道は必ず拓かれる -出来ると信じ、出会い、語らい、高め合おう-
TOP
基本方針
活動報告
委員会
青年会議所とは
組織図
公開資料
リンク
新入会員募集
お問い合わせ

(社)高島青年会議所 2012年度理事長所信

第45代理事長 福井 毅

〜豊かなふるさと〜

 1968年、「明るい豊かな社会」という大きな目標を胸に、高島の地に青年会議所が誕生しました。以来44年、まちづくりに決してゴールはありませんが、私たち(社)高島青年会議所は未知の希望あふれる地平を目指して着実な歩みを続けてきました。
 時代が変遷する中で人々が求める「豊かさ」の中身は変化してきました。大局的には物の豊かさから、心の豊かさへと移り変わりました。そして個人の自由が重視される中、公共的な価値が軽んじられ、人間関係の希薄化が進みました。
 しかし2011年3月、日本を揺るがす未曾有(みぞう)の大災害を契機として私たちの心のありかたは大きく変化しました。個人の自由を謳歌(おうか)していた人々が、人との「つながり」や「きずな」に価値を見出し、感謝し、「つながり」や「きずな」が生み出すあたたかなめぐみを何物にも代えがたい「豊かさ」として感じる心情が生まれました。そしてまた、多くの人々の声なき声であった「ふるさとへの思い」が顕在化しました。それぞれがふるさとに心熱くなる思いで向き合い、互いのふるさとへの思いに共感できる機運が生まれました。
 私たちの住むたかしまは、里山環境の中で育まれたおだやかな風土と「お互いさま」「おかげさま」の精神を受け継ぎ、人々のつながりが息づくあたたかなふるさとです。私たちはあらためて私たちを包み込むたかしまの大いなる「豊かさ」に気づかされ、ふるさとへの愛情をさらに強くしました。



〜たかしまの心をひとつに〜

 私たち(社)高島青年会議所は現在、中期ビジョン「新・高島人(たかしまびと)構想」に基づき活動しています。中期ビジョンに基づく4年間の取り組みは、市民の高島への思いを深め、まちづくりに自発的な参画を促し、市民の思いと思いをつなげて大きな力とするなど大きな成果をあげてきました。市町村合併により高島市が誕生して7年が経つ現在、多くの市民の中に旧町村の枠を越えてたかしまを総体として良くしたいという思いが広がり、活発な市民活動も熱心に行われています。
 中期ビジョンの最終年度となる本年、「たかしまの心はひとつ」を旗頭として市民参加によるまちづくりをさらに推進し、中期ビジョンの集大成を目指します。市民のたかしまへの深い愛情を(いしずえ)とし、市民同士が垣根を越えて互いの良さやちがいを(たたえ)、多様な個性が十分に発揮されることでたかしまの豊かな力は力強く昇華し、市民同士の「きずな」はさらに強く結ばれ、みらいのたかしまへの確かな一歩を刻むことができると確信しています。

 また、私たちが提唱する「市民の日」についても、たくさんの活動団体や市民の方々と共に5回にわたり「たかしま市民まつり」をつくりあげることで「たかしまを想う心」を体現し、多くの市民の思いを結集する取り組みとして大きな成果をあげています。市制化から10年に向け、「市民の日」をさらに強力に推進する為に、高島市誕生をきっかけとして動き出した状況の変化を踏まえつつ、たかしまの全市民にとってより意義深い「市民の日」の構築に向け、今後の展望を描いてまいります。



