児童公園で多いけが

児童公園で多いけがとは何か


お母様方くれぐれも子供から目を離さないように!

都会の団地やマンションでは、自宅の部屋が狭くて、どうしても児童公園などで子供を遊ばせるようになちます。児童公園で遊ぶ子供にどんな注意をしたら良いのでしょうか。さっそく見ましょう。


  1. すべり台での事故

    すべり台では頂上に昇る階段からの転落事故があります。一般に幼児は成人と違って骨が未だ未発達の軟骨の状態にありますので、たとえすべり台の頂上から落ちても成人のようにねんざや骨折の心配はまずありません。すぐに泣き止んで遊び出したら様子を見ててもかまいません。

  2. シーソーでの事故

    シーソーでは尾底骨を強打することがありますが。これも時間が経ち、痛みが取れれば心配ありません。 ただ、シーソーと地面の間に挟まると大事故になりますので、5歳児前の小さな内は母親がだっこをして遊んだ方が無難です。

  3. ブランコの事故

    ブランコは振り子運動ですので、加速されるとかなりの運動量になり、思わぬ大事故になることがあります。例えば、ブランコからすべり落ちて尻餅をついた所に戻ってきたブランコの横木が後頭部にぶつかって、腦内出血を起こした児例があります。又、2〜3mの高さから加速度を増したままブランコから落下、地面に強く叩きつけられると、頭部や腹部内の臓器が破損されて重症となる可能性もありますので、幼児の内は余り高く抛り上げないように注意してください。

  4. 箱型ブランコの事故

    4〜5人で乗る大型の箱型ブランコは比較的安全ですが、幼児が乗っていたところに、小学生が相乗りし、高くこぎだして、怖がった幼児が転落して、箱型ブランコと地面の間に挟まって死亡した例もあるので、とにかく目を離さないことです。

  5. 低鉄棒での事故

    低鉄棒では頭部や胸部からの落下事故がありますが、低鉄棒位の高さなら、打撲傷程度で大事に到ることはありません。子供の体は柔らかいので、まず心配ありません。

  6. ジャングルジムでの事故

    ジャングルジムからの落下ですが、足や手から落ちた程度なら心配ありません。頂上から頭を下にし直接アスファルトなどの地面に落下した時は、少し心配です。赤い顔をして直ぐ泣きだし、その後普段と生活態度が変わらなければ心配ありませんが、青い顔をして泣かないとか、激しい頭痛を訴えるとか、吐くとか、生あくびをする場合は外科医を受診する必要があります。

  7. 砂場での事故

    砂場は事故は殆どありませんが、近所の飼い犬や野良猫の糞がありますので、砂場では幼児に手を口に持っていかないように注意しましょう。

    いづれにしろ、幼児の内は母親は子供から目を離さないのが肝要です。

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