片恋物語

 
 
詞/曲 下山田勝彦 
 
 
 
知り合ってから 募るばかり 片想い
 
 
切実な想い 胸に秘めて
 
心の中で 炎燃やし
 
捧げる言葉も 思いつかず
 
涙が滲(にじ)んだ 旅行(たび)の途(みち)
 
 
今迄これ程 心沈んで
 
泣いたことなど なかったのに
 
伝える言葉が 咽喉(のど)に痞(つか)え
 
今夜も溜息 梅雨の時節(ころ)
 
 
明日を見つめる こともせずに
 
呆然と唯(ただ) 日々を送る
 
疎らに言葉を 零(こぼ)すばかり
 
虚ろな毎日 曇空
 
 
彼女を恋して 一人悩む
 
あいつの姿 淋しく見えて
 
俺に出来るのは ささやかに
 
見守り励まし 唄う歌
 
 
 

 

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