旅の途中で
詞/曲 下山田勝彦
旅の途中でめぐり逢えた 小さな景色にふと涙した
そんなことが誰れにも一度はあるだろう
名前も知らない駅に ふと降りてみたくなった
そんなことが誰れにも一度はあるだろう
おそらく誰れもみな 心のどこかに
1枚のキャンバスを持っていて そして
心を動かす景色に逢う度に
少しずつそれに色を付けてゆく
そうしてそれぞれがそれぞれの思いのままに
1枚の風景画を描き続けてゆくのだろう 心の故郷を
旅は形では残らない けれども人は旅に出てゆく
心にキラリと輝く時を求めて
遠くなくても旅はできる 「何か」があればそれでいい
「来てよかった」と素直に言えればそれでいい
行き交う人々の生活(くらし)の香りや
空の高さ眩しさ 哀しさ別に何でもいい
轍の子守唄を聴き乍ら眠るもいい
名も知らぬ坂道を登ってみるのもいい
これからも俺達は旅を続けてゆくだろう
どこまでもどこまでも走り続けてゆくだろう 何かを求めて
これからも俺達は旅を続けてゆくだろう
どこまでもどこまでも走り続けてゆくだろう
これからも俺達は旅を続けてゆくだろう
この胸に感じるべき何かを求め続け乍ら どこまでも行くだろう
もどる