〜変わるもの、変わらないもの〜

 青年会議所に集う私たちは、それぞれの家庭において、会社において、そして地域において責任世代としてみらいへの担いを問われているとの自覚を持って活動しています。また、それぞれの家族、そして私たちのふるさとのみらいは、私たちの絶え間ないチャレンジの結果であるという気概を持って活動しています。しかし、チャレンジと言ってもやみくもに目先の変化を求めているわけではありません。
 変えてよいものと変えてはいけないもの。たかしまのあたたかな風土、市内各地に息づく人々の営みから生まれた地に足の着いた文化は時代を経ても変わらぬたかしまの宝です。また、私たち
JCが「明るい豊かな社会」を目指すという存在目的は変わらないものです。しかし、たかしまの宝を守り未来に向けて発展させる取り組み、私たちJCの思いを実現する為に駆使するアイディアや行動は臨機応変でなければなりません。
 時代により価値は大きく変化し、その時々で争点も変わります。しかし私たちは状況の変化に押し流されることなく、目を凝らして始原を見つめ、現在を照らし合わせて未来を見据え、柔軟で力強い英知と大きな情熱でさらに豊かなたかしまの未来を切り開いてまいります。



〜“AND”の建設的なスタイル〜

 困難なことはむしろこれを歓迎し、議論を尽くし、二つの相反する考え方を同時に受け入れながら昇華・発展させ、率先して行動するのがJCの建設的なスタイルです。時として「ABか」という選択的な解決を求めがちですが、そうではなく「ABも」という創造的解決を追い求めます。
 仕事か
JCかではなく、JC活動を積極的に行うことを通じて私たちは仕事も充実させることができています。個人の自由か社会の公共性かではなく、個人の自由と社会の公共性を協和させる道を探ります。虫のよい理想に聞こえるかもしれませんが、強い意志を持って臨めば創造的解決は可能だと考えますし、創造的解決なくしてみらいは切り拓くことはできません。私たちはこれからも自分自身の可能性を、ゆたかなふるさとのみらいを“AND”の建設的なスタイルで切り開いていきます。


〜思いは必ず伝播(でんぱ)する〜

 まちづくりはたくさんの思いを集めて、たくさんの力を結集させなければ成しえません。JCメンバーは深い信頼関係と強い友情で結ばれた骨太の組織です。しかし、私たちがみらいを創造し続けるためには、共に行動するさらに多くの仲間が必要です。
 私たちと同じ思いを持った仲間が必ずたくさんいると信じています。私たち自身がまちへの思いを本気で語り、本気で行動することで多くの仲間に出会えるものと思います。私たちの本気は大きく波及し、まわりの元気、やる気を引きだすものと信じています。その為にも私たちはさらに多くの人と会い、思いを交感し、共に考え、そして率先して行動してまいります。
 思いは必ず伝播(でんぱ)し、互いに信頼関係が生まれ、強く思うとき互いが共鳴し、必ず光明が見出されると信じています。われわれはときとして、証明はできなくとも必ずできるとの信念を持ってとりくまなければなりません。


〜ふるさとへの感謝、みらいに向けて〜

 たかしまを思うとき、心は休まり、ほっとした気持ちに包まれる。この私たちのふるさとのみらいは私たちの手の中にある。立場を越え、私たちを取り囲むすべてのものに感謝し、共に考え、共に行動しよう、みらいの子ども達が私たちと同じ様に、あたたかな気持ちでふるさとに出会えるように。それが私たちにとって何物にもかえがたい喜びであり、みらいへの最高の贈りものになると信じています。



基本方針

1.会員の拡大、及び会員相互の交流と資質の向上
   〜会員相互の信頼、友情をより強固なものとし、会員拡大と個々の資質の向上を目指す〜

2.
たかしまハーモニーアイランド構想及び「新・高島人(たかしまびと)構想」に基づく、まちづくり運動の推進
   〜中期ビジョン「新・高島人(たかしまびと)構想」の集大成となるまちづくり活動を実施する〜

3.「市民の日」の推進
   〜「たかしま市民まつり」の実施及び市制化10年を視野に入れた「市民の日」の検討を行う〜

4.新・公益法人法への対応
   〜新法への対応と、新法への対応を契機として組織のあるべき姿の確認と検証を行う〜

5.次なる中期ビジョンの策定
   〜「新・高島人(たかしまびと)構想」の振り返りと次なる中期ビジョンの検討を行う〜



2012年度高島JCスローガン


     道は必ず(ひら)かれる!!

−出来ると信じ、出会い、語らい、高め合おう−