天仰いで
詞/曲 下山田勝彦
天仰いで 歩いてごらん
ホラ 涙もこぼれないだろう
哀しみの数が多いってことは
それだけ喜びの深さを知ってるってことさ
そう 涙を知らぬ者に喜びを語る資格はない
天仰いで 見つめてごらん
ホラ 星空が君を包むよ
そう僕はいつも この星のように
必ず君のこと 優しく見つめていてあげる
そう愛してるよ 君のことを
これだけは決して変わらないさ
天仰いで 歩き出そうよ
ホラ 幸福が君を待っているよ
天仰いで... 天仰いで...
一時、友達の一人がひどくヘコんでいたことがあって、そいつを励ますつもりで贈った唄。ラヴ・ソングと言ってしまえばそれまでだけど、行間を読んでもらいたいです。どんなに辛いときでも諦めない。そんな強さを与えてやりたかった。
詩人の吉野弘氏が「辛い」という字に線をひとつ加えると「幸せ」という字になる。なんて言っておられたが、まさにその一本の線になりたかったんです。
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