帰 郷
詞/曲 下山田勝彦
日溜まりの中へ還ってきた君 眩しそうに歩み寄ってくる
力無く歩くその足許には 切れた鎖絡みついてる
夢を託し 夢に魅かれて
都市(まち)へ君が行ったあの日から
君を信じ 僕は願った
君が夢を捕まえるのを
けれども都市(まち)の煙に汚れ そして君は夢に破れた
キラキラ光るガラスの破片に 君は傷つき夢に破れた
君にはどうだい?故郷の町は 変わってるかい?あの頃と
全てが今は懐かしいだろう ずっと此処にいていいんだよ
君の頬に涙流れて
君の胸の重さ伝えてる
心配などもう要らないよ
過去の君はもう居無いから
翔び立つ鳩がアナウンスが 還った君を迎えてくれた
此処でお泣きよ僕の胸で 悲しみ全て涙で流そう
何もかもがうまくいくもんじゃない。それは分かっていても人は可能性に賭けるものなんだよね。そしてその前には必ず現実が立ちはだかるっていうか。そうした失意の中で、やさしく迎えてくれる人がいたなら、人はまた新たな旅立ちにエネルギーを蓄えることが出来るのかも知れないね。
この曲の全てはホントは一言で表現できる。それは、「お帰り。」。
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