湖の街にて
詞/曲 下山田勝彦
あなたに抱かれて 静かにこの時を過ごしていたい
春霞 湖の些々波(さざなみ) あなたのシルエット
遠くに滑りゆく カタマラン
あぁこの胸の高鳴りは あなたへの恋かしら
一言も話さないまま湖を観てるあなたの姿が
たまらなく 愛しい
あなたに抱かれて 静かにこの時を過ごしていたい
湖を行く船の上から あなたへメッセイジ
エンジンの音に消えた「愛してる」
あぁこの胸に燃え上がる あなたへの想いは
どこまでも届かないほど 遠い遠い遠い あぁ
深い深い深い あぁ
たまらなく 愛しい
あなたに抱かれて 静かにこの時を過ごしていたい
あなたを抱きしめて 静かにこのまま過ごしていたい
春先に浜名湖へ行って、遊覧船に揺られながら作った歌です。残念ながら恋人と行ったのではなく、友達とだったけど、何となくラヴ・ソングにしたくてこんなんになりました。
F#メジャーのアップテンポな曲は、僕にはおおよそ似合わないけど、暗い曲や大人しい曲ばかりじゃ飽きるから、アクセントにするつもりでした。
なお、カタマランというのはヨットの1種。1枚セイルで双胴のタイプです。元ヨットマンの僕はその頃この種の艇を「ふたまた級」と呼んでいました。ちなみにかつて僕が乗っていたのはスナイプ級でした。
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