00−17:00)
コーディネーター: 寺川庄蔵 (滋賀県レジャー適正化審議会委員、FLB代
表)
参加者:各地からの参加者、行政、自然保護団体
参加呼びかけ先・
滋賀県・環境省自然保護事務所・国土交通省淀川河川事務所
・ 日本野鳥の会 ・県内被害地域関係者 (近江舞子南小松地域協議会ほか)
ほか
自然保護団体関係、議員関係
主催:水辺の環境とレジャーを考える全国連絡会
(事務局:
FLBびわ湖自然環境ネットワーク)
参加申込: びわ湖自然環境ネットワーク事務局長 井上哲也
TEL:090-3820-8888 E-Mail:
ttmm@mx.biwa.ne.jp びわ湖自然環境ネットワークホームページ:
http://www.geocities.jp/flbiwa/市民がつくる琵琶湖を守るためのレジャー規制条例案
http://www.biwa.ne.jp/~t-shozo/biwako.htm
(参考)
平成15年度 環境省 NGO/NPO・企業環境政策提言
★優秀に準ずる提言(注目に値する提言)
「行き過ぎたレジャー活動から全国の水辺を救う法規制の整備と環境回復」
びわ湖自然環境ネットワーク ・・・提言内容は↓
http://www.geic.or.jp/geic/partnership/teigen/h15/pdf/20148c_1.pdf 今回のシンポジウムは提言実現に向けた情報交換・連携・協働の取り組みです。
2004年連絡会記事
水域環境保全全国連絡会が発足
本栖でシンポ レジャー規制検討も
http://www.fujisan-net.jp/news_main.php?news_num=2139
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
****水辺の環境とレジャーを考える全国連絡会****
名称:水辺の環境とレジャーを考える全国連絡会
目的:やすらぎのある水辺を守り、次世代へ引き継ぐこと
目標:(1)自然へ配慮を欠いたレジャーを禁止および制限するための法整備の実現。
(2)有効な予防的措置となる仕組みの確立。
(3)レジャー利用者に対する教育・広報活動の展開。
(4)適正なレジャー利用のための行政、レジャー利用者、事業者の責任の明確化
組織:各地の市民、NGO、行政担当者、専門家からなる緩やかな組織とする。相互に
情報交換を行い、共通の目標に対しては共同で取り組む
活動内容:
全国レベルでの活動
・情報・意見交換、交流、共同行動
・法制化のための関係官庁、政党、国会議員への提案、業界団体への要請
・市民、利用者への正確な情報発信
・行政、議員等との勉強会の実施
・やすらぎのある水辺環境と安全かつ健全なレジャー利用のためのビションづくり
地域レベルでの活動
・ 全国への情報発信
・ 地方行政への成功および失敗事例等の情報提供、レジャー利用者への啓発
・ 行政、議員等との勉強会の実施
・ 条例改正・制定要求、政策提案
・ 地域の関係者よる協働でのやすらぎのある水辺環境と安全かつ健全な
レジャー利用のビジョンづくり